プレセッション&オープニング 嵐の予兆 さて、サンプルシナリオのリプレイ2本の公開から早一年。思えば長かった…… 幾多のデスマを乗り越えて、帰ってまいりましたアリアンロッド2Eリプレイ まずは恒例のプレイヤー・GM紹介と参りましょう。 プレイヤー1:虚穂氏 → TRPG歴やや長め、廃人度それなり(本人談)。 特技は「混沌の運迷」と 「トラップ連鎖地獄」。 近頃では、外部の人にも「魔王」と呼ばれるようになった。 プレイヤー2/神無月氏 → 渋い漢をやらせたいなら彼に言え!とまで仲間内で囁かれるほど漢キャラが似合う人物。 虚穂氏同様、最古参のプレイヤーである。 GMの中の人/九谷 → 初心者GM。 特技は「悟ったような微笑」と「諦めの境地」。 微笑を浮かべたままPCを陥れる事もあるが、基本的には善良……なはず。 割とPLに色々放り投げて「じゃ、そういうことで後はヨロシク」してしまうダメGMの見本である。 基本ルールブックのサンプルシナリオ(魔改造版)を2話ともプレイし一息。 GM担当者は、今後の方向性をどうすべきか悩んでいた。 現状、GM担当者の手元には二つの進行案 @身近な課題を片付けつつ人々と心を通わせていくハートウォーミング路線 Aクーデターシナリオから、泥沼の対妖魔戦争へ どちらも甲乙つけがたく魅力的である。 ……ならば仕方なし。プレイヤーの希望も聞いてみようということで。 九谷:次のアリアン。 少女と心を通わせるハートウォーミングな物語と、血生臭いクーデター編とお好みはどちらでしょう 虚穂:血生臭いクーデター(断言) 九谷:ヤッパソウデスヨネー。 回答所要時間0.3秒。 これはもはや悩む余地などあるまい。 エリンディルが俺に「火力を、もっと火力を」と囁いてるのは、多分これまでのエネミーの怨念とかそういうサムシング 九谷:よろしい、ならば戦争だ……あ、ちなみにそうだ。グヴェンのスタンスを事前にお伺いしたく。 虚穂:スタンスってーと、クーデター時の立ち位置ですか 九谷:アリアンルージュのクリスになぞらえると…… 神殿が明らかにおかしい、妙なことを言ってきた。どう反応します? こう、グヴェンの信条とかと相容れないよーな 虚穂:とりあえず、依頼なら拒否。ネヴァーフの信条は頑固一徹。利益より恩義、ですな。 九谷:なるほど。あとは……確か、神殿って上意下達でしたっけ。神官間の関係 虚穂:神官だとまあ、上から下はあると思いますが。相手が冒険者の場合、どーなんでしょうな。 九谷:グヴェンは本職神官じゃなくて冒険者だからその辺の拘束って弱いんでしょうか……職場:神殿ではなさげですしな。 虚穂:一応、神殿内の地位ってのはある程度意味が有るかと。冒険者じゃない神官ってのも居るわけですし 九谷:なるほど……となると、ちょっと立ち位置が難しくなりそうですな。よしよし 虚穂:明らかに不義理な事言い遣ったら、「だが断る」発動でw 九谷:うぃ。そのくらい男気に溢れている方が助かります。 虚穂:ネヴァーフってそういう種族らしいですしな。某アルデの愚王ドワーデンとかは除く というわけで、大体の事前準備は整いまして……セッション当日。 九谷→GM:さて、アリアンとすると……こちらがGMやりますか(ふむ) なお、シナリオは9割アドリブです 神無月:アリアンだとグヴェンとブレイドの2人旅か……ダメージ効率的に上級の追加スキルで組み直したい気分。 虚穂:色々増えてそうですしねぇ……w 神無月:というか、後半でサモナーにクラスチェンジ&《サモン・アラクネ》取得……までを構想に入れてたのですが、 やっぱりダメージ特化で押し通そうという結論に至りまして。 識別能力は外せませんが、ダメージコントロールはアコライトに任せたw 虚穂:庇う、治す、移す、とアコは大忙しですなw 妖魔の侵攻がひとまず収まったグランフェルデン王国 しかし、未だ残る謎は多く、前途は険しい。 王都の人々が復興にいそしむ中、パリス同盟国際会議が開催される。 ――しかし、それは新たな危難の幕開けであった。 連絡が途絶し、消息不明となった国王旗下騎士団精鋭部隊。 再開される王立図書館と王都大神殿の抗争。 謎の勢力に占拠される王城。 そして、沈黙する最強の矛、錬金大砲。 グランフェルデン王国絶体絶命の窮地に、冒険者たちの命運は如何に。 アリアンロッド2E 『黄昏の王都』 ――冒険の舞台を、護り抜くために。 GM:とゆー感じで幼女と心を通わせるハートフルストーリーを予定しております(まじ) 但し。「ハートフル」の綴りはHurtfulである。 GM:ではちょっとデータ調整の時間を取りましょうか。 敵のデータはほぼ出来ているのですが、何ぶんまだギミックが不十分なので 虚穂:クーデター止める冒険、とw GM:いえす。大体そんな感じのイメージで。 虚穂:前回までで3L、と。 グヴェン コネクション:エリス 関係:庇護 ルクと万能執事が復興に駆り出されて数日。 君も例によって例のごとくこれまでのもろもろで破壊された街を復興する作業に従事していた。 ……ところで、この後ろからついてきている幼女はいったい何なのだろう 虚穂:ヨウヂョとな GM:……庇護って「対象への庇護」でOKですよね 虚穂:普通はそうなるかと GM:うぃ。 ブレイド コネクション:アスラン 関係:協力 今日も君の同居人は本当にかわいらしい。 それはさておき。近頃アスランの職場周辺の事情がややキナくさくなってきているようだ。 彼(?)には一宿一飯の恩義がある身、ここで是非とも借りを返しておかねばなるまい GM:大体こんな感じで。前回から継続してあのヒロインですな 虚穂:『性別:アスラン』とw GM:いえす。では、データ調整どうぞ 成長報告:ブレイドの場合 神無月:ちょいとGMに許可を得たいのですが。上級で追加された↓のスキル、《エフィシエント》と差し替えてもいいですか? 《ブラッドスペル》 タイミング:DR直前 判定:自動成功 対象:自身 射程:− コスト:− SL上限:5 あなたが行う魔法攻撃のダメージロールの直前に使用する。[SL×5]点以下のHPを消費し、消費したHP1点につき、 ダメージロールに+1する。この効果はメインプロセス終了まで持続する。 虚穂:鮮血魔術となw GM:ほいほい。モンクのアレのメイジ版か。許可(判子) 神無月:《アベンジ》といいこれといい、全くウィザード(予定)は地獄だぜフゥハハハーハァー うぃ、どもw 虚穂:何故だろう、俺にはネオ殺意様の髪がピンクじゃ無くてブラッディレッドに見えてきたw 神無月:レベルアップで《ブラッドスペル》を3に、《リゼントメント》と《ハイウィズダム》を取得。 一般スキルで《エンチャントウェポン:無》を取得しておきます。 虚穂:《リゼントメント》にBスペルか……w GM:む、結構凶悪な火力になったな 虚穂:《エンチャントウェポン:無》は、今回に限っては使う余地が無いかもしれず。こっちの打撃力は殆ど無いので 神無月:まあ、一応取るだけ取っておくということで。ゴーレムなんかが出てきたらめっけものw 虚穂:確かに。通ればその分楽にw GM:(目をそらす)……まあ、ルートによっては使う機会はある……かもね
成長報告:グヴェンの場合 虚穂:さて、こっちは上級持ってないので、さほどイヂる所が無い……防御前衛として、何か面白そうなのありますかね 神無月:んー、防具は専ら10Lv以上ですから……一般スキルの《マシンアーマー》とか。物理防御+2、魔法防御を+1。 虚穂:……機人化? 神無月:ですな。「身体の一部または全部が錬金術によって作られた追加装甲などで覆われている」そうで。 虚穂:凄い欲しいな。取ろうw 新番組『高機動埋葬 グヴェンAGE』 Q.そんなアコライトで大丈夫か? A.壁役であることを、強いられているんだ! 神無月:あとはめぼしいものは無いですな。道具は専らアルケミストの専用アイテム欄と化してますし あ、警告の青水晶とかもアリか。装身具で、危険感知の直前に使用することで、シナリオ1回クリティカル成功したことに できるアイテム。お値段1500Gナリ GM:を、それはアリですな 虚穂:……実は《サーチリスク》持ってるけど、【知覚】低くて使ったことが無いw 神無月:地味に買えますし、今のお財布事情だと。2人だと色々怖いですし、買っておきませう 虚穂:そーですな……装身具だと聖印とバーターですが、中々 神無月:こちらが知識の書外して装備しておきます。聖印はあったほうがいい、ブラッドスペルのコスト的にw (最大15消費。最大HP36) GM:……うわぁ 虚穂:補給はこっちでやるとしましょう……しかしすっげぇ勢いで命削りますねw つ「喪われた憤怒(レイジ)の報われぬ末路のために!!」(血涙流して詠唱) 神無月:敵を倒すためならHPなど要らぬ! という勢いでw 【知力】判定が1下がりますが、まあ《ハイウィズダム》あれば大丈夫でしょう。 虚穂:《アヴェンジ》も使うようになったら、マヂで失血死か相打ちの日々……w あと、そこそこポーションは買いこんだので。特に装備関係の変更が無かった分も込みで 神無月:うぃうぃ。こちら青水晶買ったら所持金が2桁になったのでその辺頼りにしてますw 虚穂:……今思うと、バスカーって凄いですね。開幕と同時に600Gとか手に入るわけで。MPポーション12本分 神無月:どんなパフォーマーなんでしょうね、それだけの大金稼ぐってw あーぱむ「ポーションの一気飲み+そのまま何故か歌う芸です」 但し歌は臍から出る ※アーパム:以前のオフラインセッションで猛威を振るったポーション運搬型バード。 《バスカー》で資金を用意して消耗品を山と買い込み、アルケミストのスキルでばら撒きながらバードのスキルで支援する。 その凶悪なシナジーは、PLが魔王陛下というだけでもご想像いただけるだろう。 GM:……どんな大道芸……w 虚穂:そして稼いだ金でパーティのポーションを補うのです。 神無月:……なんというか、健気に出稼ぎしてきて稼ぎの大半を実家に仕送りする苦労人みたいだ 虚穂:……やってる事そのまんまですよね。あれの装備、ジャケットと盾だけ 神無月:ダメ男(脳筋戦士)とかに貢ぐ女、でも可(何 虚穂:……フィルボルだから、女だったらそれなりに悲劇的な光景だったか……ダメ男に貢ぐ幼女の図 神無月:w GM:……(ふと)美人局? 虚穂:……バスカーの正体見たり、美人局……ナニコノ裏・細腕冒険者w 「だが残念、我々はそんな風景とは無縁なのだった」 神無月:あ、そういや前回ギルドレベルが上がって《目利き》を取得したんでしたよな。 持ってくのは《蘇生》、《祝福》、《目利き》と。 虚穂:一応全部持っていけるのは素直に助かりますなw GM:確かに 神無月:今のとこ全部1レベルのサポートですからな。……あ、そういや《限界突破》の強化サポートが登場。 最大で《限界突破W》まで取れて、全部持つと4つで11レベル、判定に+3D、ダメージ+4Dに GM:なるほど。旧版並の…… 虚穂:……それは確かに凶悪なんだが、4枠埋めることになるか……w 神無月:しかも11レベル分ですしな。かなり重め 虚穂:……ただ、今回っていわゆる+GL系も、上限無いんですよね 神無月:あー、でも何かありましたっけ、GL系で有用なの 虚穂:強いて言えば、《命の雫》? あと《最後の力》。フェイトが3点とか回復するし。 神無月:あー……確かに。 今回《命の泉》なるサポートが追加で、HPとMPを(GL+5)D回復するってのがありますが、コレもそうですな。 虚穂:《蘇生》《祝福》有ればまず要らないかな―、とは思いますが、まあ有ると安心レベル? 神無月:ですなー。予備の保険レベルでしょうケド。 虚穂:ミドルフェイズのポーション補給くらい、と。まあ、このレベルじゃ関係ないかw GM:ふむふむ 神無月:あとは「カジノ」「カジノU」とかいう趣味サポートも……フェイト使えばお手軽にタネ銭を2倍3倍に。 虚穂:……(ゴクリ)そして冒険でフェイト不足で倒れて、葬式代に代わる。正に冒険者ッ…… 神無月:こんなのにサポート枠埋めてフェイト使うのはかなりギャンブルですけどねw GMとダイス目勝負で勝つとタネ銭倍加。フェイトも特記が無いので使用可能のはず 虚穂:バクチに使える一般スキルまで用意すれば、もうある意味でキャラとして完成するような気がしてきたw 振り直し系のスキルとか SE:倍プッシュだ……! 神無月:流石に一般スキルでそれは強すぎるでしょうw いや待て、戦闘以外のみで消費MPが「CL×2」くらいならコスト的にも釣り合いが取れ……る? 虚穂:いえ。「ゲーム内のバクチ行為のみ効果を発揮する」スキル(オイ あれです、DDのリプレイで話だけ出てたやつ。フェイトスピナーの修得呪文 神無月:激しく限定的過ぎる……w 虚穂:なお、顎の尖った一部種族の人類のみ、5Lまで取得可能(何) 但し、使うと勝つまで抜けれない。 神無月:狂気の沙汰ほど面白い……w 虚穂:……多分メイジですけどね、《ブラッドスペル》的な意味でw GM:……w では、そろそろ自己紹介と参りますか 自己紹介 グヴェン=ロフの場合 虚穂→グヴェン:「グヴェン=ロフ、グランフェルデン水葬学団の埋葬担当だ ドウシテコウナッタ」 GM:ふふふ、グヴェンの周りにはヒロインが一杯ですよ レティシア様の懐刀、ルクにまとわり付かれ、今回は幼女も参入 グヴェン:「汚物、毒物、妖魔、悪人の埋葬なら格安で引き受けるが……殴り合いはうちの団員に任せた。 俺は立て看板ってことで。今宵のスコップも、血に飢えているな……塹壕戦に適応するよう、皮膚に増加装甲を発生させる 術式を埋め込んでもらった」 そもそもエリンディルで塹壕戦が生じる状況ってあるのだろうか。 アルディオンならともかくも。 グヴェン:装甲特化、3Lネヴァーフのアコ/ウォーリア。能力は壁。 《ディフェンダー》さえ機動すれば、そこらのゴーレムの攻撃も痛くありませぬ、ってことで。 GM:これはひどい。別名は装甲霊柩車 ですな グヴェン:……救急車のはずが……w グヴェン=ロフ プリースト/ウォーリア 3lv 恐るべき防御能力を誇る前衛回復役にしてネヴァーフの青年。 人の身でありながら《装甲霊柩車》の異名を誇るほどの防御特化型である。 アコライトの自動取得スキルとなった《プロテクション》と併せて無類の防御力を誇る。 反面、回復能力・攻撃能力は各々並程度。 性格もそれに相応しく、頑固一徹なドワーフ気質。 なお、使用武器はハンドアックス相当のスティールスコップとなっている。 斬ってよし、殴ってよし、掘ってよし、埋めてよし。 自己紹介 ブレイド=グレナーゼの場合 神無月→ブレイド:「ブレイド=グレナーゼ。水葬学団の流水担当です。 徐々に身体も今の状態に馴染んできて、徐々にですが出力を上げられるように。対価が少々厄介ですが」 魔法攻撃とエネミー識別担当。ダメージは《ブラッドスペル》補正で20+3D程度出せるようになりました。 《リゼントメント》で更に倍率ドン。 グヴェン:敵も自分も七孔噴血して果てる、とw GM:火力担当か…… ブレイド:ルクが居ませんしな、今回。トラップ? 漢感知で充分でしょう? グヴェン:罠は嵌って踏みつぶすんですね、わかります。 まあ、一応とはいえアコですし。喰らって治すのコンボなら何とかw GM:まあ、モノがモノなので今回はあんまりダンジョン的じゃありませんから グヴェン:殴りアコ改め殴られアコと疑似リスカ魔術師の冒険でござい……w ブレイド=グレナーゼ メイジ/セージ 3lv →多属性の魔法を修得し、セージとしての知識や《アヴェンジ》を活用することで効率よくダメージを与える、強力な魔法火力 担当……だったのも、今は昔。版上げに伴って魔力の大半を失い、グランフェルデン王国に流れ着くこととなった。 だが、セージとしての知識は健在で、高い敵識別能力を有する。 突然の悲劇にもめげず折れずにそつなく日常をこなすその姿に、人はスタイリッシュさを見出すとか。 GM:では……(こほん) まずは軽いマスターシーンをば ――妖魔との戦いが続くグランフェルデン王国。 裏路地に息絶えた妖魔の死体が転がっていたり、街道で大砲に抉られた妖魔の残骸が転がっていることなど しょっちゅうである。 時は正に世紀末 「あら、またお掃除が来ているわね」 「そういえばあの人たち神殿の方?」 「それにしては無愛想ね」 今日もまた、路端で雑談に耽る奥様達の脇を、妖魔の死体を詰めた袋を背負った白服の者達が粛々と通り過ぎていく ――機械の如く静謐に GM:という不穏なスタートでござい。 グヴェン:掃除担当者が居ることに突っ込むべきか、街中ってことに突っ込むべきかw GM:HAHAHA、ルクが首以外放置して去ることが多い、みたいな演出が前回あったので、拾っておきました。 オープニング1 鮮血の開幕 GM:さて、ではブレイドから。まずはアガペーを上げましょう。 ブレイド:システム違うw グヴェン:愛が足りてませんねw GM:うぉっと。でぃは改めまして。王都グランフェルデン南部住宅街。アスラン家 今日も君は元気にヒモ生活を満喫しております ブレイド:「(リスカ中)」 アスラン「って、開幕早々何してるんですかー!?」(ガラッ グヴェン:流水の魔術のはずが血飛沫の魔術になってるでござるw ブレイド:「ああ、アスラン。今魔術の研究中でして、血を触媒にした魔力増強の実験なのですよ」 アスラン「あ、ああ……そうだったんだ(ふぅ) びっくりしたよ……でも、部屋は出来るだけ汚さないで……ね?」 ブレイド:「まあ、血は流れるので貧血にはなるんですがね(ぱた)」 アスラン「きゃー!? え、衛生兵衛生兵ー!?」 <しばらく おまちください> グヴェン:《ファーストエイド》(応急処置)はアコのお仕事ですからなw GM:アスランはウォーリア・セージなのですよね。 まあ、《ファーストエイド》は実戦で覚える機会があった、ということにしますか(ふむ) ブレイド:「ふう、まさか用意していた器から溢れるとは予想外でした。」(800CCくらい入る器を用意していた模様 アスラン「……まったくもう、ブレイドさんは妙なところでそそっかしいんだから」(包帯きゅー、と止血 グヴェン:どっかの流血麻雀じゃないんだから、予め輸血しておくわけにもいかんしw ブレイド:「いやはや、魔術の研究をしているとつい我を忘れて」 グヴェン:我は忘れても良いが、命置き忘れないようにナーw ブレイド:w アスラン「命は投げ捨てるものじゃないんですよ……」 ブレイド:「まあそれはさておき。何か用事があったのではないのですか?」 アスラン「あぁ、そうなんです。もしかしたら、なんだけど……ちょっと、近々ブレイドさんのお力をお借りする事態になるかもしれません」(まじ) ブレイド:「(顔引き締め)ふむ、水葬学団の出番……というわけですか」 アスラン「というのも。ちょっと図書館の方が近々ごたつくかもしれません」 GM:アスランいわく。もともと王立図書館と神殿は緊張関係にあるのです ……いろいろ、反神殿的な書籍も所蔵してますからね。性質上 ブレイド:なるほど……つまりネオ・ダイナストカバルの広報誌なんかも「今月の新刊」コーナーに……(ヲイ GM:いえす。で、近頃は穏健なソーンダイクが大神官になって神殿の方を押さえつつ図書館側を牽制するという離れ業を駆使して抗争を抑えていたのですが…… アスラン「近々、大神官が国を空ける予定があるようで、この均衡が崩れそうなの」 ラシェル(生霊):(つーか、あの大神官……そろそろストレスで胃が焼けるぞ) GM:……w ブレイド:「過激派が動きを起こしそう、ということですか……難儀な話ですね。」 アスラン「で。私たちの第一目標は本を護ること……炎熱術式とか、炎属性は、その。やばくて」 GM:延焼注意 ブレイド:「……ああ。それで水属性の私に、と」 ラシェル(生霊):(……湿気はいいんか?) アスラン「水濡れ程度なら、乾かせば何とかなるし。実力も折り紙つきだし。何より、実戦経験が豊富だし」 ブレイド:「まあ、今はかなり弱体化した状態ですけどねー(貧血で横」 アスラン「……それでも、私たちは少しの力でも欲しい状況だから」 グヴェン:……いやまあ、本来のパワーで《フロストプリズム》ぶち込んだら、図書館のフロア氷河ですしね GM:……別の意味で本が護られない……w グヴェン:ハエ落とすのにミサイルのレベルw ブレイド:「大雑把な経緯については理解しました。その時が来れば全力を尽くすことを約束しましょう」 アスラン「うん、ありがとう(にこっ) じゃあ、ご飯にしよっか。今日は腕を振るって作ってみたよ」 メニュー:レバーの炒め物 ブレイド:血が増産出来そうなw GM:ええ、造血仕様です。精つけておいてくださいw という辺りで、一旦シーンエンド。ちょっとキナ臭いよー、という状況です。 オープニング2 王の不在 GM:では、お次は……グヴェン。 グヴェン:ほいほいw GM:ブレイドのOPの少し後。ルクとかが抜けた状態で絶賛雑用中です。 ……何か希望する雑用はありますか? 例:レティシア様のふくらはぎをマッサージする簡単なお仕事 グヴェン:埋葬以外だと……普通に掃除とか……ああ、あった。 ケーキを胃袋に埋葬するだけの簡単なお仕事(死 GM:……なるほど(めも) グヴェン:「(もくもくもく)」 GM:では、今日も国王陛下に呼び立てられまして。「ハッピィバースディ!」とケーキを下賜されました グヴェン:「……今日はマロンケーキですか。いつもにもまして高密度な」 コーラッド「君一人では大変だろう。誰か然るべき人と分けるとよい……しかし、惜しむらくは会議の場に我が愛用のボウルを 持ち込めんことだな」 グヴェン:「と言われましてもな。万能執事もルクもちょいと外してるし、姫様方はこの前ケーキ持ち込んだら涙目でしたが。 というか、会議場では会議してください」 コーラッド「あのようなもの、セレモニーに過ぎん」 グヴェン:「セレモニーのゲストが空気読まずにケーキ作ってたら、セレモニーにすらならんじゃないですか」 コーラッド「……(ふむ) 一理あるな」 グヴェン:「つーわけで、製菓は厨房でどうぞよろしく」 コーラッド「やむをえん。此処に戻るまでケーキは作れんか」 グヴェン:「……と言うと、国外で会議ですか」 コーラッド「うむ。パリス同盟の首脳を集めた面倒な会議だとも」 GM:『アリアンロッドリプレイ・ルージュ』3巻の冒頭とかを思い出してみると、話が早い グヴェン:まあ、首脳会議と言う名の首脳水掛け論ですなw GM:アレは確かまってぃーとか居たんでもうちょっと範囲が広いですが コーラッド「おそらく今回の議題は我が国への妖魔侵攻の件と、現に保有する戦力等になるだろうな」 グヴェン:まあ、各国の首脳……というか弱小国家の頭が揃って眉をひそめる会議にはなるでしょうな。 もともと、防衛線を共有する国ですし GM:……しかも、今回の場合厄介ごとがひとつ……《ドーラ》、あるじゃないですか。 グヴェン:ああ、切り札w GM:他の国にしてみると、「いきなり何物騒なモノ作ってんだてめぇ」なのですよ。 グヴェン:……まあ、一国そんなの目じゃ無い物体作ってた所を知ってますがw GM:アリマシタッケ グヴェン:飛空艇と対空砲火が出来る遺跡装備造ってた機械の街とか。@ルージュ GM:あー……w ブレイド:w グヴェン:……大砲一門、何ほどのもんかと。あと、ラインはラインで.冒険者の街(死 オーバー10Lの冒険者は大砲より怖い。神竜殺しましたし。 GM:コロシマシタヨネ。 まあただ、性能の開示くらいは迫られるかもなあ、という雲行きの模様 グヴェン:「ま、別に軍事技術の共有は協定にありませんしね。結局、何処も敵にならないってだけで味方じゃありませんし」 コーラッド「管理体制についても突ついてくるかもしれんしな」 グヴェン:「それに関しては、一応腹案が無いでも無いですが」 コーラッド「すばらしい! そう言うと思っていたとも!」 グヴェン:「河川からの攻撃はさておき、内陸方向はピアソン、カナン、ラインの支配領地が大きい…… むしろ、我々は河を背後にしたやや狭い地域しか保有してません。業腹ながら」 *『ルールブック1』掲載の地図参照 GM:ヴェンガルド川の上から攻めてくる感じですよな。イメージとしては グヴェン:「そうなると……さて、妖魔の大集団を、多数の冒険者や重厚な機械軍備を備えながら、こっちへ見逃した諸君は 何様何だろうな、と一冒険者としては思わざるをえませんが」 ……河はですね、領有出来ないのですよ。基本、都市国家にとっては生命線であると同時に輸送路なので、「接する地域で合同で支配」することになります。河川を独占されると他の国家死にますし。 ですので、河川を背景とした侵略の場合、恩恵を受ける国家全てに責任を問うことも出来ます。 いわずもがな、グランフェルデンが警護やめれば交易が滞って、内陸部が枯死しますからな コーラッド「(豪快に笑い) なるほど! 素晴らしい! 災いを以って攻めに転じるか!」 グヴェン:「となると、まあ奇襲を受けた事は肯定するとして……一兵も出そうとしなかった連中の権益を削る程度はまあ、 やむをえないでしょうね。防衛費的な対面で」 コーラッド「よかろう、その案は採用させてもらおう!」 グヴェン:「立地的に、護るのはやや難儀ですが交易面では有利って国ですからな……いや、釈迦に説法でしたが」 GM:……むしろ、釈迦に脱法? グヴェン:この人に脱法させたらメダルの束用意しちゃうからw GM:用意します? グヴェン:誰が喰うんですかw GM:(無言でグヴェンに視線) グヴェン:変身も王化もしませんのでw コーラッド「うむ。君のような冒険者が居るならば安心して国を留守に出来る」 グヴェン:「まあ、ともかくもお気をつけて。治安もそうですが妖魔関係の気配が厄介過ぎますし」 コーラッド「ああ、それでこちらからも提案なのだが……君たちのギルドで静養中のラシェル君を借りていきたい」 グヴェン:「あー……休養終えてましたね、そう言えば」 コーラッド「早速武勲を挙げているようだからな。騎士団の精鋭と並べておけば、こちらの憂いはあるまい」 グヴェン:「まあ、高レベル魔族でも相手しなきゃ、あの人で何とかなるでしょう。しぶといですし」 ブレイド:まあ、居られるとかえって扱いづらいというか、「お前が行け」ってなっちゃいますしなw グヴェン:……普通にそこらのネームドなら切り倒しますしね、あれ コーラッド「それと……そうだな。留守を任せるにあたって、君にも伝えておこう」(真面目な顔に グヴェン:「ふむ?」 コーラッド「何、ほんの……施政方針とでも言うべきか。 いかなる欲望であろうと、私はそれを尊重する! 欲望こそ、命の源にして活きるエネルギーであるが故に! ……但し、それが国を、社会を乱すものでない限り」 グヴェン:「(ふむ)まあ、多少ゴタゴタする程度なら活気と言えますしね」 コーラッド「もし、私の居ない間にそのような不埒な欲望に囚われた者が現れたならば…… 我が仕置きを待たずして成敗して構わん」 グヴェン:「まあ、それは言われずとも。 ……というか……姫さんが撲殺して河に沈めかねませんが」 コーラッド「(HAHAHA) 念のためだ、グヴェン君。その程度には私は君を買っている」 グヴェン:「了解しました、念のため、国の護りには注意しておきましょう」 コーラッド「よろしい! 話は以上だ! では、我がエンジェルの言い渡す雑用に戻りたまえ!」 レティシア「(扉の外で「(今日は長いな……)」とやきもき)」 グヴェン:「了解。 ではもくもくとケーキの試食を済ませてから向かうとしましょう」(もぐもぐ) と言うわけで、胃もたれするほどカロリー摂取してから向かう所で……シーンエンド? GM:では、つつがなく半分くらいの試食を終えて、残りは包んで外に出まして ……ぶっちゃけ此処まで本来のOPじゃないっす(死 グヴェン:……むしろ導入部、とw GMとプレイヤーの悪乗りの産物である。 よいGMたらんと心がける方はあんまり真似しちゃいけないぞ! GM:はい、改めまして。 レティシアに「早速ですまんが、街の瓦礫掃除に加わってくれるか……?」と申し訳なさそうに頼まれまして グヴェン:まあ、断る理由も無しw 「神殿のボランティアも出てるようですしな。行ってきましょう」 レティシア「うむ、西部住宅街の方がまだ……な」 グヴェン:「あー……前の襲撃の跡か」 GM:いえす。被害を受けた中でもちょっと町の中心部から外れたところなので、施策が遅れているようです。 ルルブ1P296参照。西側外壁突端部の内側と思いねえ グヴェン:(ふむ)外壁が欠けてるなら、少々まずいかな GM:幸い、外壁の補修は終わっているのですが……ちょっとまだ瓦礫が残っているという状況ですな むしろ、外壁補修が優先された結果、瓦礫の撤去とかが進まなかったようで グヴェン:「さて、そうすると……使えそうな瓦礫は置いておくとして、残りは廃棄場へ持っていくとしよう」 GM:で、そうしますと。いつの間にかちょこちょこと後ろをついてくる影が一つ グヴェン:「……む?」 ???「……(じー)」 GM:黒髪の幼女ですな。種族は推定ヒューリン グヴェン:「……おい嬢ちゃん?」 GM:但し、右腕が義腕だったり左足が義肢だったりしますが ???「……?」(首かしげ) グヴェン:鋼の幼女となw 「こっち、瓦礫が多くて危ないから、広場の方へ行ってな」 GM:で、グヴェン……見ましたね グヴェン:うむ GM:【知覚】判定で難易度20、試しに振ってみてください。特に失敗しても悪いことはおきません で。振ってみましたところ。 グヴェン(ダイス機能):2D6+2
= (1+1)+2 =
4 グヴェン:うむ、完璧。 GM:うん、さっぱり見覚えありません(どきっぱり) グヴェン:まったく しらない ようじょ だ ???「……(ふるふる)」 ←首を振っている グヴェン:「? 親御さんはどーした」 ???「……(ふるふる)」 ←首を振っている GM:……あ、むしろ首をかしげている、の方がそれらしいか。 グヴェン:「あー……居ないのか。そーすると、神殿まで連れてく方が安全か」 GM:……心を閉ざした野生動物のように遠ざかりましたが グヴェン:「……行きたくないとな」 ???「……(こく)」 グヴェン:「……さて、どーしたもんか。とりあえず、名前は?」 ???「……えりす」 グヴェン:「エリス、と。それじゃエリス、取りあえず広場まで行くぞ」 エリス「(こく)」 グヴェン:「仕事が有るにはあるんだが、放置も出来んしなぁ……と言うか、何で神殿行きたくないんだ」 エリス「(ふるふる)」 ←首を振っている GM:……ちなみに、ほとんど着のみ着ですな。ロクな装備をしておりません。 グヴェン:「埒があかんなぁ……とりあえず、俺も仕事終わったら神殿に戻るしかないんだが、どーしたもんか」 GM:ああ、ではそこでですね。ボランティア仲間が 「ああ、だったら代わりばんこに見ておくかい?」と助け舟を出してくれますが グヴェン:「ああ、それは助かる。と言うわけで、少し留守番だ」 エリス「……(こく)」 ボランティア仲間「いいっていいって。そんかし、俺が休まず仕事してたってことにしてくれりゃ文句言わねぇよ」 GM:体のいいサボりである グヴェン:「了解了解、そういう記憶にしておくぜ」 ボランティア仲間「おぅ……あぁ、そうだ。あんた名前何て言うんだい?」 グヴェン:「ああ、グヴェン=ロフだ。神殿で雑用もやっている」 ボランティア仲間「へぇ、んじゃ今度いい仕事紹介してくれよ。金が入用でさ……ああ、こっちも名乗らねぇとな。 俺はロック。ロック=マクシムだ。よろしくな、グヴェン」(握手の風に手差出 ロック=マクシム ウォーリア・アルケミストの青年。 GMがこのセッション以前のオフラインセッションで製作した火力特化型片手剣ウォーリア グヴェン:「おう、宜しく頼むぜロック」(握手) GM:という辺りで一旦シーンエンドで。ちなみに、グヴェンが持ってきたケーキは幼女がおいしくいただきました グヴェン:……なるほど、餌付け(何 SE:がつがつがつ グヴェン:ケーキ担当ってことで役職貰えるんじゃね? GM:という辺りで個別導入が終わりまして。うん、やっぱりグヴェンの方は時間がかかったか……(死 グヴェン:二重OPですしなw
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