プレセッション&オープニング 夕凪の街 さて、今宵も駄目なプレイヤーたちの集うネットの片隅。 まずは恒例のプレイヤー紹介と参りましょう。 プレイヤー1/神無月氏 → 渋い漢をやらせたいなら彼に言え! とまで囁かれるほど漢キャラが似合う人物。 近距離ガチ系を得意とする。 プレイヤー2/九谷 → ラノベと法律に通じた人間。比較的常識的なはずだが、プレイだと飛ばす。 凄い勢いでキャラ「に」染まる。ある意味、得難いプレイ能力の持ち主。 GMの中の人/虚穂 → 今回のGMを務める推定人類、あるいは人類(仮)。 気分と状況次第でシナリオを魔改造する、困った性癖を持つ。 PCフレンドリーを自認するGMだが、仲間内での通称は「魔王」。 ナゼナノデスカミナサン? 九谷:(ガラッ) BBTサプリメント『ディケイド』買ったYO- GM:ディケイドって聞くと、どーしても某カメンライドを思い出すんですよね。 神無月:まあしょうがないというか。アリアンのリインフォースだってどこぞの魔法少女を思い出しますよワタシ GM:あるあるw 九谷:つ おのれディケイド! このTRPGもお前によって破壊されてしまった! こうですね。 神無月:システムを破壊してどうするw GM:……(ぽむ) SE:これが俺たちの!ディケイドだ!! GM:……と、良識破壊的な意味で 九谷:……自重w GM:スタイリッシュ語録あたりに編入しておきますか。ディケイド=破壊する でw 九谷:つ 神紀文明語 たびっと「……これが、ぐらん・でぃけいど!!(大破壊)」 九谷:つ おのれディケイド!(ry GM:魔動機文明はディケイドされた、とw 神無月:w と言うわけで、SW2.0の神紀文明語に「ディケイド」=「破壊する」を登録。 タビットの皆さんは要復唱。 神無月:とりあえずこっちは追加ルーツの妖獣ピュアで足洗邸の義鷹(鵺)を作成中。 【感情】12で《精霊剣》をぶん回すぜー。カバーは探偵を予定中 GM:……そこで敢えて名前を変えませんか(真顔) 愛鷹(アシタカ)にして、精霊弓(オイ 神無月:原作が変わってしまう!? GM:獣なのは代わりようが無いのでハイブリッドってことでw 九谷:……w ちなみに、愛鷹って東名高速道路のパーキングエリアに実在したりする 九谷:義久に変えて島津さんにしないか?(自重 GM:……善政を敷き過ぎて破産するのですね? 神無月:それはイレギュラーでやるべきでしょうw>義久 九谷:こっちはどうしようかな……黄色は自粛しようと思いつつキャライメージ探索中 鋼とかあかりんも捨てがたいが……折角だしオリジナル路線を行ってみよう(うーむ GM:……いっそ某OSRな漫画に乗っ取って、斬魄な刀持った死神とかはw 九谷:OSRすぎますがなw まだそれなら「ル=ロウド・ル=ロウド黄色フラーッシュ☆」とか某ジュエルペットのように 脳が湧いた呪文唱えますぜ どっちがマシかは読者の皆様の良識にお任せします。 さて、そんなわけでPL二人が新規のキャラを作成しているので、しばらくカメンライド! でお待ちください。 GM:……ブラッドだけダイスで決めて、良さげなイメージ探してみるのはw 九谷:お、なるほど(ころころ)ハーミット/セレスチャルか…… GM:普通にブラックコートやれば十分強いですよ、それw 強いて言えば逆の方がいいですがw 九谷:……む、ティンときた。ハーミット/フルメタルでジェイデッカー……却下(ぽい GM:【技術】特化なら普通にありでは。だが、強いて言えばターミネーターとかロボコップですが。 神無月:こっちは仮組み完了。精霊剣で近接攻撃を捌きつつ《法則支配者》でダメージを叩き出すアタッカーになりました。 九谷:……うーむ。 よし、気乗りはしないが前に組んだサポーターを出そう 予め言っておく。 真っ当なRPは任せたぞ。 神無月:いつもどおりですね?(イイ笑顔で) 九谷:いつもより酷くする自信がある(真顔) この両者とも、いい笑顔で自信満々であった。 九谷:よろしい。ならば……変身(お着替え) SE:カメンライド ディディディディケイド……(名前欄ちぇんじ) GM:……って、黄色かいw 神無月:(一般アイテム等をそろえつつ)黄色か…… 九谷→フィエル:「やあ、ディケイドと聞いて遊びに来たよ」 GM:(NPCによる魔法的な火力のチャージ音) フィエル:「……ちょ、ちょっとタンマ。話し合おう。ボクとキミ達の仲じゃないか。」 出て来て一行でザ・三下。正に黄色である。 フィエル:というわけでフィエル……えーと、サポーターでセレスチャル(神格)/イレギュラー(異能者) 痔ャ神を下ろしてしまった哀れな人間の肉体が何者か。それはまだ語られぬ真実。 『ディケイド』で追加された宇宙人でリビルドする予定だったのですが、ちと時間食いそうなので。 GM:サポーターで異能者ってのは、珍しいですな。振り直しで? フィエル:ですな。振りなおしと……イレギュラーの《混血児》で回復を底上げ。 GM:なるほど。そーすると、シナリオはどうするか…… フィエル:或いは動かしやすいノアという手もありますが PL曰く。「ちょっとコレ、マガモノすぎて御しきれる自信が無い」だそうで。 GM:。手元のシナリオは……『逆襲のクロロック』の他、リプレイの海底モノ、基本ルルブの二本目、 ディケイドの死神モノ、が手持ち フィエル:『逆襲のクロロック』だと……ノア何してんだって話ですよな。 GM:つ OPで撃破される図 *その頃ノアは、休暇を取ってガイウスと南の島に行っていた。 帰ってきた後袋叩きに遭ったのは言うまでも無い。 GM:……オイ魔族と魔神。何健康的に太陽の下でバカンスしてんですかw *クロロックはノアを探している! 地球の裏側に居る! フィエル:メリーゼvsガイウスのギリギリ水着対決とか、いろいろイベントが遭ったようですよ? 何故だろう。字面からして禍々しい。誰得な光景である。 なお、クロロックは旧版ことBBNTのルールブック付属シナリオで登場した凶悪な吸血鬼だが、ノアと湖によって 一度倒され、機械化して(何故)マシーネン・クロロックとなって黄泉返るも再度倒されていたりする。 今度はどんなマガモノと化して甦るというのか…… フィエル:……まあ、『逆襲のクロロック』の場合は普通にノア登板でw GM:アタッカー二体vs超火力原理主義の吸血鬼か……w フィエル:ある意味噛みあった対決になるかと。 神無月:先に倒れたほうが負け、という脳筋対決……w GM:……蘇生もカバーも防御すら無い、ノーガード殴り合い……w フィエル:……w 正に脳筋。 フィエル:あ。分かった。フィエルしつつイレギュラーする方策 (ごそごそごそ) ←リサイクル箱を漁っている 小一郎:こうすれば、シリアスに決められる二枚目半(何 GM:…… 無理だな、うん。 小一郎:やっぱムリですかね。 GM:エエ、色々ト Q:そんなPCで大丈夫か? A:一番マシな黄色を頼む 神無月:データ面では完了。あとはライフパスなのでダイスで。 (ころころ)出自:魔物で感銘を受けた。 (ころころ)恐怖……メッフィー辺り? GM:……あるいは神父w? 小一郎:神父とな。 GM:中の人はヒラコーですが(まじ 神父:公式NPCの揚羽切人さんを指す。ブラックコート日本支部長にして吸血鬼。 どこのアンデルセンでアーカードかと思った方。大丈夫だ、問題ない。 ビーストバインド無印リプレイにおけるプレイヤーはかの有名な平野耕太先生である。 神無月:エゴはどうするか……折角なので妖獣チャートで (ころころ)自然と暮らしたい……むぅ、元ネタからかけ離れていくw 変異も妖獣チャートで。(ころころ)つい遠吠えしてしまう、と。 GM:……街の真ん中で遠吠えは、確かに変異と言うか変w 神無月:人々は目を逸らすので正体がバレる心配も無いですね(何 GM:……その代わり、人の姿で居るのが苦痛になったりしてw SE:あの夜から、周囲の目が気になって仕方が無い 神無月:w 小一郎:では、こっちもライフパスを(ころころころ) 出自:殺戮 絆:家族 邂逅:感銘/小石川正助 エゴ:罪を償いたい 小一郎:変異は右腕が黒い薄靄に包まれる、で。 GM:……エゴ:家族になるような気がした。しかも感情は復讐とかで 小一郎:ですな。 GM:さて、そーするとシナリオどーするか。いっそGMと言いつつ池袋の夜を開催して、死闘を繰り広げるのもアリか *展開に困った漫画の救い主、武闘会ネタである。 ドラゴンボール・幽々白書・東京アンダーグラウンド・刃牙とそのクライアントは多数(何) 神無月:ひたすらに殴り合うのか……w GM:いえ、パーティ戦闘でこっちが保有してるPCをガチで(オイ 神無月:ちょw GM:今のディフェンダーなら、60点クラスの攻撃食らっても半減以下で耐えるッ……! 神無月:こちとら最大効率で40そこそこですよ、毎ラウンド使えるとは言えw GM:……それ、ガードすると通りませんw 神無月:うひぃw GM:そして、命中15からの固定値がおかしい攻撃が出待ちするのです。フル解放時、+70…… うむ、それはそれで中々絶望的で宜しい(何 小一郎:普通に死ぬwwwww 神無月:絶望にも程があるw GM:まあ、クロロックの前章としてルルブの不良吸血鬼退治、ってのが一番難易度低いですがw あと、海へ泳ぎに行く(リプレイ付属の海底シナリオ)か。ディケイドの方は、死神居ないのでやり辛い物で。 神無月:海か……そしてうっかり遭遇するノアwithガイウス(マテ GM:知りませんよ、休暇の邪魔をしたせいで焼き払われても……あ、もう一個あった。GFのシナリオで魔剣物。 奈落落ちした魔剣は獲物を見るとつい辻斬りしちゃう、はーとふるすとーりー 神無月:なるほど、はーとふるですね 小一郎:はーとふるすぎますね。 GM:ええ、Hurtfull。これならボスをうちの魔剣と置き換えても大丈夫ですしね(死 小一郎:ひぎぃ……ふと GM:うむ 小一郎:不良吸血鬼退治と魔剣討伐を悪魔合体……いやいや GM:カオス化しますがなw いや、合体しなくてもカオス化はしますが。 神無月:w どっちにしろするんかい、という突っ込みは無しの方向で。 GM:「全てはクロロックの陰謀だったんだよ!!」で繋ぐぷちキャンペーンも可能ですが…… 神無月:んではどうしますか。手頃なところで不良吸血鬼退治? GM:(んー)不良吸血鬼、弱いんですよね。ボスのテコ入れはしときましょう。デフォのガイウス一人より弱いとか有りえん。 神無月:ひでえ言い様w GM:ほんとにただの雑魚なんですよ!? 吸血鬼のブラッドが血涙流して悔しがりますよ!? 小一郎:こっちも成長をしときますか。前回26点溜まってて…… 池袋で夜ごと繰り広げられる惨劇。 魔物の力を持った残虐無比のカラーギャング“レッドデッド”は、人のルールも魔物の掟も無視し、 殺戮を繰り返す無法の集団だ。 池袋の夜に血が滴り、波紋を広げる。 そして半魔たちもまた、いやおうなく、それに巻き込まれていく…… 無秩序の裏に垣間見える、その真意とは……? ビーストバインドトリニティ「Red Dead Night」 心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆 GM:ハンドアウトは……こちら。 PC@ 絆:水野七海 関係:慈愛 推奨カヴァー:高校生 キミは高校生として日常を送りながら、人々を魔物たちから守るために戦う半魔だ。 ある日、クラスメイトの水野七海がギャングに襲われている場面に出くわしたキミは、彼女を助けるために魔物としての姿を現してしまう。 それでも、七海はキミを怖れることはなかった。 だが、それはまだ、事件の始まりに過ぎなかったのだ。 PCA 絆:黒沢 関係:友情 推奨カヴァー:運び屋 キミは池袋に長く生きる半魔だ。 友人である探偵の黒沢は、人間でありながらもキミと長らく友情をはぐくんできた、気のいい男だった。 しかし、その黒沢は無謀にも魔物のギャングに挑んで命を落とした。 最期の頼みは、殺された娘の仇討ち。 運び屋の仕事としては変則だが、友の頼みだ。 連中に“真の死”を運んでやらなければならないだろう。 小一郎:……PC1がPC1だ…… GM:……日本語でおkw 訳:PC1がハンドアウト時点からPC1過ぎて生きているのがつらい。 神無月:ではPC1枠はそちらドゾー 小一郎:……mjsk GM:……まあ、PC1ですしね? ……でも黄色→故一郎(否誤字)でPC1かw 神無月:こちら探偵でPC2の運び屋設定とも反発しませんし。非人間ですし。 GM:魔獣探偵となw 神無月:情報収集能力は皆無だがな!(死 実は、魔獣探偵こと義鷹(仮)の【社会】は4しかなかったりする。 神無月:一方で【感情】だけ12相当。見よ、この一点特化型。 小一郎:どこからどう見ても清々しいほどに殴り合い担当……w GM:……情報系能力、無いのですネ? 神無月:無いDEATH♪って、ファミリアでも取っておけば良かったか(星海の輝石買った奴) ちなみに「ファミリア」は情報収集を【感情】で行えるようになる消耗品、 「星海の輝石」はFPを10上昇させる装備品である。 どっちが必要かは、PCの状況判断によるが……探偵としてそれでいいのか義鷹よ? 神無月:(ふむ)やっぱりファミリアくらいは持っておきますか。情報コネクション×2と治癒薬×1も星海の輝石と差し替えで。 GM:まあ、BBTって情報集めないとそれなりに苦労しますしなw 神無月:《理より外れしもの》《君臨せしもの》で激しく尖らせた【感情】が火を噴くぜー GM:なるほど、天敵はエリスですね? 【社会】で判定強要可能 神無月:……ハッ!? GM:そして達成値操作で当たり眼すら無くなる、そんなサポーター 敵で絵梨洲はやばいな。うん。いかな雑魚ボスとは言え、あれが入ると何か状況が変わる。 小一郎:ひぎぃw!? 神無月:ガイウスの時も……w GM:つ「ガイウス本人より脅威度が高い、ともっぱらの評判」 *ガイウスは憤慨した後、落ち込んで帝王学の本を読んでいたそうです。 小一郎:あ、そいえば義鷹よ。範囲化スキルは持ってるかい? 神無月:範囲化? ナニソレ食えるの? 小一郎:おk、《一気呵成》とって置こう。これで初期に5枠上乗せ。完了。 GM:……単体ガチ殴りでしたかw 神無月:冷静に考えると一撃必殺が無い、範囲攻撃がない……どういうアタッカーだ、コイツはw GM:つ「全自動剣振り機」(のんすとっぷ・りびんぐ・そーど) 神無月:……強ち否定出来ないw GM:妖獣はパッシブの強い面から言ってそういうルーツですし、まあ仕方ないと思いますがw 神無月:しかも結構消費が激しい……《姿隠し》《魂のひと触れ》《法則支配者》で8消費、更に《魔獣の殺意》で更に1か…… 常時アーツ少ないんで初期が高いのが救い。 GM:……あ、隠密攻撃ですかw 神無月:いぇす。目の前で消えたと思ったらいつの間にか切られている…… 小一郎:ふっふっふ、こちらは再行動、振りなおし、範囲化、回復なんでもござれ 神無月:おお、頼りになるサポーターだ! GM:おお、手加減無用とな! おいそこのGM。 GM:うむ、サポーター居るなら大丈夫でしょう。ボスのオトモ置換してもw 小一郎:……あのー。あんまし強くないですよ? ダメージ強化系は持ってませんし。 GM:……サポーターが実能力「強い」はず無いでしょう(真顔) バリエーションと対応力こそが真価です。強いて言えば軽減持ってると小回りが利く、ってくらいですし。 小一郎:あ、軽減持ってない(死) GM:アタッカーの装甲に期待しておくと良いよw 小一郎:シクヨロ☆ 神無月:最高で8しかありませんが、ナニカ? GM:殺られる前に殺るんだ! 神無月:そして俺の回避は……4だ(どん! GM:重装甲化したうちのディフェより低いって何事ですかw 小一郎:やばい、これは勝ち目が無いかもしれない。 神無月:しかた無いんや、アタッカーの上に妖獣じゃあ…… GM:……まあ、何とかなるでしょう。きっと。では、自己紹介からどうぞ 自己紹介 柵原 小一郎 の場合 小一郎:「よぉ、全国一千万人の柵原ファンの皆、待たせたな! ……兄貴じゃなくてすまない。 ……本当に、すまない……。 さて、始めましての人もお久しぶりの人も……居るかな。いねーかな。 わっかるかなぁ、わっかんねぇだろうなぁ……って、このネタはこっちじゃ古すぎるんだっけか。(こほん) 改めまして、こんにちは……で、いいんだな? 多分。 哀れ痔ャ神の眷属とは俺のこと。姓は柵原、名は小一郎。 一回死んで生き返って、ついでに何かあちこち痔ャ神に引き回されてるうちに、すっかり瘴気が身体に染み付いちまった。引きちぎられた右腕は、トンチキな義手に挿げ換えられちまったしな。 さて、今回俺がやってきたのは、どこぞの世界のイケブクロの高校…… イケブクロっつーと乙女ロードとサンシャインくれーしかわからねーんだが、何とかなるか? なるんだろうな。 なってくれよ……いや。マジで」 小一郎:というわけで、サポーターとなりまして超時空悪役Say-1の弟こと柵原小一郎、アルシャードガイアから出陣。 兄の記憶は全力で消したい所存。 Q:こんな柵原で大丈夫か? A:一番マシな兄貴をくれ 小一郎:セレスチャル(神格)/イレギュラー(異能者)のマルチブラッド。 回復・振りなおし・範囲化辺りは備えてますが、それ以上となるとちょっと厳しいのでアタッカー頑張れ。 初期設定はシニカルな男子高校生。小石川正助に何か感銘を受けた様子。 眷属ジャンルのライバルはユウ=モーソリアム GM:敢えてエルシャダらないで聞こう……そんなライバルで大丈夫か? 小一郎:一番人気のある奴を頼む(キリッ) GM:……人気、人気か…… 人の名:柵原 小一郎 魔の名:フィエル=エル=フィリエル ブラッド:イレギュラー(異能者)/セレスチャル(神格) スタイル:サポーター かつてアルシャードガイアキャンペーン ダークマジック第2話『スイート・バレンタイン』において、NPCとして奮闘した青年。 邪神フィエル=エル=フィリエルの眷属である。 迂闊で残念な主の気紛れに振り回され、あちこちの世界を放浪する羽目になった末、この池袋に辿り着いた。 戦闘では、味方キャラクターの火力・装甲を大幅に底上げする《祝福》を筆頭に、多彩なスキルを駆使して 主導権をもぎ取る技巧派である。 その数奇な運命にもかかわらず、義理堅く筋の通った青年である。 自己紹介 天野 義鷹 の場合 神無月⇒義鷹:「天野義鷹(あまの・よしたか)……探偵兼傭兵兼……ああ面倒くせえ、何でも屋だ。 古くは京の都で人を食らった妖獣、鵺の成れの果てだ。 猿田彦とか言う神に拾われて以来、人として過ごしてきたが、どうもここ数十年は暮らしづらい。 木も土もない街は居心地が悪くてかなわない。 ……だがそれでも人として暮らすのには訳がある。人は弱く、卑しく、矮小だが……そんなもののために命を捨てた兄弟が居た。俺はヤツが何を思っていたのかを知りたい。ただそれだけのために、俺は半魔として生きている」 GM:……猿田彦と来たかw GMの脳裏には、お茶の水博士が一瞬頭に浮かんだ。火の鳥のせいである。 小一郎:それは、鼻が…… 義鷹:うむ、詳しくは漫画「足洗邸の住人たち」「いろは双紙」を参照(宣伝 人の名:天野 義鷹 魔の名:鵺 ブラッド:スピリット(妖獣) スタイル:アタッカー 池袋で探偵兼傭兵を営む妖怪青年。 悪態をつきつつも最後の最後で他人を見捨てられない人の良さを有する。 戦闘では、風雷棒(《精霊剣》相当)で、ひたすらに敵を殴り続ける純然たる前衛キャラクターであるが、 その一方でファミリアを用いた情報収集も得意とする。 ハードボイルドさは間違いなく一級品。 GM:……さて、PC1力はどっちが高くなるやらw 義鷹:……(目を逸らしている)) 小一郎:つ こんなPC達で大丈夫か? GM:つ 一番良いGMを頼む 訳:俺に期待するな 小一郎:『ああ、今回も駄目だったよ』、と GM:次は画面の向こうの読者さんたちにも付き合ってもらいますか。 壊滅的だ、大丈夫じゃ無い GM:というわけで、ハンドアウトを確認。 ●PC@用ハンドアウト 絆:水野七海 関係:慈愛 君は高校生として日常を送る半魔だ。 しかしある日、クラスメイトの水野七海がギャングに襲われている場面に出くわした君は、彼女を助けるために魔物としての姿を晒してしまう。 だがそれでも七海は君を恐れる事は無かった。 そしてそれは、事件の始まりに過ぎなかったのだ――――。 ●PCA用ハンドアウト 絆:黒沢 関係:友情 君は池袋に長く生きる半魔だ。 友人であり、同業者でもある探偵の黒沢は、人間でありながら君とは長らく友情を育んできた、気の良い男だった。 だがその黒沢は、無謀にも魔物のギャングに挑んで命を落とした。 最期の頼みは、殺された娘の仇討ち。 少々変わった依頼だが、他ならぬ友の頼みだ。 連中に“真の死”を思い報せてやらなければなるまい。 GM:小一郎は高校生、義鷹は街の探偵と言うか便利屋と言うかそういうもの、と 小一郎:いえす。こちらはノアと同じような経緯でぶち込まれた形に。 義鷹:はいな。因みにこちら、第二高浜荘に住んでるということでひとつ。 GM:ほいほい、そこには武装聖人も住んでますな。後、絵梨洲。 小一郎:……ノアとかガイウスはどうでしょうな。 GM:あいつらは何処かに自分の小型アレナ作って、ふんぞり返ってるのではw 小一郎:「こんな粗末な所に住んでいられるか! 私は他所を探す!」 こうですね。 GM:それ、探偵もので被害者になるワードではw 義鷹:www 小一郎:死亡フラグですね。 「こんな所で眠れるか! 俺は別の部屋へ行くぞ!」 それが彼を見た最後だった……そんなフラグであった。 GM:さて、ではPC間の相互絆をどぞ。 小一郎:よし、振ろう(ころころ)憎悪か恐怖らしいぞオイ GM:黄色の眷族がダイス振ると、大惨事になることが多いですよね 義鷹:では憎悪でw (ころころ)こちらは興味にしておきますか。 小一郎:……恐怖で良い? 獣怖ぇ!? って感じで。 GM:まあ、得体のしれない獣って意味では一番それらしい物体ですよね、ヌエって。なんせ、意味合いが「正体不明」。 義鷹:魔獣化するといわゆる「鵺」ではなくその時々で最適化した形態になりますw GM:変形型ゾイ○? 小一郎:つ BLOX GM:合体までするとなw 義鷹:どちらかというと「デフォで強いメタモン」 小一郎:つ ショゴス GM:……それは変身しないw 義鷹:てけり・り? GM:変身しないけど人でも山でも喰う巨大スライムですな……さて、ではてけり・りからOPと逝きますか。 義鷹:いつの間にかてけり・りということに!? GM:宇宙的恐怖vsハスターの眷族 何と言うクトゥルフ大戦BBT…… 何時の間にBBTはゴシックホラーからコズミックホラーになったのだろうか。 当事者以外に知る由も無い。つーか、知るとSAN値がやばい。 GM:さて、狂気の宴を始めるとして……義鷹にはノウンマンの知り合いで黒沢とゆー人が居たのですが。 義鷹:アジフライが好物の…… 弁当+アジフライ=人望、という方程式を見出した人ではありません。 GM:実はこの人、家系にいわゆる秘儀使いが居て、その関係でノウンマンになったのです…… 傍流なので黒崎姓は名乗れないそうですが。 小一郎:(ちょ!?) GM:で、まあ。知ってしまったからには仕方ない、とそっち側にも通じる便利屋、もしくは手堅い探偵をやってたのです が。 数日前に、彼の娘さんが街のカラーギャングに無残にも殺されてしまった、とゆー話を聞いた所から始まります。 オープニングフェイズ シーン1 「とある路地裏の死」 JR池袋駅から徒歩7分。 繁華街を一本外れた、人気のない通りの雑居ビル。 下は流行らないスナック、上は裏ビデオ屋という訳アリ立地の探偵事務所 それが、妖怪探偵天野義鷹の城であった。 ――その日は。そんな場所に似つかわしくない客が約一名。 深月:「……というわけで、ブラックコートとしても黒沢さんの身を案じているのですよ」(事務所内) GM:第一話に引き続いて、こちらの持ちキャラの武装聖人、倉本深月でございます。 見た目はただの女子高生。 義鷹:「で、俺に何をしろと?」 深月:「この界隈だと、多分あなたが一番戦闘力に長けているんじゃないかな、とうちの隊長が言ってたので。 個人的に黒沢さんの護衛をお願いしたく」 義鷹:「護衛ねぇ……言っとくが、守る戦いは慣れてねえぞ、俺」 *何せタイマン戦闘特化型である 深月:「娘さんの件が有ってから、黒沢さん結構「深い」ところまで踏み込んじゃってるみたいなんですよね…… で、一応仮にも末席とは言えブラックコートが動くと、それはそれで色々大変なので」 義鷹:「で、俺にお鉢が回ってきたと。ったくあのアホ……手間取らせんじゃねえよダボが」 深月:「なまじ知識も有るだけに、ですねぇ。それに何と言うか、そのカラーギャングもちょっと危険というか…… いや、そっちはさておき」 義鷹:「? しかし護衛っつってもよォ……結局俺は黒沢だけ守ってりゃいいのか、それともそのギャング気取りのガキども 後腐れなく皆殺しにすればいいのかどっちなんだ?」 深月:「できれば、旧知の仲ということで黒沢さんを説得するサービスが有ると良いなぁ、と独り言を呟きつつ」 義鷹:「いいことを教えてやる」 深月:「教わりましょう」 義鷹:「俺の【社会】は4だ」(メタ発言) 深月:「私より低いって、それ探偵としてどうなんですか」 義鷹:「大抵使い魔にやらせてるからなぁ……ほれ、床下の『家鳴』。アレ使ってりゃ大抵の情報は手に入るぜ」 深月:「……どーりで最近、部屋が揺れると思ったら……」 家鳴とは、西洋で言うポルターガイストのような妖怪。 奴に掛かれば盗聴器も真っ青、生活音筒抜けだそうです。 深月「とりあえず一週間、襲って来そうなのをけん制していざとなったら助ける、くらいでお願いしたいんですが」 義鷹:「面倒だな……牽制せずに奇襲で仕留めていいか?」 小一郎:つ 別に、倒してしまっても構わんのだろう……? 深月:「あ、それは一向に構いませんけど。トラブった時の対応はお任せします。 うちの神様も、「右の頬を撃たれたらクロスカウンターで左顎を撃ち抜け。奴よりも速く」と言ってますしね」 それは何処のボク神具なのか。 義鷹:「りょーかい。で、黒沢は今どこに?」 深月:「いつもの調査で、池袋の駅周辺に居るはずですね。流石に現在地まではこっちじゃつかみかねます……」 GM:で、報酬について常識的な範囲で(何)決定したあたりで、そちらの携帯にメールが。 義鷹:「(ぴぴっ)ん? ワリ、携帯だ」 発信者:クロサワ 用件: 内容:緊急、××ビル裏 GM:それ以外の記述が無いメールが。 義鷹:「渡りに船……いや、どうだかな。それじゃ行ってくるとするか。」 深月:「あ、それではお願いしますね。私は帰って寝てますので、何かあったら202号室へ」 義鷹:「お前は一言余計だよな」 で、《姿隠し》で姿を消して一瞬で移動するという演出を。 深月:「……をう、声はしたけど姿は見えず」(きょろきょろ) GM:で、件のビルの付近にすた、と何処からともなく出現するとな 義鷹:そんな感じでw GM:そうすると……足元に赤い何か引きずったような痕跡が。 義鷹:「……緊急か。確かにキナ臭いな、こりゃよ」 では周囲を警戒しつつ慎重かつ大胆に中に入っていきましょう GM:うむ、そうすると割と酷い出血と思しき痕跡が中まで続いてまして。 黒沢:「……よぉ、いつもながら、早いな」 GM:全身これ傷だらけ、って感じで血塗れの黒沢さんがぐったりと。 義鷹:「……どうだかな。遅かったかも知れん」 GMに質問。助かりそうですか? GM:治療系の能力が有る人とか居れば、辛うじて。通常の医療技術じゃ無理なくらいズタズタですな。 黒沢:「……何、連絡した時点でヘマしてたんだ。間に合っただけでも僥倖って奴だ」 義鷹:「人を呼んでる時間は無さそうだ……最後に、何か言っておきたいことはあるか?」 黒沢:「……そうだな。呼び付けて済まないが、お前に依頼をしておきたい」 義鷹:「聞こうか。馴染みのよしみだ、ロハで受けてやってもいい」 黒沢:「気前が良いが、前払いで報酬は受け取っておいてくれ。内容は……娘の仇討ち。 ……相手は、赤色をテーマにしたカラーギャングでな。最近、池袋の駅周辺で色々事件を起こしてやがる」 致命的な重傷を負ったまま、むしろ淡々と静かに語る黒沢。 黒沢「……さっき下っ端とやりあう羽目になったんだが……あれは、人間じゃねぇな。徹しも銃も効きゃしない」 義鷹:「そうか。つまり夜の側の連中ってワケか」 黒沢:「ほぼ、間違いなく、な…… 悔しいもんだ、目の前に仇かもしれない相手が居るのに、歯も立たないってのは」 義鷹:「……お前は、踏み込み過ぎた。俺達の領域に、昼の側の者が踏み入るべきじゃ無かった」 黒沢:「ああ、全くだ…… こんな事ばっかりやって、結局親父らしいことは何もしてやれなかったなぁ……可奈子……」 GM:そのまま血塊吐いて、絶息しますが……最後に自分の手帳だけ差し出しつつ。 黒沢:「……報酬は、最後の、ページに。済まんが、天野……後を……頼む」 義鷹:「……確かに」(手帳受け取り GM:で、静かに息を引き取りますが……SAで【黒沢の仇を取る】か【黒沢の依頼を完遂する】、好きな方をどぞ。 義鷹:依頼を完遂する方で。脳の中はまだ魔物に近いので仇とかそういうのは理解し難いのです GM:なるほど。では、そちらをトスしつつ…… 何故こんなにハードボイルダー(何 義鷹:で、黒沢って帽子とか付けてるということにしても? GM:ああ、ソフト帽がトレードマークです。 義鷹:ではシーンエンドは血に濡れた帽子を被ってその場を立ち去る義鷹(フェードアウト)みたいな感じで。 GM:BGMはNoBady’sPerfect、そんなおやっさんでエンドで。 ……うむ、真面目なNPCをやると何かが溜まってしまって大変ですね? とりあえず、人間性の減少やっといてください。 義鷹:おっと。毎度忘れますなこれは(ころ……3)妥当に期待値で。 GM:あと、依頼の報酬点として余分に3点持っといてください。 義鷹:む、報酬点? 財産点ってコトですか? GM:おっと、その通り。うっかりN◎VAが出てしまった(何) 義鷹:www オープニングフェイズ シーン2「アグレッシヴ・ガール」 池袋駅から南西に数分。 半魔専門のアパートこと第二高浜荘204号室に、今日も邪神の咆哮が響き渡る。 暫くして、申し訳なさそうに周囲をうかがいつつ出かける青年が一人。 ――彼が邪神の眷属であるということは、まだあまり知られていない。 義鷹:さあ、発散のお時間です 小一郎:……なんで俺が発散担当かな?w GM:黄色属性ですよね?(真顔) うちで黄色と言えばオチ・ネタ・大惨事の担当である。 小一郎:(こきこき) さて……さあ、俺達のオチを数えようか。奴の罪を数えるのは、それからだ。(ころころ→5低下) GM:数え切れるといいが……さて。ヒロインである所の水野さんなのですが。 小一郎:どんなイロモノに? GM:……消失終盤朝倉? 小一郎:ちょっと色々とまて!?w GM:何かこう、曰く言い難い衝動がですね? 小一郎:どうしてこうなった!? GM:プレイ前に変な燃料を投下したせいだと思います。消失3回リプレイとか 小一郎:というか、カラーギャング一人でどうにかできるじゃないですかソレw GM:ああ、序盤はおかしくない方の朝倉ですのでw 小一郎:序盤はって……w おかしくなるとBGM:歴史の転換点、とw 「歴史の転換点」 劇場版『涼宮ハルヒの消失』で、割とクライマックスなシーンに流れる名曲である。 GM:え、終盤のBGMはダイ・ローレライですよ? 小一郎:もっとひでぇ!? 「ダイ・ローレライ」:「殺っちゃえバーサーカー!」のあの人のテーマソングである。 小一郎:さて、ではシーンドウゾ。一秒でも長く真っ当な水野さんを見ていたい。 GM:賽は暴投されました。さておき。 夜の池袋ですが、何か用事が有ってなのか君が駅付近を歩いているとですね。 小一郎:(ふむ)ではですね。ちょいと帰宅後に、お目付け役こと10cmデフォルメ黄色に 「『ビーストバインドトリニティ サプリメント ディケイド』買ってこい!」 小一郎:と叫ばれまして。 ※黄色:邪神フィエル=エル=フィリエルの別称 星間宇宙を渡る風を司る大邪神ハスターの写し身であるが……その特徴はうかつで残念なこと。 無論、神としての威厳などあろうはずもない。 今回は小一郎の主格として目付け役の分神が出現しているようだ。 義鷹:開始早々に真っ当な路線からスピンアウト!? GM:池袋で売ってる所ってーと、アニメイト辺りですか。 小一郎:あとは東口方面ならとらのあなとかジュンク堂ですな。 西口だと芳林堂コミックプラザが地味にアツいですがさておき。 「仕方ねぇなぁ……本屋ってこの時間あいてんのかよ」(ぽりぽり GM:では、駅付近のガードとか近道を抜けて行く所で…… SE:ヒャッハー、彼女一人ぃ? 俺タチと仲良ク夜遊びとかシナーイ? SE:な、何ですかあなた達は!? ちょっと、離して…… SE:どがっ☆(アッー) 小一郎:「……色々と穏やかじゃねーな」 SE:(もう一つ)どがっ 小一郎:では、音源に向かっていきましょう。眷属摺り足。えーと、私服は……季節はいつごろでしたっけ GM:秋から冬ってことでw 小一郎:では、黒のジャケットに黒のジーンズをあわせた感じで。くろづくめー GM:まあ、割と近い所でヒャッハー系の赤づくめの人たちが、倒れた女子高生囲んで妖しい踊りを踊ってる光景が。 ただし、赤づくめのヒャッハーが一人、後頭部を抑えてぶっ倒れているのは見ないことに。 小一郎:「おいおい、何だいこの集まりは」 てくてくと、平然と姿を現しまして。 赤ヒャッハーs:「わっつあーっぷ?」「おいおい、アレなアレはどうしたんだーよジョニー」 「おっかしいゼ、ちゃんと張ったってばYO、Now!」 小一郎:さて、では倒れてる女子高生に目をやりましょう。何者でしょうかそのサムシング このヒロイン、初っ端から女子高生なのに妙なサムシング扱いである。 GM:女子高生は見覚え有るかな、と。クラス同じ女子生徒ですな。 小一郎:ふむ、「み」と「や」ですから出席番号近そうですな。 GM:基本、優等生で大人しい人です。情報系に強い、とゆー話も有ります。会話の頻度については任せますがw 小一郎:「こいつぁ……斜向かいの水野か」 一瞬で赤尽くめ達の後ろに回りこみまして、女子高生の顔を覗き込み GM:どうも、当身で気絶しているようですな。特に外傷は無し。 赤ヒャッハーs:「おいおーい? ボクちゃん? 何お食事の邪魔してくれてるのかな?」 小一郎:「うん、顔に傷を残さなかった点はまだしも評価できるな。この年頃の女子の顔は宝石より貴重だ。 あ? 何つったクソガキ」 赤ヒャッハーs:「オラ! プチャヘンザして帰れやガキ」 ※ぷちゃへんざ →ヒャッハー語。ぷっと・ゆあ・はんづ・あっぷ(Put your hands up……両手を挙げろ、くらいの意味)らしい。 むしろ彼らの言語能力がお手上げ侍であった。 小一郎:「そういや何だお前ら。カラーギャングにしちゃ……(上から下に目) センスねぇなオイ」 赤ヒャッハーs:「(上から下)いや、お前ほどじゃねーよ」(真顔) 小一郎:……まあ、黒ですからなあ 赤ヒャッハーs:「ほれほれ、ボクちゃんは大人しくお家に帰るお時間ですよ〜?」 「じゃないと、怖−いお兄さんたちに食われちゃいますよー?」 小一郎:「怖いお兄さん? オイオイ、ご挨拶だな」 でもって……そうですな。《魔獣化》。右腕が濁った黒い瘴気に包まれます 右腕から昏く吹き荒れる星間宇宙の風。 黄衣の王の異名を持つ大邪神に由来する、瘴気を帯びた魔性の気流は、その霊威のみで十把一絡げの雑魚を 圧して追い散らす。 赤ヒャッハーs:「げげげぇーっ!? お前は…… 半魔ぁ!?」 小一郎:「ちょっとこっちも憂さが溜まっててよぉ、遊んでくれるのか? 怖いお兄さんがたヨォ」(凄絶な笑み) 赤ヒャッハーs:「やっべぇ、こいつガチでホモでハンマーだ!?」「う、後ろに向かって転進じゃね!?」 小一郎:「ついでに言うと、足元のこいつにはちょいとノート六冊分の借りがあるからよ、お前らの食事にくれてやるわけには いかねーんだわ……Escape or Diiiie(とっとと失せねぇと殺すぞボケ)」 ――それは、ただの気紛れだった。 GM:うむ、しかしヒャッハーは所詮ヒャッハーでして。魔獣化した時点で蜘蛛の子散らすように逃げ去ってます。 逃げ脚は黄色並みのようですね? 小一郎:「ハッ、口ほどにもねぇ。さて……」(右腕を戻そうとして) はい、起床どうぞ ――ヒーロー気取りは柄じゃない。 最も守りたかった……であろう何かを守ることが出来なかった時点で、その資格はない。 そう、割り切っていたはずだった。 水野七海:「……(目ごしごし)柵原君? ……あれ?柵原君の腕が光ったり唸ったりして?」 小一郎:「……(がし、と左手で水野の視界を塞ぎ)」 水野七海:「(ひゃぁっ!?)」 小一郎:「よぉ、水野。こんな時間に外出とは感心しねーな?」(塞ぎっぱ) 水野七海:「……確かに、真っ暗で何も見えませんね」 小一郎:「視界が不自由だと、行軍速度が落ちるらしいぞ」 水野七海:「ええ、ベトナム戦争でもジャングルが随分と……」 小一郎:「……てか。こんな時間に何してんだ、優等生」 水野七海:「あ、ちょっと友達に届けものがあってね。で、届けた帰りに近道したんだけど……」 小一郎:「……友達?」 で、自分の右腕が元に戻ったのを見届けて、水野の視界を覆った手をどけます。 水野七海:「ほら、同じクラスの絵梨洲ちゃん」 *魔界の公子である。どう見ても半魔です。 小一郎:「……あぁ、あいつか(顔しかめ)」 前回の事件の顛末も知ってることにしますか GM:ノア暴れましたしね。以前行動をともにしていた黄色側も把握しているでしょう。 なお、「以前行動をともにしていた」云々についてはエンゼルギアThe 2nd Editionリプレイ『カナード=ライトハルトの帰還』 を 参照……まあ、じゅんいっちゃんつながりとゆーことで一つ。 小一郎:「なるほど、それなら納得だ。とはいえ、近頃ちっと街がキナ臭ぇからな。 無謀な近道は止して、明るい大通りを歩け。青少年」 水野七海:「全く、池袋も物騒になったものよね。安心してかよわい女子高生が歩けないなんて」 小一郎:「……割と昔からそうじゃねーか? 夜に関しては」 水野七海:「そうかしら? 少なくとも、人の通りが有る場所は安心して……(そして不意に小一郎の右手をはっし)」 小一郎:「お?」 水野七海:「……光ったり唸ったりしてないわね?」 小一郎:「……大丈夫か? 優等生」(気遣わしげに 生暖かいものを見る目で ――だが。 水野七海:「多分、大丈夫だと思うけれど…… (そして携帯のカメラを取り出す)」 小一郎:「……」 少年の運命は、本人の意思とは関係なく動き始める。 さながら、彼の実兄――かつての「史上最悪の主人公」がそうであったが如く。 水野七海:「(光ったり唸ったりしてる右腕の図)……うん、カメラには残ってるわね」 小一郎:「……金曜日されていた、だと……」 ええ、今回は義手にビームキャノンを積んできてまして。具体的にはジオングハンド。シャイニングレイ相当 水野七海:「せめて警察呼んで主犯格の顔くらい確保しておこうと思って、気絶した振りして用意してたんだけど……」 小一郎:「……や、ほんとかなわねーわ。つか、起きてたのかよ。マジで」(お手上げ) 水野七海:「ええ、一人は倒したんだけど、流石に数が数だから当身受けたフリして倒れてたの」 GM:どうも、後頭部に脚刀ぶち込んだ模様。犠牲者一名。 小一郎:「……強かだな、優等生」 では、倒れたヒャッハーの上に腰を下ろしまして 赤ヒャッハー:「(ぐふぅ)」 水野七海:「とりあえず、「何者だ!」とかは聞かない方が良い類の人よね?」 小一郎:「あぁ。理解が早くて助かるよ。で、どうする? ……不審者っつってK察にでもタレ込むかい?(ほーるどあっぷ)」 銃刀法違反……には多分なりませんが。光ってうなる腕 ※銃刀法に違反するには少々ファンタジー過ぎたようである。 ちなみに、変身ヒーロー最大の敵、銃刀法vs魔法少女の仁義なき法解釈争いを描いたronnor先生、patRIOT先生の 『ミタキハラ白熱教室』は全国の一部書店で好評発売中! 水野七海:「……(んー)助けて貰ってそれは、ちょっと仁義に反する気がするのよね。 とりあえず、私は何も見て無かった、で済ますのが穏当だと思うわけだけど」 小一郎:「(ふっ) 別に、お前を助けたわけじゃねーけどな。 俺はちょっと調子こいた馬鹿に絡まれたから自衛した、それだけだ」 こう、若干照れ気味なのを隠しつつ、恩に着る必要はないぞー、と。 水野七海:「カッコつけちゃって。……でもまあ、助けてくれてありがとう、くらいは言わせなさい」 小一郎:「(肩すくめ) どういたしまして……ついでだ。安心して歩けるとこまでは送ってってやるよ」(よっこいせ) 水野七海:「それじゃ、エスコートよろしくね、柵原君」 小一郎:「女子高生の一人歩きなんざ、危なさ過ぎて放っておけないしな。 おぅ、では此方で御座います、お嬢様(執事っぽく礼してドゾー、と) 水野七海:「苦しゅうないぞ、とか応じるべきなのかな?」 小一郎:「一人称がわらわだったりするとなおいいんじゃねーかな。そのスジの人っぽくて」 水野七海:「……女王様とか、女教皇とか、そーいう筋?」 小一郎:「多分」 水野七海:「……淑女の私には難しい進化経路ね」 小一郎:「(かっかっか) なぁに、お前さんはそのままで居てくれた方が気が楽だ……あ、そだ。 水野、ついでと言っちゃ何だが」 水野七海:「何かしら?」 小一郎:「明日万一、三限の工藤で当たっちまったら、和訳文を提供してもらえると助かったり助からなかったり 昇天したりするかもしれない」(真顔) 水野七海:「……宿題やらずに、夜の池袋を歩いているのは果たして健全な学生と言えるのでしょうか 言えない。反語」 小一郎:「ぐは。それは即死級ダメージだ。 うちにかえるんだな。おまえにもかぞくがいるだろう……っつー感じ」 水野七海:「まあ、そのくらいなら構わないわよ。エスコート分のお返しってことにしておくわ」 小一郎:「おぅ、さんきゅーな」 GM:……で、送って行く所でフェードアウトするのです が。どうも、ヤな気配が抜けませんね。 恐らく厄介事に巻き込まれるんではないかな、と予感しつつ。 小一郎:うぃ。ではですね。このタイミングで「家族」の単語が出たので SE:ご家族は健在ですか? おや、お兄様はお嫌いですか? 小一郎:「……(まぁ、俺にはもう、家族なんていねーんだけど……よ)」 というモノローグを挟んで、【家族への愛情】をエゴ【家族への訣別】に変更。罪一つ GM:をう、了解w ……SAはどーするかな。【七海を守る】でも【日常を守る】でも構いませんがw 小一郎:ふむ、敢えて七海を守る、で。 ――さあ。もう一人の「主人公」のモノガタリを、始めよう。 小一郎:……アルェ? 思ったよりは真っ当なPC@に GM:うむ、思ったよりまともなヒロインでしたね? ……ルルブの記述とは完璧に別人ですが、そこは気にしたら負け。 小一郎:それがあんなことになるとは、僕らはまだ思いもよらなかったのだった……(回想風) というわけで、マジメなシーンの鬱憤風船を膨らませて義鷹に投げ返す。後は頼んだぞb GMの鬱憤風船を使ったタイムショック状態であるらしい。 爆発すると何が起きるのか、それは誰も知らない。 オープニングフェイズ マスターシーン 「赤、蠢動」 GM:さて、ちょっとマスターシーンと書いてヒャッハー無双と読む。 小一郎:あ、ガス抜きタイム 池袋地下の地底湖跡地。 かつて、赤き粘液に覆われていた其処は……今は、赤きカラーギャングの宴の場と化していた。 赤いバンダナやニット帽を被ったギャングたちの中心に、一際目立つ赤マントの男が一人。 斑な金に染めた短髪に、ピアスを半端に開け、ジャラジャラと派手なアクセサリーを付けたその男は、 たった今「失敗した」部下を椅子にして座っていた。 親玉:「ヒャッハーーーー!! 夜だー!!
酒だ―!! ……おぉい、女はどうしたよ?」 赤ヒャッハーs:「スンマセンスンマセンスンマセン!?」(ぎゃー) 親玉:「久々に面白ぇ女が居たってのに、何あんな半端モノに攫われてんだお前ら(げしげしげし)」 赤ヒャッハーs:「(ぎゃー)」 親玉:「……まあ、仕方ねぇな。手下の失敗は俺が取り返せば良いって話ヨ。……たまには喰いでのある奴を、 自分で捕まえるのもJOYって奴よ」 GM:……と、どう見ても一山幾らの不良とは格の違う(仮)不良が高笑いしつつ……シーンが切れます(何) 小一郎:一山幾らのクズ超人……w 義鷹:w なお、ビジュアル的な話をするとこの親玉こそが三下の極みである。(基本ルールブックp246参照) GM:ボスキャラには相応の威厳とかが欲しいな、と思うGMであった。さておき。
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