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Before Dawn Daybreak ２０１３年春。 ＭＧＲ(メタリックガーディアン)の発売に続いて、あの機甲ファンタジーが帰ってきた…… ドラゴンアームズ改～バハムートライジング～、発売。 「早くソードワールド２．０の原稿仕上げろよ」という(主にＧＭ担当者の)内なる罪科の声にもめげず、今日も今日とてオンラインにプレイヤーたちが集うのだった…… ちなみに、ＧＭもＰＬｓもドラゴンアームズは初プレイ。 ＧＭも前版のルールや世界観はＧＦ誌で流し読みした程度なので、ミス上等・雰囲気を掴むための試験的プレイ、とゆー軽めの気分でやっております。 あらかじめご了承ください。 さて、準備は出来たか？ 俺たちは出来てる。 全プレイヤー、入場！！ プレイヤー１：神無月氏 ハードボイルドなキャラクターに定評のあるＰＬ。 渋いＰＣと高火力の前衛系をやらせると、その安定性で右に出るものは中々いない。 通称、ファンブルマスター(二代目) 好きなロボットアニメは『天元突破グレンラガン』『覇王大系リューナイト(TV版)』 本人から一言：「コイツは頂いていくぜー！（モヒカン）」 プレイヤー２：九谷 妄言プレイヤー。イロモノＰＣと悪ノリに定評のあるＰＬ。 『Replay Attackers』管理人 2013年7月現在絶賛社畜中。やめて、この社畜は悪い社畜じゃないの。 好きなロボットアニメは『ゾイド（無印）』『ブレンパワード』 本人から一言：「……どうしようもない変態だな」 ＧＭの中の人：虚穂氏 死亡ギリギリの戦闘バランスと、シビアなフラグ管理に定評のあるＧＭ。その通称は魔王陛下。 今回は待望のドラゴンアームズ版上げということで、通常の三倍の殺意でお送りいたします。 好きなロボットアニメは『劇場版パトレイバー』『武装神姫』 本人から一言：「こんな部隊で大丈夫か？」 九谷：と言うわけでキャラは前日、ご協力を得て作りました。まだルルブは手元に無いですが。 神無月：こっちも出来てますが……ライジング、します？ ＧＭ：ＤＡだと、シナリオこんな感じで一本組んであるのです。 時は竜暦２００５年、２月―― 竜暦２００３年３月２８日、光一号作戦で人類の希望、巨竜艦バハムートが墜ちて２余年。 人々は絶望的な戦況の中、辛うじてその生存圏を維持していた。 この時、地上の要撃拠点と化したバハムートと各戦線の間で緊急の戦力を輸送する特殊部隊が存在する。 ＤＡＦ作戦本部麾下機動部隊バハムート所属 第１０騎行大隊・第３小隊。 彼らはやがて来るであろう反攻の日に備え、今日の戦いを続けていた。 ドラゴンアームズ改 『Ｂｅｆｏｒｅ Ｄａｗｎ Ｄａｙｂｒａｋｅ』 巨竜の翼が開く、その時まで。 ＰＣ１ハンドアウト シナリオ感情：友情/フォルター＝バベッジ フォルター＝バベッジは、君の部隊で竜翔騎を駆る同僚の一人だ。腕は確かで、小隊長として幾つかの特殊任務にも従事している。 今回の任務でも、彼には世話になったのだが…… ＰＣ２ハンドアウト シナリオ感情：連帯感/部隊(名称未設定） 君はＤＡＦ作戦本部麾下機動部隊バハムート所属、第１０騎行大隊に配属された大騎士の一人だ。 君が配属された小隊は戦闘のみならず様々な任務を受ける「何でも屋」だが、今回はその帰路で事件に巻き込まれることになった…… 九谷→ハルキ：ふむふむ。こちら、フルネームがハルキ＝オトゥモス、と名前からしてイロモネアなのでPC２ですかね ＧＭ：何故ココに配属されたのだろう…ｗ ハルキ：おおいなるいし？ ＧＭ：おおいなるいし（ロリへの嗅覚）？ ハルキ＝オトゥモス。名前の元ネタは「大友 春樹」。バー・ぴぃちぴっと先生の名作、「惚れた女は１○歳児」 （R-18作品）の主人公にして、いかんともしがたい熱血ロリコンである！ 名は、体を表す。 名前の由来が熱血ロリコンである以上、キャラクターもロリコンであることは最早覆しようの無い定理――ッ！ そんな大騎士で大丈夫か。 ＧＭ：ちなみに、二人とも〈階級〉は１ですかね？ ハルキ：えーと、こちらは１ですね。 神無月：いえ、こちらは２。 ＧＭ：お、ということは竜士か。 神無月：ラディウスを使うために……ｗ ＧＭ：ああ、なるほどｗ 〈階級〉とは、万能技能と呼ばれるカテゴリーの技能である。 このゲームではＰＣはＤＡＦ（竜盟軍）と呼ばれる軍に所属する軍人であるため、この技能のレベルは文字通りの「階級」も表すことになる。 また、この技能は装備品の取得可能レベル上限にも影響しているため、最初から強めの装備品が欲しい場合、 戦闘用の技能の取得枠を削って〈階級〉を１(初期値)から２に上げるという選択肢も存在する。 ＧＭ：さて、では状況説明かＰＣ自己紹介か。ＯＰはＰＣ２からですが、先に少々世界観に触れておきたいと思います。 ハルキ：ういうい。 ＧＭ：…ところで、この世界の敵勢力についてＰＬ側に情報は有りますかね。ＭＩＳＴとゆーのですが ハルキ：……こんなバハムートに守る価値はあるのだろうか という団体ですね？ 何だって良い、人類を滅ぼすチャンスだ！ ＧＭ：めかにかる・いんてりじぇんと・おぶ・すてぃーる・てりぶるず。略称がＭＩＳＴ……機械仕掛けで正体その他諸々不明ですが、とりあえず「生命体を滅ぼしに来ている」ことだけは明白な謎の軍勢です。 その殆どと言うか主力は大型の兵器なので、対抗手段は人類サイドも機動兵器。 一説によればはるか昔の伝承にある「天からの災厄」ではないか、とも。 神無月：天より降り注ぐものが世界を破壊する……（うーにー） ＧＭ：この世界と言うかこの大陸では、人類は神話伝承の時代ではヌクレアの力、とゆーエネルギーを使ってたそうなのですが……その伝承時代に展開されたＮＪが機能してるので、核分裂も核融合も起きませぬ。 ちなみに、そのＮＪもとい「核エネルギーを抑制する結界」が展開された理由と言うのが、「天からの災厄」が人類と 同じ「ヌクレアの力」を一切の遠慮なく使った結果、熱核兵器による(人類側にとって一方的に不利な)絶滅戦争が 起きたからだそうで。 ハルキ：核戦争ェ……ｗ ＧＭ：で、まあいろいろあって核分裂・融合を阻止する謎結界が展開されて、その時の「熱文明」は崩壊、敵も動力喪失で戦争は終わったそうです。 なお、この「熱文明期」の崩壊は、この世界観における暦「竜暦」の開始よりもかなり昔の話らしい。 つまり、ゲーム開始設定が竜暦２００５年なので、最低でも２０００年以上前の伝承ということになる。 ＧＭ：現状の文明は、クリスタルエンフォーサーとゆー謎の雷力送信システムによって動いております。 クリスタルエンフォーサーは巨大戦艦バハムートの中核パーツとなっていて、ナデシコの重力アンテナシステムよろしく、 ここから大陸全ての機動兵器へエネルギーを供給しております。 なお、エネルギー名は「雷力」。電力でも電気でもない、らしい。 神無月：なぞの すごい えねるぎー だ！ ＧＭ：でも、機体の高分子流体っぽい人工筋肉が収縮変化するのって、やっぱり電気ですよね？ ハルキ：……なんか電気っぽいなにか？ ＧＭ：ええ、電気っぽい「ナニカ」。なんかそういう物です。 戦艦バハムートは、元々は前水晶文明期（竜暦前１０００年くらい）の「バハムート遺跡」として知られていた、全長３.５ｋｍに及ぶ超大型の飛行戦艦である。 その中核部に存在するのがこの世界の雷力全てを供給している巨大な結晶体「クリスタルエンフォーサー」であり、遺跡が戦艦として浮上する前も後も、戦艦が激戦の中で地に墜ちても、この１６０年余り、さほど変わらず世界全てにエネルギーを供給し続けている謎の物体である。 実際の利用方法は、「エーテルチャンバー」もしくは「レギュレートチャンバー」と呼ばれるアンテナ兼コンデンサーのようなパーツを組み込むことで、クリスタルエンフォーサーから雷力を受け取ることができるようだ(前者が高出力・不安定な遺跡の発掘部品、後者は出力が低い量産・模造品)。 ＧＭ：だいたい、世界観はそんな感じですね。バハムートが墜ちてもクリスタルエンフォーサーは稼働中ですが……一方で敵であるＭＩＳＴにも、そのエンフォーサーに対するアンテナっぽい装置があるようで。 「え、実は敵も同じ動力で動いてるんじゃね？」と度々。 でも証明しようにも、このエンフォーサー砕いたら文明が崩壊するとゆージレンマ。 ハルキ：（ふむふむ）何はさておき、エンフォーサーと雷力(Photonic)ありき、の世界なのですな。 ＧＭ：そゆことです。 と言うわけで、世界観説明はこの辺で。 大量のページを費やして詳細な設定が記されていますので、ルールブックをお持ちの方はそちらをご一読あれ。 読んでるだけで滾ってきます。 ＧＭ：ではセッションの舞台設定に移りますか。 時間軸は人類の希望、バハムートが墜ちてからしばらく。地上で要撃拠点になったまま自己修復待ちしてるバハムートから戦力を出入りさせて、戦線を維持している状況です。 ＭＩＳＴの襲撃が発生した竜暦２０００年、人類はその生存圏の９０％を奪われ、存亡の危機に瀕していた。 浮上した戦艦バハムートとその随行戦力の活躍によって、２００３年には大陸の５０％を人類の手に奪還するに至ったが、同年に行われた「光一号作戦」においてバハムートはＭＩＳＴ側の攻撃によって飛行能力を喪失・墜落。 人類はじりじりと戦線を後退させ、地上要塞となったバハムートは２年余りの間、ＭＩＳＴから苛烈な集中攻撃を浴びることになった。 そして２００５年、再びバハムートが空へ昇るくだりを描くのが「ドラゴンアームズ改」の付属シナリオ、「バハムート・ライジング」である。 ＧＭ：そんな状況で、まあ自己修復能力のあるバハムートが再び飛べるようになるまで戦線を(後退しつつ）維持しているのが人類の状況。バハムートが飛んでた２，３年前までは、その活躍で大陸の半分程度が人類の手に戻ってたんですが、今は３割くらいに戻っております 今回のセッションでは、「バハムート・ライジング」のおよそ２か月前…… バハムートが（文字通りの）臥龍として地上にある時期を使用しております。 ＧＭ：さて、そんな最中のシナリオですが…とりあえずＰＣ間感情を相互で「感情/対象」とゆー形でよろしく。。 ハルキ：ふむ。ちなみにそちらの性別・年齢は？こちらは男・23歳。 神無月→クルト：男・１７歳です。こちらからは信頼を。 ハルキ：……ふむ、「戦友」とかにしときますか。無難に。幼女だったら庇護とか偏愛入ったが。 憲兵さん こっちです。 ＧＭ：ちなみに階級はクルトの方が上、ハンドアウトのバベッジは３０前の男性で〈階級〉２なので、クルトと同格ですかね． クルト：ふむふむ。では士官学校を主席で卒業した期待の若手エリートな感じで行きますか バベッジ：「何と言うか、野郎ばっかりで潤いが足りないな」 ハルキ：「全くだ。だが、麗しの幼女達とまだ見ぬ幼女達を守っていると思えば、遣り甲斐もある」 ＧＭ：エーテリックの管理ですが、カード機能を標準ＮＯＶＡで起動したので確認と同調をば。これが一番安定するっぽいので ハルキ：うぃ、確認。 クルト：こちらも確認しました。 ＧＭ：さて、ではＰＣ１から自己紹介をば。手札は４枚あれば問題なし。 クルト：（手札見て）いかん、スペードが無いｗ ＧＭ：スペードとクラブが要るんですよな、この２名だとｗ ＰＣ１ クルト＝カウフマン クルト：「クルト・カウフマン竜士です。先日配属になったばかりで経験不足の非才の身でありますが、MIST撃退のため努力します！」 真っ当な好青年、但しちょっと慇懃無礼気味な感じ。人の悪意に鈍く、マイペースな少年です。 あとヴァイツグラード出身なので黒い服を着ています。 ＧＭ：初期で〈階級〉２ってーと、士官学校出た若手の士官（候補生）か…エリートなのは間違いないｗ クルト：候補生っつーか、一足飛びで士官になっちゃってますけどなｗ ＧＭ：何故こんな部隊に来たのか……それはどっかで明かされる(可能性) クルト：えーと、あと性格は応変／秩序。出自は研究者で境遇は殺害、両親がMISTに殺されてます。 なので「喪服の国」と揶揄されるヴァイツグラードですが、コイツが着てるのはガチ喪服です ＧＭ：戦線に居る間、常に喪に伏してる状態なのかｗ クルト：人物は好奇心でブルーノ・Ｅ・リー。研究室に居た頃に知己を得て話をさせてもらった際にいたく感銘を受けた、 とかそんな感じで。 クルト＝カウフマン クラスは「襲撃騎」（近接戦闘を得意とする戦士系）、出身はヴァイツグラード（ドイツっぽい国風の軍事独裁帝国）の若き俊英である。 ＭＩＳＴの襲撃によって両親を失ったという過去を持ち、常にこそ見せはしないが、ＭＩＳＴに対する憎悪は心中に根強い。 戦闘では二本の戦斧を携えた超攻撃型の襲撃騎で先陣を切り、敵コマンダーを打ち砕く強力なアタッカーである。 ＧＭ：了解。で、ハルキの方は……同じくヴァイツグラードの出身で…あれ、こっちも研究者か。 ハルキ：……ところで魔王陛下。この部隊、幼女は居りますか ＧＭ：うむ、そう来ると思って部隊の大隊長は幼女です。ただし見た目が。 ハルキ：なん……だと……！？ その時、ハルキ（の中の人）に電流走る ハルキ：よし、では魔王陛下。大隊長の名前を教えていただきたく ＧＭ：年齢欄に「機密」と書いてあって外見は１０代ギリギリの灰髪幼女、ルーグレイ＝ミュート十竜長です ハルキ：「ハルキ＝オトゥモス竜士補だ。渾名は熱血ロリコン。 ……一目ぼれだったんだ」 ＧＭ：……ﾗｲﾌﾊﾟｽの「人物」の項目、書き換えておいてはどーでしょう。それ、人生と言うか性格面に影響を与えた人物の項なので。 ハルキ＝オトゥモス クラスは「機甲騎」（射撃戦闘全般を得意とするクラス）、出身はクルトと同じくヴァイツグラード。 特筆するならば、ロリコンである。 研究者としての生まれから〈捜索〉技能を持つほか、〈説得〉技能を持ち、戦闘以外の面にも対応できる優秀な戦士である。ただしロリコンである。 戦闘においても大口径雷熱砲と軽快な運動性を誇る機体で敵を攪乱・強襲するサブアタッカーとして活躍する。 惜しむらくは、重篤なロリコンである。 (着任当初の再現映像) 「突然失礼します！ ハルキ＝オトゥモス竜士補２３歳独身！ ルーグレイさん！ 一目見たときから好きでした！ 僕と……結婚を前提に、付き合ってください！」 その角度はエレガントなまでに９０度。 口調は極めて著しく真剣。 本人の容姿も、端正・端麗とまではいえないまでも、清潔かつ清廉な印象。 そのプロポーズは、適切な女性に向けたのであれば、おそらく二つ返事で承諾されたであろうが――しかし。 狂おしいほどに誠実なそのプロポーズは。１０歳に届くか否か、という幼女に向けられたものであった。 ルーグレイ：「…… クルト竜士、貴官、精神分析学の心得は有るか？」 クルト：「いえ、残念ながら。」 ルーグレイ：「暗号解析でも良い。この良く分からない人物の発言を、私に分かるレベルに噛み砕いてほしいのだが」 クルト：「端的に言うと、幼い外見の女性に対して激しく欲情する性癖を持っている、ということでは」 ハルキ：なお、この会話中ずっと熟練されたサラリマンの角度で頭を下げております。 ルーグレイ：「そうか。良し、ハルキ＝オトゥモス竜士補。まず顔を上げ、帽子を取って……歯を食いしばれ(極上の笑顔）」 ハルキ：「はいッ！ あなたを見かけたときからロリコンですッッ！」（帽子とって顔を挙げ） ルーグレイ：「自重しろこのロリコンがッ！！」（アストラル・コークスクリュー） ＳＥ：ｵｱｯｰ クルト：えーと、ところで１０代ギリギリというのは下方に？上方に？ ＧＭ：下手すると一桁に見えてしまうが、軍服と目線のきつさで辛うじて１０台に見えなくもない(死) ハルキ：ﾋｨｰﾔｯﾊｧｧｧｧｧｧ！ クルト：ｗｗｗ プレイヤーは（いや、むしろプレイヤーが）興奮している。 警官さん、こっちです。 ＧＭ：（えーと）アレです。ＩＳ（いんふぃにっと・すとらとす）のラウラさん。 クルト：ああ、あんな感じですか。 ＧＭ：なお、技能系統は〈幻操〉と〈戦術指揮〉で、指揮官と広域探査を担当してます。 眼帯は幻操に没入するときに付ける、かもしれません。 ちなみに、ＧＭの中の人は黒兎党らしいです（超余談） ＧＭ：まあ、そんなわけであなた方は第三小隊に配属されたわけですが……もっぱら、理由は出身が研究者のせいかもしれない。第三小隊は戦闘も含めた強行偵察なんかもやる何でも部隊なので、技能幅にそういうのがある人や、慣熟中の士官候補生なんかも入れ替わり立ち代わりで配属されるそうで クルト：「人工筋肉のスリム化を研究していたらいつの間にか前線に配属されていた。実践データも取れるし言うこと無いね」 ＧＭ：危険な任務も多いですけどね。だいたい、２，３機で竜翔騎（飛行可能な大型ジェット機）に部隊ごと積んであちこち移動しております ハルキ：「人類工学的な面から理想の男性・女性というものを研究していたらいつの間にか前線に配属されていた。 だが、十竜長に会えたから全く問題ない」 SE：チェインバー！ 彼は何と言っている？ ルーグレイ：「……ヴァイツグラード本国からは「人類分析学の優秀な人員、かつヤヴンハールの波保有者」と聞いていたのだがな」 ハルキ：なるほど。人類分析学が本来の専門、と ＧＭ：生化学、では無いでしょうなｗ バベッジ：「まあ、優秀なのは間違いありません、マム。極めて著しく優秀性と人間性が偏っていますが」 ＧＭ：だいたいそんな感じ。クルトは何というか……お目付と言うか指揮官としての訓練を課されてる気がしなくもない。 クルト：うーむ、階級的に出世街道を登ってる真っ最中ですしなｗ ＧＭ：階級３になると、小隊なら普通に指揮するようになりますからね。さて、ではオープニング……ＰＣ２から行きますか ハルキ：いえっさー。 オープニングフェイズ シーン１ 「サプライズド・アタック」 ＧＭ：では、状況を説明しよう。 現在地点：上空 地点備考：ＭＩＳＴ勢力圏 幼女：不在 ハルキ：「(気力１５０→５０)」 幼女がいないだけで１００も気力が下がるロリコン。 このロリコン、筋金入りである ＧＭ：機体をカーゴに収納して竜翔騎で移動中って感じですね。機体のコクピット後部にある座席だと思ってくださいｗ ハルキ：「……十竜長ブロマイドが在ればどうということもないかとおもったがそんなことはなかったぜ！」 バベッジ：「別に写真くらいなら貼っても構わんが…お前、本当にテンション別物なのな」 ハルキ：「くそぅ、これほどまでに禁断症状が激しいとは……業の深い性癖であることだ。これがロリコンの宿命なのか」 バベッジ：「不治の病レベルだ。どうしてこうなるまで放っておいた……」 ハルキ：「あー。どうも十竜長の前に出るとテンションMAXになっちまうんですよね。こう、何だろう。男の塊が滾る感じで」 ……「魂」ではなくて、「塊」？ ＧＭ：実は今回のミッションですが、人類の領域の淵のところに村落が有ったので、そこに生存者がいないか、強行偵察と 物資回収に出てたのです。小型の地下壕みたいなのが有ったと思ってください ハルキ：ふむふむ ＧＭ：残念ながら偵察っぽい小型ＭＩＳＴを落としただけで、まあさっさと帰りますか、という道中。 ハルキ：「これじゃ十竜長への土産も全然ですよ……十五回目のプロポーズも手ぶらで行くしかないか……」 バベッジ：「この部隊だと良くある仕事だったな…帰ったらルーグレイ隊長に報告書を出すというご褒美を譲ってやるよ」 ハルキ：「……OK、全力で書きます。何枚でも書きます」 バベッジ：「……報告書だからな？ 前みたいに３００００文字近いポエムとか添えるなよ？」 ハルキ：「３０個目の婚約指輪を添えますとも（にぃ）」 ＧＭ：で、来た時と同じようなルートを辿って飛ぶのですが…… バベッジ：「……――！？ 竜士補、伏せろ！」 ハルキ：「うぉっと！」 ＧＭ：突如として機体が回避機動取ると、側面の窓のすぐ傍を抜けていく誘導弾。 バベッジ：「くそ、対空砲火だと！？ いくら勢力圏ギリギリとは言え、よりによって帰り道でこれか！！」 （ぎゅんぎゅん機体振り回しつつ） ハルキ：「（いたた）ひ、ひははんはひゃひゃいひゅひゃ」 訳：し、舌噛んだじゃないすか バベッジ：「舌噛むくらいで済めば御の字だ…… くそ、抜けきれないかっ！？」 ＧＭ：で、バレル回避の硬直に一発でかい衝撃が入って… バベッジ：「フライトシステム中破、右翼スラスター沈黙……くそ、カーゴにも数発貰ったか。悪いが、報告書の前に軟着陸だ。しっかり捕まっておけよぉぉぉ！！」 ハルキ：「あー、ちくしょー。死ぬなら十竜長と一緒に死にたかったぜ……」 ＧＭ：…かくて、ＭＩＳＴ勢力圏に着陸強行する羽目になった一行であった。 幸いにも、と言うか。竜士補は無傷であった。ブロマイドが無ければ即死だった(本人談) ハルキ：…………どんなブロマイドだｗ ＧＭ：……ゲームデータ的には「生死判定を振りなおせる」とか、そんな感じだろうかｗ ハルキ：あ、むしろアレか 「誰かのために１００％の生存確率を叩きだせる。それが俺の強さ（ｷﾘｯ）」 ＧＭ：それ、台詞吐いたあとで本人は灰になって砕け散る可能性がｗ オープニングフェイズ シーン２ 「翼をもがれて」 ＧＭ：そんなわけで、落着したところでＰＣ１にシーンが移ります。 クルト：うぃうぃ ＧＭ：それなりに起伏のある丘陵地帯、但し森も有るので視界が悪い。 そんな状況ですが……同じ航空機に乗ってたクルトの損害や、いかに クルト：あ、こっちも同じのに乗ってたんですか ＧＭ：ええ、機体３，４体を搭載して飛べるのが竜翔騎なので。このメンバーで１小隊弱なのです。 クルト：墜落したってコトは……まあ無傷では無いでしょうな。軽い擦過傷とかの応急手当をしつつ。 ＧＭ：軽く機体の状況なんかも確認してるのですが…まあ、もう一名の戦闘要員であるハルキは無事でした。文字通り。 クルト：「ふう…全く酷い目に遭った。現在地把握、帰還ルート算出…」 バベッジ：「……超納得いかねぇ」（ズッタボロ） ハルキ：ｗ ＧＭ：軟着陸に努めた結果、対ショック姿勢とか取れずにそこらじゅうぶつけて包帯だらけのバベッジさんでしたが。 バベッジ：「航法システムは生きてるが……流石に主機関と翼の修理が要るぞ、これは…」 クルト：「手持ちの資材じゃあ応急処置は出来てもそこまでは…」 ＧＭ：この機体もドラゴンオーガン搭載してるので、それなりに戦えるんですが…まあ、あくまで輸送機ですので。 あんまり頑丈ではないのです。 バベッジ：「ＭＩＳＴの雑兵に見つかる前に、応急修理でも何でもしなきゃダメってことか……周辺の状況もわからないからな」 ＧＭ：で、さっきカーゴにも何発か貰ったせいで、そちらの機体にもダメージが入ってるのですが、ちょいと二人とも４Ｄ６ほど振ってみてください と言うわけで、損傷を振ってもらった結果。 クルト(ダイス機能)：4D6 = (1+6+2+4) = 13 ←（ＨＰ４７/６０） ＧＭ：１３点…元が６０あるから小破くらいか。そっちはどんなもんでしょ？ ハルキ(ダイス機能)：4D6 = (2+1+1+6) = 10 ←（ＨＰ４０/５０） ハルキ：ブロマイド効果すげぇｗ ＧＭ：む、思ったよりダメージ無いな。 竜翔騎のほうは、ＨＰ５０のところ４０点後半ほど食らってる状況ですね。戦闘続行無理、の段階。 バベッジ：「(地図取り出しつつ）……不幸中の幸いか、この辺にはちょっと前まで地下壕があったはずだ。資材なり情報なり、探して見つかる方に賭けるしか無いか…」 ＧＭ：と言うのも、ここって前述のとおりＭＩＳＴ勢力圏なので、地上を突破して人類の勢力圏まで戻るのは決死行になるかと。 クルト：「仕方ないですね…何とかやるだけやってみましょう」 ＧＭ：それなりに高空を飛べる竜翔騎なら、離脱するだけなら何とかなるはずなのですが。そこまで持っていくのが今回のお仕事です。 ＧＭ：と言うわけで、ここからミドルフェイズに入ります……まず、カード機能の手札４枚をご覧ください。 ハルキ：はいはいさー ＧＭ：シーンに参加した場合、その中から一枚を選んで裏返して出してください。 そのシーン中に自分の「性格」もしくは保有している「感情」に沿ったロールをすることで、その出した札が「エーテリック」とゆー感情由来のエネルギーとして「チャージ」されます。 より正確に記述するならば、シーンごとに４枚まで補充される手札のことを「エーテリック」と呼び、これはＤＡＲの世界観において「世界に働きかけようとする意志」の具現として扱われる。 性格・感情によるロールで活性化したエーテリックは思惟堆積層……この世界で言うところの精神エネルギー領域にチャージされ、ＰＣの力として行使できるようになるのである。 ＧＭ：まあ、ロゴスとか愛・罪みたいなもんです。エーテリックのチャージはシーン当たり１枚まで。 シーン終了時に手札を補充して４枚に戻す、という流れでよろしく。 ミドルフェイズ シーン１ 「絶体絶命圏・半歩手前」 ＧＭ：さて、そんなわけでミドルフェイズ１、シーンプレイヤーはハルキで、登場判定は【絆】で７。周囲の状況をある程度探索するシーンと思ってもらえば。 ハルキ：うぃ。では札を出しますか。 ハルキ(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) クルト：ではこちらも登場ー（ころころ）成功。 クルト(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ＧＭ：なお、エーテリックはＰＣ間で共用できますので。欲しい手札とか有ったら相談可能。 「感情」に沿ったプレイを行った場合、ＰＬ間での手札の交換も可能です。 ハルキ：「……つまり、十竜長の元に帰るには……何とかこっから脱出する手段を考えなきゃならんのか」 バベッジ：「まあ、そういうことだな…幸い、サバイバルキットなんかは無事だ」 ハルキ：うぃうぃ ＧＭ：なお、現在竜翔騎が墜ちてるのは山がちな地形の麓にある森の中です。追撃はなし。 バベッジ：「……だが、どうしてもパーツが足りないんだよなぁ…」 ＧＭ：では、状況の把握から始めるとしますか。 【身体】か隠密・追跡・サバイバル技能のいずれかで目標値９でお願いします ハルキ：いえっさー ＧＭ：判定システムは、【能力値】+２Ｄか、指定の技能が有れば技能に対応する能力値+技能レベル+２Ｄ、技能無しの判定は平目になります。 ハルキ(ダイス機能)：2D6+4
= (2+2)+4 = 8 ハルキ：あ、乙った クルト：身体なら４あるんで期待値で クルト(ダイス機能)：2D6+4 = (2+1)+4 =
7 クルト：うぉい！？ ハルキ：こう、アレだな。地下壕の中の更衣室とか覗いちゃって時間を潰してしまったのです ＧＭ：うむ、状況は不明っぽいｗ クルト：「なるほど、分かりませんね」 ハルキ：「…………まさか、こんな趣深い場所があったとはな」（戦利品どっさり） ＧＭ：地下壕の残骸があったくらいかｗ 再度判定を行っても問題ありませぬ。失敗回数のカウントは有りますが(ｵｲ クルト：いきなり２回も失敗してしまった…ｗ では再挑戦。 クルト(ダイス機能)：2D6+4 = (5+5)+4 =
14 クルト：今度は好調。 ＧＭ：お、では現状把握と少しの進展が。 まず、この地点はＭＩＳＴの侵攻の突端だったようです。 今まさに人類の勢力圏へ入ろうとする一団が移動していて、折悪くそこを通りすがった。 ハルキ：ということは、後続部隊は今のところなしと ＧＭ：ええ。ただ折の悪いことに対空砲撃とか地対空ミサイルとか積んだ対空能力が極めて高い集団だったようで。 堕ちる時にだいぶ距離は取ったので一時間かそこらで襲ってくる可能性は低いでしょうが…… 飛ぶと撃ってくるＭＩＳＴが待ってるのは間違いない。 ちなみに、この世界の主力兵器は雷熱砲（雷力で生み出した蒸気圧で実体弾を飛ばす兵器）、光学砲（化学レーザー）、白兵武器。ミサイル…誘導弾はＭＩＳＴ側は永く使用しているが、人類の武器としてはかなり新しい部類に入る。 ＧＭ：一方で、地下壕は確かにありました。但し、いわゆる避難用の施設ではなかったようです。 地形に隠れて小型の基地施設が放棄されてました。 クルト：「…というようなことが判明しました。全く忌々しい…MISTを葬るどころか逆に落とされるなんて」 ハルキ：「なるほどな……基地なら、補充物資も十分ありそうだ（回収してきたエロ本詠みつつ）」 バベッジ：「いろいろ申し訳ないが、まあ生きてるだけマシってことにしておいてくれ」 クルト：「いえ、バベッジ竜士に落ち度は有りません。遠隔攻撃してくるというのなら、場所さえ分かれば切り込んで切り結んで切り刻んでやると言うのに！」 ＧＭ：まあ、バベッジさん射撃２機動回避２、機動値は諸々込みで１６くらいなんですけどね。 クルト：良く当ててきたな・…ｗ ＧＭ：コマンダー級なら振れば当たりますからｗ 後ほど再度説明を入れるが、このゲームの戦闘ではリアクション側は基本、ダイスを振ることはない。 防御側の【機動値】に対して命中判定の達成値が同値以上になると命中、という簡略な処理になっている。 【機動値】１６というのは、中ボスクラスでも期待値ではほぼ当たらないレベルである。 バベッジ：「さしあたっては、敵の規模とその施設内の探索か…」 ＧＭ：施設の殆どは地下に存在するのですが、人間サイズの通用口がこじ開ければ入れそうな感じで一か所。 ハルキ：「まあ、とりあえず敵の後続が居ないってだけでも朗報だな」（エロ本ぱたむ） バベッジ：「機体はカモフラージュ掛けておくが、効果に関しては「それなり」だからな」 ハルキ：「……スピード勝負だな」 ＧＭ：ええ、失敗回数によっては見つかりますからｗ と言うわけで、ミドルフェイズに情報項目っぽく出来る行動がこんな感じです。 ・敵の察知：〈危険察知〉・【霊覚】９ ＊施設探索：〈捜索〉・【感覚】・〈調達〉・〈直感〉 →達成値１２以上でボーナス取得。補修資材の確保も含むため、この判定のみ累積達成値が２４以上必要。 ・機体の応急修理：〈機械操作・修理〉 目標値８ クルト：「では、私は《捜索》技能があるので施設内の探索を。そこのロリコン竜士補には敵の偵察を分担して行うということでどうでしょう」 ＧＭ：もう階級取っ払ってロリコンで呼んだ方が分かりやすい人物なのではｗ クルト：名実ともにただのロリコンにｗ バベッジ：「こっちに異論は無いぜ」 ハルキ：「同じく異論なしだ」 バベッジ：「オーケー、ではこっちは機体いじりながらバックアップだ。通信機は生きてるからな」 ハルキ：実は俺も〈捜索〉あるんだけどなｗ クルト：あ、そうか研究者ｗ ＧＭ：ええ、何故か学者出身が２名ｗ ハルキ：そして俺の【霊覚】は……２。 クルト：ふ、以下同文。 ＧＭ：まあ、今回はせっかくだし、〈捜索〉技能使ってもいいと思うんだ、敵を探すんだし。 ペナルティ-１で、〈捜索〉判定で敵を察知してもよし、と言うことにします クルト：お、それならなんとか。となると一番辛いのは機械修理か…… なんせ〈機械操作・修理〉技能は二人とも保有していない上、判定にも能力値の指定が無いため、実質平目オンリーの挑戦となる。 ＧＭとしては、「エーテリックによる達成値の上昇」の使用例にでもしようかと思って設定していたりする。 ＧＭ：では、いったんシーンを切ってそれぞれの判定へ移行しますが、感情に沿ってエーテリックをためるようなロールの場合、申告よろしくｗ クルト：あ、MISTに憎悪を持ってるのでその分のエーテリックをｗ ＧＭ：ういうい。まあハルキはアレだ、言っちゃなんだがルーグレイさん絡みならロリコンなので問題ない。 ハルキ：えーと。では任務中でも(性格的に)欲求の赴くままに臨機応変にエロ本もってきちゃったロールにエーテリックを申請。あとルーグレイ隊長がらみでも。どちら採用かはGM裁定にお任せ ＧＭ：ういうい。どちらも承認 クルト(カード機能)：クローバ Ｊ(裏返しのトランプ) ＧＭ：お、絵札か。 クルト：ええ、取り敢えず絵札なら達成値増えますし ハルキ(カード機能)：ジョーカー(赤)(裏返しのトランプ) ＧＭ：……ジョーカーそこにあったのかｗ ハルキ：見た瞬間「あ、やっぱりお前か」と クルト：相変わらず出待ちが短いッスよジョーカー先輩！？ 我々恒例の我慢弱いジョーカー様であった。 ＧＭ：なお、判定時に札を消費することで、数字札は+１、絵札で+２、Ａは+５の達成値ブーストがあります。 ジョーカーは全てのスートで全ての札に代用できる。まあ、必殺技へのコストも有るのでその辺は臨機。 必殺技（ＯＥＲＳ）については後ほど。 ＧＭ：では、手札を補充して、シーンプレイヤーをクルトへ。 クルト：うぃうぃ ＧＭ：なお、あくまで失敗回数をカウントしてるので、シーン数は気にしなくて良し。 判定しなくても通信でシーンに顔を出してエーテリックを稼ぐのはアリだと思います。 登場難易度は以後常に７． ハルキ：うぃ ＧＭ：では、登場したら札を裏出しして……クルトは地下施設を捜索するんですよな。 ハルキ：ですな。こっちは一旦様子見で ミドルフェイズ シーン２ 「忘れられた巨人」 クルト：では地下施設へ。 クルト(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ＧＭ：さて、地下ですが、流石に電源は死んでおります ん？ ……電源？ 雷源？ クルト：はてさてｗ？ ＧＭ：ただ、誰かが踏み入ったことで非常用のシステムくらいは生きていたようで、まばらに薄暗い照明が。 施設が放棄されて５年も６年も経ったわけじゃないようです。 クルト：「さて…鬼が出るか蛇が出るか。何か使えるものがあればいいんですが」 ＧＭ：あ、捜索の出目によっては鬼は出ますが。まあ、振ってみてのお楽しみです。 クルト(ダイス機能)：2D6+5 = (2+6)+5 = 13 ＧＭ：お、一発で１２超えた クルト：良し、いい感じ ＧＭ：この施設ですが、結構地下深くまで続いていたようです。階層でいうと地下３階層くらいはありそう。 どうも、それなりの大きさの機体を整備できるドッグがあったようで。研究施設だったのではないかと。 で、第二深度くらいにあった施設で補修用の資材である装甲パーツとかタービンブレード、回路なんかを発見しました クルト：ふむふむ。それは僥倖 ＧＭ：で、その奥に高さ４ｍほどの保護シートの掛かった物体を発見しました。状況から見て、脱出時に持ち出せなかったものではないかと。 クルト：おや、何でしょう ＧＭ：騎甲巨兵のフレーム……に見えますね。装甲は仮擬装、武装無し。 内装はドラゴンオーガンが入ってたようですが、それだけ。 このゲームで人類側の使用する人型兵器「騎甲巨兵」と呼ばれ、内蔵される雷力の受容パーツによって「ドラゴンアームズ」と「レギュレートアームズ」に区分されている。 両者は機体のフレーム（シュナイダー・フレームと呼ばれる）や兵装などの各パーツについては全く同じものを使用しているが、ドラゴンアームズに使用されている「エーテルチャンバー」とそれに対応する周辺機器一式をデータ化した「ドラゴンオーガン」の有無によって差別化される。 「エーテルチャンバー」搭載→ ドラゴンアームズ（通称ドラゴン） 「レギュレートチャンバー」搭載→ レギュレートアームズ(通称レギュラス) 設定上数多くの来歴・記述が有るが、纏めるとこれだけのことである。 閑話休題。 ＧＭ：ちょいと【知力】か知識関連技能で８をどぞ。これは失敗してもカウント外です。 ハルキ：あ、ちなみに分からんようならこっちに通信してくれれば頑張るよん クルト：「打ち捨てられたフレーム、か…」 クルト(ダイス機能)：2D6+3 = (5+3)+3 = 11 クルト：上々。 ＧＭ：お、判明した。実はプリプレイでのそちらの専門分野だったのでは。 フレームデータ名称：ベオウルフＦＣ 開発：バハムート レベル：２ 【近接】１【射撃】１【魔導】０【幻操】０ 〔出力値〕６〔機動値〕８〔反応値〕８ 〔移動値〕６〔索敵値〕４〔
ＨＰ 〕５５ 搭載スロット： 装甲：□□□□ 右腕：□□□□ 左腕：□□□ 外装：□□□□□ 内装：□□□□ 解説：ゲオルギウスⅡを元に、近接戦闘に主眼を置いて開発されたベオウルフ。 しかし初期モデルは近・中距離対応力の両立のために機体の出力や反応性が著しく低下していた。 ベオウルフの後期生産型であるＦＣ（モデルFullConvert）は基本性能をゲオルギウスⅡの水準まで引き上げた上で、拡張性を維持した純粋な強化モデルである。 ＧＭ：ルールブックにおけるレベルと比して微妙な機体Ｎｏ１(私見)ことベオウルフの、多分愛好者が必死に改造したモデル？ クルト：ｗ ハルキ：ｗｗｗ クルト：「ふーむ…ま、それなりの水準ではあるけど、荷物になるかな。余裕があれば積んでいきたい所だけど…」 ＧＭ：右腕部のフレームがやや大型になってて、恐らくレベル３の発展型への過渡なのではないか、って感じです。まあ、これが今回のオマケということで。 「ベオウルフ」は騎甲巨兵のフレームの一つで、バハムート内で開発された２レベルの機体である。 性能は……レベル１のゲオルギウスⅡほど柔軟性が有るわけでもなく、レベル３のアルトリウスには及ぶべくもなく、他の２レベルフレームと比べると光る点が無く……という、何と言うか、微妙な所。 ＧＭ：で、現在資材が達成値と等しい１３点分ほど集まっております。 これを２４点貯めると、竜翔騎の修理が可能になるわけです。 なお余剰した分は、ＰＣの機体のダメージの補修に使えます。 ハルキ：ふむふむ クルト：ふむふむ、ではこちらはこんなモンですかな。 「さて…向こうは大丈夫かな。ま、あのロリコンも何だかんだでやる時はやるから、そんなに心配してないけれど…」 ハルキ：ロリコン扱い……ｗ ＧＭ：……戦友的な意味でｗ クルト：というわけでハルキへの信頼のエーテリックチャージ。 ＧＭ：ういういｗ クルト(カード機能)：クローバ ８(裏返しのトランプ) ハルキ：では、次はこちらの偵察へ ＧＭ：うい、ではシーンを切って……クルトは手札の補充を宜しくｗ ミドルフェイズ シーン３ 「絶体絶命圏・半歩先」 クルト：さて、ハルキ側はというと…… ＧＭ：では、ハルキ側……双眼鏡とか片手に周囲の敵勢力を探ることになりますが。 ハルキ：うぃうぃ ハルキ(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ハルキ：「……此処で殺られたら二度とルーグレイさんに会えないってのがな……しょうがない。ちょっと本気出すか」 ＧＭ：うむ、ちなみにセッション中に空き枠２つ分まで感情を新規で取れるので。ロールの足しに。 ハルキ：え、ルーグレイさんへの純愛を取るに決まってるじゃあないですか（ｦｲ ＧＭ：回想シーンでも入るのかｗ ロイスと同じで基本、シーン中のイベントで取るのでｗ ハルキ：あー……となると固定差し替えの方がよさげですね。確か庇護・任意があったので。 ＧＭ：その辺は任せますｗ むしろ庇護/幼女、でいいのではｗ ハルキ：拉致して手元で守るべきもの……ｗ ＳＥ：上官だろうとアバターだろうと娘だろうと義妹だろうと……幼女ならば庇護すべし ハルキ：〈捜索〉１で【感覚】４ありますので、ペナ込みで判定値４と。頑張ってまいりましょう ハルキ(ダイス機能)：2D6+4 = (6+5)+4 = 15 ハルキ：……本気すぎる ＧＭ：……え、何そのやる気ｗ これまで出会った全ての幼女と、まだ見ぬ全ての幼女への強い思いがエーテリック的な何かを奮起させてダイス目を動かしたようです。 何これロリコン。 ハルキ：では、こっそり観測ポイントをあちこちに作りつつ、本国で専攻した心理歴史学の知識を用いて幾何学的に敵の位置を予測しマッピングしました。 心理歴史学：アイザック・アシモフのSF小説『ファウンデーションシリーズ（銀河帝国興亡史）』に登場する架空の学問。膨大な数の人間集団の行動を予測する為の数学的手法。社会的、経済的な刺激への人間の感情や反応に一定の規則を見いだすことで、未来の人類の行動をも予測しうる。 カオス理論の人間版、というと大体合ってると思いたい。 なお、あくまで「人間」相手の学問であり、原作作中でも突然変異体には通用しなかった難義な学問である。 人類とはだいぶ行動原理が異なるＭＩＳＴに通用するかは不明である。 ＧＭ：はい、ではちょいとＨＥＸを見てください。これは先日に模擬戦で使ったMAPなんですが…… ハルキ：ふむ、確かに見覚えのある地形…… ＧＭ：（エネミー配置）こんな感じに割とシャレにならん数の敵が。 ハルキ：ｱｯｰ!? クルト：死ぬわｗ！？ ＧＭ：奥に居るＧ１(MAPの識別番号)がおそらくコマンダーで、対空砲撃ができる大物。その脇固めてるのがソルジャーでおそらく砲撃用ですね。 １６×１６のヘクスで構成された戦場。 ぞろぞろと並べられたその敵戦力、コマンダー級１体、ソルジャー級２体、トルーパー級が２種類８ユニット。 しかも総勢の半数が５HEX以上の中距離・遠距離攻撃可能という、どう考えても騎甲巨兵２体には荷の勝ち過ぎる戦力であった。 ＧＭ：恐らくですが、Ｇ２・Ｇ３はロングフットと呼ばれる狙撃タイプのソルジャーです。 ハルキ：ふむふむ ＧＭ：近くで群れてるＧ４-Ｇ８はアント型……最弱で白兵特化のトルーパー、Ｇ９-１１までは、中距離射撃の出来るワスプ型トルーパーでしょう、と。 エンギアをご存じの皆さんに分かりやすく説明するならば、アントとワスプはホイシュレッケのシュトルムとヤークトみたいなもの。ロングフットは能天使のスナイプ、コマンダーは力天使くらいだと思って頂ければ大体正解。 ＧＭ：なお、ロングフットは射程２-１２を誇る対空砲撃が可能です。 クルト：アントのZOCに捕まってワスプとボス一行に蜂の巣にされる…ｗ ＧＭ：まあ、この辺の情報を的確に収集しました、と ハルキ：うぃうぃ。 ＧＭ：正面から挑むと結構ひどい目に遭うんじゃないかな、くらいは分かるかとｗ ハルキ：「こいつぁ………………きっちり作戦立てないと全員お陀仏だな」 バベッジ：「恐らく奥のコマンダーが射撃管制してるんだな、あれは。 最低でもあいつは落とさないと、飛んだところを狙撃されるぞ」 ハルキ：「厄介なこって。これじゃ、もう一回十竜長に踏んでもらう前にあの世往きだ」 バベッジ：「……踏まれたいのか？」 ハルキ：「十竜長、結構足裏、ぷにぷにしてるんだぜ」 ルーグレイ(回想）：「良いか、二度は言わんぞ。私は馬鹿と弱者が嫌いだ」（軍靴） クルト：ロリコンの上マゾか…… ハルキ：どうしようもない変態だな 自分で言うな。 バベッジ：「（あ、こいつもう救いようねーな、と朗らかな笑み）」 ハルキ：「（ようやく十竜長の良さを分かってくれたか、と朗らかな笑み）」 ＧＭ：なお、回想のほうはこう続きます。 ルーグレイ(回想）：「馬鹿も弱者も、嫌いだ。…すぐに、死んでしまうからな」 ＧＭ：まあ、踏まれても体重の関係でさほど痛くないような気もしなくもない ハルキ：（回想）「十竜長。ご安心下さい。俺は死にません。 あなたに求婚する以上、あなたに死を命じられるまでは」 ルーグレイ(回想）：「はっはっは 死ねとは言わんが頭と性癖は直してこい（どげしぃ）」 ハルキ：「（朗らかに車田飛び）」 ＧＭ：……こんな部隊で大丈夫か？ ハルキ：……ある意味忠誠MAXで下がりようが無いｗ多分無給で働かせ続けても喜んで服従しますな クルト：次からはアイマスクをした上でバベッジさんに踏ませるという罰をですね… ＧＭ：精神的に死んでしまうｗ ハルキ：ひ、ひどい！ そんな無道が許されてなるものか！？ 無道らしい。無軌道の間違いではないのか。 ハルキ：では、ドＭ追加しつつ、隊長への感情でエーテリック申請 ＧＭ：許可しときますｗ ハルキ(カード機能)：ダイヤ Ｋ(裏返しのトランプ) ハルキ：絵札ー、と。 ＧＭ：今度はＫかｗ クルト：確かエーテリックのチャージって同じ感情で何度もできましたよな？持ちネタ化してしまえば随分と楽にチャージが出来るな… ＧＭ：ええ、そこに性格を絡めると動かしやすいかと。その辺のある意味制限は、製作者が久保田さんのゲームらしく、ＰＣに投げてあるのでｗ ハルキ：こちらはひたすら新たな性癖追加ですな。そしてたまに焦らしプレイ バベッジ：「……ここに精神病棟を建てよう」 クルト：「病院が裸足で逃げ出しますよ」 ハルキ：「病院が入院するな」 バベッジ：「どうしてこんなになるまで治療しなかったんだ…！！」 病院に連れて行っても病院が逃げ出してしまうジレンマ ミドルフェイズ シーン４ 「起死回生に通じる道」 クルト：では引き続き施設の探索をしますかね。 クルト(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ＧＭ：ああ、今の偵察情報が共有されたので、捜索の選択肢が増えましたが。 ・地下通路の発見：〈捜索〉〈調査〉〈事情通〉〈空間認識〉 １０ クルト：ふむ、地下からの強襲ルートか…？ ＧＭ：恐らくですが、この地形のどこかに施設間の輸送用もしくは脱出用の地下通路が通じていると思われます。 正面切って挑むのが危険な以上、その辺を探してみるのはアリじゃないかな、と。 ハルキ：ふみ。では、引き続き潜入工作はこっちがやりますか ＧＭ：成長でサバイバル技能とか生やすのもアリですな、そっちはｗ クルト：「地下通路を見つけられれば上手く奇襲を掛けられるかもしれない…そうすれば、あのMISTどもを殲滅出来る」 ＧＭ：実際、コマンダーを倒せば他は停止するので、殲滅と呼んで間違いではない。 クルト：では地下通路を探してみましょう。固定値５。初回のような事故が無いことを祈るｗ クルト(ダイス機能)：2D6+5 = (6+4)+5 =
15 ＧＭ：大丈夫、エーテリックがあるｙ…ってオイ クルト：ﾋｬｯﾊｧｗ ＧＭ：綿密な調査の結果、物資搬入か緊急出撃用の通路が見つかりました（ヘクスマップにポイント示しつつ）。 クルト：ほほう ＧＭ：実は侵入に使った開口部の脇に隠し通路(大型）が有って、そこが第一搬入路だったという話。 見つけた奴は緊急射出口ってところですね。 バベッジ：「お、こいつはお手柄じゃないか」 クルト：ではその通路を発見したことでMIST戦の算段が付いたことを受け、両親に罪悪感で感情を取得。 「父さん、母さん、見ていて…今度は、逃げないから」 という感じでエーテリックチャァージ。 ＧＭ：……む、両親にカバーリングされて逃げ延びた感じですか。チャージ了解ｗ クルト(カード機能)：スペード ７(裏返しのトランプ) ＧＭ：…スペードが足りてませんね？ クルト：クローバー２枚、スペード１枚、と。スペードが無いと爆発力が足りませんからなぁ… クローバーはあるのでその分向こうに頑張ってもらおうｗ ＧＭ：達成値ブーストに使う余地があるかどうか…ｗ ハルキ：ｗ ミドルフェイズ シーン５ 「資材を発掘するだけの簡単なお仕事」 ＧＭ：さて、あと残ってるのは資材集めと言う名の捜索と、修理作業か ハルキ：ですな。ではこちらで資材を集めましょう ハルキ(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ＧＭ：意外と失敗してないからピンチが来ない…！ エーテリックを消費しての達成値アップとかの説明が出来ぬッ…！ ハルキ：「……さて、次は御宝探しか」 ハルキ(ダイス機能)：2D6+5 = (2+5)+5 =
12 ハルキ：きっちりボーナス獲得。締めました ＧＭ：あ、２５溜まった。これで修理できる ハルキ：これまで研究した類似の基地データから、資材がありそうな場所をピックアップして効率的に捜索したのです ＧＭ：２回目の１２達成なので、さほど大したおまけが出ないオチも付きますがｗ ハルキ：むしろ、２回目でもオマケ付くんですかｗ ＧＭ：付きますｗ 試作型の「エネルギーブースター」ですね。ダメージ補正が+２Ｄ有るのですが、使うと自分もＨＰに１Ｄダメージを受けます。 「エネルギーブースター」は騎甲巨兵に搭載できる外装パーツの一つで、消耗品。マイナーアクションで使用することでそのメインプロセスに行う攻撃の威力を+１Ｄすることができる。 今回発掘したのは、ダメージを+２Ｄ出来る代わりにバックファイアで１Ｄ点のＨＰを消耗してしまう微妙な一品である。 ハルキ：「ま、ざっとこんなもんだな。クルトが下調べきっちりやってくれてたんで、さくっと集まったぜ」 バベッジ：「しかし随分いろいろと埋まってるんだな、この廃棄施設…」 ハルキ：「無いものっつったら最重要補給物資（十竜長関連）だけだな……」 バベッジ：「こんな場所にまで有ってたまるか！？」 ハルキ：「ルーグレイさんは世界で普遍的に女神だろ」 バベッジ：「……まあ、確かに隊長には戦女神って異名が無いでもないが。頭に「小さな」って付くが」 ハルキ：「幼女神と書いて「おさなめがみ」と読むか「ようじょしん」と読むか。それが問題だ」 バベッジ：「…隊長の前で幼女とか呼ぶなよ？絶対呼ぶなよ？」 ハルキ：「毎日一回欠かさず言ってるぜ」ｂ ルーグレイ(回想）：「幼女ではない！ 少々、身長が不足しているだけだと言っているッ！！」(蹴） ＧＭ：うむ、あとは修理さえすればクライマックスへ飛べます。ただし機体の修理をするならもうちょい資材が欲しいか。 クルト：さて、最初に２回しくじってることだしコレ以上回数を重ねるのは慎重にならざるを得ないが… ハルキ：大してダメージ食らってないし、強襲ごーでいい気がするな ＧＭ：１３点となると、まあ微妙なところですね……では、竜翔騎の修理だけ次のシーンで振ってもらいましょうか。 クルト：こっちが機械修理挑戦してみて、１回でパス出来たらもう１回捜索してみましょうか。失敗したらその余裕は無いっつーことでそのままごー ＧＭ：妥当な判断かとｗ ハルキ：うぃ。あ、エーテリック処理。いつも通り隊長への感情で。 ＧＭ：差し上げておきますｗ ハルキ(カード機能)：スペード ２(裏返しのトランプ) ミドルフェイズ シーン６ 「再起の翼(ただし応急処置)」 ＧＭ：では、シーン構築…プロットをよろしく。 クルト(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) クルト(ダイス機能)：2D6 = (3+6) = 9 クルト：あ、通ったｗ ＧＭ：をう、どっかで見た構造を弄ったら回路が繋がった……そう言えばこいつもドラゴンオーガンで動いてるんだったｗ クルト：「む…これは…直った、でいいんですか？」 バベッジ：「（ブゥン）……お、おお。スラスターの回路繋がってるぜ！？ 一体どうやったのか聞いていいか？」 クルト：「良しっ！ ブルーノ機関長から昔伺った話を応用してみました。ドラゴンオーガンは形而下にあるエネルギーを 取り出す装置ですから（以下略）」 バベッジ：「……まった おれ ぱいろっと おれ きかいげんご わからない。じんるいご で おｋ」 クルト：「えーと、つまり『見たことある配置に再現した』だけです。要約すると」 バベッジ：「おｋ、把握」 ＧＭ：ブルーノさん曰く、「自然科学も魔導も、基本は水が低きに流れるようなものだ」とのことｗ クルト：ｗ ハルキ：ｗ ＧＭ：では、これでいつでも飛び立てるが……補修資材を集める余裕ができたか クルト：で、思い出話なブルーノさんでエーテリックをチャージ。 ＧＭ：ういうい。チャージ了解。 クルト(カード機能)：クローバ ６(裏返しのトランプ) クルト：スペードが出ないんですよねぇ… ＧＭ：……両者場面に出て、カードの交換を試みてはｗ ハルキ：次シーンにクルトに出てもらって、手札調整しますかね ＧＭ：ですね。交換の場合、手札の内容を宣言しておいてください(ログのため) ハルキ：となると、こっちの手札は……クラブＡ、ダイヤ７ ハート２ ハート５。うん。ｺﾚﾊﾋﾄﾞｲ配置ですね。 クルト：こっちは今補充込みで……ダイヤ４、ハート１０、ハート３、ハート４。 ＧＭ：スペードもクラブも殆ど無ぇｗ！？ クルト：…イジメ？ ハルキ：御互い不作だねえ……ｗ ＧＭ：天剣騎居ればハートは欲しいんですがねｗ クルト：せめて絵札でもあれば別だが、お互い欲しいのが無いんで特に交換する意味も無いという…ｗ ＧＭ：手札のチェンジはどうするんだっけな
(ルルブ検索) うむ、手札の総入れ替えは舞台裏作業のようですね。任意の枚数を捨てて補充できます。 ここまで何度も舞台裏あったし、１回やってみましょう。 ハルキ：うぃ。 と言うわけで、二人とも手札を破棄したり補充したりした結果…… ハルキ：補充分がクローバー３ スペード３ ダイヤ６ になりました。スぺ３は次で交換しますかね。 ＧＭ：何とか使える札がｗ クルト：あ、絵札が３枚。スペードＫ、ダイヤＡ、ダイヤＪが ＧＭ：（ぶっ）なにそれこわいｗ 手札の交換は…（えーと）相互の感情に基づいたロールを要する、とあるが詳細は任せる(丸投げ) ミドルフェイズ シーン７ 「ささやかなる反逆の狼煙」 ハルキ：では、こちらのシーン。手札からプロットして、と。 ハルキ(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ハルキ：で、再度捜索か……（ころころ→１２）を、１２出た。 ＧＭ：流石に三度目のお土産は無いので、資材が集まっただけですが……これで修復用の資材が１３点分。 ハルキ：受けてるダメージは１０点の１３点か… ＧＭ：溜まった１３点をこのシーンで振り分けて補修と言うことで。判定は要りません。 ハルキ：うぃ。では……こっち損傷少なめなので5点でＯＫです。残り8点はそちらでどぞ。 ＧＭ：お互い損傷５に落ち着くかｗ クルト：ほいな。これで５点ずつ食らった状態ですな バベッジ：「ここは一度、本部に頼んで本格的に捜索して貰った方がいいかもしれんな」 クルト：「そうですね、まだ完全には探索し切れていませんし…周囲の危険を払った後、となりそうですが」 バベッジ：「地図に無い施設か……まるで遺跡だな」 ＧＭ：ちなみに、この世界には結構遺跡は存在します。バハムートそのものも、本来は「バハムート遺跡」だったり。 クルト：「そこまで古い物じゃ無いはずなんですけど……何故記録が無いんでしょう？」 ハルキ：「何かあったのかもしれないな……」 バベッジ：「そこなんだよな…バハムートのデータベースに無いのに、バハムート開発のベオウルフがあったんだよな」 クルト：あれ、そういえば今ってこちらが修理したシーンと繋がってます？ 別シーン？ ＧＭ：別シーンですね、ハルキのシーンです クルト：なんか自然にそのまま出ていた…ｗ ＧＭ：登場判定はまあ……同行者ならいいかｗ ハルキ：うぃ。同行者って形で クルト：では改めてエーテリックをプロットして、と クルト(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ハルキ：あ、ちなみに。ＯＥＲＳのコストって手札からの支払いです？ ＧＭ：いえ、チャージしたカードをコストにします ハルキ：なるほど ＧＭ：だからシーン数がりがり増やしてエーテリックをため込むのが、多分定番？ クルト：「この機体、"クレーエ"…それは屍肉を喰らう鴉。２人の敵、憎っくきMISTを、この僕が喰らい尽くしてやる！」 バベッジ：「確かに黒い強襲騎だと、鴉っぽいな」 クルト：で、憎悪でエーテリックをチャージしつつ。 クルト(カード機能)：スペード Ｋ(裏返しのトランプ) ハルキ：そいえばさっきルーグレイさんが言ってたのは……こちらの機体名とかで？ ヤヴンハール、という単語。 ＧＭ：ああ、それはドラゴンアームズに乗るための素養です。 ハルキ：ああ、なるほど ＧＭ：ちなみに、この波長が無くても乗れるのがレギュレイトアームズ。量産機ですな クルト：類似品：レネゲイド ＧＭ：「ヤヴンハールの波」って特殊な精神波長が有る人物じゃないと、ＤＡには乗れないのです ヤヴンハールの波とは、エーテルチャンバーを使用した騎甲巨兵「ドラゴンアームズ」を暴走させずに駆動させられる、先天的な素養である。 ヤヴンハールの波保有者(波形保持者)とは、人間の持つ２つの精神波、感情（エモーション…スリジの波）・情動（インパルス…ハールの波）に続く第三の精神性にして、最も高度な情操（アエセティック）を保有する希少な人間であることを示す。 分かり易く表現すると、最悪の状況で本能レベルから「皆で生き残る」ために戦える素養の持ち主である。 ヤヴンハールの波は、危機的状況に陥った際に自身と自身以外を等しく防衛しようとする「利他的な自己防衛本能」であり、ごく一部の少年少女を除き、近代の人間にはほとんど見ることができないとされる。 エーテルチェンバーはレギュレートチャンバーの十数倍の雷力を発揮できるため、ＤＡは対ＭＩＳＴの決戦兵器と位置づけられているが、この制限があることで搭乗者は年若い新兵が多く、開発当時から軍の上層部を悩ませている。 ハルキ：では、こっちも決めておいた機体名で。 「“タンツェ”起動……隊長の下に帰るためにも、最高の舞を」 バベッジ：「俺のシャドウホークは動けないからな…頼むぜ」 ハルキ：「ま、何だ。クルトが真面目にやってくれるし多分大丈夫だろ」 【クルトへの戦友】でエーテリックをチャージ。 ハルキ(カード機能)：クローバ Ａ(裏返しのトランプ) ハルキ：しかし、御互い切り札を乗せてきたな……ｗ バベッジ：「ｵﾏｴﾓﾏｼﾞﾒﾆﾔﾚ」 ハルキ：「隊長が見てる前では本気出す」 クルト：「貴方も真面目にやってくれないと十竜長に告げ口しますよ？」 バベッジ：「●ＲＥＣ」 ハルキ：「全力ＤＥ！」 で、この流れでエーテリックの交換を。 ＧＭ：ういうい、交換内容はいかがで ハルキ：スペード３あげるよー ブツはなんでもいいよー クルト：ではダイヤのＡを進呈。今回、チャージ分は個々での使用で？それとも完全共有？ ＧＭ：共有でどぞ。２名だと、その方が応用効きますし クルト：ではそのように。現在のチャージは…… クローバーＪ クローバー８ スペード ７ クローバー６ スペード Ｋ スペード ２ ダイヤ Ｋ ジョーカー（赤） クローバーＡ クルト：……こうして見ると意外といい並びになったな ＧＭ：…思ったより有りますなｗ ハルキ：こっちから３枚、クルト側で４枚。こちらの登場シーンがクルトより１シーン足りないので計算は合ってるはず（うむ） ＧＭ：スペードが何気に３枚あるのか……足りないかと思ったが、結構あるな クルト：（手札補充）スペードＫを出したらスペードＱが戻ってきたぞ…後を追ってきたのか ＧＭ：つ「お前だけを、行かせはしない！」 ハルキ：眼鏡が割れるｗｗｗ ＧＭ：誰か、割れる前に幼馴染共々回収してやってくれｗ と言うわけで、ミドル終了、クライマックスでございます。 クライマックスフェイズ 「撃たれる前に 打ち砕け」 ＧＭ：さて、今回のボスですが……ブルーフォートとゆー頑丈な拠点防衛型コマンダーの改造型。 色が灰色っぽいのでグレイフォート、データ的には少し防御力が下がって、射撃攻撃に対空性能が付いてます。 ハルキ：ふむふむ？ 今回のコマンダー級「グレイフォート」 ブルーフォートの防御力を一律１５に変更、キャノンの攻撃力を２１（Ｉ）、射程を２-１２に変更し、[飛行不能]をバステ付与する。また「青き障壁」を以下のように変更。 〈灰空障壁〉準備プロセス このＭＩＳＴのＺＯＣにいるＭＩＳＴは、[飛行状態]のキャラクターから受ける全ての攻撃に対し、防御力を+２０する。 この効果はラウンド終了まで持続する。 なお、初期状態のＰＣ２名かつＰＬ・ＧＭとも初プレイ（しかも時間のかかるオンセ）と言うあたりを加味して、ＨＰは通常のブルーフォートの半分ほどである。 ハルキ：ちなみに、この射出口のすぐ脇にいるのが今回のボス様で？ ＧＭ：いや、Ｇ１ってラベルの一番奥に居る奴がボス様ですね。Ｇ１０は射撃の出来るトルーパー(雑魚）です ハルキ：把握。 ＧＭ：ボス様からすると、「馬鹿な、前衛を抜かれただと！？」って感じです クルト：ふっふっふ、地下道の出口がここにあった時点で既に勝敗は決したようなもの… ＧＭ：では、移動力と反応値を提示 ボス様（グレイフォート）： 移動５ 反応１０ ロングフット：移動４ 反応８ ワスプ：移動３ 反応５ アント：移動４ 反応５ クルト：移動４ 反応５ ハルキ：移動６ 反応７ ＧＭ：なお、ロングフットは射程２-１２で射撃６の狙撃タイプなんですが… 射程１はひっかく程度の火力を持ちます。 ハルキ：ほう、てことは近接距離は不得手と。 クルト：こちらの出番ですかね。 ＧＭ：ボス様も砲撃メインですからねー… クルト：…あ、GM。確認したいんですが、騎甲技とOERSって併用出来ます？ ＧＭ：（えーと）タイミングが被る場合はどっちか、じゃないかな。併用はできないっぽい。 クルト：むう、残念。【エンジェルフェザー】と《ブレイクスルー》を併用出来れば楽になったのに ＧＭ：……ＯＥＲＳで思い出した。一応確認しておきますが、まさかバハムート主砲発射は持ってませんよね クルト：いやいや、流石にそれはｗ ハルキ：ｗｗｗ ＧＭ：この陣形だと、あれ一発でボス以外が薙ぎ払われちゃうので…ｗ ＯＥＲＳ（OverdriveEthericRecoverySystem…オーズ）とは、チャージされたエーテリックを雷力に還元することで、騎甲巨兵の出力や性能を極限まで引き出す機構である。 要はチャージしたエーテリックをコストとして消費する必殺技であり、ダメージの増加や命中判定・機動値などへの干渉のほか、中には「戦艦バハムートに働きかけて主砲をぶっ放してもらう」ような技も存在する。 ……ちなみに、そのバハムートの主砲「サンダーヘブンハンマー（ＴＨＨ）」はこの世界の人類にとって最強の火砲だが、その原理は「謎の粒子加速砲」や「雷力ビーム」ではなく、ヨウ素と酸素の化学反応による超高出力レーザー砲であるらしい。 現実に軍事用レーザー兵器として研究されているＣＯＩＬ（Chemical
oxygen iodine laser)と恐らく同じもので、ルールブックの記述からヨウ素の水酸化物（過ヨウ素酸？）と過酸化水素を気体フッ素との混合で燃焼・一重項(高エネルギー)状態の酸素を生成し、これによって励起させたヨウ素ガスをノズルで噴射することで断熱膨張させてレーザーを発振させる構造だと推測はできるのだが……威力はさておき、劇物なフッ素とか過酸化物とかハロゲン化物の大気汚染とか、安全面で大丈夫なのだろうか、この兵器。 閑話休題。 クルト：あ、ところでクライマックスでもエーテリックってチャージ出来ましたよね、確か ＧＭ：出来ますぜ。プロットもお忘れなく クルト：うぃうぃ クルト(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) ハルキ：ではこっちも伏せまして ハルキ(カード機能)：一枚のトランプ(裏返し) (手から) 第一ラウンド ＧＭ：では、準備プロセスから入りますか。 （えーと）こっちはグレイフォートが〈灰空障壁〉でＺＯＣ範囲のロングフットの防御力を増強。 クルト：こちらは準備プロセスでは何も無し。 ハルキ：こちらもなし。 ＧＭ：まあ、戦術騎以外じゃ初期作成で有る方が珍しいかｗ では支援攻撃プロセスですが……この初期配置は、遠隔出来るロングフットの射程１０を割っているので支援攻撃不能なのだった。 コマンダー：（長足１，２、支援砲撃だ！ 奴らの足を止めるんだ！） 長足１：（最短支援射程を割ってます、さー） 長足２：（中距離の俺たちマジただの砲台） ＧＭ：と言うわけで、支援攻撃フェイズも無し。 ハルキ：「そうは問屋が下ろすまじってね」 クルト：「懐に入り込みさえすれば！」 ＧＭ：本当にそういう構成ですからな…ｗ では移動フェイズ、移動が低い方からなのでワスプ、アント、ロングフットの順で移動して…と。 クルト：あ、距離７だから普通にブレイクスルー使えば移動値４＋２＋２で届くのか、この位置。 ハルキ：あー……射程圏内と言うか、間合いの内ｗ ドラゴンアームズ改の戦闘は、準備プロセス(セットアップのようなもの)から始まり、１０へクス以上離れた相手に対して「支援攻撃」を行う支援攻撃プロセスを経て、未行動の全キャラクターが【移動力】の低い順に移動を行う移動プロセスを処理することになる。 ＧＭ：で、次がクルトですな クルト：では騎甲技《ブレイクスルー》を使用して全力移動。 パーツ「ウィングブースター」を使用して飛行状態になり、ボスの眼前まで一直線に。 ＧＭ：飛行状態か……対空防御が上がってるので、硬いですよ？ クルト：で、移動終了と同時に飛行状態も解除。 ＧＭ：…もうちょい飛んでようぜ？ クルト：対空迎撃があると知ってて飛びませんってｗ ハルキ：ｗｗｗ ＧＭ：当たると結構痛いのに…ｗ では、ボス様が動けるな。グレイフォートは一歩バック、クルト機から離れます。 クルト：おのれ、砲台のくせに動くとは恥を知れ！？ ＧＭ：移動砲台だから良いのです。 ワスプの群れが飛び込んできたクルト機を押し包むように包囲し、さらに近接距離に捉えられた敵コマンダーとロングフットが後退。次のラウンドでは集中砲火を浴びるのは間違いないが……？ ＧＭ：で、最後が唯一の移動６でハルキか。 ハルキ：うぃうぃ。さて、どうしようかな クルト：まあ、倒される前にコマンダーに集中攻撃、しかないでしょうな… ハルキ：おｋ、では９・１６に移動して終了。 ＧＭ：ぬう、アントは前衛に置いてけぼりの上に射程１だから、移動さえできれば脅威にならない。ワスプがこちらのキモか ハルキ： しかし岩山である。 ＧＭ：地形で射線が通りにくい件ｗ ハルキ：後退されても、次ターンでボスを角に追い詰められるかな、と踏みまして。 側方から点在する岩山を遮蔽物に取りながら回り込み、コマンダー級の射界からも身を潜めるハルキ機であった。 ＧＭ：では、行動フェイズと行きましょう。【反応値】の高い順に行動なので… ボス様（１０）→ロングフット（８）→ハルキ（７）→クルト（５）→その他（５） ＧＭ：まずグレイフォートの砲撃を食らうがいい、突貫騎よ。 マイナーで〈連結攻撃〉、ＺＯＣ範囲内の敵の数だけダメージを増加。 クルト：うげぇ！？ ＧＭ：+２Ｄして対空グレイキャノンをば。射撃１１で（ころころ）達成値１８、そちらの【機動値】は？ クルト：はっはっは、６ですｗ ＳＥ：何か馬鹿でかい衝撃砲ずどーん クルト：パリーを宣言。盾の耐久値で１５点削ります ＧＭ：（ころころ）では３３点、属性はＩで。 クルト：盾はオシャカになったが、７点に抑えた。 ＧＭ：む、意外と耐える…だが続々撃つべし ハルキ：やっべぇ、集中砲火だ…ｗ ＧＭ：ロングフット（Ｇ２）が同じく射撃、こっちは判定値６で（ころころ）当たって（ころころ）２１点のＩ。 クルト：１０点食らいました。 ＧＭ：ＨＰ半減ってところか…もう一体のロングフットは脇から来てる奴を牽制しましょう（ころころ）１３。そちらの機動値はいかほど？ ハルキ：をうふ。こちらは……１１ですな。 ＧＭ：うむ、そのままなら命中だが。 ハルキ：振れば避けられるな……（うーん） クルト：あ、《アラートネス》持ってませんでした？ ＧＭ：持ってたはずですな ハルキ：うむ。ここは一手避けておこう（ころころ）回避成功。ボス様に追加行動とかは無しと踏んで。 ＧＭ：回避されたか…やはり一回とはいえ振れるのが強い… では、ここまでの一連のやりとりについて注釈。 このゲームでは見ての通り、原則防御側は回避のロールを振ることはなく、攻撃側の達成値が防御側の【機動値】以上ならば命中となる。 但し騎甲技(特技のようなもの)《アラートネス》やＭＩＳＴ能力《回避運動》を持つキャラクターは、ラウンド一回だが【機動値】+２Ｄで[ドッジ]を振ることが出来るため、その回避能力は格段に高くなる。 一方、攻撃が命中した場合でも「盾」パーツを装備している騎甲巨兵は、ダメージを盾に肩代わりさせる「パリー」を宣言することが可能となる（ダメージが耐久値をオーバーすると、盾は当然破壊されてしまうが）。 高い命中値を誇るコマンダー級の矢面に立つならば、一枚くらい盾を装備しておいた方が良いかもしれない。 ＧＭ：で、反応８終わって……ハルキの行動を。 ハルキ：…………来たか。クルトさんや、短期決戦でよろしいかね？ クルト：ﾔｯﾁﾏｲﾅｰ！ というか、我々どっちも耐える構成じゃないんで、どうあっても短期決戦じゃないと詰むｗ ＧＭ：強襲タイプ２体だからなぁ……ｗ ハルキ：えーと、ドライザムグラナディアーにより射撃攻撃。 ＧＭ：あ、エネルギーブースターは？ ハルキ：ああ、マイナーで積んでおいた試作型使っておきましょう。 でもって、これにクラブ６を使用して【メテオスウォーム】。射線無視でボス様に。 「（ぱちぱちぱち、と操縦席でスイッチ操作）……よし、布石は上々」 ＧＭ：む、射線遮ってるかと思ったらスウォーム切ってくるか。 ＯＥＲＳ【メテオスウォーム】は、射撃攻撃の最大射程距離と機体の【索敵値】を一時的に増加させ、射線上の障害物を無視して攻撃できるようにする。 岩山の影から曲射でボスを狙撃する、なんて芸当も可能となるのである。 ハルキ：でもって、命中判定は……（えーと） ＧＭ：〈射撃戦闘〉技能+【感覚】+機体補正-武器補正、ですかね。 ハルキ：感覚４、技能２、機体２、武器－１で７スタート（ころころ）１４で。 ＧＭ：ボスことフォート様の機動性は５、まあピンゾロ以外当たるわけですがｗ ハルキ：ダメージロール。クラブＡ使って【セレスチャルアロー】で…これ、コスト増やすとダメージ増えるんですよな ＧＭ：枚数×２Ｄ増えるので、スートさえ有ってれば使っただけ火力上がりますな。エースとかでもダメージ量変わりませんし。 ハルキ：「さぁて、それじゃあ一丁……狙い撃つぜ！」 クルト：こちらが３枚チャージしてるんで全部イッちゃいましょう。 ハルキ：ＯＫ忍！ というわけで４枚で＋８Ｄ、試作型ブースター込みでダメージ補正＋１０Ｄもってけー（ごろごろごろ）５６点で。 岩陰に潜み、レーダーの出力を最大化。 一発きりの無線誘導弾を装填。 ハルキの駆る中距離機動戦特化型機動兵器“タンツェ＝シュメッターリング”の切り札、『ビーネ・シュテヘ』（蜂のように刺す） 「見ててくださいよルーグレイさん。これが俺の、愛の力です！」 ハルキの叫びと同時。 轟音とともに、雷熱の槍が、天空よりコマンダーに向けて降り注ぐ！ ＧＭ：…げ、痛ぇ。これで４１点通した、と。そこそこ以上に固いが通るな…… 実は一発で１/３ほど削られているコマンダー級であった。 ハルキ：ああ、あと試作型ブースターの反動を（ころころ…５点）ざくっと。 ＧＭ：痛いバックファイアだったかｗ うむ、ボスは２/３ってところか。さて、では次でワスプ部隊の集中砲火を浴びるがよい。 クルト：あ、さっきの[パリー]で盾壊れて反応６になってるから、こちらが先かと。 ＧＭ：む、確かに。ではそちらからですが… ＭＡＰを確認してみる。 斧二刀流のクルト機の周囲１ヘクスには、殴れそうな相手が存在しない。 ＧＭ：……何か出来ることある？ クルト：まあ距離離れてるんでグレネード撃つくらいか。 ＧＭ：実はグレネードは【出力値】が効くから、攻撃力の数値より痛いんですがね。 クルト：「あのロリコンもやるもんです…こっちもストライカーらしく、後衛の援護には答えないと、ね！」 で、ハルキへの信頼でエーテリックをチャージ。 ＧＭ：ういうい。そして一斉放火ですかねｗ クルト(カード機能)：スペード Ｑ(裏返しのトランプ) ハルキ：「トドメは任せるぜ、前衛！」 と、こちらも戦友でエーテリックをチャージ 0032ccc ハルキ(カード機能)：スペード ３(裏返しのトランプ) ハルキ：そっちの攻撃用にスペードを補充しときます。 ＧＭ：チャージ了解、しかしまだ倒れませんヨ？ クルト：で、グレネードでボス様に攻撃を（ころころ）１９ですね。 ＧＭ：うい。機動値は５のまま……あれ、出目１１ってクリティカル？ クルト：くそう、グレネードのC値は１２だった！？ ＧＭ：ｾｪｰﾌ！ クルト：ううむ、クリティカルする確率とファンブルする確率が同じであることを鑑みると《サクセション》は控えるべきだな ＧＭ：当たったので良し、とすべきでしょうｗ クルト：ではそのまま攻撃。喰らえー（ごろごろ）２８点のＩで。 ＧＭ：１３通して…と。まだ半減まではいかんか。 大口径雷熱砲の曲射と手榴弾の直撃を受けてなお、平然と稼働するコマンダー級。 包囲状態の敵からの集中砲火が、ＰＣ達に襲い掛かる時が来た。 ＧＭ：ではワスプ乱れ打ちをば。まずＧ１０がハルキへ一発マシンキャノンを ハルキ：うぉ、射線通ってます？ ＧＭ：ええ、射線は通ってるんですけど間に林が有るのが（ころころ…達成値９）おや、外れた。所詮トルーパーだったか。 ハルキ：（セーフ）トルーパーは判定値低めなんですな。 ＧＭ：新版では完全に雑魚担当ですからなｗで、Ｇ９とＧ１１はクルトへ射撃をば（ころころ）７と１３で。 クルト：あ、【機動値】も盾破壊で上がってるんで７有りますが……同値だと回避でしたっけ？ ＧＭ：いや、同値なら当たるみたいですな（ルルブ確認） クルト：くそうｗ ＧＭ：（ころころころ）１６、１４でＰダメージをば。 クルト：Pは１０点削るから…６、４で１０点食らい。 ＧＭ：「空間装甲」に増加装甲分で、結構堅いな。 クルト：しかし、これで半分切った。ラディウスはフレームの中でもそこそこ頑丈とはいえ、結構キツイな。 ＧＭ：まあ、集中砲火されてますしねｗ あとはアントが誰も殴れなくて(文字通り）歯噛みして終了。 クルト：……ところでＧＭ。ワタクシ大変なことに気付いたのですが ＧＭ：ｴｴ､ﾅﾝﾃﾞｼｮｳ クルト：このゲーム、素の移動値が自分より低い相手じゃないと殴れません。OERSの【エンジェルフェザー】でさえ「自分が移動する時に」使うものなので、移動の順番を変えられないのデス ＧＭ：天剣騎の場合、０距離だと相手が動いた瞬間にＺＯＣで捕まえるからぎりぎり殴れるんですけどね…ｗ クルト：２名以上でZOC固めするか狙撃兵が移動不可にするかしないとどうしようも無いってマジ無理ゲー… ＧＭ：つまり、《ソニックエッジ》（射程２-３の近接攻撃が行える騎甲技）実用性高し、とゆーことです。 クルト：ですなぁ…ｗ ＧＭ：しかしフォート様はこれ以上下がれないのでご安心をｗ ハルキ：下がると射線潰れちゃうからネー。こっちがＭＡＰ端押さえてるし。 第二ラウンド ＧＭ：では、準備フェイズ。やることなし。 ハルキ：なし。 クルト：同じく無し。 ＧＭ：では、支援攻撃……も、無し。手早く移動フェイズと行きますか。移動３のワスプとロングフット、アントを動かして…と。 アントはマップ上部から必死に移動、ワスプとロングフットはＰＣを射界に捉えるべく移動を完了。 ＧＭ：終了、と。ではクルトどうぞ クルト：では１歩前に出て終了。 ＧＭ：踏み込まれて逃げ道なしｗ で、グレイフォートが…歩けないので終了(死) クルト：可能か不可能かで言うなら、味方の居るHEXは通過出来ますけどねｗ ＧＭ：歩き回っても時間稼ぎしかできませんのでｗ しかし、このゲーム移動力高いと明白に強いな。 クルト：追加装甲捨てて移動力を伸ばす方向に切り替えてみようか… 【移動力】の低い近接攻撃タイプは、今回のように後退する敵コマンダーを追撃する際にかなり苦労させられる模様。 ＧＭ：ではハルキどぞ ハルキ：えーと、何処に移動したものか……あと、ＯＥＲＳはシナリオ一発で？ ＧＭ：ええ、各一発です。 ハルキ：メテオ二発目は無理か（ふむ）５，１６に移動しましょう。 ＧＭ：む、ソルジャーとトルーパーから遮蔽に入ったか ハルキ： ボス以外は狙う必要ありませんしね。一回は回避できることを考えると、できるだけ被弾回数を減らすのが生存戦略ですな。 ＧＭ：では、移動終了…攻撃に入るか 第二ラウンドの行動プロセス。 恐らくこの段階で戦闘の趨勢は決まるが……？ ＧＭ：よし、では殺戮機械コマンダー様は、生存戦略を取ったそこに大口径砲をぶち込んで差し上げよう。 ハルキ： ｷｬｰ！？ ＧＭ：連結してダメージブーストしたキャノンをハルキへ（ころころ）む、低い。命中は１６で。 ハルキ：《アラートネス》で避けておきましょう。 ＧＭ：当たると２１+４ＤでＩだが、これは微妙か…ｗ ハルキ(ダイス機能)：2D6+11 = (1+1)+11 = 13 ←ところがぎっちょん ハルキ：ぎゃん！？ ＧＭ：これが世界の選択である（ごろごろ）３０点のＩをどうぞ。 ハルキ：８点防いで２２点か……うごご、一気に4割削れた(汗) ＧＭ：そしてロングフットは…… Ｇ３は続いてハルキを狙おう。ぎりぎり、射線取れてる（ころころ）当たって２２点Ｉ。 ハルキ：14点通して……むぅ、やばし。だが次のヤツは射線が通らないはず。 命拾いしたぜ…… ＧＭ：もう一体のロングフットは、ハルキへ射線取れないし前衛を文字通り殴ろう（ころころ）クルトには引っ掻いて１８点のＳで。 クルト：うぃうぃ、８点食らい。 ＧＭ：で、ここでハルキの手番ですな。ボスにグラナディアぶっ放す以外は無さそうですが ハルキ：うぃうぃ、では今度は何もなしグラナディアをば（ころころ…出目４）……あぶねぇなオイ(汗) 達成値１１で。 ＧＭ：それでも当たるんですよねー、こいつ避けないタイプだしｗ ハルキ：（ころころ）ダメージはＩ２６点でどうぞ。 ＧＭ：む、結構痛い。さて、一撃必殺ホームラン来るか…？ ハルキ：「おいおい、とっとと仕留めてくれよ。そろそろこっちも装甲がやばいぜ」 クルト：「ええ、いい加減決着をつけるとしましょう」 ＧＭ：そこにＯＥＲＳが乗ると、冗談抜きでボスが粉々になるからな… クルト：ではこちらの行動。ホーリーアックス二刀流で膾にしてくれる（ころころ）１７か。 ＧＭ：どうやっても当りますがなｗ クリティカル狙いで《サクセション》(近接攻撃の命中を振り直し)ってのも手ですが、 いかがしますかね クルト：（んー）《サクセション》はやめておこう。ここでトチったら元も子もない。 ＧＭ：うむ、では鴉の嘴…… 斧だと嘴っていうより爪か。 クルト：【パワーバースト】を宣言、スペードは手持ち３枚。 ハルキ：この赤ジョーカーもいったれー クルト：スペ２もありましたな。コイツは頂いていくぜー！（モヒカン） ＧＭ：一枚や二枚ではない……全部だ…！ ハルキ：ｂ クルト：ｂ ＧＭ：ｂ しかし、５枚で+１０Ｄか。 「喰らえ、鴉の双爪を！」 並の騎甲巨兵なら両手で抱えるサイズの大戦斧を２本、両手の延長のように扱うクルトのクレーエ。 思惟堆積層から還元した莫大な雷力で人工筋肉の限界を超えた出力を発揮させた双撃が、半壊したコマンダーに最後の鉄槌を下す。 クルト：（ごろごろごろ）む、出目はイマイチ？ ＧＭ：いや、しっかり致命域だと思う。 ハルキ：基礎力で補った感じか クルト：Ｓ属性で７５点。腸をブチ撒けろ！ ＧＭ：(計算なう)むう、５点オーバーキルか……惜しいところだったが、唐竹真っ二つになって機能停止しましたｗ ハルキ：次手でもう一発入れていなかったら危なかったか…… クルト：持っててよかった、グレネードｗ ハルキ：「（ふぅ） 終了だな」 ＧＭ：……あ、オーバーじゃねーや。合計１２５点でジャストキルだ。 クルト：うわ、実は超危なかった…ｗ コマンダー級に鴉が致命の一撃を見舞った直後。 断末魔の明滅も消え去った指揮官に続いて、戦闘状態だった戦域のＭＩＳＴ全てが力なく地に伏せ、あるいは墜落して機能停止する。 「コマンダー級を撃破すれば、その指揮系統にあるソルジャー・トルーパー級は全て機能停止する」 ……人類が圧倒的物量を誇るＭＩＳＴと辛うじて戦えている理由の一つが、ここにあった。 クルト：「機能停止したソルジャー級他は回収して研究班に回します。ワスプは分解されて資材ですかね」 バベッジ：「オーケー、施設で見つけたアレと他幾つかくらいはカーゴも空いてるからな」 ハルキ：「こいつは、十竜長にいい御土産が出来たな……」 ＧＭ：コマンダー級を切り潰した直後、他の機体は全部停止しますからな。残るのはスクラップと言う名の資材か。 バベッジ：「それじゃ、回収してバハムートに帰るとしますか……帰りは安全運転で行くから、寝てて構わないぜ」 クルト：「また撃墜されないで下さいよ？」 バベッジ：「前向きに 善処は する」 ＧＭ：と言うわけで、クライマックス終了……結構苦戦しましたな クルト：地下道が見つからなければ詰んでいた…ｗ ＧＭ：まあ、トルーパーは逆に相手にもならないんですがねｗ では、サクサクエンディング入りますか。何か案が有れば採用しますが ハルキ：報告しつついちゃいちゃ… クルト：すると見せかけて拷問。 ＧＭ：…いちゃいちゃか……難しい気がしなくもない。 よって拷問だ ハルキ：ちょｗｗ エンディングフェイズ 「大隊長の(いつも通りの)憂鬱な日常」 ＧＭ：と言うわけで、帰りは撃墜されることも無く無事着艦にこぎつけまして。 ハルキ：では、帰投して５万字ポエム付き報告書を持ってルーグレイさんの執務室へ意気揚々と。 ＧＭ：おい添付文書ｗ ハルキ：「（開扉） ルーグレイさん！ 結婚してください！ これは俺の気持ちですッ！」（報告書＆指輪）」 クルト：ではこちらは隣室で待機。 「（十竜長、手筈通りに）」 ハルキ：そして幾何学的に計算されつくした角度でお辞儀して報告書を差し出す感じで。 ルーグレイ：「……ふむ、まずは報告書だけ受け取るとしよう。随分と厄介な状態から無事帰還したらしいな」 ハルキ：「すべては再びルーグレイさんに会うためですッ！」 クルト(秘密通達)：何とかしてアイマスクを装着させるんだ！ ルーグレイ：「極限状況下でも動揺の無い行動を取った件については、まあ良くやったと誉めてやっても良い。 ついては……（ふむ）そうだな、個人的に良い物をやろう」 ハルキ：「…………えっ ｲｨｨｨｨｨﾔｯﾎｫｫｫｫｫｫｩ！」（ｶﾞﾀｯ） ルーグレイ：「まあ待て。私とて鬼ではない。少々恥ずかしいのでな、目を瞑っているがいい」 ハルキ：「はいッッ！」（目をつぶり） ＧＭ：そして施錠型アイマスクを被せて隣室に合図する十竜長 クルト：では合図と共に無音で部屋の中に入りまして。 ハルキ：こ、これはひどい謀略ｗ クルト：コレ読んでメモ「踏んでやろう、這いつくばれ」をルーグレイさんに ルーグレイ：「（む）では、常々求め訴えてるように踏んでやろう。這いつくばるがいい」 ハルキ：「はいッッッ！ ありがたき幸せッ！！」 ルーグレイ：「…（ところで、私は一体なんだと思われているのだ。ドＳか、ドＳなのか？）」 内心悩む十竜長であった ハルキ：で、這い蹲りまして クルト：ではそんなハルキの背に踵をめり込ませましょう。 最初は優しく、ルーグレイさんの体重と同程度の負荷が掛かるように ハルキ：うむ。ではですね。 「……ところでルーグレイさん」 ルーグレイ：「何かな」 ハルキ：「…………クルト竜士に踏ませるのまで含めてプレイですか？（びくんびくん）」 一瞬、その場のすべてが凍りついた。 ルーグレイ：「……聞きたくないが一応聞いておこう。どうやって判別している」 ハルキ：「伝わってくる力の軸線からして、この足の主はルーグレイさんの体格ではありえません。 また、軍靴のサイズもルーグレイさんの靴より３周りほど大きいです」 バベッジ：「へ、変態だー！？」（隣室） クルト：「思ってたより遥かに変態ですねこのロリコン。（ぐりぐりぐり）」 ハルキ：「にもかかわらず体重のかけ方はソフト。重心の使い方……近接戦闘技術に秀でたあふっ！？」 ルーグレイ：「竜士。つま先に重心掛けて抉るように踏んで良いぞ」 ハルキ：「加えて、当初その場にルーグレイさんと俺しかいなかったにもかかわらず、入ってくる時に物音がしなかったということは、候補者はおのずと絞られｲｨｨｨｨ！？」 クルト：「了解しました。ああ、それと勘違いしないように。これはプレイでは無く隊規に則った罰則です」 ハルキ：「えっ」 クルト：「ハルキ・オトゥモス『竜士補』。私の階級はなんですか？」 ハルキ：「……りゅーし」 ルーグレイ：「…ちなみに、あくまでついでに聞くが私の階級は？」 ハルキ：「俺の嫁」（即答） 隊長は聞かなかったことにした。 クルト：「はい、つまり貴方の上官ですね？そんな私に対して、貴方は普段どのような言葉遣いをしていたでしょうか」 ハルキ：「…………まあ、割とタメ語？」 クルト：「そういうわけです（全体重を心臓に）」 ハルキ：「げぁぁぁぁぁ！？」 ルーグレイ：「ちなみに、報告書(公文書）のフォーマット関係の苦情、各所における士官への呼称に関する苦情、いかがわしい書物をあちこちに置き忘れている件についての女性士官からの苦情も含めての懲罰だ」(苦情束めくりつつ） クルト：「まあ今回の功績に免じてこの程度の罰で済んでるので有難く思うように」 ハルキ：「のぉぉぉぉぉ！？」 ルーグレイ：「（やれやれ）功績だけなら勲章が出るというのに、オチを付けなければ安定しないのか、お前は…」 ＧＭ：具体的には、敵侵攻の先遣部隊を事前に撃破し、困難状況から機体を破棄せず帰還、大量の敵サンプルの確保、 資源埋没物の回収と施設の発見、何より２機によるコマンダー級の撃破。 功績だけならマジで表彰ものなんですが……ねぇ。 クルト：「そろそろバベッジ竜士に交代しますか。因みに、いっそこの風景も公開してやろうという意見もありましたが、 喜ぶだけだという理由から棄却されました」 ハルキ：「……でも、ルーグレイさんに見下ろされながら他の男に踏まれるというのも………………（ふむ） それはそれで「悔しい、でも（ｒｙ）」的な背徳的快感がありますね」 ルーグレイ：「……はっはっは、こやつめ（疲れた笑み）」 クルト：「……十竜長、そろそろ休憩のお時間では？」 ルーグレイ：「……ああ。その前に、そろそろ私も殴っていいか？」 クルト：「ご褒美になるんで辞めた方が賢明かと。止めはしませんが」 ハルキ：うむ。ではそこで殴りやすいように音源と気配を温度（？）を頼りにルーグレイさんの前に這っていって膝立ちに 「いつでもどうぞッ！」 ＧＭ：では、教練（対人戦で判定できる技能）３Ｌクラスの腰の入ったストレートをｗ ＳＥ：アストラル Ｊ Ｅ Ｔ ナッコォ ハルキ：「ありがとうございますッ！」（車田飛び） ルーグレイ：「……竜士、私は少し休む。貴官たちも３日間の休養が許可されている」 クルト：「はっ。有難く存じます」 ハルキ：「つ、次は放置プレイですね！ わかりました！ 全力で遂行します！（悶）」 ＧＭ：で、ルーグレイさんは疲れた表情で去っていくわけですが… ハルキ：「（びくんびくん）」 バベッジ：「…まあ、あれだ。どうも俺たちが音信途切れた直後から、二種待機で臨戦態勢に入ってたらしいからな、隊長。 第一、第四小隊の面々も戦闘待機だったらしいし、後で奢らされるか、一発ずつ殴られるくらいは覚悟しとけよ」 クルト：「有難い話です。彼程では無いにしろ、あの人の下で働けるのは、悪く無いと思えます」 ハルキ：「……だいぶ、御疲れだったんだろうな。ストレート、普段より腰の捻りが１０度足りなかった」 バベッジ：「気苦労の何割かはお前のせいだと自覚しとけ」 ハルキ：「それと、声にも少しハリが無かった……ゆっくりお休みになってくれればいいんだが」 ＧＭ：…と言うのも。隊長が担当してる幻操って、要はエーテルレーダーと通信その他を兼ねたような技能でして。 戦闘待機ってことは常時ないし断続的に探査機に接続してる感じですかね ハルキ：あー……超激務休みなしと ＧＭ：クロッシングしながら指揮官も担当する総士状態ってところでしょう。 バベッジ：「ご本人特に何も言わんだろうが、まあそういう人だからな…」 ハルキ：「…………だからさ。 十竜長にも、「気兼ねなく殴れる誰か」は必要でしょう。 ……せめて、あの人にとってそういう存在でいられるなら、「僕」はそれで満足だ」(ｷﾘｯ) バベッジ：「分からんでもないが。まず殴ったり心配させたりせずに済む努力をしようぜ、そこは」(裏手） ハルキ：いあ、ストレス解消という意味でｗ ＧＭ：サンドバッグ的なｗ クルト：そのためにストレスをかけてどうするんだ、お前はｗ ハルキ：……解消されているストレスで黒字になっていると信じたい ＧＭ：……び、微妙ｗ？ クルト：赤字じゃないかなぁ……そもそも、解消できるにしても総計は増えるわけだし。 ハルキ：「……ところで、これそろそろ外していいのかな」（針金でかちゃかちゃ→アイマスク外し） バベッジ：「……あー、報告書はフォーマット直しとけよ。いつもその辺手直ししてるのも隊長なんだから」 ハルキ：「うぃす、やっときます。あと、ポエムも今回はお蔵入りにしときますよ」 バベッジ：「部屋にでも溜めとけ。俺は機体一通り整備したら休むぜ……」 ハルキ：「御疲れ様でした（礼）」 バベッジ：「おう、お疲れ……竜士も休んどけよ、先は長いからな」 クルト：「お疲れ様でした。なお報告書は既にこちらで作ったものを提出してあるので問題ありません」 ハルキ：「お、そうなの？ ありがと」 バベッジ：「仕事が早くていろいろ助かるぜ……」 クルト：「『どうせアイツの報告書は只のポエムだからさっさとお前が出せ』と言われたもので…」 ハルキ：「…………わかってらっしゃる」 バベッジ：「……さすが隊長だ、良く分かってらっしゃる」 ハルキ：ハモってしまって微妙な顔で視線を交わし、去っていくところでフェードアウト、という感じでいかがでしょう クルト：では、それでｗ ＧＭ：ですね。誰か、隊長に胃薬もってこいｗ ハルキ：…………部下に恵まれてるんだか恵まれないんだか……ｗ＞十竜長 ＧＭ：……能力的にはさておき、精神面で苦労してそうだぞ、あの隊長ｗ クルト：……しかし、結果論で言うとハルキよりもこちらが隊長にお近づきになった気がする…フォロー役的な意味で ＧＭ：フォロー担当とボケ担当か…ｗ ハルキ：ボケ担当の宿命ですね？ しかし、ノリでなんか変態的特技が多数追加された気がしないでもない。 何の研究者だったんだお前。 ＧＭ：もう専攻が人体なのか行動心理学なのか…ｗ ハルキ：行動心理学と人体工学、あとは心理歴史学辺りですかね（うーん） ＰＬが知らないものを、他の面々が知っているはずが有ろうか。 いや、ない(反語) ルーグレイ：「（ずるずるずる）眠……いや、着替え… ＺＺＺ…」←その頃の隊長 ハルキ：……気が付くと完璧な寝巻きに着替えさせられてベッドに寝かされている隊長であった。下手人は不明である。 クルト：小姓みたいなお付きの下士官くらい居るんじゃないですかねｗ ＧＭ：と言うか、普通はその辺、女性士官で秘書みたいな副官が要ると思うｗ ハルキ：やべぇ。嫉妬で狂ってしまう＞女性でも ＧＭ：普通は下士官から叩き上げたのが先任・アドバイザーとして部隊に居ますからね、陸軍だと。 ＤＡＦは空軍とか海軍ぽいですけど。 クルト：……というか、万が一上級士官の私室に無許可で忍び込んだりしたら最悪除名処分も已む無しでは？ ＧＭ：除名と言うか、セキュリティ的にうっかり射殺されかねんぞｗ ハルキ：むしろ鍵的にさすがに忍び込めないんじゃなかろーか。考えてみると クルト：セッション外で（妄言のせいで）何時の間にか死んでましたってのはご勘弁願いたい…ｗ 竜暦２００５年 ２月某日。 Ａ．Ｒ．Ｋ・アルトクラン国境付近、エリアＡ-２１にて浸透した敵先行部隊と第３小隊が接触、対空攻撃によって竜翔騎が中破・通信が途絶した。 その後の詳細は報告書に譲るが、小破した騎甲巨兵２体で敵コマンダー級を含む部隊全機を撃破し、翌日夕刻に第３小隊は三名全員が生還した。 作戦部では当該エリアへ再度の索敵・捜索を行うことを緊急決定したうえで、この一連の遭遇戦を『モール・アタック遭遇戦』として記録することを決めた。 『竜の曙』作戦に向けて軍の士気向上に貢献したということで、フランシス艦長から激励と臨時の休養を頂いたが、個人的には何よりも全員が無事であったことを喜ばしく思う。 願わくば、次の戦いもこうであるように。 第１０騎行大隊長 ルーグレイ＝ミュート十竜長記す。 アフタープレイ ＧＭ：やあ、地獄からの生還おめでとうｗ シナリオ経験点： ・シナリオクリア １０ *機体の発見 ３ *地下通路の発見 ３ ・セッションに最後まで参加 １ ・良いロールプレイ １ ・他のプレイヤーを助けた １ ・セッション進行を助けた １ ＧＭ：ちなみに、５人パーティ前提のサンプルシナリオの場合でトルーパー４、ソルジャー３、コマンダー１です。 どう考えても今回のエネミー量はデスシナリオ手前ｗ ハルキ：ｗｗｗ ＧＭ：なお、通路発見できなかった場合、鈍足移動する竜翔騎を画面端まで逃がすシナリオになってました。 クルト：（うーむ）増加装甲は外しておいたほうが良いやも知れぬ……というかパーツに移動力増加が無いのはどういうことだｗ ＧＭ：人工筋肉で動くんだし、そこはフレームの変えられないスペックの一部ってことなんですかねぇ…。 ハルキ：敵の足が速いと、近接タイプは辛そうですからな… クルト：攻撃力が減るのを承知でカプリコーン辺りにフレームチェンジしようかなぁ… ＧＭ：やっぱりクルトは天剣騎のほうがいいと思うんですよ、クラス。 武装はそのままにしても、専用技で至近距離が確保できるとだいぶ違うだろうし。 クルト：【パワーバースト】が襲撃騎専用なんですよね。あと能力値の問題で、身体特化になっちゃうんでバランスが取りにくい。 ＧＭ：あー、そこは確かに。 ハルキ：こちらは位置取りきっちりやるとえぐい感じですな。避ける当てる ＧＭ：そっちは【機動値】上げるとますます回避が光りそうですな。 被弾数減らして当てるもの当てる感じで。後はシールド使うなら《リペアシールド》が地味に光りますな。 盾を２０点回復して使えるようにするシーン一回の騎甲技。 クルト：それもアリですな。あ、戦術指揮取って《ファイアサポート》で移動阻害を…でもシーン１回か。 使い所を誤らなければ… ＧＭ：流石久保田さんプレゼンツというか、移動即戦術・相手を動かさない、ってのは実に重要ですな、このゲーム。 成長とか雑談とか ＧＭ：経験点２０点。成長は戦闘技能を３にするか、サブ技能を２Ｌにして騎甲技取るか、って感じですかね。 階級上げる手も有りますが。 クルト：…やるか。階級３で禁断のアルトリウス投入…(ｦｲ) ＧＭ：…むしろ今回の功績でゲット？ クルト：ですかねｗ ハルキ：こっちはどうするかな… ＧＭ：ハルキのほうも成長バリエーションは多いんだが…機動性を挙げるか、はたまた火力上げるか。 〈機動回避〉を２Ｌにして《ボディコントロール》（パッシブ、機動値を+「機動回避レベル」）と言うのが地味ながら強いかも。 ハルキ：良さげですな。被弾は減らしたい。 クルト：そう言えば、〈階級〉レベル以下の装備を手に入れる分には経験点不要なんですよな。シナリオ中で特別に出てきた自分の階級より高いランクの武器（やパーツ）を使うには要・経験点ですけど ＧＭ：ですね、強力な機体は階級上げて他のパーツごと確保した方が安いでしょう。 ただ、４Ｌ武器なんかも存在するみたいですし、その辺のためのルールかもしれん。 ハルキ：何か面白い武器とか有ります？ ＧＭ：４Lだとツインライトブレードが……いや、でもこれ威力がＥ１８でも、命中補正-３じゃ斧の方が事実上強くないか？ クルト：両手持ちにすれば《ダンスマカブル》で命中補正も緩和されるとは言え…確かに、使いにくい。 ＧＭ：しかも装備スロット数同じなんですよね、斧とツインライト。 クルト機が装備している「ホーリーアックス」は、２Ｌ装備（初期でも取得できる範囲）ながら命中修正±０、反応修正-１と非常に取り回しが良く、攻撃力もＳ属性１５でクリティカル値１０と高スペック。 一方、４Ｌ装備（最低でも〈階級〉３Ｌかつ出身地が噛み合わないと取得できない）の「ツインライトブレイド」は威力こそＥ属性１８でクリティカル値１１と高めだが、命中修正が-３。 装備に必要な腕部スロットは同じ数であり、使い易さを考えるとホーリーアックスに軍配を上げざるを得ないのである。 なお参考までに、もっとも一般的な近接武器であろう「アークサーベル」（騎甲巨兵用の長剣。１Ｌ装備）はＳ属性１０でクリティカル値１０、命中修正±０で反応修正-１である。取回しでサーベル並、攻撃力で１.５倍という「ホーリーアックス」の優位性たるや、推して図るべし(実は他にも、魔導攻撃を増強する特殊効果も有る)。 ＧＭ：ローマディアは一体、何をどうやってこんな壊れ武器を作ったんだ… クルト：ツインブレイドも、せめて命中－１で５スロ、攻撃力２０なら両手武器として活路があったかも知れないのに…… ＧＭ：そのくらいの武器として調整掛けないと存在価値が怪しいな、これ。 あるいは、両手持ちすると特殊補正が入るとか(装甲５点突破とか）。 クルト：《ダンスマカブル》前提の上位騎甲技でそういうの欲しいですよな。二刀流なら更にC値－１とか。 ＧＭ：ただ、これ斧があると「ハルベルト」あたりの存在価値も怪しいですよね。 Ｓ１９とはいえ、５スロット使って命中-２反応-２だと……悪くはないんですが。 クルト：特殊効果で「引っ掛けて止める」とかあればいいんですが、それはまた違う武器の括りですし。 ＧＭ：むしろ、長柄武器なんだし射程１-２とか？ クルト：ああ、それ大事。槍とかもですが、むしろ何故「長」柄なのに射程１なのかと。 ＧＭ：「ホーリーアックス」も一応、種別の上では「長柄」になってるんですけどね……ｗ これは取り回し的な意味でハンドアックスじゃないかと思うｗ クルト：でも斧はこれ、本来の用途で使うならスタッフですよね。何故刃を付けたしｗ ＧＭ：聖堂騎士的な運用を期待したのではｗ ハルキ：つ「聖戦士の資格があると見た！」 ＧＭ：つ「クルト君！」 サコミズ王はちょっと娘さんと婿について話し合っててください。 実は件の「ホーリーアックス」は、宗教国家ローマディアの武器であり、解説文には『「魔導騎（要は魔法攻撃を行う機体）」の補助武器として使用される』と記されていたりする。 ……長柄の斧って、それポールアックスですよね？ ポールウェポンが補助武器の魔法系……懐かしのヒース○リフか？ クルト：あれ？ もしかしてこちらが〈魔導〉を伸ばせば結構イケる使い方が出来る？ ＧＭ：ああ、魔導延ばして中距離射程の攻撃持つのはアリかと。ただ、攻撃にも支援にも、技能のほかに騎甲技持たないと無意味ってのがちょっと重い クルト：スピリットガイドも持ってないしなぁ…最初から高レベルで作れるならそういう浪漫もアリかも知れないがｗ ＧＭ：《ウォーターバリア》だけ取って使う手も有りますね、前衛なら。自分専用ですが、回数制限有りませんし…… ガチ装甲組みしてバリア持たせた防御型とか。 クルト：うん、なので前衛として１レベルでそれだけ取るというプランもかなり現実的にアリなんですよねー… ちなみに、前版では「魔導を使用できる前衛」というハイブリッドとして「魔導騎士(ウォーロック)」というクラスが存在していた。ルールブックｐ３６の柱や、ｐ２５７の前版コンバートの手引きにその名を見ることができる。 クルト：さて、【エンジェルフェザー】は今回役立たずだったんで、次は【ギガンティックグロース】か【サンダーヘブンハンマー】辺りを使ってみようか ＧＭ：ＴＨＨはネタかと思ったが実は結構ヤバいですな。 ただ、あれＯＥＲＳも「最大で索敵範囲までが射程」なので、襲撃騎だと持ち腐れでは？ クルト：…おぅ、しまった。 ＧＭ：超至近距離にあの巨大レーザーを誘導するしかない機体……自殺志願？ クルト：【索敵値】５で「範囲５」の攻撃なんてしたら、自動的に巻き込まれてしまうｗ ＳＥ：ＴＨＨウェーブ、来る！(ただしリフレクターは無い） ＧＭ：装甲無視ダメージだから、結構シャレにならんくらい痛いですしね クルト：トルーパーなら１瞬で蒸発、ソルジャー級でも大打撃ですな。 ＧＭ：あと、今回の見てて意外と【ブレイクダウンサージ】が侮れないような気が。 準備プロセスで範囲選択５の雑魚を足止め。 クルト：ああ、トルーパー移動不可か…確かに雑魚の足止めにはかなり有用な。 ＧＭ：これ、射程は視界ですし。索敵１０くらいあれば前線で有象無象を固めて、本陣攻撃に乗り込むのに使えそうな。 クルト：次は狙撃騎でブレイクダウンサージ＆サンダーヘブンハンマーとかやってみるか… ＧＭ：コストの調達が大変そうですけどねｗ いっそエーテリック共有なら全員でＴＨＨとか……あれ、意外と笑えないくらい恐ろしくないか、それ クルト：チャージ４枚で装甲無視の１０Ｄなんで、端的に言って【パワーバースト】とかより効率は良いですしな。 ＧＭ：索敵値がネックとは言え、通常の攻撃はボス級の装甲で武器固定値の７割くらい削がれますしな。 クルト：……うん、強力ですな。４人くらい居れば１発欲しい。２人だといろいろキツそうですけどｗ ＧＭ：というか、メジャーさえ使えれば発動できるなら、【索敵値】さえ足りてれば支援攻撃プロセスで撃てません？ クルト：ああ、撃てますね(汗) ＧＭ：つまり、敵が移動する前に視程距離ぎりぎり+範囲５まで届く広域殲滅ができる、と思えば…… クルト：……思ったよりヤバめですな。 ＧＭ：そう言えば、設定上バハムートと同じ規模のＭＩＳＴって要るんですよね、ジャガーノート級って奴で。 敵にＴＨＨ撃たれる可能性もある……のか？ クルト：いや、バハムートの武装を乗っ取られたらその時点で人類負けでしょうｗ ＧＭ：いえ、バハムートと同格スケールのＭＩＳＴって存在したらしいんですよ。 設定上(但し秘匿情報)バハムート自体が自意識の無いＭＩＳＴですから、同じ構造の機体は居てもおかしくないが クルト：あ、そっちか。……まあ、OERSとは別の固有スキルとして使ってくる可能性は無くも無い…かｗ ＧＭ：ＴＨＨを「撃たせる」のはＯＥＲＳだけど、化学レーザーそのものは単なる兵器ですからな……ジャガーノート級と バハムートのＴＨＨ撃ち合いか……しかもぶっ放した後、化学反応後の毒物質で周囲が汚染されて大変なことに……ｗ 夢は広がるが、待て、サプリメント。 リプレイも発行されたし、今後の展開が非常に楽しみなシステムである。
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