プレセッション&オープニング Give a reason for life

 

プレセッション:『エンドレス・サマー』開幕

 

さて、今宵も駄目な猛者が集う電脳空間。

まずはプレイヤー紹介と参りましょう。

 

PLその1/神無月氏

→ 渋い漢をやらせたいなら彼に言え!とまで仲間内で囁かれるほど漢キャラが似合う人物。

彼もまた最古参のPLである。

エンゼルギア初版から、「渋い漢グスタフでヴィヴリオに萌える」ことに於いて、他の追随を許さない熟練っぷりを発揮。

 

 

PLその2/九谷

→妄言とラノベの技能レベルを順調に向上させつつある、古参プレイヤー。

ネタ・ボケ・シリアスを躊躇無くこなすマルチプレイヤーでもある。一言で表すならば、駄目な子。

近頃「駄目中年オヤヂ」という新たな芸風を切り開きつつある。待て、それは中身までオッサン化する第一歩だ。

 

神無月:エンサマ購入ーw

九谷:……すげぇだろ、アレ。基本ルールブックと全く違うバランスになる点で。

 

この収録時、『エンドレスサマー』 発売(2010年4月)直後だったのです。

ちなみに、このリプレイの公開までの年月を数えてはいけない。

もちろん編集者の罪を数えてもいけない。

 

神無月:とりあえずグスタフはリビルドにより、おかしい物体になりました(死

九谷:《不死身の異名》は絶対とってるよなあ……w

 

※《不死身の異名》:ダメージ軽減オーギュメント【マルクト】と同時使用することで、ダメージを0にするゼパ様御用達スキル

 このスキルを実装することにより、ソルジャーは最強無敵の壁役となるのである!

 

神無月:《威嚇射撃》《不死身の異名》《木の葉落とし》《反応射撃》《古強者:事情通》《反射防御》《受難の聖釘》

《スコードリーダー》  嘘みたいだろ……入れ替えただけでこの数なんだぜ……

 

《木の葉落とし》:ソルジャーの『エンドレスサマー』追加スキル

 ソルジャー版《ハードシールド》。戦闘機搭乗時、ドッジの成功数に【感覚】+3

《反射防御》:ソルジャーの『エンドレスサマー』追加スキル

 持ってるだけでドッジ判定値が+5される素敵なパッシブスキルである。

《受難の聖釘》:ガンスリンガーの『エンドレスサマー』追加スキル

 持ってるだけで火力が上がる素敵なパッシブスキルである。

 

九谷:まあ、そうなるよなあ……あと、初期アガペー上げた?

神無月:ああ、スキル分は。流石にスキル取得のために上げるのはリスクがアレなのでやってませんが。

九谷:なるほど。追加ルールだと……1版みたく「下げる」系になるからさ。

今までの上げてく感じより多分余裕ができる……はず

神無月:クライマックス限定ではありますが、パトスで下げられるようになりましたからなぁ……

カウンター機能でチット乱れ打ちなウチの環境では、その分敵の強度増加が予想されて有り難いやら怖いやら……

 

※下げる系:そもそもエンギア無印は、ダーザインレベルの上昇と共にアガペーが下がっていくという仕様であった。

  この仕様が2ndで撤廃されたのは記憶に新しいが、『エンドレスサマー』導入により、クライマックス限定でパトスチット1点

消費につきアガペーを1点減少させることの出来るルールとなったのである。

 

九谷:あははー。あ、そだ。魔王陛下来る前にー……今回予告、見た?

神無月:いや、多分見てないですな

 

「受け入れに感謝する、瑞穂基地の諸君」

 

 天使大戦において合衆国軍第七艦隊を率いる指揮官であり、激戦を繰り広げた相手でもある彼女が、

ヤシマに亡命してきた。

 その彼女が、手土産代わりに持ち出した幾多の資料。その中の一つ、ふとしたことから開いてしまった鞄の中には――

 

ひとりの、少女。

 

「……やっと、お会いできました。お父様」

 自らを、人間ではないと語るその少女。

 

「貴様らに啓蒙してやろうではないか、天の代行者が与える喜びを!!」

神の代行者を名乗る者は、その威光を振りかざし。

 

 今、この時から「夏」が始まる。

 

 エンゼルギア The 2nd Edition 天使大戦RPG 第23話

 『裏切りの行方 ―The Dawn of Endless Summer―』

 

「そこから来るのは…… 世界の、終わりだ」

 

九谷:コレ。多分、現段階だともうちょっと改訂入ってるはず

神無月:……一体敵がどんなゲテモノになるのか楽しみです(通夜のように(ry

九谷:大丈夫。GMは僕じゃないから←今回PL予定

ゲテモノな敵を出すのは大体俺だから。もーまんたいb

魔王陛下が出したゲテモノ………………あ。ぱんつ様

観戦者:だっごーん

 

思い起こされる惨劇の数々。

大丈夫だ。今回も問題しかない。

 

九谷:……ごめん。今回もイロモノでゲテモノかも(通夜)

神無月:まあ、イツモノコトですしw

GM:だっごーん

観戦者:何かキタァァァー?!

GM:いあいあの方がいいですかね?

観戦者:ヤーマドゥー

GM:……それは閻魔大王だw

九谷:ああ、ネタの投稿がありまして

 

というわけで、20氏から当時頂いておりましたネタがこちら。

 

瑞穂の空に突如として現れた『それ』は、見る者全てに違和感を与えた。

何故ならば、『それ』は本来空に浮ぶべき物では無いからだ。

戦艦『大和』……ヤシマ最大にして最強の軍艦であるそれが、今、瑞穂の空に『浮んで』いるのだ。

……いや、その姿は確かに『大和』ではあるが、『大和』では無かった。

『それ』は、艦上の武装の全てを船の底に移し、それらの武装が本来在るべき所には、異常なまでに強化された武装が、

隙間無く備えられていた。

その一角、外の異常さと打って変わって幾つかの計器のみがある部屋、『第一艦橋』と呼ばれる場所に、その人はいた。

 

「……ヤシマよ、私は帰ってきた!」(拳ギュ)

 

銀の髪を揺らし、お約束な科白を吐くその人物の傍で、黄色の衣を着た少女が薄く笑みを浮かべていた……

 

(中略)

 

ちなみに、黄色は体中ケーブルで簀巻きにされて、船の計器に繋がれています。

生体部品はシアワセ。

 

九谷:だそーです。徐々に皆様のSAN値がおかしな方向に逝ってる気がするサイト管理者でした、まる

神無月:汚染強度が上がっている……だと……

観戦者:え。徐々、に?

GM:JOJOに。なるほど。

九谷:最初からクライマックスJUMP?(アガペー666的な意味で)

観戦者:スタート地点が一般人にとってもう発狂地点ではw

GM:つ「SAN値0からのてぃーあーるぴぃじぃ」

……やってもらえませんか? と言われたら、そりゃやるしかないですな。

九谷:ヤマドゥーは今回は……ちときついかと。参戦見込みPCの構成からして

GM:和沙相手にするのは、少々荷が重そうですな。しかも戦艦装備

九谷:こんな大惨事なシロモノをよく考え付いたものです。素晴らしい

 

したり顔で述べるキオハフト考案者であった。全く人のことは言えない。

 

GM:うむ、ネタストックに入れておこう。通称、「SAN値直葬」。

九谷:ひでぇ…………

観戦者:大SAN爺……

 

という雑談はさておきまして。

 

GM:『エンドレスサマー』導入となるとグスタフは機体の乗り変えします?

 迅雷でもいいですし、いっそ合衆国軍のラプターでも良いですよ。鹵獲機を「神鷹」とかの名前でw

神無月:あー、経験点消費しようか迷ってたんですよなー。折角《木の葉落とし》覚えたので回避傾倒しようかと。

GM:……ただ、《疾風迅雷》と《木の葉落とし》はどっちもタイミングかぶりますよ?

神無月:あ、そういえばそうか。

 

《疾風迅雷》:最新鋭戦闘機“迅雷”の機体能力。回避の成功数を+【肉体】する。

 やや《木の葉落とし》の下位互換ではあるが、ソルジャー以外でも使える汎用性がミソ

 

九谷:……ハッ

つ 『ホムラ×グスタフ 漢祭り木の葉落とし』

GM:新たな同人誌……だと……?

九谷:葉っぱ隊コスのホムラとグスタフが表紙

神無月:全力で燃やすw

GM:誰得w

九谷:……俺もさすがに得しない……が。

 

つ 紀央得

つ ナタ得

 

GM:前者はともかく後者は……売れれば得ですよな

 

つ 伊音得

 

*け、けしからん……(ぴら)

 

神無月:あ、伊音といえば……ご愁傷様です(成長的な意味で)

九谷:…………あれは、衝撃だった

観戦者:あぁ……とうとう品乳脱却

九谷:…………あんなのいおんじゃない

 

※企画段階での「10年後の草薙伊音」が『エンドレスサマー』内で公開されているのである。

 酷い……事件だったね……

 

GM:……いや、大丈夫だ。 あれはつまり、10年放置されてしまった結果だ。

10年放置せず貧乳維持に努めれば、問題は無い。

九谷:毎年福音起こしてでも伊音の成長は全力で阻止せねばならない! 立てよヤシマ国民!!

神無月:俺なら余裕で守備範囲内ですが。

九谷:だってさ。ばいんばいんならトゥアレタもT−X(増量後)もいるじゃない。

つるぺたロリでこそ伊音の存在意義があるわけじゃない。それが……何でさ

観戦者:……じゅんいっちゃんだからさ

神無月:その変容も成長も受け入れてこそ真の愛と言えるのではないでしょうか、と俺はフェイトちゃんの9歳から19歳の

成長を思い返します。

九谷:え、StSって公式同人だよね?

神無月:現実を受け入れろwww

九谷:劇場版ではロリに戻ってたじゃないかwwwww

 

お前ら落ち着け。

 

観戦者:(ぴこーん)孕ませ。ツバサ(ラ)によるぼぬープレイとな。

九谷:今度は母乳!? 俺は搾乳機じゃねぇんだぞ!

神無月:3rdまで行くとしっかり成長しますw

九谷:ああ、3rdでなら大丈夫。イマゴメが角付き幼女枠に座るだろうから全く問題ない。

観戦者:嫌なレネゲイドビーイングだな……

GM:おーい、戻って来いw

 

という(極めて著しく偏った)『エンドレスサマー』雑感はさておきまして。

 

GM:さて、では妄言は程々にしてハンドアウト配布。

ベイカーはエンゼルコアで死んだ。そう思ってた時期が、私にもありました

登場キャラはグスタフと九谷の新キャラ(仮)ですので、こんな感じでどうでしょう。

 

なお、今回のハンドアウトは、重大なネタバレを含みますので、後程キャラクター紹介と併せて掲載します。

 

GM:というわけで、まずは自己紹介からどうぞ。

 

 

自己紹介:グスタフ=ブッフホルツ大尉の場合

 

神無月→グスタフ:「グスタフ=ブッフホルツ大尉だ。最近になって大規模な改ぞ……もとい、機械化部分のメンテナンスを

実施した。おかげで酷く調子がいい」

グスタフ:「ところでメビウス大尉? 腕に仕様には無いスイッチが追加されているのですが何か御存知ありませんか?」

メビウス:「うむ、それは後でびっくりどっきりなメカじゃ。

出来れば、そう……出来ることならば、使わずに済ませたいものじゃ……」

グスタフ:「また魔改造したんですか。ヘカトンケイルも何時の間にか腕の数増えてヘカトンケイルUになってましたし……」

 

*64×2。最早腕かどうかすらも怪しい

 

GM:……触手ですなw あるいは魔の手。

九谷:つ アーカード

観戦者:最早領域とか壁

GM:ハンドレッドハンヅ、とw

グスタフ:たまに授業で教科書読みながら黒板に書くのに使ったりして一般生徒からブーイングがw

エラー「せんせー、よめませーん」

GM:……一般生徒逃げますよ、下手したらw

グスタフ:一度には使いません、2,3本だけw

ツバサ「 (便利だな。私にも余分に腕があれば伊音をもっと開発できるのだが……)」

 

SE:ぞくうっ(伊音の背中)

 

GM:メビウスの実験体は幾らでも居る、と。

 

PC@:グスタフ・ブッフホルツ大尉

全身を機械化し、戦闘機を手足の如く扱う瑞穂きってのエクステルペン。

その技量は全力で有ればシュネルギアと互角に打ち合えるほど。

過去の記憶の大部分を失うも、朗らかで面倒見のいい性格と時たま覗かせるお茶目さがナイスな48歳。

ヴィヴリオの信頼も厚い、基地の精神的支柱である。

因みに趣味の盗聴・盗撮に関しては情報将校顔負け。

しかし概ね反感を買わずに居るのは余計な欲を出さないせいだろうか。

近頃は追加アームを手に角プレイに目覚めたとか目覚めないとか。

前回、娘絡みの設定が垣間見えたが果たして今回は……?

 

所持オーギュメント

【マルクト】:自己の受けたダメージを10D6点軽減できる。

【シメオン】:イニシアチブプロセスで、範囲(選択)に【感覚】+6D6のダメージを与える。

 このダメージはオーギュメント・権能以外では軽減できない。

 

ダーザイン:【ミシェルからの好意】

 合衆国からの亡命者が持っていた資料の一つであるトランク。

 その中に詰め込まれるように眠っていた1人の少女と、君は「再会」する。

かつてと同じ、無垢な笑顔で君に笑いかけるミシェル。そして、彼女を執拗に追う第七艦隊の手。

 果たして、彼女の正体とは……?

 

九谷:……今回はリアルで来ちゃったか……娘。

GM:ええ、ミシェル襲来。ちゃんとシナリオオーギュメントも有りますよw

では、お次は新規参戦……か。

九谷:いえっさー。ではお着替え

 

さて、そんなこんなで今回のビックリドッキリ参戦PCは……こちら!

 

九谷→コーラ:「よぉ! 合衆国のエース! フライアブル=コーラー=ササヅカだ!

最近出番がねーから寂しがってたお前ら、待たせたな!」

 

2nd移行時から常に僕らのヒーローだった合衆国最強のスペシャルエース様。

『エンドレスサマー』でのフーファイター実装に伴い、遂にPCとなって降臨である

 

 

自己紹介:フライアブル=コーラー=ササヅカ大尉の場合

 

コーラ:「スペシャルな俺が助太刀する以上、もう瑞穂基地は安泰だぜ!

 俺の、おかげだな!」

GM:……まあ、馴染みそうですよね、この基地にはw

コーラ:「あとは……えーと、そうだな。 大佐のキッスは頂きだー!」(所信表明)

……まあ、大体コレでいいですよね

ソルジャー・ガンスリンガーで常時スキルを積み上げて火力を底上げするタイプ。

【感覚】特化フーファイターで「動きがのろいぜシュネルギア!」とやっております、さー。

GM:要は『機動戦士ガンダム00』の某キャラそのまんまですが……

実は某キャラの方は劇中で一度も「頂き」できてないんですよねw

コーラ:結婚式ではいただけた……はずだ……ッ!

 

*ちなみに、収録後に公開された劇場版でもやっぱり頂けませんでした。

 

観戦者:そしてヴィヴリオ大佐と勘違いするグスタフによる修羅場

 

PCA:フライアブル=コーラー=ササヅカ大尉

合衆国十字軍第七艦隊最強の機械化兵

2000回のスクランブルをこなし、模擬戦で一度も敗北したことがないスペシャルなエースパイロットである。

トップエースに相応しい操縦技術で最新鋭機動兵器“ホーリーアーマー”(ヤシマ呼称名:フーファイター)を駆り、

瑞穂のギアドライバー達を危地に陥れたことは数知れず。

天使大戦開戦後、敗戦続きの第七艦隊機動部隊で毎回MIAになることなく帰還している辺り、間違いなく凄腕である。

 

所持オーギュメント

【マルクト】:自己の受けたダメージを10D6点軽減できる。

【ゲブラー】:イニシアチブプロセスで、追加行動が出来る。

 

 

ダーザイン:【カトレア・トルソーからの信頼】

 ――カトレア・トルソー合衆国天使軍大佐。

 君の上官であり最も信頼できる相手でもある彼女は、天使大戦勃発以来、合衆国天使軍第7艦隊の提督として

大いにヤシマ=統一帝国軍を苦しめ、また逆に苦しめられていた。

 その彼女が、ヤシマへ亡命を決めたことを打ち明けてくれた。

 前代未聞の事態に、君の決断は……

 

 

かくして。

機械化兵2名で『エンドレスサマー』環境下での初セッションという無謀編

これより幕開けに候

 

 

オープニング1 合衆国最強の男

 

GM:さて、ではOPはコーラから始めましょうかね。階級は……中尉?

コーラ:【階級】6.大尉ですな

GM:実は何気に高級士官か……部下も居そうですな。

 

フライアブル=コーラー=ササヅカ。合衆国十字軍大尉。

合衆国十字軍第七艦隊司令、カトレア=トルソー大佐の直轄部隊、特務飛行十字隊の隊長にして、

泣く子も笑い転げて腹筋が千切れる(瑞穂談)スゥーパーエースである。

常時脳内快晴の彼であったが――本日は、懸案事項が一つ。

 

GM:さて、昨今のカトレアさんの顔色は、正直かんばしくありません。

コーラ:「……大佐、疲れてるみたいだな……」

GM:なんせ敵以上に味方が出鱈目やるもので。

コーラ:「仕事仕事で根詰め過ぎなのが原因だな。食事に誘ってみよう」

 

どうしてこうなるのか。コーラだからさ

 

GM:ああ、丁度いいですな。

では、大佐の執務室の方に行くと、なんかドアの前に見慣れないヘルメットとドライバースーツの奴が二人。

コーラ:「……何だ? 見慣れない奴らだな」

その1:「所属と姓名を述べろ」

その2:「緊急の用事でなければ、カトレア・トルソー大佐は現在、機密条項に関わる連絡中だ。出直せ」

コーラ:「あ? 貴様ぁ、俺が誰だか分かってんのか?」

その1:「知らん」

コーラ:「合衆国軍のエース! フライアブル=コーラー=ササヅカだ! 2000回のスクランブルをこなし、

模擬戦でも負け知らずのスペシャル様なんだよ!」

その1:「(この馬鹿どうしようか?)」

その2:「(斬って捨てて良いんじゃね?)」

コーラ:「(ふっ、名乗ってやったぜ。俺のスペシャルさにこいつらも恐れ入ってやがる)」

 

見事なまでの主観と客観の相違であった。

この男に関しては、割としょっちゅう生じる光景である。

 

コーラ:「分かったらどきな。俺は大佐に用が……」

GM:で、白い目で見られたりするんですが……ドアの中からですな。

カトレア:「馬鹿な、それが本当に上の方針だと言うのですか!?」

コーラ:「……大佐?」

???:「上官への態度がなっておらんなぁ、大佐。まあ、寛容なワシは目くじらは立てんが……

 そんな態度だと、本国への忠誠も疑われかねませんね?」

GM:60代でアブラギッシュな声をご想像下さい。

コーラ:「オイ、そこのちんまい二人。何だあの偉そうなおっさんは」

その1:「ノーマン・ベイカー合衆国十字軍中将」

その2:「本日1500より、第七艦隊の提督に着任」

コーラ:「第七艦隊の提督!? じゃあ俺の大佐はどうなるってんだよ」

その1:「お役御免で本国へ送還だろう」

その2:「ヤシマの黄色いサルに負ける程度の指揮官には、まだそれでも温情だな」

コーラ:「……おい。そこのちんまいの2.今なんつった」

その2:「サルに負ける程度の指揮官、か?」

コーラ:「俺の大佐のことをそれ以上けなしてみろ……ただじゃすまさねぇぞ」

その1:「やめておけ、フライアブル・コーラー・ササヅカ大尉。ツバサは、気が短いぞ」

GM:その2ですが、何か左腰に長剣下げてますね。左手はポケット。

コーラ:「あ?」

と、そこでアレですな。1の方を向いたコーラの頬を掠めて刃が

GM:ええ、左手の抜き打ちで、光のブレードが頬をw

コーラ:「痛っ……てめぇ、いきなり何しやがる!」

GM:で、右手で抜いた剣が目の前に。

コーラ:ああ、でですね。その2の眉間にはこっちが逆手で抜いた銃がぴたり、と。

半ば反射的に。エースの嗜み

その2:「……なるほど、負け倒しとはいえエースと言うのは冗談ではなかったか」

コーラ:「(何だこいつ……一般兵とは動きが違ぇ)」

GM:で、しばしヤバイ緊張の間が有った後。部屋の中の方で

ベイカー中将:「では、下がりたまえ。私には、この困った現状を打破するため、やるべきことが沢山あるのでね」

カトレア:「くっ……! 失礼します」

GM:で、ドアが空くのと同時に、ツバサ(仮)は剣を何事も無かったかのように仕舞ってドアの脇へ。

カトレア:「? ……大尉、ここで何をしている?」

GM:君は銃を仕舞いこんで何事も無かったかのように振る舞っても良いし、銃を仕舞い損ねてあたふたしてもよい(死

コーラ:「(何事もなかったように) 大佐を、お食事に誘いたいと思いまして」

満面の笑顔で

カトレア:「食事か……そうだな、士官食堂の味気ない定食ならば、同席するとしよう」

コーラ:「……(硬直)……ィィィィィヤッホォォォォォォゥ!」(がっつぽーず)

むしろ。   ヤシマ軍の機体を落とした時よりも遥かに嬉しそうな感じで

カトレア:「……騒ぐな。ほら、さっさと行くぞ(ずるずるずる)」

コーラ:で、1・2に冷ややかな目で見られつつふぇーどあうと

GM:ああ、最後に1と2が。

その1:「自慢の二刀も錆び付いたか?」

その2:「……いや、思いのほか速かった。仮にもエース、慢心は危険だな」

コーラ:さすがスペシャル様。手厚いぜ

その1:「……らしくないが、まあ貴様が言うのならそうだろうな」

その2:「ないとは思うが、貴様も侮るなよ、カナード」

コーラ:つばさにかなーどですかー。わー、きみょうなぐうぜんですねー

GM:……というあたりでした。ちなみにその後、食堂にて。

カトレア:「ササヅカ大尉。 私は、ヤシマに亡命するつもりだ」

GM:と、ナプキンにメモで渡されました。

コーラ:「お供します。大佐」(即答)

GM:早w

カトレア:「(あっけに取られた顔)……感謝する」

コーラ:「自分は、知性の高い人間ではありません。自慢できるのはパイロットとしての技量だけです。

――ですから、判断は学のある奴がやればいい。

 俺は、それを大佐に委ねた、それだけです」

グスタフ:そして「……で、ボウメイってどういう意味でしたっけ?」とか言い出したら完璧(何

コーラ:お、それ採用。

「……ところで」

カトレア:「……そうか。ならば、その信頼にこたえよう…… ん?」

コーラ:「この単語、どういう意味で?」

カトレア:「………… (がく)」←力尽きて突っ伏す大佐

 

ダイイングメッセージは、「辞書を引け」

 

コーラ:……w

観戦者:そして辞書のわからぬコーラ……

GM:で、その数時間後。ベイカーの運びこんだ整理前の資料をこれでもか! とばかりに運び出したフーファイターの

一個小隊(!)が、第七艦隊を離脱しました。

部下1:「水臭いじゃないですか大尉! どうせ俺たちゃ、十字軍じゃ嫌われものなんですぜ?」

グスタフ:小隊ってことは……信用出来る部下に恵まれてたんですな、カトレアさん。

ベイカーが嫌われ者ってだけかもですがw

部下3「追撃に回せそうな機体のアシは潰しておきました! 当分追っ手は動けません!」

コーラ:こんな感じで

部下2:「いっそ、うちらも向こうの方が水も合いそうじゃないですか! あの豚野郎にひと泡吹かせてやりましょうぜ!」

コーラ:「それでこそ俺の部下だ! じゃあ野郎ども……瑞穂基地に向けてAhead, Ahead, Go Ahead!」

カトレア:「……全く、私は随分と、困った部下に恵まれていたようだな」(苦笑)

ベイカー中将:「ええい!? 何事だ、おい!? 状況を説明せんかぁ!! この役立たずどもが!!」(@艦隊)

GM:というわけで、一団が離脱してシーンがいったん切れます。フーファイター小隊はカーゴに資料を満載でw

コーラ:……しかし。のっけからこーら……

GM:……何とも言えずコーラですよね。

 

かくして、亡命者一行は一路ヤシマへと向かう。

裏切り者の、名を受けて。

矜持以外の全てを捨てて、戦うべく。

 

 

オープニング2  Exile

 

GM:さて、グスタフですが。機械部分の再調整とかしたんですが、機体はどうします?

《レシピエント》取るなら、誰かのシュネルギアに同乗しても良いですが(オイ

グスタフ:ああ、飛影継続で。でないと《木の葉落とし》が使えないw

コーラ:《レシピエント》とってホムラと漢祭りしないか?(ヲイ)

グスタフ:紀央が悶えつつスネるというウザイことになるので却下w

GM:了解w では、気分も新たに調製も兼ねて哨戒飛行ですな。

備品:「いやぁ、今日もヤシマ晴れですねぇ」(随行)

グスタフ:「視界良好、敵影無し……と」

備品:「ここしばらく、房総取り返してからは平和なものですよねー。まあ、前にちょっと変わった天使兵は来ましたけど」

グスタフ:「もう許してやれよ……(同情)」

備品:「はっはっは、何のことやら(笑顔)」

 

誠一「(ぷらーん)」  ←はんぐどまん

 

備品:「決して、いつも挨拶代わりに天使核徹甲弾撃たれてる腹いせじゃないんですよ?」

グスタフ:「一辺の疑う余地もなく憂さ晴らしだ!?」

備品:「Exactry(その通りです)!! まあ、あれは自業自得ってことで ……おや?

なんか、センサーに…… げ、でかいエーテル反応?」

グスタフ:「天使兵か!」

GM:レーダー同期させると、シュネルギア級のがおよそ6機ほど、それに少し離れて熾天使(死)

備品:「…… これってフーファイターの一個小隊と熾天使ですよね、見る感じ」

コーラ:「イィィィヤッホォォォゥ! 野郎ども! ノロマに捕まるんじゃねーぞ!」(殿軍で熾天使を翻弄)

グスタフ:「見た感じはそうだが……動きが何か妙だぞ……撹乱している? この距離でか?」

GM:で、そこでグスタフ機に通信が。

カトレア:「こちら先頭のフーファイター、瑞穂基地の者か?」 @バックシート

グスタフ:「そうだ。こちら瑞穂基地所属、マキナ小隊」

カトレア:「私はカトレア・トルソー合衆国十字軍大佐。部下ともども、ヤシマ=統一帝国への亡命を希望する。

受け入れられたし」

グスタフ:「な……(絶句」

部下2:「というか、うちらの追跡に熾天使って、よほど評価されてるんですかね、たいちょー」

コーラ:「幾らトップエース相手とはいえ……ったく、景気いいにも程があるよな!」(機関銃叩き込んで離脱しつつ)

部下3:「うひー、当たったら塩だなこりゃ(《木の葉落とし》回避しつつ)」

コーラ:「こいつさえ振り切れば当面あっちは動けねぇ! 逃げ切るぜ!」

グスタフ:「りょ、了解した。武装解除を確認次第護送する。備品、後ろのを頼む」

備品:「あーらほらさっさー! そこのエースっぽい人、殿交代だよん」

コーラ:「お? よぉ! 合衆国のエース! フライアブル=コーラー=ササヅカだ!」ノ

備品:「あ、ども。こちら瑞穂基地の備品兼シュネルギア乗りですよん」

コーラ:「交代してくれるってならありがてぇ……こいつは任せるぜ!」

グスタフ:「(とりあえず本部に緊急連絡しておく)」

……で、秒殺?w

GM:……二発で堕ちますからね(死

備品:「輝く備品の名の元に…… 全てを不条理へ打ち砕く!」

ウィル:「ちぇーんじ、びっぐばん★なっこぉ!」

 

SE:ぐしゃっ

 

備品:「ひーと、遠藤! 遠藤って誰?」

ウィル:「近藤さんの知り合いでしょう」

GM:はい、熾天使片付きました。

コーラ:ウィル、すっかり不条理に染まって…(滂沱)…とゆーか、大佐的にもびっくりですよね。あの変貌

グスタフ:「(周辺にその他の敵影無し……か。熾天使使って囮や罠とも考えにくいが……)」

カトレア:「……(ぽかーん)……」

部下2:「……熾天使何処行った?」

部下3:「なんか、殴り飛ばされて…… 夢でも見たのか?」

グスタフ:「……こちらで指示するポイントに一旦着陸せよ。ここからは我々の指示にしたがって貰う」

備品:「手前迅速落書き無用〜 じゃ、最後尾を巡回してるので、ブッフホルツ大尉の案内で瑞穂基地へどーぞ」

カトレア:「あ、ああ。迅速な対応、感謝する……」

コーラ:さて、じゃあわたしは管制塔をかすめて芸術的着陸をキメようと思います

 

SE:イィィィィヤッホォォォォゥ!

 

グスタフ:で、一旦降ろしてボディチェックや簡単な尋問を済ませつつ。フーファイターの武装は外して後で回収させましょう。

GM:その辺は大人しく従うでしょうな。何となく、独立愚連隊気質(死

コーラ:「チッ、随分お堅いな(ボディチェックとかされつつ)」

カトレア:「“手土産”と言うと生臭いが、第七艦隊の資料と思しきものを引っ掴んできた。基地で引き渡そう」

グスタフ:「では、瑞穂基地に向かう。こちらについてきてくれ。曲がりなりにも敵国の人間なのでな、検査は厳正にさせて

もらう。しばらくの間自由を拘束されることになるが、了承願いたい」

カトレア:「ああ、承知の上だ。ただ、出来るだけ早く指揮官どのに知らせておきたい事が有る……ヤシマと、世界の運命に

関わることだ」

グスタフ:「では少々速度を上げる。ちゃんと付いてくることだ」(加速

GM:ああ、グスタフ。実はちょっと気になるものが。何となく、カトレアが最後に押し込んできたと思しきトランクに、

呼ばれてる気がしました。気がしただけ。

グスタフ:「……?」(耳に覚えのある感触が

GM:詳しい内容は後ほど……というわけで、瑞穂へ向かってシーンが切れます。何かあります?

コーラ:とくになしー

グスタフ:んー、特には無いですな。アガペー上昇くらいしか(死

GM:OPではダーザイン操作は解放されないので、パトスは直変換で宜しく。

ではお二人とも、アガペー上げておいてくださいw

グスタフ:(ころころ→10上昇)……愛に溢れやがってw

GM:

コーラ:2D6に回〜(ころころころころ→8上昇)……愛が足りない

GM:……二回合わせても足りない、だと……?

グスタフ:1回振ってそちらの2回より多いってw

 

GM:さて、ではPC間ダーザインを。そう言えばお二人、2nd第一話で交戦経験が有るようなw

グスタフ:ありましたねw

観戦者:ミサイルどぼきゃむしましたね

コーラ:ごろーじん……w

GM:それも踏まえてどうぞw

コーラ:こっちからは闘争心でどうでしょ。敵意とか憎悪じゃないんです。コーラだから

GM:むしろ、コーラからのは好敵手って感じですなw

観戦者:そういやツバサも初期にいびられてたような……>こーら

コーラ:うぃ。では好敵手で……ツバサは派手にアレでしたね。切り返してましたね

GM:シュネルギアでの初戦でしたからなw

グスタフ:では【コーラからの好敵手】を取得、と。

こちらからは……脅威? 侮れない相手という意味で

コーラ:うぃ。【グスタフからの脅威】を取得

GM:さて、ではPC間ダーザインを取ったところでオープニングフェイズ終了……

瑞穂基地に到着となります。しかし、この二人どっちも大佐ラブで大尉かw

観戦者:そのうち同志にw

グスタフ:その内同一視に変更しますw

GM:妙な共感しそうだ……

コーラ:ああ、しかもクラス構成が二人ともソルジャー/ガンスリ

GM:……同位体w? レベルが同じ的意味で

 

どっちも人類の枠を越えてるって意味で変態的ソルジャーであった。

 

 

次へ

 

 

 

inserted by FC2 system