プレセッション&オープニング 七悪徳、再臨

 

プレセッション  そしてデスマーチへ

 

さて、エンゼルギアThe 2nd Editionリプレイシリーズも、ご愛顧いただき25話。

通常のアニメであれば、第2クールが終わる辺りである。

――ならば、これまでの伏線を盛大に使って、第2クールの締めに相応しい地獄を!

 

というわけで、前後編に分けてお送りします今回のリプレイ。

前編のお相手は久々のGM九谷でお送り致します。まずは恒例のプレイヤー紹介から。

 

PLその1/神無月氏

 渋い漢をやらせたいなら彼に言え!とまで仲間内で囁かれるほど漢キャラが似合う人物。彼もまた最古参のPLである。

エンゼルギア The 2nd Editionでは,多段変速ギアドライバー/超時空歌姫救世主、逆上ホムラで数々のデスマーチを

潜り抜けてきた。

 

PLその2/虚穂

→ 暗黒に跋扈し、世界に背を向ける廃人。

主燃料はカフェインと活字で、呼吸すると妄言とアドリブを吐きだすと言われる。

  そのダイス目の波乱っぷりは『混沌の運迷』と呼ばれ、PL各自に親しまれて(?)居る

  最近はとうとう外部の方にまで「魔王」と呼ばれるようになってしまった。ナゼナノデスカミナサン?

 

GM担当者/九谷

 自称初心者GM。座右の銘は「生涯若葉マーク」。

  プレイヤーへの無茶振り数知れず。検討不足であたふたすること更に数知れず。

  「じゃ、そゆことであとヨロシク」とプレイヤーがいろいろ強いられるのは割りと毎度の光景である。

  GMに回るとダイス目やカード運で苦しんで自滅する「オチ神補正」に定評がある。

 オチ神の加護を……強いられているんだ!

  

九谷:さて。エンギア道なしセッションの大体方策は思い浮かびました。りぷれい? HAHAHA、進んでませんとも

虚穂:課題と構成とリプレイ一緒に進めるのは、ちょっと修羅過ぎでしょうw

神無月:

九谷:俺は……ガンダムになれない……っ!

 

ならなくていいので進めといた方がよかったのではなかろうか、過去の俺(2010年当時)

そうつぶやく編集担当者であった。

 

九谷:あ、そだ。ホムラ役の人。紀央が他の人にえろいことされるとしたらABCの何処まで許容?(単刀直入

虚穂:ぎりぎりA? ……(ふと)そう言えば、言葉攻めってA未満なんですかね。

神無月:Aは許せないがBだけなら許せる、具体的にはらっきょ7章レベル

九谷:…………ただ、Bの場合……

 

SE:GMは悲しそうな顔になった!

 

九谷:トゥアレタとかT−Xだと絵になるんだけどね。わしづかみ。

虚穂:掴みどころの無い人物であった(物理的に

神無月:……まあ、なんだ。需要はあるさ。

九谷:ああ、大丈夫です。紀央には特大の需要をご用意してございます

虚穂:つ「戦争特需」

 

それはとても嫌な特需ですね、同志。

しかも平時には需要が無いってことじゃないですか、それ。

 

神無月:……というか。実はサラシで隠れ巨乳という設定にしたら萌えね?と妄言を吐いてみる。

しかしお風呂シーンは既出なのであった

九谷:んー………………ああ、いや。何とかなるかも(真顔)

虚穂:ショッカーですかw?

九谷:いえ、どちらかというとアレですな。伊音閣下(大)に近い。

神無月:成長させるとなw

虚穂:あふたー10いやーず……w

九谷:まあ、時の流れによる成長ではないのですが……貧→普通程度にはなるかも。

虚穂:そう言えば、紀央って成長するんでしょうかね。端的には、公式設定のままの紀央って1年持ちそうにないんですが。

九谷:キオハフトから「戻ってくる」とゆー荒業までやってますからな。最早ヤツは公式とは(いろんな意味で)ベツモノ……ッ!

虚穂:一緒にすると巫女ナビ愛好者に刺されそうなので、そう言うことでw

九谷:(目をそらす)

神無月:デビルガンダム完全同化から生還したレイン並の超存在になってますなw

虚穂:似たようなものですなw

 

皆様の知る司鏡紀央は死んだ!何故だ!

 

GMとかプレイヤーが俺達だからさ……

 

九谷:今リンクして頂いてる『エンゼルギア研究所』さんって、紀央のほんとの生みの親デスヨネ……

虚穂:(全力で土下座しながら目を逸らす)

九谷:色んな意味で顔向けできません。貴方の娘は多分うちでは13話で亡くなりました。そういうことにしておいて下さい……

 

いや、その。

関係者の方々、居られましたらマヂで本当に色々済みません(byプレイヤー一同)

 

神無月:……全力で焼き土下座でもするしかないですな。

虚穂:……仕方あるまい、備品ドゲザするしかないか。

九谷:何の上で土下座する気ですかw

虚穂:アペルギアに乗せて轟・大和級潜水艇を背負わせた上で海底土下座

 

※なお、アペルギアは海中運用を考慮されておりません

 

神無月:アペルの方が耐えられそうにないw

九谷:名づけて、海底二万里……ッ! 土下座のまま行軍(ヲイ

 

SE:全力でスイマセンデシタ!!(膝摺り行軍)

 

虚穂:……そして辿り着くと、そこは崑崙だった。

 

非公式記録:ヤシマ=崑崙間の土下座スタイルによる超荷重踏破

謝罪の意があるならば、例え潜水艦を背負った海底でも土下座できるはず…!

 

虚穂:……あとで第三艦隊にでもお迎えしてもらわないと、還れませんね(死

九谷:メーヴェがあきれてますよw

神無月:え、備品なら帰りはグライダーでしょう(何

虚穂:そんな文明の利器が有れば、普通に帰ってきちゃいますがなw

 

備品「またあおう明智君!」(ぐらいだーで滑空)

 

九谷:こんな感じですね

虚穂:そして第七艦隊の制空圏をうっかり通って、対空砲火でMIA……w

九谷:

虚穂:その一週間後、瑞穂でカレーを食っていた

九谷:ちなみに。今回の注意書き

 

つ 【とある事情で、暫く(少なくともミドルフェイズ中は)バハドラは弱体化します】

 

虚穂:……でも思うのです。弱体化って言っても、シュネルギアで有る限りホムラって無双継続でわw

神無月:ナビ不在とかの場合ならかなりアレになりますがなー

虚穂:全成功数半減ですからなぁ……うちのルールでは。

九谷:さすがに其処までの事態にはならないけど……レープハフトに戻る、くらいのノリで

 

SE:おや、バハドラの様子が……    

 ナンテコッタ、バハドラはレープハフトに退化した!

 

神無月:しかし、初期状態でも《春風の楽》と《戦場の歌姫》さえあれば用は足りるという現実。あの機体おかしい。

虚穂:というか、レープハフトでナビさえいれば、他の数値補正って誤差レベル……w

九谷:ああ、大丈夫です。少なくともその二つは失われません

虚穂:つ「そして《アイドル》喪失」

神無月:イヤァァァ

 

SE:俺は…… アイドルにはなれないっ!!

 

虚穂:プロデューサーを探しましょう byヴィヴリオ

まあ最低限、シンガーギアドラとして戦える環境は維持、ですな。

九谷→GM:(こすちゅーむちぇんじ) では……えんぎあでよろしいので?(ゴゴゴゴゴ)

神無月:OKです。

虚穂:うぃ。こちらは美晴を投入用意で。

 

 

プレセッション  蠢動の大天使

 

GM:では……ちょっとOP始める前に。

軽い状況説明というか、場を暖めるプレセッションめいた感じのを珍しく。

ちょっと時点は遡るのですが……ミシェル事件の前後から、北とか北西が徐々に微妙な感じになってまして。

具体的には、アレです。封印中のメタ公の欠片がたびたび暴れかけては鎮圧される、とゆー

 

多分雛子とか凍も人知れず体調悪くなったりしてそーです。

(このシナリオでは表立っては出てきませんが) 

 

SE:ウ”− ウ”− ウ”−

SE:くそ、第七層……またか!? 重封印機構はどうした!

SE:現在稼働中、出力値臨界値……ダメです、制圧できません!

SE:ええい、全火力集中、爆圧で抑え込め!!

 

ヴィヴリオ「この事態を鑑みて、この度、我が瑞穂基地シュネルギア部隊からも臨時の戦力供出を要求された……

派手に予算を使っているからな。その分働け、ということだ」

GM:あ、美晴は……そうですな、もう瑞穂に居るということで。

美晴:うぃうぃ。お話し相手を務めますか。

「……とは言っても、あそこのって特上の天使の「破片」ですよね。誰を出すんです?」(俺は無理、と言外に言ってみる)

ヴィヴリオ「そうだな。八紘楯、五稜郭要塞には先行中のアルベルト少尉が居る。其処にライトハルト(弟)、草薙中尉のXVを

合流させる。龍丘要塞のほうには……クレメイションとマーク・ガイストを配置するか。やむをえん」

美晴:「……うっかりもう一回起きても、今度こそあの世に送り返しそうな配置ですね」

ヴィヴリオ「そうでなければならんからな。それでだ。貴官には暫く瑞穂に居てもらう」

美晴:「うげ (思わず)……  了解しました」(敬礼)

ヴィヴリオ「他にも戦力補充の手は打ってあるが、抜ける戦力が大きすぎるからな。

 ……もっとも、それだけの手は打たねばならない相手だが」

美晴:せっかく変態銀座こと瑞穂から竹馬に出たのに、またこっちか!? とゆー心境だった美晴であった。

「……まあ、急場凌ぎ以上の戦力にはなりませんが、やるだけやってみますがね」

GM:ちなみに、抗議しようと思えば出来ますが……既に掛亥と佐々川は承諾出してますので、覆らないかな?

 という感じですな。

美晴:上官がアレで自分が既に瑞穂に居る以上、無駄でしょうと悟ってみるw

GM:物分りが良くて非常によろしいです。市民。

美晴:軍人は諦めが肝心です、マスター。

GM:えー、そんなわけで。軽い配置変更がありましたよー、というアナウンスでした。

なお、此処に上がった機体の面子は……基本的に本シナリオには登場できません

 

但し不思議生命体のセラピアは除く。

やつは物理的制限を超越するので。備品の半分くらいは

 

……そこ、備品化が進んだとか感染ったとか言うな。

 

美晴:あ、角プレイ常習者と修羅場コアが居なくなったから、ちょっと平和……w

神無月:動くツインテールは瑞穂77不思議の一つ……w

GM:あと、備品ってどーなってましたっけ。現状。へかとん動いてたっけ? という

美晴:ああ、配属上は竹馬です。ヘカトンはまだ実験機段階で、機体は瑞穂。

現在はヤタガラスナッコォで向こうに居ます……そして、備品の送りつけに乗じていかなる場所へでも送り出されます。

 

*資材として「移動」させられるのが備品クォリティ。

人員は動かせないが、ただの資材なら移送するのはそれなりに簡単なのである。

 

GM:確かに、アレは現状竹馬から動かせませんからな。書類上(納得)

美晴:一応、あれってそれなりに役に立つ戦力としては期待して良いんですよね?瑞穂視点では。不条理極まりないけど

GM:戦力としてはXVsの下につける感じかな、と。へかとんだと上を行く具合で

美晴:あの乱舞技はコストさえ気にしなきゃ、確かに最強の手数技ですが……w

神無月:アレは鬼ですよなぁ……万一技術流出したら大変(ぽそ

 

乱舞技ことヘカトンケイル・ジステム。

ビット兵器であるトラバント系装備にキャラクターデータを持たせて自律行動させると言う恐ろしいシステムであり、

そのスペックが使用者に依存するため、(能力面だけ見れば)瑞穂最強クラスである備品が扱うと、「シュネルギア級のトラバントが無数に戦場を跳梁跋扈する」という合衆国涙目な状況になってしまう。

 

GM:公式リプレイで似たよーなことはすでに……合衆国が

美晴:ああ、向こうでもうやってるようですぜw ホイシュレッケビットことティトウスシステムってのが実用化されてました。

……ただ、ビット一つ当たりの性能とか考えると、あの不条理な数値が出る乗り手が居ないってだけで。

神無月:

美晴:《バレットブースト》ショットだけで70点超える物体ですからね、あれ。

 

SE:ウィルとかずさがちからをあわせてみんなのしあわせをー

 

備品「招きヘカトンケイルだ! URYYYYYY!」(急にJOJO顔)

 

美晴:招くなw ティタノマキア始まっちゃうw

GM:では、各自成長申告とか自己紹介などどーぞ。

その間に俺は今回予告とかハンドアウトを捏造する……ッ!

 

 

自己紹介:八重岳 美晴の場合

 

美晴:えーと、こっちはリビルド入れてしばらく悩んだあげく、《連射突撃》を生やして《覚醒》覚えたくらいですな。

ガンスリでギアドラ。

GM:《覚醒》か……遂に「まともじゃなくなる」フラグが。

美晴:まあ、ようやく二回目の登場ですからw

マインドクラッシュ》のコストがアガペー15になったんで、割と悩みました、ええ

あとはアイテムを幾つか固定化しました。以前から有った神経強化とかの他に、合わせてこんな感じ。

 

固定化(EXP2点):神経強化(6)、防弾チョッキ・軍靴・メット・手袋(6)、爆裂徹甲弾×2(4)、医薬品(1)、嗜好品(1)、

バヨネット(2)

 

美晴:機体はアーデそのままです。【理知】伸ばすのも手かなぁ…… 工作員なのに【理知】4しかないし(死

神無月:ミサイラーなのに【理知】6しか無い機械化兵も居ますよw

美晴:【感覚】は12有るんですよね、整備とか持ってたりしますし……w あと、何故か話術。【聖霊】そこそこなので。

……さしあたってはこれでいいか。俺は一人で戦ってはいない(うん)

 

美晴:「八重岳美晴……ヤシマ陸軍少尉だ。一応、色々有って竹馬基地所属のシュネルギアのドライバーって扱いで

ここに居る」

「流石、噂の変態銀座……瑞穂ってのは恐ろしいところだな、ァ……」

 

ひねくれガンスリンガー、写真記憶能力を買われたのか戦災孤児の状態から維馬篭に拾われ、工作員兼任で

ギアドライバーとなる。ウェットワークなら任せろ(オイ) 色々有って築城基地から関東戦線へ。何が有ったかはひみちゅ。

 

ダーザインは前のシナリオで感情書き換えて、そのまま固定されてます。

■【過去からの束縛】(初期)

■【利益からの離別】(初期)

■【八坂 ァからの信頼】(初期)

 

PC2:八重岳 美晴(やえだけ みはる)

クラス:ギアドライバー/ガンスリンガー

ナビゲーター:八坂 ァ

機体名:シュネルギア・シュトラウス(シュネルギア・アーデ相当)

瑞穂基地に築城基地から派遣されてきた工作員兼ギアドライバー。完全記憶能力を持ち、維馬篭大将とは懇意だった。

 近頃は瑞穂基地に吹き荒れる変態化旋風におびえつつ日々を過ごす射撃特化型ギアドライバーである。

 

 所持オーギュメント

【ゲブラー】:イニシアチブプロセスで即座に追加行動を得る。

【ケテル】:自己の判定の成功数を+20する。

(ナビ固有オーギュメント):無し

 

 

自己紹介  逆上 ホムラの場合

 

神無月→ホムラ:こちらは《ハードシールド》と《勇気の歌》を取得したのみ。

何はさておいても、回避に《戦場の歌姫》使わなくて済むようになりました。

GM:遂にホムラが支援を……(ほろり)

美晴:強いんですよな、【聖霊】型の《ハードシールド》はw

ホムラ:【ケテル】以上の効果がありますからなw

美晴:ミーディアムの場合、それと《きらめきの壁》、《身代わり》の三枚コンボで部隊ごとガードするのです。

敵に回すとすっげぇ面倒

ホムラ:経験点ブッ込んで【聖霊】伸ばそうとも思いましたが流石に自重することに。

備品「(おいでおいで)」

ホムラ:……既に【聖霊】12なんで暫く据え置きでw

美晴:まあ、人類と言うか良識のレベルでは十分過ぎる数値ですからな、シンガーですし

ホムラ:1伸ばすと成功数2以上上がる計算ですしねー。芸事なら3近い、と言っていいレベル

美晴:相乗して上がりますからな。火力も伸びますし

 

ホムラ:「瑞穂基地マキナ小隊所属、逆上ホムラ准尉です。歌唱効果を磨き、支援・攻撃共にこなせるようになりました。

今後とも任務に全力を尽くします!」

 

PC2:逆上 炎群(さかがみ ほむら)

クラス:ギアドライバー/シンガー

ナビゲーター:司鏡紀央

機体名:シュネルギア・バハムート・ドラグーン

瑞穂基地に新設される歌唱能力者による実験部隊に、幸か不幸か参入することとなった元・空軍候補生。

名高い戦闘機乗りの父親を持ち、ハルトマン大佐とは旧知の仲でもある。

 紀央と天野ツバサ、更には アルトも交えた四角関係に悩んだり、姉が出来たりと、瑞穂基地での青春を謳歌している

果報者(?)でもある。

 ちなみに。テンションが一定以上になると性格が豹変する。

最近、紀央が順調にHENTAIランクを駆け上っているのが悩みの種。通称はぎゃくじょー

 

所持オーギュメント

【ビナー】:自分以外の同意した対象の発生させたダメージを+10D6する。

【ケテル】:自己の判定の成功数を+20する。

【イスラフィール】:紀央専用オーギュメント。攻撃の対象を「場面(選択)」に変更する。

 

さて、そんなわけで今回のPCは熟達した技量のギアドライバー2名。

果たして、どんな苦境が彼らを襲うと言うのか……?

 

 

今回予告

 

中核戦力をメタトロンの牽制に回さざるをえなくなった瑞穂基地。

その隙を突いて、"七悪徳"が作戦行動を開始する。

 

囚われた紀央

大破するシュネルギア・シュトラウス

徐々に失われていく少女の記憶

出撃を禁じられたギアドライバー達に、彼女達を救い出す術はあるのか

 

エンゼルギア The 2nd Edition 〜天使大戦TRPG〜

『司鏡紀央の消失 〜Assention of Kio Shikagami〜』

 

第六の喇叭――その真実が今、明らかに。

 

ホムラ:悪徳s、再来となw

美晴:長い付き合いだったな、シュトラウス(ナム

GM:七悪徳側ハンドアウトがあるとするとアレですな

 

「Dead or Alive! 今日も七悪徳に不可能ミッションが襲い掛かる……」

 

美晴:……特殊部隊にも程が有るw

ホムラ:ただし、マスケンヴァルだけは勘弁な!

GM:つ マスケンヴァルツナ缶

美晴:自分一人じゃ済まないのがミソですなw

 

PC@  【紀央からのたすけて】(固定ダーザイン変更)/【AGD-L10nからの心配】

 近頃、紀央の胸が膨らんだ気がする――というのはさておき。

 

 マッドサイエンティストとの壮絶なバトルを制して紀央とのデートに出かけたホムラ。

 

しかしそれは七悪徳の巧妙な罠だった。

 「よぉ、俺」

 ――街路で響いたその声は、新たなる波乱の呼び声であった。

 

PCA 【ァからのごめんなさい】(固定ダーザイン変更)/【紅い女からの呼び声】

 不審な飛行物体が出現した、との報に哨戒に出撃したシュトラウス。

 

 しかしそれは七悪徳の巧妙な罠だった。

 「よぉ、俺」

 蒼穹で響いたその声は、実にけだるげで……あれ、これ俺?

 

GM:ハンドアウトも七悪徳仕様となっております。

美晴:……  えーとですねGM。これはPL発言ですが。データ製作者として、黒ホムラと戦うのは全力で恐怖なんですが。

GM:……Op「は」イベント戦闘か実際に消耗するかを選べます(目をそらす)

 

 

オープニング1  蒼穹に消えしーー

 

穏やかな日常。平和な日々。

築城や竹馬にいた頃とはまったく違う、緩やかな時間。

――そう。いつだって終わりは理不尽にやってくる。

 

GM:さて、では……OPとなります。七悪徳の餌食になりたいヒトから挙手(ヲイ

美晴:ノ (ころころ→アガペー6上昇)

GM:……イクノデスカ

美晴:美晴ですから……と言うか、相手する場合ってコラプサーは能力値補正が最大+9で合計24ですからな。

アーデじゃ無理だと思う(はっはっは)

 

シュネルギア・アーデは高機動射撃型であるシュトルムの改造型で、超低空を滑るように機動する「飛ばない

シュネルギア」として知られている。

高い移動速度と《対空攻撃》がいぶし銀の輝きを誇る良機だが……?

 

GM:はい。では……配属されて暫く。瑞穂では平穏な日々が続いております。

美晴:「竹馬より良い葉っぱ使ってるな」(ずずー)

ァ「充実」

GM:まあ、あっちの方で何かジェミナス&備品vsバハドラの戦いやってますが気にしない方向で

美晴:物騒極まりないw

 

前回のエンディングと並行で進んでおります。

模擬戦なのでご心配なく。

 

SE:吹っ飛べやぁあーっ!(ぼかーん

SE:私は……このようなところで負けるわけにはいかんのだっ!(だが負ける)

 

備品:「備品バリアー! ついでに備品かうんたー! ああ、何か賭け対象の相方がオチた!?」

ァ「……(ちらり、と外に目をやり) 元気」

美晴:「ホントになぁ……模擬戦とはいえよくやるよ。しばらくは敵襲も無いだろうし、のんびりしてようぜ」

GM:はい。では……賭けが備品側の負けに終わりまして。暫く

 

SE:てんしけいほー

 

ァ「……裏目」(ジト目)

美晴:「言えば招くってか、今シュネルギア外で動かしてたよな……ってことは……」

GM:なお、ホムラはデート行っちゃってるので居ませんな。マッドハッターは医務室でダウンしております。

美晴:「……(当直表見て)……俺たちか(嘆息)」

ァ「(頷き) 裏目」

美晴:「しかたない、ホイシュレッケとかだけで済むように祈っとくか……  裏目ったら死にそうだけどな」

ァ「今日、丸競、呼」(今日からきみのことをマルセルと呼んであげる)

美晴:「……ってーことはなんだ。 これじゃ瑞穂は大ピンチだ!! とか言うと、平穏?」

ァ「(通夜のような沈痛な面持ち)」

 

※マルセル:マルセル=ベルトラン

  『アリアンロッド=サガ リプレイ・デスマーチ』シリーズの名物キャラクター

 その通称は発言がことごとく裏目に出るという特性から「裏目軍師」

 

美晴:「……うわー、瑞穂基地が空白の時によくも―。このままじゃ大ピンチだ―(棒)

 良し行くぞ。シュネルギア・シュトラウス アプフェールト(ふわふわ)」

ァ「SQUID展開。起動、全緑(おーるぐりゅん)」

 

いつものように、いつも通りに出撃し、いつものように帰ってくる。

そうなるはずの出撃だった。

 

GM:さて、では出撃しまして……てってけて、と管制官の指示した方に行きますと。

美晴:上空ですかな?

GM:いえす。上空というか……ちょっと基地から外れたところ。うろうろ、と所在無く飛んでいる未確認飛行物体が約一体

美晴:「この辺のはずだが…… ァ、レーダーレンジちょっと狭めて……  って、おや」

GM:人型戦車っぽいサムシングですな

 

瑞穂の空に舞うは、新型フーファイター。

報告書で見た「コラプサー」に似ているが……何故単機でこんなところに、と美晴は首をかしげる。

 

人型戦車「……あ、来やがった」

美晴:「映像記録開始、瑞穂基地に「人型戦車1発見」と連絡。接敵開始な」(よっこらせ)

ァ「了解……今の声、聞き覚えがある」(光のツノもーど)

美晴:「奇遇だな、何か知らんが俺にも聞きおぼえがあるんだが……」

人型戦車「(ふーらふら) えーと、なんだっけ? かかってこいやー(棒読み)」

GM:カンペを読んでる感剥き出しで。

美晴:「(あれー?) 囮っぽい気配がびんびんするんだが。あと、この声」

ァ「……うん。すっごく似てる」

美晴:「俺、兄妹とか居た覚えはねーぞ?」

GM:珍しく、ァも感情を表に出してる感じで。ああ、それ外向けに言います?

美晴:ええ、回線開いてるっぽいので。

GM:ふむ。では応答が来まして。

 

「あぁ、そりゃ当然だよ俺」

 

美晴:「斬新な二人称だな、俺」

人型戦車「お前が俺で俺がお前でえーと、その後ろのは何だ。アレか。主的なサムシングか? 折角だから」

美晴:「サムシングってかまあ、その手のものだが。……一応確認のために効いておくが、お前も「美晴」か?」

人型戦車「あぁ(肯定)。そんなわけで俺だよ俺。俺俺。

ちょっとホーリーアーマー乗ってたら事故ったから50万ドルくらい振り込んでくれねー? スイス銀行の口座に」

ァ「……なるほど。納得」(いろんな意味で、と言外に)

美晴:「むしろそんな金が有ったら俺が退役して田舎の縁側で暮らすわ……くそ、額から振込み先まで妙に気が合いやがる」

ヤなシンパシーを感じた(死)

"臆病"「や、そりゃ金があったら戦ってねーよ。そっちもそうだろ、俺」

美晴:「しばらく前までは、な。今はちょっとワケありだが」

"臆病"「……ナニィ」

美晴:「金は当然欲しいぞ、言うまでも無いが」(堂々)

"臆病"「えーと、あ? ああ、こう言えばいいのか(どこかと通信してる風に)

 えーと、その、何だ。【一夜にて天津国まで伸び行くは、瓢の如き宇宙の螺旋。女の前で死ぬか】……って、

俺これ言ったら抜き打ちでやられるじゃねーか」

 

火星のヨゴレこと野暮天、もとい夜天光の名台詞であった。

笑止なり。

 

美晴:「失せとけ時代錯誤スタイルの6+1」

"臆病"「6人くらいついてくりゃ気が楽なんだけどなぁ……何で俺が一人でこんな危ねー所うろうろしなきゃなんねーんだ」

美晴:「というか、貴重な先進機動兵器を単独で飛ばすのって色々アレだよな、良く解る。

 

良く解るんで、さっさと帰ってくれねーか」(安全装置解除)

"臆病"「あぁ、いや。シンパシーありがとよ、俺。

 

おかげで、"間に合った"

 

GM:でですね。にぃ、と"臆病"が笑う気配がすると同時。基地の方で巨大な爆音が。呪法爆弾でも炸裂したかのよーな

美晴:「……囮か、コンチクショー」

"臆病"「おいおい、俺。俺らが囮以外の何になれると思ってたんだ?」(飄々)

ァ「美晴。これ以上は」(首振り)

GM:とっととやるぞ、と

美晴:「そりゃまあ、その通りか。しかし今日の寝床を壊されるのはまずいし、帰らせてもらうぜ」(起動)

では、ちょっと交戦してみますか……  まあ、あっさり負けますがw

"臆病"「あぁ、帰りな……死体になってな」

GM:イベント戦闘処理にする選択もありますよ?

美晴:その方が良さそうですなw では、機動戦闘するんですが、明らかに速度がw

GM:では、"臆病"が鮫のように笑うと同時。明らかに今までとは異なる機動を見せつけまして。

美晴:「ちっ……ハードシールド(ずどむ)ガードしきれないってか……ァ、照準捕まえれるか!?」

応射してるけどさっぱり追い付けない感じで

ァ「できな……まずいっ!」

 

速度が違う。反応が違う。

 

技量においては互角と言ってよいだろう。

ナビゲーターと言う「第二のドライバー」が居る以上、まだ処理速度に於いては美晴に分が有ると言ってもよい。

 

だが、追い付けない。

高機動を誇るアーデを翻弄する、超高機動の黒いフーファイター。

合衆国でも最強クラスを誇るギアドライバーのために建立された特化調整機体と、それと完璧に同調した

機械化ドライバーの技量は、圧倒的なスペックでアーデに肉薄する。

 

フルオートで撒かれた機銃の応射を手品のようにかいくぐってコクピットブロックの至近距離に出現し、フーファイターは手にした突撃銃をごりっ、と突きつける。

――眼前に迫るは、明確な“死”

奇妙な諦念と、不可思議な冷静さをもって、美晴はその結末を受け容れていた。

 

"臆病"「じゃァな俺。先にあの世で待ってろや」

美晴:「ちっ、幕引きがこいつって  かっ!!」(後部緊急離脱スイッチ)

"臆病"「あの世で六文銭くらいは払ってやんよ! 後払いでなァ!」(銃撃開始)

美晴:では、コクピットブロックのモニターが銃撃で割れまして、その間に後部シートが地上へ離脱しつつ。

GM:ァが脱出するとほぼ同時にフルオート連射によってコクピットブロックが大破。

そのまま誘爆起こして撃墜、となりますな

美晴:「……まったく、昔の業が今に報い、ってか。ヤな世の中だなぁ、ァ」(カッ

うむ、死ぬ死ぬ。これは死ぬw

ホムラ:完全に戦死してるw

GM:ではですね。地面にたたきつけられる衝撃の後、何かいろんな大事なものが流れ出していく感覚の中……

美晴は少しだけ、声が聞こえた気がします。

ァ「――ごめんなさい。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……ッ!」

 

無残なものだった。

胸部から頸椎へ、強力な徹甲焼夷効果のある特殊20mm弾がこれでもか、とぶち込まれた結果、美麗なシルエットを誇っていたシュネルギアは人間で言えば鳩尾からうなじに至る上半身の正中線上を完全に貫通の上で粉砕され、両腕と首がねじ切れて地上に散乱している。

……コクピットブロックの有ったであろう箇所には、何も残ってすらいない。

 

GM:ここで意識がフェードアウトしてシーンカット、という感じで

美晴:新機軸、DXでもないのにOPで死んでみるPCでしたw

GM:…………アルェ。普通の悪役になってしまった。何故だ

美晴:あ、黒美晴に《ガンフー》持たせるの忘れてた。

GM:ああ、持たせておきましょう

美晴:では、死体になって帰るPC2でした……ドックタグは相棒が持ってるので大丈夫。

GM:ああ、大丈夫です。何とか生きてます。   但し。   ふつーは死んでますが(ぽそ

美晴:コクピットブロックに猛射されて地上に落ちた状態で生きてるってのも、まるで備品ですなw

GM:うふふ?

美晴:とりあえず、パトスをロゴスへ(ずもも)

 

 

オープニング2  雑踏に斃れしーー

 

GM:さて、ではホムラ君

ホムラ:はいな

GM:近頃、紀央が抱きついてきた時、胸の感触を感じるようになりました(前置き)

そして紀央RPはこっちがやると紀央得とかにすぐなっちゃうので譲渡しつつ。

ホムラ:「(……太ったのかな?)」

 

待てホムラ。それは口に出した瞬間粛清される女性全般のブロックワードだ。

特にトゥアレタとかアクシア隊長相手だと。

 

紀央:「愛の奇跡です」(えへん)

但し連続福音クラスの。

ALT「……それにしても、ちょっと速すぎですね(成長が)」

 

間近で見ているから分かるらしい。最近は揉んですらいる

 

GM:伊音閣下(10年後)も成長してることからすると、ありえない話ではないのですが、しかし……?

ホムラ:あ、しかし実は紀央って17歳……成長とするにはやや微妙なオトシゴロである

GM:まあ、17歳でもそこから、ってことはあるよね

美晴:というか、一回死んだってのも有りますしな……まあ、予定は未定(死

GM:事実上とはいえ二回くらい死んでますからな。紀央

美晴:ええ、天使核だって黒くなるのである。胸が育つことも有るでしょう(同列)

 

胸が大きくなることは天使核が黒くなる級の奇跡であるようだ。

そんな奇跡で大丈夫か?

 

GM:という前置きがありまして……まあ、普段はサラシなので傍目には分からないのですがね。

紀央:「次は……そうですね、パッヘルベル(喫茶店)の辺りにも行ってみましょうか」(デート中)

ホムラ:「うん、そうだね……ところで紀央」

紀央:「はい?」

ホムラ:「ちょっと失礼」(ほっぺたむぎゅー)

紀央:「(むぎゅー)」

美晴:抱き付かれれば分かりそうですが、実際太ってはいないようですねw?

GM:はい、太ってはいません。おなかもその気になれば調べられますが

ホムラ:いや、流石に往来でそれはw

「……太ったわけじゃないのか。顔の肉は増えてないし」

紀央:「酷いです、ホムラ様! その、確かに最近ちょっと……部分的に奇跡が起きてはいますけど」

GM:ただ、そうですね……尻も若干肉付きがよくなったかな? とは。こちらはサラシとかで隠しようがないので

美晴:つまるところ……スタイル良くなったとw

GM:まだ「まロい」の境地には達していませんが、まあ

ホムラ:「いいんじゃないかな? 女の子らしい体格になってるみたいだし。前より綺麗になったと思うよ」(爽やかな笑顔)

 

この逆上、どう見てもエロゲ的主人公レベルの人たらしであった。

 

紀央:「えへへー(照) ……私はいつだって、ホムラ様のお好みの私になりますよ?」

GM:ああ、ただですね、そこでふと表情が翳りまして

紀央「……ただ、最近。少しだけ怖くはあるんです」

ホムラ:「え?」

紀央「何だか。私が……ナニカに変わっているような、錯覚が。時々……気のせいだとは、思いますけど」

 

……果たして。

それは「女性」としての不安でしかなかったのか。

あるいは、それは「巫女」としての予感であったのか。

 

紀央:「……しっかり繋ぎ止めて下さいね、ホムラ様。あなた様が信じて下されば、私は「ここ」に還って来ますから」

ホムラ:「大丈夫だよ。どんなに変わっても、きっとボクが紀央のことを取り戻してみせるから」

紀央:「はい、信じています!」

美晴:……おかしいな、マトモすぎる (ふと我に返る中の人)

ホムラ:「さ、行こうか。時間はそんなに無いから、目いっぱい楽しまないと」

紀央:「はい、それじゃあ、次は何処へ行きましょうか……」

GM:(ふむ、この辺りか) では、そんなことを話しながら市街地を歩いていますと

 

???「よォよォよォ、随分と公共の往来でいちゃついてんじゃねーかお二人さんよォ!」(アックスギターを脇に置いた少年が喫茶店のオープン席で)

 

美晴:脇に置いてるモノが極めて著しく……w

GM:ミラーグラスかけてて目元は伺えませんが、大体ホムラと同年代ですな。

髪は逆立てて赤色に染めてる感じで……ぶっちゃけ。かなりの異装です

紀央:「――!? や、やんきぃの方でしょうか?」

ホムラ:「……変わったモノ持ってるなあの子。ギターなのか何なのか……」(遠目に避ける感じで)

美晴:斧刃の付いたギターって、まあ「ギターのようなもの」ですよね、そりゃw

 

なお、このアックスギターは某ゲームの某三銃士ことウピエルさんが掻き鳴らす「アサルトライフル付きギター」を

インスパイアしております。 by設定者

イノヴェルチ!

 

???「HAHAHA、言うに事欠いてヤンキーとはご挨拶だな……まぁ、正解だけどよ」(立ち上がり、ギターを軽くかき鳴らし)

GM:そいつがミラーグラスを外してホムラを見据えると同時、他所だと衝動判定でも起きそうなナニカをホムラは感じます。

紀央:「こ、こっちに来ます!?」

ホムラ:「落ち着いて、紀央。大丈夫だから」

美晴:と言うか、同じ顔ですよなw

GM:いえす。装いはかなり違いますが、素材は同じ。

ホムラ:「……(裏)の、ボク?」

"無節操"「よォ俺。遊びに来てやったぜ。しかししみったれた街だなオイ。盛り場の一つもありゃしねェ」

紀央:「―― ホムラ様、一つだけ、お聞きしたい事が」

ホムラ:「……双子の弟とかにはついぞ覚えが無いんだけどな」

紀央:「……吹雪さんとホムラ様以外に、お義父様のお子様に覚えは無いですか、そうですか」

ホムラ:「まあ、あの父親だからどこで作ってきても不思議はないけど」

紀央:「……そうですよね(うん)」

"無節操"「(鼻で笑い) そりゃねェだろうよ、ねェだろうさ」(くっくっく、と笑い)

美晴:そしてふと思う。   むしろ、先代無節操は死暮で後継者がこいつでは(オイ

GM:……むしろ正統後継者ですよね。ある意味

美晴:直系ですなw

GM:なるほど、錯乱の躾を受けないで育つとそっくりになるのか。さすがぎゃくじょー

ホムラ:そういや、前回登場した時直接対峙しましたっけ、コイツら

美晴:ええ、トラバント乱舞で追い払われましたが、一応

GM:をよ、直接対峙してましたっけ。

美晴:会話はしてましたよん。

ホムラ:ふむ、では

「……久しぶり、でいいのかな? 確か、"無節操"と言ったっけ」

"無節操"「よく覚えてんじゃん、俺」

ホムラ:「自分のことだからね」

紀央:「とにかくも、瑞穂基地に連絡を…… 通信が妨害されて!?」

 

"無節操"「まぁ、今日はてめーには用はないんだけどな」

 

GM:で、ここで"無節操"の身体がふ、とゆらぐように消えまして……

紀央:「――!?」(後ろ手に呪符抜き打ち)

ホムラ:「何……―――!?」

GM:ふむ、対決してみます?

ホムラ:では軽くやってみますか。

美晴:判定だと……  向こうもシンガーか。紀央じゃ勝てませんなw

GM:こちら、運動判定で紀央を持ち去ろうと試みます。そちらは……同じく運動で妨害、かな? で、《アイドル》使用。

美晴:強化改造人間相手に生身で戦うか……w

ホムラ:【肉体】は6か……無理だな

美晴:ああ、そんなに違いませんよ、ダイス数はw

GM:(ころころ)うむ、6成功。で、《戦場の歌姫》。20成功というところで。

ホムラ:全成功しても無理ですw

GM:うむ。ではですね。かきならされたギターの音に一瞬感覚を乱されまして

美晴:どみにく・ざ・さいくろぷす…… いやアレは瞬間催眠術(目)でしたがw

ホムラ:「(くらっ)……く、何を……!」

GM:再び気づいた時には。

 

"無節操"「あ? 何だ。貧相かと思ったら結構胸あるんじゃねーか」(巫女服の隙間から手を差し入れてわしっと)

GM:こう、持ち去られた挙句、という感じで

 

かき鳴らされたギターの音に一瞬平衡感覚を喪ったホムラが次に見たものは。

あまりにも突然に侵略される相棒の姿であった。

 

少年の理性が一瞬にして沸点に達し、蒸発したことは――最早言うまでもあるまい。

 

ホムラ→炎群:「(ざわっ)……紀央に何してやがるテメェェェェェ!!!!」

紀央:「――っ きゃぁぁぁ!?」(金剛杵で振り被るけど、手抑え込まれたりしつつ)

"無節操"「くく、ようやく本気か。だが、その位置にいる時点で終わりだな。 オイ、とっととやっちまえ」

GM:でだね、ホムラ君。振り返りたいなら、俺は止めない。

美晴:後ろから爆音がするわけですね?

炎群:「紀央! 畜生、待ちやがれ!」

紀央以外眼に入るとでもw

GM:うむ、では背中から殺っくり斬られます。二連撃。ツバサ(黒)が控えてました

炎群:「がっ……!?」

 

「――悪いが、お前はこれ以上前に進めんよ」

背後に忽然と現れた気配が、いささかの同情を込めて呟いた声。

 

その声がホムラの脳に理解される前に、翻った二閃の兇刃が深々とその背を抉り……噴き上がった血飛沫が、一瞬にしてその身体から生命を奪い去る。

 

紀央:「ホムラ様!? この……離して、離して下さい!! ホムラ様!!」(じたばたはする)

"無節操"「おっと、暴れんじゃねェ……手が滑って犯しちまうぞ?  じゃぁな俺」(すっと)

炎群:「ま、て……」(足がくがくさせつつ、それでも前に進み)

"憎悪"「"のろし"確認。ターゲット、確保……所定のポイントに移動する」

美晴:では、紀央が涙目で手を伸ばすのが見えた後で……シーン切れるとw

"無節操"「なに、心配すんな。直に「覚えてられなくなる」らしいからよ」

炎群:「紀央……」

視界が霞む中、紀央の顔と叫びだけが意識に張り付いて、ブラックアウト

美晴:ちなみに、黒ツバサこと「憎悪のツバサ」ですが……データこんな感じ(データ設計者)。

 

憎悪のツバサ サムライ

【肉体】12【感覚】8【理知】4【聖霊】7【階級】4

HP:39 【行動値】9/12

《回避》4《運動》3《意志力》3《※白兵》5

《※気合一閃》《蜻蛉切り》《返し刃》《鎌鼬》《クンフー》《切り払い》《八重垣》《鎧通し》《狂戦士》《キック》《マインドクラッシュ》

《突破》《移動攻撃》《二刀流》

 

美晴:春風無しだと、刀で攻撃止められそうな生身無双ですね。

炎群:ヴィークル並の耐久力……w

GM:これが後ろから襲ってくるあたり、むしろよく生きてましたね

美晴:《移動攻撃》《返し刃》《気合一閃》《鎧通し》で(えーと)+46ですね。

炎群:大丈夫、死亡ゲージは埋めてません(何

GM:www

美晴:動けるだけで凄いw

炎群:愛の力です(断言) あ、アガペー上げ忘れ。(ころころ→9上昇)

GM:をっと

 

 

オープニング3  再起は未だ遠く

 

かくして、瑞穂の中核戦力二名は死の淵送りとなった。

だがこれは……瑞穂基地を襲う異変の、ほんの始まりにしか過ぎなかったのである。

 

GM:さて、では……ちょっと変則処理。OPの共通シーンとなります。

まあ、事後処理な感じで。場所は医務室です

美晴:……ICUじゃないのは、やっぱ黒核持ちの力でしょうなw

GM:あと、《即席修理》とかでとりあえず命はつなぎましたw

美晴:流石Wiz…… ぢぢぃかな、この場合w

GM:マッドハッターは持ってませんからな。

美晴:回復魔法で一命を、とw

炎群:それ以前にマッドハッターは多分模擬戦で自分もベッドの上じゃないかとw

美晴:あれも大概頑丈っぽいですけどね、怪我してもやせ我慢で動く程度にはw

GM:マッドハッターはもう普通にうろうろしてますb では……二人が目覚める直前

 

「……いのかね? それは……スクが大き……」

「……信。……相棒…………」

 

GM:途切れ途切れの声が聞こえます

美晴:あ、こっちも居るのか。アガペー振っとこう(ころころ→7上昇)

GM:はい。二人して運び込まれた感じで。此処で合流ですな

ホムラ:ではこちらも(ころころ→5上昇)

GM:シーンプレイヤーは……とりあえずPC@? どちらから目を覚ますかはお好みでw

 

図ったように同時に達す……もとい、目覚めると、紀央得。

 

美晴:こっちって死体間際でしたが、ホムラも似たようなものかw

マッドハッター「やあ。二人して随分と手ひどい目に遭ったようだね」

ホムラ:明らかに重傷なのは……美晴の方ですよな。こっちは傷の位置によっては比較的軽傷かと

GM:背中を×字に斬られた程度の軽い怪我です。背骨にまで達してましたが。

 

それは一般的には致命傷と言う。

 

美晴:(まだ寝てます、というか一見包帯だらけでスパゲティで死体)

GM:ちなみに、美晴の方は……面識がありますね、この変態。

美晴:ああ、築城での同僚ですなw

 

美晴、ツバサ、紀央、紅覇あたりのギアドライバー達は、2ND開始前は九州の築城基地で、シュネルギアドライバーとして訓練を積んでいた、と言う設定が有ったりする。

 

ホムラ:「"いかれ帽子屋"か。何しに来たのさ」

マッドハッター「傷病者が居れば見舞うのが礼儀だろう。あと、礼を述べておきたくてね」

美晴:「(あー、死んだかなこりゃ。何か聞き覚えのある声とかしてるんだが、よもやこの世界は地獄まで瑞穂ナイズされてんのか……)」←背景

ホムラ:無理矢理体を起こして立とうとしてみるが、足が崩れベッドに座り込む

「礼?」

マッドハッター「君が私を負かしてくれたおかげで、私のツバサが危難に遭わずに済んだ。心から感謝しておきた」

ツバサ(天野)「だれがテメェの所有物だコラ。ぶっ飛ばすぞ」(ドロップキック→踏みつけのコンボで入れ替わり登場)

 

SE:げしぐしゃ

 

ホムラ:「生憎、コントに付き合うつもりは無いんだ。紀央を助けないと……」

ふらふらと、壁伝いに歩き出して

美晴:「(てか、騒々しいな……死後ってのはもうちょい静かだか陰鬱なもんじゃなかったのかよ……)」←まだダウン中

GM:あ、そこでちょいと。【聖霊】で技能1、二人とも振ってみそ

ホムラ:(どざららら)2成功。期待値通りですな

美晴:(どざららら)同じく、ですな。

GM:お、二人とも成功。2成功ずつ、と(めも)

では。一瞬「あれ? 紀央って……誰だっけ?」となっただけで、すぐ思い出せます。

美晴:【聖霊】8で良く頑張った、俺の波乱ダイス(汗)

ホムラ:「?(頭を振って)……くそ。頭がまだぼやけてるのか」

美晴:「(紀央ってーと……あー、あの巫女さんか。まあ、逆上とアレが居れば、取りあえず瑞穂は大丈夫だろ……)」

マッドハッター「……紀央? はて……マイハニー。知っているかね?」

ツバサ「あ? 何言ってんだ。あのあいつに決まって……あれ?」

GM:ちょっとそこでもカオスが生じつつ

 

ちなみにマッドハッター、前述の通り紀央とは(仮にも)元同僚ですらあったはずである。

前回「見なかったこと」にしてしまったせいだろうか。

 

美晴:帽子屋の人情はフェルト生地より薄かったか……w

ホムラ:「アイツを追わないと……紀央が何をされるか分かったもんじゃない。すぐに、ボクが助けないといけないんだ……」(ずるずる)

マッドハッター「……キオというのが誰だかは知らないが、無理はよしたまえ逆上君」

美晴:そう言えば、基地で戦ってれば状況は知ってますな、居る人は。襲撃されたわけですし。

GM:いえす。その説明のために出てきました。

マッドハッター「それに、現在出撃カタパルトは破壊されている。復旧には時間が必要だ」

美晴:うっかりシュネルギアも一機落とされてますしなw

ホムラ:「……え? 何言ってるんだ、紀央はボクのパートナーで……ついさっき模擬戦でも戦っただろ……

くそっ、基地も破壊されてるのか……」

マッドハッター「そもそも、君のナビゲーターは……今日着任ではなかったかね? 一人でギアを動かしても的になるだけだ」

ホムラ:「……は? ボクのパートナーが? 今日着任?」

GM:ああ、二人ともが成功したので……ツバサが修正を入れてくれます。

美晴:「……(パートナー、なぁ…… そういや結局あいつ無事だったんだろうか…… まあ、あのタイミングなら離脱は間に合ったと思うが……)」

ツバサ「……いや、確か……ちがったはずだ。良くは思い出せないが……来るのはアルトみたいな補充ナビゲーター、

のはずだ。だけど……(んー)」

ホムラ:「……精神攻撃の類か。そういえば、"無節操"がそんなことを言っていたような……覚えていられなくなる、とか

そんな意味深なことを……」

ツバサ「覚えていられなくなる? あぁ、なるほど。そのせいで、これか……おかしいな。何か忘れちまってるのは

 まだ分かるんだが……」

 

不可解という感覚を空気に混入すると、こんな感じなのだろうか。

 

ホムラは、何が起きたのかおぼろけに感じながら確信は持てない。

 

天野ツバサは、何かがおかしいことには気づきながら、それが何であったのか分からない。

 

紅覇は、そもそも何がおかしいのか分からないが、とりあえず他二人の様子がおかしいのは分かる。

 

互いの顔を見て首をかしげる奇妙な空間を動かしたのは、それまでぴくりとも動かなかったもう一人……いや二人の病室の住人だった。

 

美晴:「(むくっ) 騒がしい上に色気の無いあの世だな……(きょろきょろ)」

ァ「……違」(ひっそり、と佇)

GM:実はずっとどよん、として黙り込んでました>ァ

美晴:「うぉわっ!? くそ、離脱間に合わなかったか……すまんな、一蓮托生にしちまったか……」

ァ「此処。此岸」(訳:此処は、この世)

GM:……というか、美晴が成功したのは予想外でしたな。ほんとはここ、二人して忘れてて、となる予定でした

ホムラ:「……あ、お義兄さん。起きましたか」

美晴:「……と言うか、ホムラに帽子屋に天野のほうのツバサか。何悩んでんだ」

マッドハッター「うむ。君は……その、何と言ったか。キオという人物を知っているかね?」

美晴:「……彼岸じゃないってーと、俺は死に損なったってことか……ああ、妹(仮)だが」

マッドハッター「なんと! いつ知らぬ間に君に妹が!」

美晴:「(え、何言ってんだこいつ、とゆー視線で帽子屋見た後、周囲見てみる)」

ホムラ:「……どうも、記憶に干渉する敵の攻撃じゃないかと」

GM:ツバサは首を傾げてます。ァは黙り込んでます。

美晴:「(えーと)待て、順番に整理しろ。ホムラの相方だった紀央だよな?

 あの巫女スタイルで割とよく妄想してる」

ホムラ:「そうです。司鏡紀央、ボクのパートナー」

ツバサ「相方……あぁ、そうだ。確か居たな。だけどなぁ……どうもぼやけて出てこねーんだよな」(ぽりぽり)

GM:ああ、では……そこで。騒ぎを聞きつけてニナさんがひょっこり

美晴:「と言うか、どうやったら「アレ」忘れられるんだ。瑞穂基地の変態ナイズの代表格みたいなもんじゃねーか……」

ニナ「あら、おきたの? ……駄目じゃない。暴れちゃ」(汗)

美晴:「おっと……  と言うか、随分ぐるぐる巻きだな、俺」(いろいろ機器外しつつ)

ホムラ:「……ニナさん。取り敢えず痛み止めとテーピングありったけ下さい」

ニナ「貴方達、二人とも重傷で……生きてるのがおかしいくらいの   って、ちょっと!?(聞く耳持たない二人を慌てて制止) 命を大事にしなさい! 二人とも!」(叱

美晴:「いや、どうせ俺たち黒核のせいで、「死ななきゃ」そのうち治りますって」

GM:……ああ、では美晴。外しますか?

美晴:外しましょうw

GM:残りHP、1にしておいてください。黒核の自然治癒能力、現在かなり制限されてます

美晴:うむ(変更)

「……おや? (ぐらっと)……おっかしいな、治りが遅い……?」

ニナ「それが、あなたの方はどうもおかしいのよ……生きてるだけで奇跡的なんだけど」

ホムラ:「ボクの命が今大変な目に遭ってるんです……じっとしてなんていられない」

ニナ「あなた自身が大変よ!? むしろ背中斬られてて何で動けるのかしら。人体って不思議……(汗)」

GM:もう八面六臂。混乱寸前のニナさんであった。

 

担ぎ込まれた時から今に至るまで、涙目だったことが容易に想像できる。

頑張れ良識人、頑張れ看護婦さん。

 

美晴:「いや、前に焼夷弾に巻き込まれた時は、確かに三日くらい動けなかっt……オフレコオフレコ」

ァ「……安静」(訳:おとなしくしてた方がいい)

ホムラ:「それでも、やらなくちゃいけないことがあるんです……!」(ずるずる)

美晴:「あー……(ァの表情見て→ホムラ見て)……どーすっかなぁ……」

ニナ「もう! 聞き分けがないわね……一体何があったの? ホムラ君は市街区で倒れていたって聞いたけれど」

ホムラ:「紀央が……連れ去られたんです。早く助けないと……カタパルトが壊れてるなら格納庫丸ごと吹き飛ばしてでも!」

美晴:「いや待て、一人でシュネルギア動かせるもんじゃないだろ」(取りあえず引きとめ)

GM:ああ、ではですね。一瞬、ニナがきょとん、と

ニナ「えーと…………学校の、お友達?」

美晴:「……あー、まあ。こいつの一番大事な人だそうで」

ホムラ:「(この人も、か)……そういうことにしておいて下さい。とにかく、今は……」(ぐっ、と肩を掴まれ)

ニナ「なら、尚更駄目よ(きっぱり)……その人が、貴方の死を望んでいるとは思えないわ」

ホムラ:「……っ、だけど……」

美晴:「まあ、死に体ドライバー二人じゃ、シュネルギアで出てもまた撃墜されるのがオチだろう。今は休んでおこうぜ」

ニナ「挑まなきゃならない敵が居るなら、今は身体を休めて、万全の状態で挑みなさい」

GM:どきっぱりと命令口調で

ホムラ:「……分かり、ました……」(力なく項垂れ)

ニナ「わかればよろしい。……じゃあ、今誰か呼んでくるから」

美晴:「りょーかい……あ、ニナさん。そう言えば俺のシュトラウス、どーなりました?」

マッドハッター「あぁ、残骸は回収されたよ。全く、よく生きていたものだね」

美晴:「……残骸ってか。まあ、残ってただけマシかぁ……」

マッドハッター「うむ、君を襲った機体はその後我らが敬愛すべき上官殿が追い返した」

美晴:「……待て

マッドハッター「何かね?」

美晴:「…… 『我らが敬愛すべき上官殿』って言ったな、今」

マッドハッター「言ったとも」(頷き)

美晴:「念のため聞いとくが、瑞穂のだよな? そうだよな?」

マッドハッター「私が此の名称を使うのはただ一人だとも」(否定)

美晴:「……ァ、天野、帽子屋、ホムラ。俺はもう半日くらい寝ている。頼むから、起こすな」(布団)

GM:さて、皆様。ハンス=ウルリッヒ=ルーデルとゆー人物をご存知でしょうか

ホムラ:……ルーデルって、あの伝説の……?

美晴:アンサイクロペディアが嘘を書けなかった人ですな。

GM:いえす。カノーネンフォーゲルの魔王。

 

※ハンス=ウルリッヒ=ルーデル(1916〜1982)

 第二次大戦期のドイツ空軍軍人

 戦車撃破数519台、装甲車・トラック撃破数800台以上。

 (但し、入院中に脱走して撃破した車両や、他のパイロットに譲った撃破数が相当数存するため、実質的な撃破数は

戦車:800台以上、装甲車・トラック:1000台以上とも言われる。)

 鈍足の対地攻撃機スツーカで撃墜数9を記録した恐るべき爆撃王である。

 30回以上撃墜されているが、入院しても「休んでいる暇はないぞ、さあ出撃だ!」と病院を脱走してソ連軍を屠っていた

冗談のような実在の人物である。

 

 他にもちょっと出かけるついでに空軍基地を壊滅させたりと、あまりにフィクションじみたその経歴のせいか、戦記物で

扱われることは比較的少ない。

むしろ真面目に戦歴を書こうとすると、常識が揮発して筆者がパニクる。

 

 実際すらそんな人物なのに、トンデモミリタリーファンタジーであるエンゼルギアにSAN値直葬されたとなれば……?

 

美晴:「お終いだ……もう色々とこれでお終いだぁ……」

GM:うむ、ではご期待にお答えしまして。

 

「(ガラッ) 不甲斐ないな、八重岳、八坂!」

 

GM:50歳くらいのいかにもソルジャァなオッサンが

美晴:「ゲェーッ!? やっぱりルーデル隊長ー!?」

直後、身体が痛くてベッドに突っ伏す

ルーデル「休んでいる暇はないぞ! さあ出撃だ! と言いたいところだが……さすがにカタパルトと滑走路をやられていては身動きが取れん」

美晴:「……デスヨネ。あー……良かった……」

ルーデル「仕方がないからへまをした元部下の顔を拝みにきたのだよ」

美晴:「相変わらず冴えないツラですいませんね……」

ホムラ:「シュネルギアで紙飛行機みたく投げ飛ばせばいいじゃないですか(真顔)」

美晴:「待てホムラ。この人はマヂでやるから止まれ」

ルーデル「よし、いくか八重岳准尉」

GM:私は一向に構わん、と

美晴:「いや、俺、怪我人!? そんな備品じみたことは無理ですってば!?」

ルーデル「びひん? あぁ、東雲曹長か。彼女は元気かね。かなり見込みのある軍人だったが」

美晴:「……竹馬で不条理極まりないほど元気にやってますよ、ええ」

GM:備品の備品性はルーデル閣下の薫陶によって身に着けられたのです

 

*ルーデル理論

 ・命令違反でも戦果上げればおk

 ・骨が折れた程度ならばまだ戦える

 ・一回の出撃で撃墜数二桁は当たり前

 ・座学をしている暇はないぞ! さあ、出撃だ!

 

*備品理論

・物理的に無理でも気合で何とかすればおk

・対天使ミサイル程度なら(生身で)喰らってもまだ戦える

・一回の出撃で福音は当たり前

・座学をしている暇は無いぞ! さあ、備品だ!

 

美晴:その関連性は以上のとおり。

ホムラ:www

「軍人というか備品になってます」

ルーデル「うむ。ならばよし」

 

いいのか。

むしろ何がいいというのか。

 

ルーデル「ところで、そこな少年は?」(ふと)

ホムラ:「マキナ小隊所属ギアドライバー、逆上ホムラです。お初にお目にかかります。貴方のお噂はかねがね」

ルーデル「ああ、君が"あの"殺戮戦闘機の跡取りか。初めまして。

私はハンス=ウルリッヒ=ルーデル統一帝国空軍(ルフトヴァッフェ)大尉である。

此の度、ヤシマ陸軍築城基地からG3瑞穂基地に招聘された」

美晴:「(げ)……こっち赴任してきたんですか、隊長」

GM:大佐が言ってた「手」の一つですな

ホムラ:「はじめまして。折角の初対面にこんな姿ですいません……」

ルーデル「なに、話は聞かせてもらった。恋人を護るためならば仕方がない」

美晴:「……あー、ホムラ。その辺は大丈夫だ。この人、軍の式典に戦場帰りの恰好で出てきたことも有る」

GM:(こくこく) あと、紀央について覚えているか聞くことは可能です(ぽそ)

ホムラ:「(あ、そうか。元から知らない人なら影響も無い……のか?)」

美晴:一応、築城基地の人なので、知らないでも無い……のかな?

GM:美晴は知ってますが。此のヒト紀央とも面識ありますな。

築城時代は一応、シュネルギア隊と含む戦隊を率いてた元上司ですし。

ホムラ:紀央本人はともかく、「ホムラのパートナー」については知らないはずかと。

美晴:「(ふと)あ、そういや隊長。司鏡紀央って覚えてます? あの巫女さん」

ルーデル「あぁ、覚えているとも。確か……あの無愛想な少尉の相方だったな」

美晴:「……ライトハルト弟のほうはびみょーなんですね、覚え」

ルーデル「君らは特徴がありすぎたからな」

 

ヤシマ陸軍築城基地第二人間戦車小隊

隊長:ルーデル閣下

一番機:美晴&ァ

二番機:ツバサ(ラ)&紀央

三番機:マッドハッター&AGD

 

GM:たぶん大体こんな感じ?

美晴:「どうも、このところ妙なことに彼女のこと忘れてる人多くって。こっちの記憶じゃ、瑞穂ではホムラの相棒だったはず

なんですがね」

ルーデル「ふむ、妙だな」

GM:ああ、ちなみに。ルーデル閣下に効いてないのは簡単でして

美晴:つ「気合」(オイ

GM:普通の人間が引っかかるよーなものに、閣下が引っかかるはずがありません(きっぱし)

 

*それはそれでどーなのか。むしろやっぱりそういう扱いなのかこの人。

 

美晴:さりげにPCすら「普通」カテゴリーかw

ホムラ:「おそらくは、記憶に干渉するタイプの天使兵の仕業かと愚考する次第です」

ルーデル「なるほど、厄介だな。 よし、やはり出撃だ八重岳少尉」

美晴:「いや、何処へ!? むしろ何をしに!?」

ァ「(全力で首を横に)」

ルーデル「着任早々、暫く天使兵を撃破出来ないのは悔しくてな」

ホムラ:「ともかく大佐に話をしないと。この状況では、救出作戦どころか最初から居なかったものと扱われかねない……」

美晴:誰も紀央を知らない世界    ……キオハフトのことだけ覚えてたりして(死

「……あ、そう言えば忘れてた。ァ、俺の傷の具合ってどーなってたんだ? 骨折とかじゃ済みそうになかったんだが……」

ァ「……命、別状、無」(顔を背けながら)

美晴:「……そーか。まあ、お前が言うなら問題ないだろ」(そして問題ないから普通に起き上がってみる)

GM:そして血を吹いて倒れます

美晴:「げふっ(ぶしっ)」

ァ「(あわわ) 無理、駄目」

美晴:「命の別状ないけど、行動に支障有りまくりだな、おい」(ずるずるとベッドに戻り)

ホムラ:「……お互い似たようなものみたいですね」(ベッドに倒れこむようにして戻り)

GM:では、大佐に話に行こうーというところで一旦シーンを切りますか

 

マッドハッター「うむ。なるほど。キオが誰だかわからんが確かに見捨てるのは忍びない」

ツバサ「お前、頭いいのに妙なところ単細胞だな」

美晴:つ「単純化された回路は回転が早い」

馬鹿→思考速度は速い

GM:さて、ではよーやくダーザイン配布です。

美晴:……ルーデル閣下、機体は確かに作りましたが、どの程度不条理やらw (カノーネンフォーゲルのデータ作った人)

GM:《スキルマスター:アーティラリー》くらいには不条理です。

ホムラ:おひw

美晴:射程500mの対地攻撃砲で《距離外射撃》とか《予測射撃》してくれるわけですねw

 

ホムラ  【紀央からのたすけて】(固定ダーザイン変更)/【AGD-L10nからの心配】

美晴  【ァからのごめんなさい】(固定ダーザイン変更)/【紅い女からの呼び声】

 

美晴:(ふと)まだOPだからダーザイン上げれない扱いですな

GM:いえす。パトスは全部ロゴスに変換となります。

ホムラ:……ところでAGD-L10nって一体?

GM:ああ、マッドハッターがちらっと言ってた補充用ナビゲーターのことです。

美晴:AGDシリーズです。アルトが向こうで膨れてますw

GM:ぶっちゃけ今回より先への伏線なんで、今回は気にしなくて大丈夫です(ヲイ

ホムラ:

GM:あと、ホムラにとっては残念ですが……男性です

 

*紀央得……ッ 正に、紀央得……ッ!!

 

美晴:では、パトス転換しつつ……そう言えば、発見されたときの美晴ってどんな状態だったやら。全身打撲とか出血多量で

済むなら御の字

GM:えーと……アレですな。全身骨折

美晴:シュネルギアに踏まれたようなダメージ、とメビウス博士曰くw

 

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