ミドルフェイズ1 黄昏に堕ちるものは

 

GM:さて、ではミドルフェイズに入りますが。情報収集の前に幾つかイベントが入ります。

小一郎:ヒャッハー

GM:まず、義鷹のほうで情報収集というか前情報を集めることに。

一応、シナリオ上はメフィストフェレスに話を聞いてみるのですが、絆とかで出て欲しい相手が居ればそっちを。

小一郎:(ばとんたっち)

義鷹:手帳の情報を元にあれやこれやとするわけですな。メフィストは恐怖の対象ですな

GM:……あれって怖いですかね。

義鷹:底知れない恐怖がw

GM:確かに強力なドミではありますが……

では、池袋の夜……あるいは奴の寝床であるダンボールハウス。

 

 

ミドルフェイズ シーン1 「夜の住人」

 

義鷹:「……メフィストフェレス、居るか? ちょっくら聞きたいコトがあるんだが」

メフィストフェレス:「ふぅむ、吾輩に何か御用ですかな、天野探偵」(カップ麺すすりつつ)

GM:あ、人間性よろしくw

義鷹:おっと。(ころころ→4低下)

「最近暴れてるカラーギャング気取りのガキどもについてだ。連中、どうも夜の側らしい」

メフィストフェレス:「おおっと、カラーギャング! いわゆるチンピラの類ですなぁ……

さて、最近ですと……赤尽くめの連中ですかな?」

義鷹:「そうらしい。お陰で得意先が一つ潰れたんでな、お灸を据えさせてもらう」

メフィストフェレス:「ふぅむ、確か「レッドデッド」とか名乗っておりましたな。

実に不愉快、連中は表裏のルールを全く護らずにやりたい放題でしてな。

 

「池袋の夜」を統べるドミネーターは、ちょび髭を軽く弾いて曰く。

 

メフィストフェレス:「人間の官警どころかペルソナ・ネットワークも動いたらしいのですが、そこが少々不思議な所でして」

義鷹:「不思議……と、言うと?」

メフィストフェレス:「行き止まりや開けた空間で、不意に姿が消える、とか。

夜の側の住人なら珍しくも無い能力とは言え、同じ夜の側に追われてなお毎度逃げ切れるとなると……

少々、新参者としてはパンチが効きすぎていますな」

義鷹:「ペルソナが追っても尚掴みきれないか……何かカラクリがありそうだな」

メフィストフェレス:「ともすると、ドミネーターかもしれませんなぁ……閉じたドミニオンを使えば、或いはそんな手品も

可能になるやもしれません」

義鷹:「だがドミネーターにしては逆に……何というか。その。やってることがショボ過ぎる」

メフィストフェレス:「ドミネーターと言っても、ピンキリですからなぁ…… まあ、吾輩も気になっていたところ。

少々調べてみるとしましょう」

義鷹:「頼むよ。それじゃあこれは情報料っつーことで」(がさっとカップ麺とかパンとかおにぎりとかのスーパーの袋を渡し)

メフィストフェレス:「おっと、これは有り難い。では、また後ほど会いましょうぞ」

義鷹:「ああ、それじゃあまた」

 

神出鬼没。

奇しくもそれは、「正体不明」をその存在意義とする鵺のあり方と酷似していた。

在り方を盗まれたような不快感と共に、義鷹は夜の池袋へと足を向ける。

――回るべき場所は、まだ両手に余るほどあるのだから。

 

GM:というわけで、とりあえず敵の名前と不可思議を情報として得つつ……むぅ、はっちゃけようのないシーンだった。

 

SE:ゲージ上昇

 

小一郎:ひぃw

義鷹:3本消費の必殺技がいずれ……w

GM:アーク某とか発動しろとw

小一郎:つ ラストアーク

GM:つ (シリアスを)必殺(する)技

 

良いGMの皆さんは、発動しないようにネ?

 

GM:さて、では小一郎。翌日の学校でござる。

小一郎:ほいほいさっさ(ころころ→6低下) 地味に高いなあ。

GM:つかぬ事を聞くが、昼飯の予定は。

小一郎:屋上で昼寝。購買の菓子パンがお供ですな

GM:なるほど、では強襲。

小一郎:ふっ、やはりくるか……

 

 

ミドルフェイズ シーン2 「この鬱陶しき世界」

 

小一郎:「(くかー」

水野七海:「(後ろから脇腹の秘孔へボールペン)」

 

SE:ぷすっ

 

小一郎:「ごふぁっ!? ……危うく死んだ兄さんに再会してしまう所だったぞ(むく)」

水野七海:「あれ、前にお兄さんはモロッコへ旅立ったって言ってなかったっけ?」

小一郎:「あぁ、双子の兄がいてさ……片方は事故で、ね」

水野七海:「あー……それは何と言うか、ご愁傷様でした」

小一郎:「なぁに、居なくなってくれて見えてくるものもあるからどうってことないさ」

 

*たとえば。Say-1は超時空悪役だったんだ、と言う真実とか。

 

水野七海:「達観してるんだねぇ…… まあ、それはさておき。

今日のお昼、何か予定はある? 具体的には一人さびしく購買の菓子パンを牛乳で食むとか」

小一郎:「……(よっと、と腹筋で跳ね起き、胡坐) 何と奇遇な。今日に限っては予定が無い。

残り364日も予定があるわけじゃあないんだが」

水野七海:「なるほど、では心優しい同級生が良い物を差し上げようじゃないか」(ごそごそ→ごと)

小一郎:「……箱だな」

GM:うむ、弁当箱ですね。何の変哲も無い。

小一郎:をよ、てっきり重箱かと。こう、15段重ね位の「どうやって食えと!?」な

GM:……常識的に考えて下さい。

夜に帰宅して弁当を作る場合、そんな大物作ってたらロクに寝る暇も有りません(体験者)

小一郎:魔王陛下。

GM:はい。

小一郎:常識をちょっぴり踏み越えたギャグを平然とやれるのがTRPGのよいところの一つ。そんな風に私は思います。

そして普通の弁当箱を受領(ヲイ

GM:……つまり、ゲージを消費しろということですね?

 

GM は 大惨事 を ためている!

プレイヤー、暫し逡巡して曰く

 

小一郎:……ためておきましょうw

 

日和ったようである

 

クラスの男子:「(がたん)女子のお弁当……だと……?」(這い寄るしっと)

クラスの男子:「(がたたたんがたん)なん……だと……?」

小一郎:……ま、まずい! このままでは異端審問に!?

 

SE:第666回、二年A組異端審問法廷を此処に開廷する!(木槌音)

 

絵梨洲:「珍しい……ななみ姉が誰かにお弁当を作ってきてるよ、ノア君」

ノア「……そういう貴様も二つ弁当箱を持っているようだが?」

絵梨洲:「え、うん。久遠君の分」

GM:何事も無かったかのように平然と

湖「効率的だ。二人分作ったほうが。一人分よりも」(交代で弁当作り)

ノア「(満足げに) うむ、良い関係だ」

 

SE:がたたたたた

 

小一郎:さて、オチのガイウスが15段重箱ですね?

GM:いえ、ガイウスの場合はアレです。

ガイウス:「ほう、弁当か。残念ながら貴族たる我々には、縁のない物だな、ノア」

ノア:「この高貴なる私に弁当なる概念はそぐわぬものだ。少しは分かってきたようだな、ガイウス」

ガイウス:「うむ。故に、昼はこうするのだ(指パッチン)」

GM:……乱入、固有結界「貴族の昼ごはん」(死)

 

突如、誰の手にも拠らずスライドする教室のドア。

その隙間から濁流のように猛々しく、しかし整然と雪崩れ込んでくる赤じゅうたんと、その上を滑るように突入し展開されて行く、無数の美食の粋を搭載したワゴンの群れ。

最後に巨大な会食用テーブルが物理法則を追いやって壁から出現し……

 

今、ここに「貴族的な食事風景」が完成した。

いつの間にか、給仕達が壁沿いに控えてすらいる。

 

小一郎:異端審問法廷は開廷10秒でガイウスの展開した貴族の昼ごはんフィールド ハプスブルク風味に圧殺された

クラスの男子:「おのれ……おのれリア充どもぉ…… この恨み、はらさでおくべきか……」

ノア「ふむ。この高貴なる私にふさわしい食事を摂ることが出来るのは夕餉だけと思っていたが……

なるほど、良い手配だ」(す、と礼装に。そして優雅に食事開始)

ガイウス「クックック。派手なのは見た目だけではないぞ。とくと味わうがいい」

 

水野七海:「毎度のことながら、何とも騒がしいクラスよねぇ……」

小一郎:「……今のうちに逃げるか」(眷属摺り足でそーっと)

そして水野を手招き

水野七海:「(こそこそっと)」

小一郎:何せド派手な囮がツーペア居ますしね。こそこそ逃げましょう。

クラスの男子:「うぉぉぉぉぉ……この長い冬に太陽は、太陽と春は……!!」

「泣くな同士よ!! 我らは、忍耐の冬を生きる漢……!!」

小一郎:その内、二年A組実力行使部隊がイェニチェリとか呼ばれるようになって、新たな「赤いカラーギャング」

なったりして(ぽそ)

GM:……鍋に「求む、手作り弁当」って旗立てて歩き回るんかいw

小一郎:のんのん

 

つ リア充死すべし

つ 非モテの皆様。逆恨み、凄惨します。

つ 我ら神聖なる独り身の名の下に集いし者

 

深月:「……こ、これはドミニオン「独身悲哀」……!?」

小一郎:黒き風が、啼いている……w

 

……今、未来の惨劇の種は静かに芽吹いた……さておき。

@屋上

 

水野七海:「いやぁ、まさかこんな大騒ぎになるとはお釈迦様でも思うまい」

小一郎:「いやぁ、案外手のひらの上かもしれないぜ?」

GM:言うまでもなく、下では喧騒が響きつつ。

小一郎:「とりあえず、上がってこれねーように施錠しとくか(かちかち……かちん)」

水野七海:「こ、これは……「さあ、今なら邪魔は入らないぜ」とか、そういうシチュ?」

小一郎:「……おお、言われてみれば密室」

水野七海:「お、乙女の貞操の危機……!?」

小一郎:「って、それやるなら昨日の夜にヤってるわ」(ぺし、とデコにちょっぷ)

水野七海:「おっと、それは確かに。うん、安全安全」

小一郎:「安全第一、人生を棒に振らないへタレ。それが俺っつーことで……さて、んじゃ昼飯いただきますか」

水野七海:「恐らくは人生初の女子の手作り弁当、心して食べるがよいぞ?」

小一郎:「……(一瞬逡巡)……あぁ、初めてだ」

水野七海:「……ならばよし」(何がだ)

小一郎:ここでななみんは一瞬の間に突っ込んでもいいし突っ込まなくてもいい

GM:つ 後で攻撃する余地

小一郎:此処で攻撃すると     確実にゲージを消費します(真顔)

 

――小一郎の旅路は、その飄々とした見た目に反して極めて長く、多岐にわたる。

「黄衣の王」の気紛れで、数多の世界で無茶振りの餌食となった彼の半生は……

むくつけき(心だけは)女子の手作り弁当を筆頭に、様々な「女子の手作り弁当」との遭遇の歴史でもある。

 

たとえば、蓋を開けた瞬間に爆発する女子の(芸術的)手作り弁当。

或いは、前に座った途端に襲い掛かってくる女子の手作り弁当(ミミック)。

もしくは、燃え盛る目を見開いて月や太陽に吠え始める女子の(這い寄る系)手作り弁当。

はたまた、硬貨を投げ込むまでごぽごぽと謎の粘液があふれ出し続ける女子の手作り弁当(トレビの泉)。

遂には、弁当箱の中に閉じ込められ、延々と湧き出てくる愚ルメモンスター達と戦い続けなければ生き残れない女子の手作り弁当(サバイバル虜)。

 

ありとあらゆる恐るべき「女子の手作り弁当」を、彼は味わってきたのである。

嫌な方向に百戦錬磨の女性経験(?)と言えよう。

 

GM:どうせゲージはすぐ溜まるって話も有るが、それはさて置きw

水野七海:「それにしても、世の中には常識で測れないことが有ると痛感したわね、私は」

小一郎:「お?(もぐもぐ→あ、うめぇ!)……出汁巻き卵、味がしみてるぜ……(ほろり)」

水野七海:「ふふん、伊達に自分でお弁当作る人じゃないのですよ。  ……しかし昨日のあのヤンキーな人たち。

後頭部に思いっきり踵入れたのに、普通に立ってたのよね」

GM:後ろ回し蹴り、ぶち込んだそうですが。

小一郎:「……まぁ、そーだな。

 時に水野。例えば……トラックの正面に踵落としをぶち込んだと仮定しよう。トラックは止まるか?」

水野七海:「……背中に鬼の顔が有る人でもないと、無理よね」

 

ななみんは少年チャンピオンも嗜むようです。

カマキリ相手にイメージファイトしていないことを祈りましょう。

 

小一郎:「つまりそういうことだ。人間の形してることに惑わされちゃいけねー。

ゴジラが出てきたら自衛隊じゃ手に負えねーのさ」

(あ、このから揚げも美味い……レモンのさわやかな風味が乗って)

水野七海:「あー…… なるほど。何と言うか、普通の人間とかの範疇じゃ無い相手だったわけで……

本当、物騒になったわねぇ……池袋(もぐもぐ)」

小一郎:「まぁ、ウチのクラスにも居るけどな。ご同輩」

水野七海:「……(指折り)えーと、まず貴族風二名?」

小一郎:「あの二人は明らかにアッチ側だよな。あと、エリス&久遠の超人庶民派コンビもまあ、そっち系だ」

水野七海:「ははぁ……なるほど、たまに何も無い所から教科書やら鞄やら出てくると思ったら」

小一郎:「他には……ああ、あの……えーと、誰だっけ。あの時々突っ込みいれてる奴」(えーと

深月:「お呼びです?」(給水塔から)

GM:倉本深月、実は分類上は「人間」。

小一郎:「……オイ、人様の逢引邪魔すんな」(しっし)

 

「時々突っ込み入れてる奴」こと、“武装聖人”倉本深月。

なお、余談だが深月のブラッドはハーミットのトゥルーブラッドなので、分類上は「人間」以外の何物でも無かったりする。だから何だって話でも無いが。

 

小一郎:「覗いててもこの弁当は分けてやらねーぞ」

深月:「ふっ……伊達や酔狂で絵梨洲ちゃんの隣人やってませんよ? 見よ、予算600円のお弁当の輝きッ!!

 ……もやし美味しいなぁ……」

水野七海:「……(……超人?とゆー顔で見ている)」

小一郎:「……一応な。例えば……(よっと) せいやぁ!」(びーむ)>深月

深月:「何とぉ!?」(光線白羽取り)

小一郎:「(消し) 大体こんな感じ」

水野七海:「(ぱちぱちぱちぱち)」

深月:「って、食事中のかよわい女子高生にビームとは、何て非道なことを!?」(そして飛んでくる聖別済シャーペン)

小一郎:「(頬を掠めて飛んでいき) ……何処がか弱いんだよ。あの貴族二人組の総攻撃を涼しい顔で流せるくせに」

深月:「神のご加護ですから」

小一郎:「……最も神とは縁遠いもんな、あの二人……」

GM:データ的には、こいつは構築時点で「固定値と言う名の神」に護られておりますからw

 

ダイスと言うカオスの暴虐を堰き止める、強固なる神の城砦「固定値」であった。

 

小一郎:「まぁ、だからよ。水野。少なくとも……今挙げた五人、俺加えるなら六人には、頼っても問題ねーぞ。多分」

水野七海:「ふーん…… じゃあ、何かあったらお願いしよう、かな?」

小一郎:「(肩すくめ)……こと、"何か"には事欠かなさそうだしな。見る限り」

水野七海:「うん、とりあえず柵原君。池袋駅周辺で買うものが有るから、放課後エスコート宜しく」(びっ)

小一郎:「OK、荷物持ちなら任せな」

深月:「デートですね?」

水野七海:「そう言えばデートね」(うん)

小一郎:「……そう言われてみると、そうだな……もーちょっとイケメンにでも頼んだ方がいーんじゃねーか?

 そういうことなら」(汗  ←ずれた焦り

水野七海:「おや、イケメンに頼れと言われてしまいましたよ、倉本さん」

深月:「イケメンかぁ……  ノの付く貴族風味さんとか?」

小一郎:「……お前はイケメンの定義を学びなおしてきたらどーだ(汗)」

深月:見た目だけは美形ですよ、あの人(真顔)」

小一郎:「……そうか。行動がアレ過ぎて認識できないだけか」

深月:「さもありなん」

 

SE:えっきし

 

水野七海:「で、柵原君はデートと名が付いただけで、か弱い女子高生を何処かのイケメンに預けて放っておいて

しまうのかな?」

小一郎:「冗談じゃねぇ。あんなのに任せたら池袋が一時間で火の海になっちまう……All Right.乗ったぜ、その"でーと"」

 

SE:えーっきし ……ふっ、誰かがこの高貴なる私の名を呼んだか

SE:ふっ、どうやら体調管理を怠ったようだな、ノア。貴族の風上にも置けぬ。

SE:何を愚かな。この高貴なる私は常に完全に体調を管理しているとも

 

水野七海:「よろしい、ではデートだ」

深月:「青春しちゃってねー  こっちは隊長に呼び出し受けてるのにさー」

小一郎:ではですね。そのときのななみんの笑顔を見まして一瞬くらっと。

絆【水野七海への慈愛】がエゴ【水野七海への独占欲】に

GM:はっ、えごえごあざらくしている!?

小一郎:「……(やっべ、こいつこんなに可愛かったか?)」

さっきのほかの男に〜 云々でちょっと刺激されたようです

水野七海:「ふふーん、楽しみだな― ……って、どしたの?」

深月:「黄色もびっくりの間抜け顔でしたよ?(携帯写真)」

小一郎:で、その怪訝な表情を見まして、はたと我に返り。初期で持ってる愛を一つ使用。

【水野七海への慈愛】に戻します。

「……いや、何でもねぇ。ちっと眠気が……な」

深月:「(にやにや)」

小一郎:「(今度もやし買ってやるから黙っててくれとアイコンタクト)」

深月:「(よろしい、ならば黙認だ)」

小一郎:「(thx 今夜にでも黄色が窓から届けにいくさ)」

GM:で、青春してる所でシーンエンドしつつ。なお。

 

教室に帰った小一郎が弾劾裁判のターゲットになったのは、無論云うまでも無い。

 

小一郎:HAHAHA、異端審問法廷、再開廷w

「うぉー!? はなせー! しょっかー!?」(じたばた)

 

SE:リア充に死を!

SE:リア充爆発しろ!

 

小一郎:……書いてて悲しくなってきましたよ? 何故だろう

GM:……嫉妬感染?

小一郎:気立てのいい彼女が居るやつは皆死ねばいいんじゃー!(をー

 

……PL内面のナニカが漏れ出てますが、気にしないように。

 

小一郎:い、今のうちに! 俺自身が小一郎に異端審問を始めないうちに次へ!

此処は俺(の良心)が押さえてます!

GM:つ「ここは俺の(ry」は死亡フラグ。つまり、そう言うことですね。

 

Q:そんな良心で大丈夫か?

A:一番いい散り様を頼む

 

 

ミドルフェイズ シーン3   赤き夜に詠え

 

GM:……さて、では少しマトモな方向へ逝きますか。義鷹君、出番です。

義鷹:はいなー

GM:若い衆がいちゃついてるシーンから、少しマトモなシーンを担当してもらおうかと(何

小一郎:すみません。全力でいちゃつきました。後悔はしていない

義鷹:うぃうぃ、了解。

GM:さて、夜。実は両者とも登場なのですが……小一郎が七海と一緒に襲われて、義鷹が「そこまでだ」するシーン(何

義鷹:ぶっちゃけた!?

 

ぶっちゃけました。

シーンの方向性を予め示しておくのは、シーン進行の手段の一つなのです。

分かり易いは正義。

 

小一郎:うぃーす。では登場(ころころ→1低下)セフセフ

義鷹:(ころころ→6低下)……あ、40切った。エゴ化。

GM:……おやw

義鷹:絆:人間(憧れ)をエゴ:人を喰らいたいに変更。

GM:はっ、敵が増えたw!?

義鷹:あ"ー……腹、減ったな(がく)

小一郎:ぎゃー!? 食われる!?

 

登場判定を振っただけで大惨事であった。

 

GM:ええ、というわけで両者登場。そして小一郎は親玉と多数の雑魚に包囲されてたりする。

 

池袋の夜は深く昏い。

たとえば、街角を歩いていた高校生二人連れが不意に赤尽くめの恐るべき異形のカラーギャング達に

取り囲まれる程度には、危険である。

「こうなればヨハネスブルグを目指さざるを得ない」と豊島区長も喚いたとか喚かないとか。

……BBTの池袋は、ヨハネスブルクも真っ青の人外魔境で間違いないですが。

 

小一郎:「……オイオイ、こいつぁ……穏やかじゃねーな」

親玉:「んっふっふっふぅぅぅぅ……昨日はうちのメンツを可愛がってくれたみたいじゃないかYO、そこの半端モノ」

水野七海:「(うわぁ         うわぁ)」←大事なことなので二度心中で呟いた

小一郎:「ち、見た目にふさわしい雑魚らしいやり口じゃねーか。衆を頼んで個を潰すってか?」

GM:まあ、雑な金髪にピアスじゃらじゃら付けて良く解らない文字の一杯書かれたシャツと黒革の上着に赤マントとゆー

「解り易い」ボスがw

小一郎:アレナ展開すべきか……いや、しかし七海が気絶するとヤバい、と。

義鷹:出待ちなう

親玉:「ハッハァ! これだから小物は困るぜ」

小一郎:「……小物? ……小物か(くっくっく)」

親玉:「こぉのインペイラー様はな? お前達と違って慎重なのよ。まあ、警戒するほどでも無かったみたいだが……

当初の予定通り、てところだ」

小一郎:「笑わせてくれるな。深淵にかすりもしない表層で安穏としている分際で」(ぎらり)

GM:はっ、エゴが発露してるw

小一郎:「本当に慎重なら……この場に姿を現す愚挙は犯さない。 其処がお前の限界だ」(ぐ、と右腕を握り)

親玉→インペイラー:「深・淵? ハッハァ!! 笑わせてくれるじゃねぇか、褒めてやるぜ。

浸かるどころか片足だけ突っ込んだ半魔がそれを言っちゃぁ、おしまいよ」

小一郎:「馬鹿が……少し身の程を教育してやるか」

えーと、囲んでる雑魚、データあります?

GM:ええ、雑魚エネミーですw

小一郎:うぎぎ、演出で蹴散らせないか……

インペイラー:「(指パッチン→そこらの壁を透過して雑魚が一杯)ほれ、なら俺様を後悔させてみるといいだろう?

 後ろのナオンに良い格好見せたいんじゃねーのか?」

小一郎:では、出現どぞ>義鷹先生

GM:インペイラー様は優勢を確信して超☆良い気になっているので、ニューカマーに気付くはずも有りません(断言)

小一郎:「(鼻で笑い) いいぜ。そっちがその気なら……」

(後ろを気遣いつつ……守る余裕があるか冷静に計算→やべ、絶望的じゃね?)

義鷹:ではですね。調子コイてるインなんとかの横っ面に雑魚が一匹吹っ飛んでぶつかるのですよ。

小一郎:うぃ。こちらが《魔獣化》しようとしたところでソレがおきます。

 

衆を恃んで囲みを築き、圧倒的優位を誇る“インペイラー”一派。

背後に七海を庇った小一郎は、じりじりと後退しつつも、薄く瘴気を展開して反撃の機会を伺う。

その緊迫した状況に。

「おいおいおいおい、楽しそうなコトしてんじゃねーの」

弾丸の勢いで横合いから蹴り込まれた人型の物体が、車輪の如く回転しながらインペイラーのニヤけた横っ面を、猛烈に薙ぎ払った。

 

インペイラー:「いんとろでゅーすっ!?」(どんがっしゃん)

義鷹:「おいおいおいおい、楽しそうなコトしてんじゃねーの。俺も混ぜろよ、赤マント」

インペイラー:「(おごごご)手前……そこの半端モノのツレか?」

小一郎:「……(ふぅ) 起死回生、間一髪……どーやら、"間に合った"か」

水野七海:「(えーと)……ご友人?」

義鷹:「あ? 知らねーよこんなガキ。」

小一郎:「……残念ながら俺も寡聞にして知らないな」

水野七海:「(右左見て)……なるほど」

義鷹:「俺は仕事で赤マントどもを追ってただけだ。生憎報酬はもう受け取ってるんでな、キャンセルは効かねえぞ」

小一郎:「なら……この調子こいた赤マントを殴り倒すって点じゃ利害が一致するはずだ……どうだい、にゅーかまー」

義鷹:「仕事の邪魔はするなよ、ティーンエイジャー」

小一郎:「あぁ、隅っこでこそこそしてるから安心して仕事してくれや。

 

 ……ま、そういうことだ赤マント。

お前、こんだけ派手に動いておいて、他に追われてないとでも思ってたのか?」

ほんとに慎重なら、むしろイケブクロに顔出せないだろお前、と言う顔で

義鷹:「ああ、それだがな。コイツらは、ペルソナを既に数回にわたって撒いている。油断するなよ」

GM:うむ、そうするとですね。インペイラーさんは立ち上がっておもむろに頬の血を拭うと。

髪をかき上げてキメ顔になりまして。

インペイラー:「ふっ、ふはははははは! 笑止! まあ、今日の所は俺様の出るほどの幕じゃねーってことだな。

野郎ども、少し腕試ししてこい」

小一郎:「(うわぁ)       (うわぁ)」

 

ぼす は にげだした

 

GM:ええ、何かコンクリの壁の中にすぅっと。具体的には《資産:帰還門》ですが。雑魚はゾロっと残ってます。

小一郎:「……いや、正直なとこ助かった。一人でアレ相手にするのは……ぞっとしねぇ」

義鷹:「清々しい位のクズだなありゃ。この雑魚どもさっさと始末すンぞ。ふん捕まえて情報吐かす」

少しましな雑魚:「はっはっは、貴様ら如き半端モノ、このレッドデッド四天王が一、紅のイシカワが居れば十分!!」

小一郎:「オーライ。さすがにあの辺まで逃がしちゃ、"混沌の眷属"の名が廃るってもんだ」

GM:というか、こんなのに土付けらたら、半魔として恥ですよね(ぽそ

義鷹:「40秒でカタをつける。ついてこれるか?」

小一郎:「……いやいや、30秒で十分さ。じゃあ……いくぜ」

 

Open Combat! vs RedDead

 

GM:うむ、では戦闘ですが……敵は錬フィールド2グループと、吸血鬼一体です。距離10m、1エンゲージで。

小一郎:練成されたレンフィールドが……w

義鷹:ところでですね。俺は魔獣化しないと何も出来ません(死

小一郎:……折角だ。二人で魔獣化しようぜ

GM:ここはヒューマンモードのまま片手で蹴散らす所じゃないんですかw 行動値は雑魚8、行動値12です。

小一郎:お、こっちは12……同値か。

GM:サポーターと同値となw

義鷹:行動値11で《魔獣化》。両腕が剛毛と甲殻に覆われて、1m前後の棍が現れます。

小一郎:ちなみに、ななみんは……アイテム扱いって感じで?

GM:いえ、それがですね。

深月:「(壁際からするするっと)しまった、リア充を呪ってたら出遅れました」

小一郎:「丁度良かった! 水野を頼む!」

深月:「あいさっさ、守るのはお任せです」(がーどもーど)

GM:装甲20、実ダメージ14点軽減モードでななみんの壁となりつつ、戦闘から離脱します。

小一郎:で、深月に後ろに下がっててもらい。

深月:「(ばっくおーらい)」

GM:さあ、掛かって来なさいw

小一郎:では。12.イニシアチブで《魔獣化》

「特種装甲義手――出力、50%で十分か」

GM:こちらのセットアップは、吸血鬼が《指揮能力》くらいか。

小一郎:……うご?

GM:うむ、雑魚も本人も全員の数値が+2されるのです。雑魚も本人も。レンフィールドと言えど侮るべからずw

小一郎:げ、てことは……行動値も?

GM:いえ、判定だけですw で、12で先にどうぞ。こっちは攻撃準備w

小一郎:では、マイナーで離脱しまして……後ろに下がり。

メジャーで《祝福》。義鷹よ、アーマーとダメージがシーン中+10じゃぞ

GM:……それはエグいw

義鷹:それは有り難いw

小一郎:義手から吹き出た瘴気が絡み合い、武器を強化したり鎧になったりするのです

 

「種も仕掛けも御座いません……お気に召したか? Mr.ビースト」

「こりゃあ…は、やるじゃねえか、アンホーリー・プリースト」

 

GM:黄色い祝福では無いのですかw

小一郎:ちょいダークヒーローな路線なので、今回は却下で>黄色い祝福

GM:なるほどw

小一郎:コレが高じると。    斧ユウが降臨します。頭に斧が刺さっても大丈夫。

GM:……オイw では、敵の攻撃。何か明らかに物騒なオーラがまとわりついた獣へ、あっさー・しーん。

少しましな雑魚:「喰らえ、我が吸血光線を!!」(目からびーむ)

GM:ダメージは感情の1D+7、つまり。何をどうやっても今のアーマーを貫通出来ないという必殺技である。

義鷹:ふ、俺の回避は4だ! だがクリティカル値は下がって11なんだぜ!

 

結果。

 

SE:命中→かきーん

 

小一郎:……これ、えぐいなオイ

少しましな雑魚:「……なん……だと……?」

義鷹:「……弱っ」

少しましな雑魚:「ば、馬鹿なッ…… 我が最終必殺奥義が!?」

小一郎:「まぁ、そんなもんだろ。一応こっちも色々削って撃ってるんでね。SANとか

 

 じゃ、そゆことで後よろしく」b

義鷹:では行動値11でこちらの行動。

「最終必殺奥義? 下らねえな。ま、死んどけや」

小一郎:……まあ、消化試合で終わるが……折角だ。

「おっと旦那。もう一ついいのをくれてやるぜ」(瘴気送り)

《一気呵成》。範囲化しとけ☆

GM:うわぁ……w

小一郎:そしてエゴ化。戦闘終了後に処理しよう。

義鷹:ムーブアクションで敵のところまで移動、マイナーで《姿隠し》、メジャーで《魂のひと触れ》。

《法則支配者》は使わず。

GM:……レンsのFPは13でござる。

小一郎:火力も10上がってるよー(観戦モード)

義鷹:スニーキングスーツを着てるので隠密状態の達成値+1、命中固定値が13で。(ころころ)21.

GM:えーと、ボスの回避が9.つまり6ゾロのみ。

 

GM(ダイス機能):2D6 = (1+1) = 2

 

義鷹:……おひw

小一郎:美味しいw

 

SE:アッー!?

 

GM:雑魚は既に振る余地も無い……w

雑魚s:「うわーもうだめだー」

少しましな雑魚:「お前にSANが救えるか!?」(ちゅどーん)

義鷹:では【感情】で31+1D6のダメージをば。アーマー値−3なんでヨロシク。(ころころ) 33点

GM:あ、吸血鬼だけちょっと残ったw あと22点w

 

やってることはgdgdだが、実はこの「吸血鬼」。

FP51で単独のエネミーとしてデータを持つ、中堅クラスの敵だったりする。

 

小一郎:お、それは意外。

義鷹:もう一回殴ればよし、とw

 

SE:ガッシボカ(省略)

 

小一郎:「な? 30秒で十分だっただろ?」

義鷹:「だな」

少しましな雑魚:「ふふふ、俺を倒しても、四天王はまだ3人(ぐふ)」

GM:が、しかして。

 

「ば   バケモノ!?」

通りから覗き込んで異形を目の当たりにしたサラリーマンのかすれた悲鳴が、路地裏に響いた。

 

小一郎:ハッッ

GM:シーンが一度途切れて、戦闘終了と同時にアレナが消えまして(敵が張ってたので)。ぱんぴーが1名。

義鷹:ああ、それではですね。獰猛な空気を隠そうともしないまま通行人に近づいてゆきます。

小一郎:「お、オイオイ!?」

一般人:「ひ、ひぃぃぃ!? く、来るな!?」

小一郎:では、義鷹と一般人の間に割り込みまして

「ちょ、ちょっと待てって!? そこの伸びてるのに話聞くんじゃなかったのか?」

義鷹:寄生獣並にでっかく口を開いて……直前でぴたり、と。

「……黙れ。お前から食われるか?」

小一郎:「(汗)……胃もたれするぜ? 旦那」

牙を右手の瘴気で押し留めつつ。

一般人:「(石化状態)」

深月:「……おや、ななみ姉何処行くの」

水野七海:「(ずんずんずんずん→義鷹横にどけ)ちょっと、そこの人」

義鷹:「……あ”?(何だこのアマ)」

小一郎:「……み、水野ー?(汗)」

水野七海:「良い? この人たちはあそこの赤っぽいのとは一味違うのよ? ちょっと一般人離れしてるけど、

そこのところよーく理解しなさい(耳引っ張り)」

一般人:「(ぎゃー)」

水野七海:「そもそも、この二人が何とかしてくれなかったら、皆して良くない赤尽くめにヒャッハーされちゃう一歩手前

だったんだからね?」(くどくど)

GM:……一般人s、逃げてもよろしいデスカ? もっぱら水野から(死

小一郎:イイトオモイマス

「あー、水野。その辺に……(どーどー)」

一般人:「(ホントスイマセンデシター!?)」

義鷹:その光景を見て、ふと昔のことを思い出します。死んだ兄弟がつるんでいた人間の友人が彼女に似ていると。

物怖じしないところとか。そして愛を使ってエゴ:人を喰らいたいを絆に戻します。

GM:……をう、綺麗なロールがw

義鷹:もっとコンパクトにまとめるつもりだったんですケドねw

 

ふと、懐かしい光景を思い出した。

そう言えば、どんな時代にもこんな変わりモノが一人は居たものだ。

昼と夜の境界を気にも留めずに関わってくる、そんな人間が。

 

水野七海:「(はっ)……しまった。  正座させるの忘れてた」

小一郎:では、水野から逃げ去る人々を見まして……絆がエゴ【水野七海への執着】に反転。

GM:り・ばーす、とw

小一郎:「……なあ、どうしてお前は俺らの為に其処までできるんだ?」

義鷹:「(ぷすぷす、と煙上げつつ元に戻る)」

水野七海:「?  何でって……友達や助けてくれた人が化け物呼ばわりされて怒るのって、何か、おかしいの?」

GM:ド真顔で言ってのけました。

小一郎:「……なるほど。それも、そうか」

そんな純粋さに打たれましてもう一度絆【水野への感服】に変化します……これで40切った時のエゴロール、終了b

義鷹:「……ソイツはともかく、俺ぁバケモンだがな。人間のフリしてるだけだ」

水野七海:「? さっきの「変身ッ!!」のこと?」

GM:どう見ても特撮ヒーロー扱いでした

義鷹:「ンな掛け声はかけてねぇっ!?」

水野七海:「……掛けないの?」

義鷹:「掛けないの!」

小一郎:「掛けてなかったのか」

義鷹:「(え、お前マジ?という視線to小一郎)」

小一郎:「(ロマンだろ? という目)」

GM:蒸着! でも可と七海の眼は言っていた(何

水野七海:「何と言うか、こう……メリハリ的な意味で必要じゃないかな、とか」

義鷹:「……人間って分からねえ……」

小一郎:「ちなみに、円谷系は「変身!」って使わないんだぜ」

義鷹:「知らねえよ」

水野七海:「サングラス目に当てたりすると、ビカって変身するからね」

小一郎:「スティックかざして「ファイヤー!」とかな」

義鷹:「……取り敢えず。赤マント、どうにかするか」

 

義鷹は なんか業の深淵っぽい論議には 関わらないことに決めた。

にんげんって よく わからない。

 

GM:ボスは逃げ去りましたが、まあ雑魚は薙ぎ倒されてるのでお好きにw

小一郎:「……そうすっか。(ぐるぐると縛り) オラ起きろてめぇら。尋問の時間だ」(げしげし

深月:「ところで、もう10時回ってますけど。ななみ姉はこのままお連れで良いんですかね?」

小一郎:「一旦家に送っておくか? いや、だが家の方が却って危ない気もするしな……」

義鷹:「しょうがねえだろ、ここで解放したほうが面倒だ。お前らできっちり『処理』しとけ」

小一郎:「……あぁ、わかった(お手上げ)

 ……さて(雑魚sに目をむけ) ……まず最初に言っておく。お前らには黙秘権はない。弁護士を呼ぶ権利もないし、

尋問中に逃げる権利もない」

雑魚s:「ひ、ひぃぃぃ!?」

GM:……という所でですね。

 

SE:ぱかっ

 

小一郎:「……ん?」

GM:……足元に、冗談のように地下帝国への入り口(型月風)が開いて、雑魚sをのみこんでみる。

ルール的には《帰還門》二回目

小一郎:「……なるほど、ペルソナのお偉方でも捕らえきれないわけだ(苦笑」

雑魚s:「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ   −−−−−−」(ばたむ)

GM:なお、ダイスと黄色と萌えの神に誓って。今開いた場所は一瞬前まで只のアスファルトでした。

水野七海:「……何時から池袋の路地裏はドッキリ屋敷になったのかしら」

義鷹:「……今のに飛び込んでおけば連中の本拠地に行けたかもな」(足で地面の感触確かめ

小一郎:「いやいや、それはそれでフクロだろーよ。むしろ、あっちが引いてくれてるうちにちゃっちゃと調べて地固め

しといた方がいーんじゃねーかな。次はにがさねーように、さ」

義鷹:「それもそうだ。メフィストに話もしなきゃならねーし……アイツ苦手なんだけどなぁ……」

小一郎:「俺もちょっくら調べてみっかなぁ……アレに頼るのは癪だが、仕方ねぇ(ぽりぽり)」

深月:「世の中、上手くいかないもんですよ。……とりあえず、ななみ姉誰が送って行きます?」

義鷹:「(無言で小一郎指差し)」

小一郎:「俺が行こう。デートは台無しになっちまったが、エスコートくらいは全うするさ。

……それに。   さっきは庇ってもらっちまったしな」

水野七海:「大したことはしてないよ、というか、助けて貰ったのはこっちなんだけどなぁ……」

小一郎:「(ふっ) いーんだよ。"ありがとうくらい言わせなさい"ってね」

敢えて口真似でb

水野七海:「お、言うじゃない。それじゃあ、どういたしましてついでにエスコートもお願いね?」

小一郎:「おぅ、んじゃ……行くか」

という辺りで、一旦分離してシーンエンド、という感じでいかがでございましょ。

一応連絡先は交換しつつ>義鷹さん

GM:ですな。なお、この後不可避なマスターシーンが挟まれたりもします。絆とエゴの調製は大丈夫ですな?

義鷹:ではそういうことで。こちらは水野七海に絆を結びます。関係は懐旧で。

GM:懐かしき存在というか、面影とw

義鷹:んで、「人を喰らいたい」のエゴロールしたので罪を1点。

小一郎:こっちは水野七海についてのエゴロールで罪1点……あと、何にすっぺか。

赤マントに絆で【赤マントへの侮蔑】を。

GM:侮蔑されましたか、インペイラー様w

小一郎:まあ、一回邪神の戯れで死んだ身にしてみると。何だこの甘いのって感じで。

義鷹:こちらはあと1枠……まあ赤マントになると思いますが、今はまだ保留で。

GM:うい、ではマスターシーンですが……赤マントことインペイラー様、無双モード(何

PCが登場できないから、とも言う

 

 

マスターシーン  赤い手は三下のしるし

 

@水野家

 

水野七海:「今日も色々有ったなぁ……」(課題やりつつ)

水野七海:「……あ、お弁当用意しておかないと。二人分だと、煮物だけじゃ寂しいし……」

GM:と、ぶつん、と明りが全て消えまして。

水野七海:「――!? 停電?」

インペイラー:「ノンノンノンノンノン!! ちっがーう!」

GM:壁の向こうに遠近法が狂った通路が発生して、スポットライト浴びて俺様登場。

水野七海:「……うわぁ、また出た」

小一郎:……動じないお嬢さんだことw

インペイラー:「そう、華麗なるカラーギャング、レッドデッドのリィィィダァ!! 俺様ことa.k.aインペイラー様よぉ!!」

 

a.k.a:also known as(「またの名を」の意)の略、らしい。

48なのに48人居なかったりヘビロテやフラゲに励む某グループのことではない。

 

GM:……なお、バックグラウンドで拍手とかコールとかやってるレンフィールドについては気にしないように。

義鷹:さあ、そこで一人ロシアンルーレット(5発)をやってみせるんだ!

GM:はっ、それだ! そして一発目でこめかみ撃ち抜いて死亡……いやいや。

 

残念ながら、こいつらのラッキーは登場のたびに試せるほど高くなさそうですし。

 

水野七海:「……隠蔽ら?」

小一郎:……w

インペイラー:「ウロォォォォォング!! 間違って居るぞぉ!! 人の名前は正しく、高らかに!

 そう、インペイラァ!! (こほん) さて、グレイトに気丈なガール!

気に入ったぜ、魔物をディスる連中にガチで喰ってかかる、そのズレっぷり!!

間違いない! これぞ運命にしてレッドな糸!! お前はこっち側の人間だぜ!!」

水野七海:「……(無言で革靴を取り出して履いてみる)」

インペイラー:「さあ、一緒に来いよシス!! 人間も半端モノも捨てて、いざ俺の花嫁にn」

水野七海:「(後ろ回し蹴り→前回し蹴り→踵落とし)」

 

5Hit Combo!!

 

*革靴である。当然、踵は非常に頑丈である。ついでにスパッツで防御も鉄壁である。

 

水野七海:「全力でお断りさせて頂きます。というか、乙女の部屋から出て行きなさい」

インペイラー:「(むくっ)ぐ、グレェト……ますます、気に入ったぞその気丈さ!! やはりお前は俺にこそふさわs」

水野七海:「(垂直飛び膝蹴りto顎→空中掴みフランケンシュタイナー)」

 

8Hit Combo!!

 

インペイラー:「(ぐは)……ええい、以下省略、連れて行け!」

雑魚s:「(いーっ)」

水野七海:「あ、こら、触るなこの!?」(ずるずるずる)

 

SE:ばたむ

 

GM:……この日、水野七海は行方不明となった。

 

なお。

本来はこのシーン、インペイラーに追いつめられた七海が、悲鳴とか助けを求める声とか上げるシーンである。

どうしてこうなった。

 

小一郎:マスターシーンですら無双できないラスボスって……(ほろり)

義鷹:一般人の女の子にすらナメられて……

GM:……相手が悪いのと、GMが悪いですね。

 

*スペック的にもガイウス以下、GMの扱いはモブエネミー未満。そんな物体である。

 

GM:で、ここから情報収集フェイズに入るわけですが……セーブしときます?

義鷹:んー、そですな。ここらで一旦切り上げますか。

GM:ちなみに、武装聖人こと深月。実はハーミットのピュアで、マルチルーツ。完全に人間。

なのに、同一エンゲージに居る限り、例えドミニオンアーツで一撃浴びても割と平気とゆー、結構アレな物体に

義鷹:アレ過ぎる……

GM:とゆーのも、ドミニオンアーツのダメージ+30って有るじゃないですか。ディフェンダーの天敵。

ガード・アーマー無視で+30

防御用スキルの重ねがけだけで、実ダメージ軽減が30以上あります。その上にガードとアーマーが付く。

義鷹:……正しく鉄壁w

GM:攻撃捨てたお陰ですからw で、同一エンゲージを封鎖しつつ仲間に同調化して、相手にペナルティも与えます。

固有結界「武装聖人」。何時か敵としてお目に掛ります(何

では、セーブ&カットしつつ。

 

小一郎:人間性38  愛3 罪4

絆【家族への愛情】 →エ【家族への訣別】

絆【小石川正助への感銘】

エ【罪を償いたい】

絆【義鷹への恐怖】

絆【水野七海への感服】

絆【インペイラーへの侮蔑】

 

義鷹:人間性32 愛4 罪1

・人間(憧れ)/×人を喰らいたい

・メフィストフェレス(恐怖)

・自然と暮らしたい

・黒崎(友情)

・小一郎(興味)

・水野七海(懐旧)

 

GM:……って、義鷹。黒崎違うw

義鷹:……おおぅ!? GMが変なコト言うからうっかり混ざって……w

 

この世界の黒崎さんがウォーミングアップを始めたようです

 

B黒崎「フフフフフ 出番かな? この「ボンテージ黒崎」の!!」(拘束衣装)

GM:レジェンドピュア、都市伝説的な転生者だそうです……白衣にボンテージで出没するとか。

義鷹:……それなんてDr.ピーベリー? アレはボンデージでは無いが

GM:詳細は、後半に(オイ

 

*登場枠が設定された?

 

小一郎:正統派PC@で在ろうと頑張っているので……助けてくださいw

 

訳:これ以上イロモノは勘弁!?

 

GM:ヒロインは辛うじてヒロインを保ってますよ?

 

但し、本来のシナリオの大人しい優等生とは別存在である。

 

GM:むしろ、インペイラーのダメっぷりは拍車どころかニトロが掛ってる気がする。

小一郎:俺にしては、真っ当にPC@やれてます……よね?

GM:……ええ、多分。柵原を冠して黄色の眷族であることを加味すれば、脅威的に。

義鷹:

小一郎:どうやってもイロモノにしかなりようがないはずなのに……w

GM:ただでさえシリアスの鬼門が二重であり、更に拘束としてダチョウ倶楽部燃料である「PC1」とゆー枷まで有るのに

 

SE:ブレるなよ? 絶対ブレるなよ!?

 

小一郎:……ブレても義鷹が格好良く決めてくれるはずなので全く問題ありません!

GM:つ「PC1(跡)」

 

*PC1だった。今は後悔している。

 

GM:うむ、このままではボスの権威が失墜してしまう。ちょっと改造しておこう。

小一郎:失墜したままでいいのに……w

GM:データ的にボスの権威を取り戻すGM。人、それを魔改造と言う。

 

訳:皮はどうしようもないから、せめてデータは充実させとこう

 

義鷹:PC2人ということは考慮して頂きたく……っ!w

GM:……大丈夫、こっちもPC二人で迎撃するのでw

小一郎:をいw

GM:ボスと足して二で割るとPC二人分、そんな四天王

具体的には、何かありえないガード値と火力を両立しちゃったヴァンパイア試作。

PCとして使うと人間性がきつ過ぎてお蔵入り

 

なんということでしょう。

 

GM:アレです、リプレイのグラを攻撃特化で組み直した感じ

ドラクルで《黒き城砦》で《赤き不夜城》……で、《封印処置》でアタッカー。

小一郎:ちょwww

義鷹:うひぃw

GM:流石に、PCで使うとこの構成は人間性厳し過ぎて……城砦3Lの赤き不夜城の火力上昇は+9.

《ストライクフォーム》解除版とコレだけで+18、正に暴力……ボスより強いんじゃねーか、とか言っちゃだめですよ?

義鷹:なんという先鋭型……

GM:……ガードも堅いんですよ?ガード値15とか16とか有りますし。歩く攻撃要塞。

小一郎:どうしろとw

GM:……倒すしかないでしょう(真顔)

四天王ですよ? ボスの前に前座かオトモで出るに決まってるじゃないですか(そして倒される)

 

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