プレセッション&オープニング 家訓への拒絶

 

プレセッション  やっぱ、前回はちょっと真面目にやりすぎたので。

 

さて、今宵も何処とも知れぬ電脳空間に集るPL達が三名。

まずは恒例のプレイヤー紹介と参りましょう。

 

プレイヤー1/神無月氏

→ 渋い漢をやらせたいなら彼に言え! とまで囁かれるほど漢キャラが似合う人物。

近距離ガチ系を得意とする。

 

プレイヤー2/九谷

→ ラノベと法律に通じた人間。比較的常識的なはずだが、プレイだと飛ばす。

凄い勢いでキャラ「に」染まる。ある意味、得難いプレイ能力の持ち主。

前回は(珍しく)PC@を完遂したが、果たして今回は……?

  

GMの中の人/虚穂

 今回もGMを務める推定人類、または暫定人類、あるいは人類(仮)。

気分と状況次第でシナリオを魔改造する、困った性癖を持つ。

PCフレンドリーを自認するGMだが、仲間内での通称は「魔王」。

ナゼナノデスカミナサン?

 

 

九谷:さて、そんなこんなで一時。今宵のお題は?

 

1:BBTでインスマウスをつぶしにいく。

2:エンギアで「サヨナラノツバサ」

3:その他

 

虚穂:実は手元にエターナルヴァンパイア、もといエターナルエンパイアも有る。

九谷:あー、ちとあっしは今週末を境に暫く消滅する予定ですので、その、出来れば一回ものを希望したく。

虚穂:あ、なるほどw

九谷:エターナルヴァンパイア、やりたいですが自粛。

 

※収録当時、プレイヤーがブログを休止して勉強に専念する直前だったのである。

  ちなみに、このとき某資格試験の2ヶ月前。

  その程度の専念で大丈夫か? と思いきや。意外に何とかなる辺り、世の中ちょっと狂ってる。

 

神無月:ではどうしますか。ダイス様にお伺いを?

虚穂:(ふむ)そーですな。BBTが魚かクロロックか魔剣。エンギアは……可能性無限大で。

 

1〜2:BBT魚類

3:BBTクロロック

4〜5:BBT魔剣イワシ丸

6:エンギア

 

九谷:こんなかんじでいかがざましょ。ちょっと偏りを加えてみました。

虚穂:……イワシかw

 

鰯丸(IWASHI-MARU)

ALGリプレイ「聖夜作戦」にもちょこっと出てきた魔剣。

元は魔器でPCだったこともある。

恐竜の絶滅も、アトランティスの沈没も、コメリカ大統領の暗殺までも全てこの魔剣の仕業とまで伝聞される超禍物。

(ただし原爆はすべてコメリカの仕業らしい)。

当サイトの魔剣の代名詞になりつつあるため、とりあえず悪魔合体(何)

 

九谷:振るのはどちらかがどーぞ(提出)

虚穂:そして俺がGMだ(振るのは任せた)

神無月:了解、では運を天に任せて(ころころ→5)

 

SE:ふぃーっしゅ!

 

神無月:イワシ丸入りまーす

九谷:さて、いくか(ガイウス出撃準備)

虚穂:…… マヂか

九谷:え、あの魔剣が魔法のステッキになって少女に契約を迫る話ですよね

虚穂:苛霊奴・流毘ですかいw

九谷:淫QBさんとペアで頑張るのです

 

カレイドルビー:PCゲーム『Fate/hollow ataraxia』及びスピンオフコミック『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』において

猛威を振るう「魔法のステッキ」。年頃の少女を捕まえて契約を迫る恐るべき魔道具である。

 

淫QBさん:テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する「キュゥべぇ」を指す。

 正式名称は“インキュベーター”(孵卵機)。愛らしい外見をした白いナマモノ。

 その実体は、年頃の少女を誑かして契約を迫る恐るべき宇宙妖獣にして悪徳セールスマンである。

 

九谷:スキルは5個追加で取れるんだよな……まあ、《奇跡の大魔法》は入れるとして。

 

※《奇跡の大魔法》:達成値を大幅に上げる魔女のスキル。

 絶唱とかスターライトブレイカーとかそういうものだと思えば大体あってる……絆を代償にするあたりとかも含めて。

 

神無月:キャラはどうするか……ディフェンダーはもう少しデータ詰めておきたいのですよな

虚穂→GM:ダブルアタッカーでも一向に問題ありませんけどw

神無月:ふむ、ではアタッカーの内どれかを使うとして……経験点はどの程度まで可で?

 

回答:GMが俺

 

神無月:……無制限?w

GM:在るだけ持ってきなさいw

神無月:今53点あるから……流石に半分くらいにしておくかw

九谷:自分、ティロ☆フィナーレいいすか?

GM:つ「マミマミされてみる」

 

レベル1:あたまがっぷり

レベル2:コアばきゅーん

レベル3:円環の理に導かれる

 

九谷:本望です

 

ティロ☆フィナーレ:『魔法少女まどか☆マギカ』出演、先輩魔法少女マミさんの必殺技。

 なお。作中で必殺技に名前をつけているイタい人は(アニメでは)この方だけである。合掌。

 

※マミマミ:『魔法少女まどか☆マギカ』において、先輩魔法少女たるマミさんが悲惨な最期を迎えただけには留まらなかった事件。

 3話で死亡後、10話で描写された別の時間軸では、魔法少女に待ち受ける運命に絶望して他の魔法少女を銃殺し、

粛清を受けるという豆腐メンタル振りを発揮し。

 最終話では「円環の理」という謎の理論を提唱した。

 ――前述の「一人だけ必殺技に名前をつけている。しかも叫ぶ」という乙女チックな面とあいまって、「先輩なのに中二病」

という奇妙なポジションに落ち着いてしまった。

 

GM:……しかし……     ガイウスか(遠い目)

九谷:ええ、ガイウスです(遠い目)

GM:ついに、ベルゼバブ家の非業の運命が……

九谷:やっぱ、ちょっと前回はまじめにやりすぎたので

GM:……オイw

九谷:ナニカ

GM:そう言うのは、相手も超イロモノの時に挑むべきでしょう(真顔

即ち。だっごーんとか。ダークネスクロロックとか。

九谷:大丈夫ですよ魔王陛下

GM:何ゆえ

九谷:魔王陛下にかかればあの魔剣も超イロモノになるに決まってますから(超笑顔)

GM:ワタクシ、善良で王道を愛するGMデスヨ?(超笑顔)

 

お互いに心からのオリジナル笑顔であったという。

信頼関係って大事ですよね。

 

神無月:よし、湖の成長完了。湖は《剣の軍勢》と《秘されし真名》を習得した!(ぱっぱらー

GM:うわ、火力がやばそうだw

神無月範囲攻撃と火力増強という真っ当な進化を遂げてみましたw

九谷:となると……今回のノアはヤムチャするだけの簡単なお仕事か(ふむ

 

池袋の闇に夜毎巻き起こる、連続辻斬り事件。

その兇刃は魔物も人間も、半魔でさえも冷酷に、残酷に、無慈悲に切り刻んでゆく。

夜と昼の住人達は震え上がり、互いの間に恐怖と言う名の深い溝を穿つ。

 

やがて、疑いの目は一振りの魔剣へと注がれる。

そう、その魔剣の名は――

 

ビーストバインド・トリニティ

「Deamon’s Sword X」

 

心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆

 

GM:Xか……でーもんず☆そーど ぺけ、でおk。

神無月:途端にシリアス度が低下したw

九谷:ぺけてw

GM:ペケが嫌な人はΧ(カイ)でもおけ。痒い。

九谷:改? どーらごーんぼー

GM:むしろ怪ですなw なお、PC1は湖になります。一応、魔剣使い。

神無月:うぃ、了解。

九谷:つまり。わたしは今回はPC1の頚木から逃れて好き勝手にイロモノをやれということですね?(ぎらん)

GM:PC1の頚木にハメても、十分イロモノだから安心してくれw

神無月:マジカル★ガイウス、はっじまっるよー♪

九谷:ふっふっふ。いよいよ明かされますベルゼバブ家の非情なる運命。

魔杖バァル「やあ、僕と契約して魔法少女になってくれないかな?」

ガイウス:「帰れ」

魔杖「(ドスの利いた声で)帰れっつわれて帰ったんじゃぁ、ガキの使いやないけ、あぁ?」

 

コミック版『まどか☆マギカ』第2巻の黒QB状態でどぞ

 

九谷:……やっぱ僕らに魔法少女モノは無理ですねw

GM:……(ふっ) では、自己紹介からどぞ。こっちは色々改造してます

 

 

自己紹介  久遠 湖 の場合

 

神無月→湖:「久遠湖。俺の名前は。

 受け継いだ者。兄と共に。身体を失った。エクスカリバーを。ペンドラゴンの名と。

 目下満喫中。学園生活を。絵梨洲と共に」

絵梨洲:「(やほー)」

湖:前回よりも更に火力を増強しての登場でござる。

しかし人間性も更に下がって44スタートという……

GM:……そんな人間性で大丈夫か?

湖:大丈夫だ、問題ない(キリッ

GM:よろしい。そして一番いいハンドアウトを持っていくのだ

 

久遠 湖

スタイル:アタッカー

ブラッド(ルーツ):イレギュラー(魔剣)/レジェンド(伝説の英雄)

王の聖剣「エクスカリバー」を自らの魔剣として奮い、魔を狩る高校生。

発言が一文節内で順逆になるという不可思議な言語能力の持ち主だが、中身は結構まとも。

戦闘ではかつて死んだ兄が魔の力としてサポートを行う。

BBNTからのコンバートキャラであり、充実した装備とパッシブ能力で前列を支えるアタッカーである。

ちなみに、防御方向にもそれなりに強かったりする。

 

 

自己紹介  ガイウス=S=カッシウス の場合

 

九谷→ガイウス:「オレの名はガイウス=カッシウス。

 誇り高きベルゼバブ家の一員にして、後継者の一人だ。

 ……前回は"羽根"を御しきれずあのような無様をさらしたが……今度こそ。

 

オレはあのおぞましい宿命から逃れてみせるッ!」

GM:誇り高き……か(トオイメ)

ガイウス:というわけでベルゼバブさんちのガイウスちゃんです。これでも女。前回そう決まったので

 

Q:そんなイロモノで大丈夫か?

A:前回の反動だ。問題ない(キリッ)

 

ガイウス:スタイルはアタッカー。

ブラッドはデーモン(魔王の後継者)/ストレンジャー(魔女)

出自は任務。邂逅はカトリーヌおねーさまへの恐怖。エゴは……

 

「家訓への拒絶」

 

GM:(滂沱)

ガイウス:《災厄者》・《地獄落とし》を軸に、《ストレンジアーツ:荒ぶる神威》《魔法のステッキ》《奇跡の大魔法》《魔法の呪文:身体強化》などなど、えぐいのを積み込んでおります。

GM:……ガチで魔法攻撃タイプですからなw

 

人の名:ガイウス=S=カッシウス

魔の名:魔道公女こあくま☆ガイウス

スタイル:アタッカー

ブラッド(ルーツ):デーモン(魔王の後継者)/ストレンジャー(魔女) 

 ベルゼバブ家期待の魔法少女候補者。

 BBTリプレイ第一話『渇望の楽園 ver.G』では、ボスとして(やや力不足ながらも)猛威を振るった。

 第一話では魔法少女としての宿命を拒んだまま戦ったため、その真の力の半分も出すことは出来なかったが……

今回は、ついにその真の力が明かされる!

 構成としては《災厄者》《地獄落とし》を軸に、高火力なバッドステータス付与攻撃を繰り出す真性のアタッカー。

 《愚者の黄金》を併用すると【社会】もいい線をいくことから、情報収集も得手。

 だが、魔法少女によくあることで防御は薄い。

 

GM:では、改めてハンドアウト。魔改造済みなのでシナリオ本体見ても載ってません(死

 

PC1

絆:冴島いさみ

 悠久の時を渡る魔剣の使い手、それが君だ。

 血肉と鋼を削り合う戦いの中で生きて来た君と剣は、やがて刃でも断ち切れぬ人間の繋がりに興味を持ち、

多くの絆を得た。

 だが、平穏な日常を過ごす君の前に、血潮の香りと骨肉の断末魔を纏って、一振りの刃が舞い降りる。

 その時、君は……

 

PC2

絆:ストームブレイカー

 魔族としての長い生、家の宿業から逃れるために力を求める日々のさなかに、ひときわ記憶に残る強敵が居た。

 その名は、聖剣ストームブレイカー。

正義を為すというエゴの元、幾度となく激突を繰り返した彼は、ある日ついに君の手で打ち砕かれた……はずだった。

 だが、その聖剣が再びこの世に蘇ったとの知らせを得た。

 正直一身上の都合によりそれどころでは無いが、放置も出来ない。

君はしぶしぶ立ち上がった。

 

ガイウス:んー……どっちを行こうか。やっぱそっちがPC1行くかい?

湖:それが無難そうですなー。

ガイウス:(こくこく) こっちには、無理だ

GM:なお    本来のシナリオと大幅に変わった上、ボスも変えました(死

ガイウス:……DiveX?

GM:……DiveG? ちなみに、二人ともアタッカーですが、敵もアタッカーなのでガチ殴り合いになるかと。

PC間絆の取得からいきますか。

ガイウス:(ころころ)湖への興味、か……確かに。

人の身で聖剣振り回したり、エリスといい仲になったりしてるから、興味はありそうだ。

GM:真っ向からエクスカリバー食らったりもしてますしねw

ガイウス:「貴様、興味深いな?」(DIO風

湖:(ころころ) 恐怖? これは……いや、あるいはあまりの変貌ぶりに……(マテ

ガイウス:……途中で恐怖になったりしてな(ぽそ

GM:むしろ恐怖でも十分にアリかも?

ガイウス:とゆーか、考えてみたら1話目ラストでメリーゼと盛大に場外乱闘してるんだよな。

修羅ガイウスと遭遇していても不思議はあるまい(死

湖:なるほど。では恐怖で行きますかw

「ものなのか。かくも恐ろしい。女どうしの争いは」(ガクブル

ガイウス:「(ふん)」

GM:……魔法少女ですから(ふっ

 

 

オープニング1  絶対にオレは魔法少女になどならない

 

GM:さて、ではPC2からですが……OP、過去は格好よく宿敵を粉砕して、現在で再会する、とゆー形になります。

何か演出的な希望有りますかw?

ガイウス:さて、ガイウスの朝は早いのです。朝食は豪奢なシャンデリアの元、多数の使用人に囲まれて摂ります

(ころころ→人間性3減少)

カトリーヌ:「(朝食取りつつ)ところでガイウス」

ガイウス:「……何でしょうか、お姉さま」(優雅に食べつつ

カトリーヌ:「そろそろ、契約の儀の時期ではありませんか?」

ガイウス:「私は前回の一件で力不足を痛感いたしました。もう少し、鍛えてからにしようと思います」

事前に考えていたかのごとくさらっと……もちろん、一晩徹夜で悩んで考えたものです(南無)

カトリーヌ:「(ふふふ)既に宝物庫では、あなたの魔杖が待ちかねて暴れていると言うのに……」

 

情景(LIVE)

SE:うぉー、契約者ー、契約者―

 

ガイウス:「……(苦々しい顔)」

カトリーヌ:「放っておくと、あの宝物庫崩れるわよ(ぽそ)」

ガイウス:「その程度で崩れる宝物庫ならば建てておく意義もありますまい」(デザートに)

こう、最高級のプリンを突いて感触を堪能した後、ゆっくりと口に運ぶのです。

カトリーヌ:「まあ、崩れても困るのは、真上に在るあなたの部屋くらいですからね」(優雅に紅茶)

ガイウス:「(ぷしっ)」

カトリーヌ:「あら、はしたない」

ガイウス:「……(ふきふき) 失礼いたしましたお姉さま。ところで、本殿に私の部屋はなかったと記憶していますが」

ナプキンを脇に控えた使用人に渡しつつ。どこからともなく新品が運ばれてきます。

カトリーヌ:「それはそうよ。だって、あんまり必死に拒むからお父様が一夜で「今の」家の地下に作ったんだもの」

ガイウス:「……今の?」

GM:ええ、あのあぱーとw

絵梨洲:「最近、地下から妙な叫びが……」

ガイウス:やめてー。震度6やめてー

GM:洒落にならんw

 

不謹慎禁止、ということで。

 

カトリーヌ:「と言うわけで、良いからさっさと諦めて契約しときなさい」

ガイウス:「……持ったところで、今は使う気が致しませんが(顔しかめ)」

まじでー、という顔で

カトリーヌ:「ふふふふふ…… 動き出したが最後、地獄の機械の如く止められはしないのが運命と言うものよ」

ガイウス:「(顔をしかめて) では、朝食を終えましたら参ります」(観念

小一郎「おい、うるさいぞ。なんとかしろ」(上の部屋から)

ガイウス:「やかましい下賎が」(だーくねすふれあ)

 

SE:うわぁぁぁぁ

 

GM:ちなみに、その杖ですが「魔杖バァル=ノヨーナ」と言いまして。

ガイウス:……バァルの様なもの……w

GM:かつて強力無比な力を奮った邪神を撲殺した鈍器から造られたそうです。

 

バァル:別称を「バール」「ベール」

 カナン人のウガリット神話により崇められた嵐と慈雨の神格。

 後年、キリスト教の隆盛により悪神・悪魔の類と位置づけられ、グリモワールに置いては大悪魔ベルゼバブとして

位置づけられることとなった。

 BBTにおいてベルゼバブ御大が反天界派のデーモン、失楽派として位置づけられているのも、この辺りの経緯に起因すると思われる。

 

バールのようなもの:刑事事件等において残された痕跡や特徴等からバールのようではあるが、物的証拠等の不足(実際に使われたバールのようなものが見つかっていない等)により、バールと断定するには至らない状況下において、対象となる存在を指し示すときに使用される比喩表現。

 バール自体はその手ごろな重さと硬度・てこの原理による力学的利得の大きさから、暴行だけでなく車上荒らしや窃盗にも用いられる。

なお、現実世界で所持しても、銃刀法には違反しない……が。

『特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律』により、正当な理由がなく所持していると、一年以下の懲役又は

五十万円以下の罰金という結構ゴツい刑罰を食らうのでご注意下さい

 

ガイウス:「(こんな魔杖で大丈夫なのだろうか)」

バァル「(問題ない、魔剣なんて似たようなものだ)」

ガイウス:では、魔杖というところから「そういえば……」と回想に入りまして。

ふぅ、ようやく本来のOPに……いやぁ、長かった(笑顔)

GM:そしてアレでソレな魔剣と言えば、かつてまみえたアレなのでした……

ガイウス:ええ、ストームブレイカーなるやたらパチモノくさい魔剣が昔ありまして。

ノアが消えた後、ガイウスが訓練相手に選んだ代物でございます。

GM:見た目はですね。刃の無い円柱状の……強いて言えばランスのような物体でして。

ガイウス:つまり。300→400の仕掛け人

GM:……木人?

ガイウス:かかってこいやぁ?

Sブレイカー:「かかってこいやぁ! かかってこいやぁ!」

 

ハイパー木人君;詳しくはサークル竜鳴艦様のエンゼルギアリプレイをご参照下さいまし

 「かかってこいやぁ!」と挑発してくる高性能な白兵トレーニングマシーンである

 

ガイウス:というか、アレですね。正義正義言ってて目障りだし、遊んでやるか的な。実戦訓練にちょうどいいし、という。

「……やはり魔力が根本的に不足しているか……(蝿ずびびびび、とやりつつ)」

GM:ああ、実はこのストームブレイカー、物としては超一級の聖遺物でして。

何と、「真に邪悪なものしか切れない」とゆー

ガイウス:(通夜) そりゃ訓練相手にちょうどいい……w

GM:しかして、刃が実体剣で普通の金属なので、切れないモノをド突くとどんどん刃が潰れちゃいまして。

今や、只の鈍器。先端部だけは尖ってる

ガイウス:……w

湖:聖遺物なのに酷い扱い……w

GM:いや、異形とか相手なら、強力無比な火力を発揮したりしたそうですよ? 100年くらい前には。

ガイウス:「然らばこれならばどうだ!」(蝿竜巻)

魔力を帯びた蝿の群れがたかりまして。傍目にはこう、シロップたらされた棒

Sブレイカー:「ふっ……笑止!仮にも聖遺物の我に、魔力など通じると思うたか!!」(払い)

ガイウス:「そ れ が」(蝿にまぎれて間合いをつめ

Sブレイカー:「……ナニィ」

ガイウス:「どうした!」(げし→エリアルコンボ→地上にたたきつけ

Sブレイカー:「ぐ、ぐはぁぁぁぁ!?  あ」(ぽき)

ガイウス:「……あ」

Sブレイカー:「くっ……金属疲労がッ!?」

ガイウス:「……本当に折れるとは思わなかった……今では後悔している」 

Sブレイカー:「わ、我が1700年の生、ここで、潰えるとはッ……!! せ、せめて我が最後の敵の名前、名前を……!!」

ガイウス:「ミスを嘆いても仕方あるまい。次のサンドバッg……もとい、訓練相手を。む?

 

 我が名はガイウス=S=カッシウス。いずれ魔王となる者だ。冥府にて語るがよい」(ばさっとマントを翻し)

Sの部分の真名を決して知ってはならない。

Sブレイカー:「その名前、確かに刻んだッ!!」(ばた→灰)

 

かくして、聖遺物を鉄屑にしたことなどさっぱり忘れて、ガイウス=S=カッシウスは鍛錬を続けていたのであるが……

 

GM:そして、その日。契約のために、いつの間にか出来ていた台所の地下倉庫から延々と続く螺旋階段を下りて行くと……

ガイウス:「……此処か」

 

SE:此処があの女のハウスか

 

GM:威厳もへったくれも無い、スライド式の扉が。

ガイウス:「まったく、契約契約とお姉さまもうるさいものだ……インキュベーターでもあるまいに」

ちなみに、インキュベーター(エトランゼ(宇宙人)/スピリット(妖獣))

GM:え、淫獣でしょう?

ガイウス:……違いないw

Sブレイカー:「ほぉう、契約と申したか」

GM:背後からぬらり、と空間を裂いて出現する気配が。

ガイウス:「なん …… だと ……」

Sブレイカー:「くくくくくく、随分と腕を挙げたようだが、わきの甘さは変わっておらんようだなぁ、ガイウス」

ガイウス:「ふっ、冥府の底より迷い出でたか」

Sブレイカー:「おうよ、有るお方に力を授かってな!!」

ガイウス:「運がよかったな。今日のオレは病み上がりだ。何処へなりと行くがいい」

見逃してやる、と高圧的に

Sブレイカー:「ふっ、世迷言は自らのブラッドを覚醒させてから言うのだな……若造」

ガイウス:「!!?? ……貴様……

 

 

それを、知ったのか?」

Sブレイカー:「今の我は少々、昔とはデキが違うのでな……見えてしまうんだよぉ その 

 ……何とゆーか、名状しがたくて同情的な宿命もな」

ガイウス:「……そうか、知ったのか」(慈悲に満ちた笑顔で)

Sブレイカー:「まあ、なんだ。生きてても辛いだけだろ、アレ。すっぱりさっくり斬って終わらせてやるから、大人しくしてな?」

ガイウス:「ならば……貴様を生かしておくわけにはいかなくなった!」

で、右手をばっ、とかざすと同時。虚空から宝物庫の中身が現出するのです(ごそごそ)

Sブレイカー:「むぅ!?」

 

なれーしょん「ガイウスの怒りが頂点に達したその時、4.35光年の彼方から時空を超え、

魔杖バァル=ノ=ヨウナモノはわずか0.05秒で空間両断跳躍を果たすのである!」

 

ガイウス:「(魔杖握り) 無用なことを知らずば、生きて帰れたものを……ッ!」

魔杖バァル:「長かった、長かったぞ我が宿命の主……! さあ、我と契約して魔法少女になるのだ!!」

ガイウス:「うるさい! 貴様はコレを叩き折ったら魔界に突き帰す!」

魔杖バァル:「……返品不可だろう? ほら、諦めてコマンドワード唱えとけよ。どうせ逃げられない宿命だぞ?」

ガイウス:「クーリングオフだ! さぁ、貴様の余熱を数えろ!」(Sブレイカーをフルスイングでばきっと)

Sブレイカー:「へぐっ!?  ふっ、だが言っただろう 今の我は、一味違うと!!」

GM:……と言うと、実は羽根が柄元から刀身を侵蝕しまして。

ガイウス:「うるさい黙れ! 呼吸をするな汚らわしいオレがいいというまで貴様の発言を禁ずる!

 何が家訓だふざけるなオレはそんな話は聞いていない! 大体からして……」(黒化さやか張りの乱打なう)

 

ガイウス狂化中

 

Sブレイカー:「いぃぃぃぃぃまの俺様はぁぁぁぁぁ!! 最☆強の聖剣、ストォォォォォムブレイカァァァァ様よぉぉぉぉ!!」

(うははははは)

 

敵も味方も「人の話を聞かない奴しか居ない空間」、完成。

 

GM:……これ、固有結界ですね。

湖:うわあ……w

ガイウス:……だめだこの空間。バベルの塔崩壊直後張りのでぃすこみゅにけーしょん……

ところでガイウスの攻撃ってSぶれいかーに入ってるんでしょうか。

GM:いえ、ほぼ弾かれてますが……

Sブレイカー:「(びきり)ちっ、せっかく楽しいド突き合いだってのに、今のままじゃ力に耐えきれないってか」

ガイウス:「待て」

乱打をやめまして

Sブレイカー:「待て、と言われて待つ奴が居ると思うか 俺は待つが」

 

待つのかよ。

 

ガイウス:「逃げるな……今考えたオレの必殺魔法を見せてやる!」

で、ぎらり、と怒りで真紅に染まった目で魔剣を見据えまして

 

怒りのままに、宿命の公女は契約の言葉を唱える。

その瞬間、これまでとは比べ物にならないレベルの魔力が周囲を吹き荒れ、敵味方の区別なく蹂躙する!

 

ガイウス:「コマンドワード! リリカル! マジカル! スィートデーモン!」(クワッ)

Sブレイカー:「はっはっは  全力で 御免こうむる」(空間切除→《資産:帰還門》)」

ガイウス:こう、その瞬間ステッキから星型のエフェクトが飛び散るのです。

で、全力魔法が空を切る、と。

「……逃がしたか……」

GM:いえ、そこはボスの超演出。

Sブレイカー:「(にゅっ、と触腕にデジカメ→かしゃ)」

ガイウス:「……」

Sブレイカー:「ふはははは、撃ち撮ったり!」(脱兎)

ガイウス:「……」(ばきり、とバァルがひび割れる音)

魔杖バァル:「あふん!?」

ガイウス:「許     さ     ん」

魔杖バァル:「お、おお!? この感情の迸りは!? 正に、魔法少女の……パッション!?」

 

かくして、公子ガイウス=カッシウスの契約は(若干のイレギュラーはあったものの)つつがなく執り行われた。

彼女の尊厳とか、そういう色々なものを犠牲にして。

 

カトリーヌ「契約したてであれほどの魔法少女力を発揮するなんて……ガイウス、恐ろしい子!」

魔杖バァル:「やはり、この者は冠絶たる資格の持ち主だったか……!!」

ガイウス:「うるさい! 絶対にオレは魔法少女になどならないからな!」

GM:……なお、ガイウスがその後怒りに燃えてストームブレイカーを追いかけたのは、言うまでも無い。バァル持って。

 

出席日数 −1

 

ガイウス:……ふぅ、いい最終回だった……

湖:終わるなw

GM:SA【ストームブレイカーと決着(ケリ)をつける】どぞw

ガイウス:オス。絆【ストームブレイカーへの執着】を取得しておきます。

GM:……うん、これは酷いw

ガイウス:あと、家訓を全力で拒絶したので罪もらいます。

GM:ほいほい。全力で拒絶したのにしっかりドツボにはまってるのが、何ともガイウスw

ガイウス:ガイウスですからw 

 

 

オープニング2 やっぱ武器は殺してこそだよなぁ

 

GM:はい、ではPC1……ごめん。落差が、どうにもならない。

湖:シリアス分を支えないと……w

GM:さて、本来の冴島いさみはアンノウンマンなんですが、そこはどっこい、ここは13組。

ノウンマンどころか半魔で始めます。なお、同学年で剣道部所属、ポニテの剣道少女です。

湖:では人間性ー。いきなりエゴる可能性大w (ころころ→6) よし、エゴった(ヲイ)

GM:……エゴったしw 相変わらず人間性がカツカツよのぉ……w

湖:えーと、家族(愛情)を「エゴ:人を救いたい」に変更で。

GM:ふむ、なるほど。 そう言えば、湖って部活とかは?

湖:あー、考えてませんでしたな。折角なので剣道部にしておきますか、魔剣使いですし。

GM:竹刀でも面くらい割りそうですなw

湖:魔獣化してないとそこまでの破壊力は出ませんヨ? 面が凹むくらいで(何

ガイウス:あと、剣道部だと前のアレも居そうな。えーと、あの四天王の一人

GM:ああ、レッドデッドの四天王……w

さて、いさみは実はハーミットでして、魔術師の端くれながらとっても武闘派なのでして。

実は、このいさみ。

 

得物を持つと人格が変わると言う困った子でして。

戦闘モードに入るとただの箒で龍の鱗を切り捨てゴメンしたことが有るとかないとか。

よって、《封印処理》的なもので能力封印して、魔獣化そのものが殆ど稀な状態に。おかげで人格も安定

湖:どんな女子高生だ……と思ったがBBTなら極普通だった

GM:ちなみに、戦闘モードの固定値は+35に達します。

湖:……それは、コスト無しでだったり?(汗

GM:いえ、ちゃんとコストは要りますがw

冴島いさみ:「お、久遠は今日どうする? ひと汗流して行こうか?」

湖:「願おうか。手合わせを。一つ」

冴島いさみ:「いよぉし! 最近、轟と一緒に帰ってばっかりだから、相手が居なくてさ!」

GM:……普通の剣道部員だと、まあ、お察し下さいw

湖:「地が出るぞ。はしゃぎ過ぎるな。あまり」

冴島いさみ:「大丈夫、大丈夫。厳重に封印して有るし、そうそう暴発もしないって」

湖:「始めるか。では」(防具着けて構え

冴島いさみ:「よぉし、加減無しで行くよ!」(装備)

GM:と言うわけで、しばし剣道とは思えない凄まじい武闘が繰り広げられて後。

今日は絵梨洲も先帰ってるので、同時に帰路に着くわけですが。

冴島いさみ:「むぅ、前より刃筋が精確になってたね。何か有った?」

湖:「変わったことは。特には。

 成果だろう。鍛錬の。単に」

冴島いさみ:「負けてられないなぁ……もうちょっとメニュー増やさないと」

 

参考:某フラガックの人

 

湖:「……あまりよくない。身体を苛めるのは。無闇に。

 適度な負荷だ。適切な休眠と。必要なのは」

冴島いさみ:「大丈夫大丈夫、いつだって私は十分に運動して、授業中は十二分に寝て……あれ?

 

 何か、悲鳴が?」

GM:路地の奥の方で、人間とは思えない断末魔な悲鳴が聞こえた、ような?

湖:「……?こっちか!」(だっしゅ

冴島いさみ:「あ、私も行く!」(だだっしゅ)

GM:そこには、金髪で逆モヒカンヘアーなヒャッハーが、銀色に鈍く輝く魔剣(仮)を持って犠牲者を撲殺している姿が!

ヒャッハー:「ンンンン……やっぱ武器は殺してこそだよなぁ……」

犠牲者「Ahhhhh! Iiiiwahhhshihhhmaruhhhhh!?」(ざくぶしゃ

湖:「……貴様ァ!」(突っ込んでタックル

ヒャッハー:「ンンンンンン、おおっと。あんた、俺のご同輩かぁ……」

冴島いさみ:「こ……こいつ、魔剣!?」

湖:「一緒にするな。貴様などと」

ヒャッハー:「おいおい、仲良くしようぜぇ?まあ、今は無理だけどよぉぉぉぉ?」

湖:「……手合いではないか。話の通じる。

 冴島。下がっていろ」(竹刀を構え

ヒャッハー:「おいおい、頭硬いなぁ……ま、今度会えたら色々話をしようじゃねーか。後は頼んだぜ?」

(《資産:帰還門》で退場)

GM:……空間を切断して退去、したのですが……  周囲、殺気が取り囲んでますな。

冴島いさみ:「な、何か一杯来た……?」

湖:「……早いものだ。逃げ足だけは。

 離れるなよ。俺の背から」

GM:うむ、しかし周囲を取り囲んだのは……種々様々な、殺気だった魔物たちだったりする。

どうも呟きを聞くに……誰かを追いかけてきた、ようだが。

とりあえず、SA【いさみを守る】を差し上げつつ、ピンチのままシーンを切りますw

 

はめられた、とも言う

ガイウス:つ 楽しい仲間がぽぽぽぽーん>魔物たちの図

GM:下手すると二人の首がぽぽーんw

湖:怖w

ガイウス:魔法の言葉自重w

 

※魔法の言葉:震災直後、頻繁に流れていたACの宣伝で有名になった「魔法の言葉で楽しい仲間がぽぽぽぽーん」という

フレーズ。

  なんとも言えない脱力系音楽と、児童向けと思わせつつ味のある絵が流行の秘訣かもしれない。

  ちなみに、奴らは変形合体してロボットになったりする。

 

 

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