第二幕　巡り会う運命たち　〜The Destinies〜

と言うわけで、数日後……データをロードして再開。

ＧＭ：改めて魔神戦争の小説とコミックスを読み返してみた俺が居た(何)

ユウ：たたりじゃー！？

ガルフ：何かが充填されていっている……ｗ

ＧＭ：……魔神将って良いですよネ！　←魔神将四体をデータ化してました

ガルフ：新たな敵幹部登場！？

ＧＭ：いえ、ボスの取り巻きで１６〜１９Ｌのエネミーですがｗ

ユウ：死ぬわ！？

ガルフ：取り巻きっていうか近衛とか親衛隊じゃないですか、それｗ

ＧＭ：とりあえず、イブリハウゼン（１７）とデラマギドス（１８）ですな。

強力な魔法剣士系と、幻覚使い最上位。

多分単独はそこまで強い物体じゃ無いんですが、まあ四体同時に相手すると１５Ｌパーティが３Ｒ持たずにレヴナント。

ガルフ：普通にやったら単品で十二分にボス級ですがなｗ

ユウ：(ﾑﾘﾑﾘﾑﾘ！？）

ＧＭ：キャンペーンのボスクラスのを四体引きつれて参りましたｗ

まあ原典の英雄さんは、何やらこの物体を１ｖｓ１で倒したりしてましたが(死

ユウ：備品がヒトの皮被って歩いてるような連中と一緒にしないでいただきたい(真顔)

ガルフ：……まああのヒトらもある意味魔人ですしなぁ……

ＧＭ：人の皮どころか、レザーアーマーとただの魔剣でしたが。

プレートアーマーすら着て無いで。

ユウ：ルーデル閣下とかと同レベルの生命力とな(汗）

ＧＭ：最後は「……飽きた」（すぱーん）と首をカットでした。強いんですけどな、イブリハウゼン。

信仰によっては《デス》とか普通に使いますし、古代語と暗黒語（ソーサラー・コンジャラー・プリースト）三系統使いますし。

魔法が得意になったゲルダムさんみたいな感じ

ガルフ：ﾅﾆｿﾉ完璧超人……もとい魔神ｗ

ユウ：つ　完璧魔神(但し裏目属性)

ＧＭ：魔神将だと割とデフォルト能力ですよ、魔法多系統とかはｗ

ガルフ：ただでさえ廃スペックだというのに……ｗ

魔神将（アーク・デーモン）とは、魔神のヒエラルキーで魔神王（デーモン・ロード）の直下に位置する、遭遇し得る最高レベルの魔神の総称。ラクシアでもゲルダム閣下がその存在感を醸しております。

原典となったロードス島伝説では、ゲルダムの他にイブリバウゼン、デラマギドスが登場していますが……３体とも明らかに人間が戦うべき相手じゃない強さを誇っています。三聖具か魂砕き装備した超英雄連れてこい。

　余談ですが、魔神は下位、上位、魔神将で進化前・後のように能力傾向や姿が似通った種類が存在し、ゲルダムの下にはレグラム、イブリバウゼンの下にはギグリブーツ、デラマギドスの下にはマリグドライという魔神がいたりします。(他にも、上位魔神ラグアドログの下にラグナカングなど)

ＧＭ：まあ、ほら。神聖魔法で「ラーリス信者は好きなようにウェポン系使っていいよ」とか言われちゃう魔神たちですからｗ

ガルフ：ｗ

ユウ：あの連中マジ反則だわぁ……ｗ

ＧＭ：人族、蛮族、グラスランナー、ルーンフォークに続く５つめの種族。そんな感じ。

……グラスランナーはグラスランナー族ですよね？　あるいは、魔神と同系亜種

ユウ：……むしろ、うちらの場合「眷属」？　もう何か、その。

ＧＭ：つ「魔族」あるいは「マ族」

ユウ：面倒なのでマ族で

黄色「だが、一つだけ失敗した……　　奴らは神様に敬意を払わな過ぎる！！」

＊仕様です(両方の）

ユウ：敬意を払われるにふさわしい所業をしましょう

ガルフ：魔法の言葉「まあ、黄色だし」ｗ

ＧＭ：神様は敬意を払われないデフォで、種族は種族で「まあ、グラランだし」ですからなｗ

ではボスデータを装填しまして（ごそごそ）……あ、参考までにどれと戦いたいですかね、魔神将。あくまで、参考までに。

ユウ：……どれもごめんこうむりたい！？　強いて言うなら薄いヒトで。

ガルフ：……ピンで戦うんであれば、正統派な肉体系？　魔法系は搦手が怖いので。

ＧＭ：そーすると、やっぱり皆さん大好きなゲルダム将軍閣下ですか（ふむ）

ユウ：まあ、そうなりますよねえ……(死）

ＧＭ：デラマギドス、自動発動で毎ラウンド精神力削って、削りきられると奴隷化しますからなぁ……半径１００ｍくらい。

ガルフ：……あの、何ですかソノ恐ろしい能力ｗ

ＧＭ：町一つ、これの下位の魔神が出ただけで「ここは○○村だよ」になっちゃった事件が実際に。

ユウ：ひぎぃ！？

ＧＭ：まあ、ＳＷ１当時は某Ｍ野氏がＰＬやってたので、奇策で回避されましたがｗ

当時はＭＰの概念が無いので、削りきられる前に自分で開幕ありったけ魔法使って精神力０で気絶、という裏ワザ。

ユウ：うぉぉ

ＧＭ：削られて０以下になると奴隷化ですが、自前で倒れちゃえば平気、とゆー

ガルフ：なんという逆転の発想ｗ

ＧＭ：結構有名ですよ、スイフリーって名前で。検索すると妙な異名とか出て来ますが

……まあ、一番有名な通称は「白いダークエルフ」。

ユウ：あ　い　つ　か　！？

ＧＭ：残念ながら今回はラクシアなので彼は居ませんけどねｗ

ソードワールド・リプレイ、バブリーズ編でのお話である。

フォーセリアを舞台としたリプレイでは、へっぽこーずと並んで有名かもしれない。

ガルフ：ｗｗｗ

ＧＭ：確かノベルズだと、大国の貴族に個人的コネや貸しが有ったり、こっそりと王城陥落させて牢獄破りに成功してたりもしたってか。魔晶石ありったけの金の力アタックで《トンネル》１００連発して、城壁丸ごと貫通させたとか

ガルフ：金こそ力か……ｗ

ＧＭ：店の冒険者一団を雇ったりもしてましたしね、金で。

ガルフ：ｗｗｗ

ユウ：これが鬼畜か……ｗ

ＧＭ：良い冒険者は真似しちゃいけませんヨ？

と言うわけで、良い冒険者は自力で魔神を倒しましょう。Ｄａｙ３終了時点からロード。

Ｄａｙ-４　Ｄａｅｍｏｎ’ｓ　Ｔｕｒｎ

ＧＭ：さて、では早速Ｄａｙ４の魔神ダイスを振りますか。

ＧＭ(ダイス機能)：2D6 = (6+5) = 11

ガルフ：GYAAAAAA!?

ＧＭ：……おや、魔神将様、何処へお出かけですかｗ？

開幕大惨事、魔神将の跳梁跋扈によって人類側の兵力が２Ｄ×１０減少する厳しいイベントである。

ヒャッハー、目障りな人類は消毒だ―！！

ＧＭ：しかし。

騎士団長：「総員、神聖魔法の防御下に入れ！！　波状攻撃で撃退する！！」

ロックオン：「野郎共行くぞォ！」

ＳＥ：ヲォォォォ！(冒険者ｓ)

イル・ティーディア効果３：人類の兵数の減少を３回無効化する

ＧＭ：と言うわけで、無効化されますた（死）

ロックオン：ｵｯｽｵｯｽ

ガルフ：ふう、危なかったぜｗ

ＧＭ：おにょれ、せっかく振って湧いた災厄を……ｗ

ロックオン：行っててよかったイル＝ティーディアｗ

ＧＭ：２Ｄ×１０減るのは、ちょっと痛すぎますからなｗ

ロックオン：では……改めましてこちらのターン。誰から行こうか

ＧＭ：うむ、まず前回までの状態を確認しておきましょうか。

ダーレスブルク　兵力可変（人類）

「知力＋冒険者レベル」

現在達成値合計/最大達成値合計：１３９/５００

効果：達成値＝兵力（最大５００）

現在の判定者：ガルフ

エヴァーグリーン　兵力１００（人類）

「敏捷度+冒険者レベル」

現在達成値合計/最大達成値合計：１０５/３００

効果１：達成値の１/１０、他の勢力全ての兵力を増加

効果２：達成値×２００Ｇのパーティ資産追加

＊効果３：龍の参戦

現在の判定者：エヴァ

イル・ティーディア　兵力２００（人類）

「精神力+プリースト技能レベル」

現在達成値合計/最大達成値合計：１０２/１００+５０

効果１：魔神の戦力を達成値分減少する

効果２：（達成値１００限定）ティダン信者への《ジハド》発動。人類の戦力が+２０％。

＊効果３：人類の兵数の減少を３回無効化する

現在の判定者：ロックオン、フェルディナンド、（メルガノート）

ミストキャッスル　兵力可変（蛮族）

「任意の魔力」or「命中判定」

現在達成値合計/最大達成値合計：８３/５００

効果１：達成値＝兵力（最大５００）

＊但し、人類の兵力合計を超えることはできない

効果２：蛮族勢力全体の１０％分、魔神の勢力を減少。

効果３：秘密。達成値３００から発動。

現在の判定者：ユウ

フェアリーガーデン　兵力：５０

「フェアリーテイマー技能＋知力」

現在達成値合計/最大達成値合計：０/１００

効果１：達成値×１０００Ｇまでのマジックアイテムの供給

現在の判定者：なし

ガルフ：そういやフェアリーガーデンには誰も行ってないんですよな。まあ兵力重視で行けば当然なんですが。

ＧＭ：まあ、あそこは基本的にボーナスステージみたいなもんですからな。あまり大勢に関わらない感じの。

ロックオン：確かに、行っておきたくはあるんだが……現状、ロックオンがイル＝ティーディアから離れられないからなあ

(PC居ないと、あそこ不安だし)

ユウはミストキャッスルからはずせないし、そっち二人も適材適所状態。

イル＝ティーディアが上限に達したらロックオンを動かす感じでどうだろう。メルガ連れて行けば代行してもらえるし。

ガルフ：ではそうしますか。魔神勢力も減りますし、上限あるいは上限ギリまでは現状維持で。

ロックオン：うぃ。

と言うわけで、生き残るために張り切って人類を糾合しましょう。

Ｄａｙ-４　ミストキャッスル（ユウ）

ＧＭ：では、ﾐｽﾄｷｬｯｿｰ……うむ、ここはユウしか頑張れないｗ

ユウ：「しかし、此処は相変わらずですにゃー……をっと、けっとしぃが感染ってしまった」(ぐしぐし）

ＧＭ：オトモアイルー気分で連れ歩きたくなったある日の午後……それはさておきｗ

ユウ：「えー、まじんおー。まじんおーとーばつ隊で青春の汗を流しませんかー。

今なら栄光の第三艦橋勤務がお約束されますよー」

ガルフ：週一で死ねとｗ！？

第三艦橋：『宇宙戦艦ヤマト』劇中で幾度となく被害をこうむった伝説の艦橋。

　施設名からして死亡フラグというブラック職場である。

プトゥート：「第三艦橋とな」

ユウ：「いえす。豪将閣下」

プトゥート：「面白い、敢えて死地に向かうのも、実に我々好みであるッ！！」

ユウ：「上位魔神に魔神将と、此処では出会えないレアモンスターを多数取り揃えております」

部下トロール軍団：「うむ、そろそろ下位魔神の相手も飽きましたな豪将閣下」

ユウ：「いわば、こちらが"血霧の鮮紅"(ブラッディレッド)版で、あちらが"永遠の翠緑(エヴァーグリーン)"版といった感じです。

湖畔の蒼（ルーフェリアブルー）と彷徨の黄色（フリーダムイエロー）はそのうち実装予定です、さー」

ＧＭ：……ﾅﾆｿﾉ懐モンスターｗ　ブルーが一番人気出そうだな……

ユウ：バージョンによって殺れるもんすたぁが違うのですよ

ＧＭ：捕まえない時点で国民的アレとは別ゲーｗ

ラクシアモンスター、各ばーじょん鋭意開発中？

ＧＭ：では、判定どうぞ

ユウ(ダイス機能)：2D6+20 = (5+5)+20 = 30

ユウ：豪将ぱない！

ＧＭ：プトゥートさん配下のトロール精鋭兵団が……ｗ

ユウ：「ぴっぴかちゅー。とゆーわけで次のかた、どぞー」(視点転換）

ガルフ：「（魔神と）やらないか」

プトゥート「俺は（ファイター技能的意味で）ノンケでも喰っちまう豪将だぜ？」

ガルフ：すごく……（武器が）大きいです……

ユウ：……着実に蛮族陣営がカオスになっている件ｗ

ＧＭ：つ「（うちの）改造版プトゥート参戦」

ユウ：これはひどいｗ

ＧＭ：さて、段々と蛮族陣営が怖いことになりつつ……人族もっと頑張れ。カオス的意味で（ｵｲ）

閑話１２　　図書館に潜むもの

　「順調に進んでいるみたいね」

　「おやユディトちゃん、今日のおぱんつ様の色は」

　「紫のラメ入りよ」

　「……逞しくなっちゃってちょっとお姉さん悲しいかな」

　――鮮血城城主、ユディト。その精神は現在進行形で鍛えられつつある。

　脇に控える武装メイドが引きずるは、なにやらボロ雑巾のような元・人類。

　「で、その引きずってる人類だったと思しきサムシングは一体何なのかな」

　「ん。不届きにもうちの城に不法侵入して、本に埋まっていたうらやまけしからん輩よ。ただの懲罰じゃちょっと足りなさそう

だし、浮民として解放するのもなんかヤだから、そっちでこき使っておいてくれないかしら」

　「…………戦場はゴミ捨て場じゃないんだけどなあ……」

　改めてユウは元人類に目を向ける。

　青みがかった銀髪に、死んだ魚のような碧の瞳。

　額の角から見るに、ナイトメアだろうか。

　――だが。その装備はマナリングやフローティングスフィアを筆頭に、マジックアイテムで固められている。

　ミストキャッスルでの物資入手の難しさを考えれば……よほど腕に覚えがなければ、これ程の装備は揃えられないだろう。

　「……こりゃ、拾い物かもしれないかな。うん。ユディトちゃんありがとう。有効活用させてもらうよ」

　「礼はいいわ。その代わり、少しでも役に立ったら、仲介料払いなさいよね」

　「……ほんと逞しくなっちゃって、お姉さん悲しいなあ……」

　ユウたちの足元で、ナイトメアの少女……セラノ＝ルーナ（８３）は、呟く。

　「ぅあー……てぃだん、いつかほろぼす……でもつかれたからまたあした」

　ティダン神が滅亡する日は、まだまだ遠いようであった。

Ｄａｙ-４　ダーレスブルク（ガルフ）

バルクマン：「姫殿下、せめて、せめて後詰めで……ッ！！」

姫将軍：「最前線に立たずして何の「民の盾」かっ！！」（ＨＡ☆ＮＡ★ＳＥ！）

ＧＭ：……そんな背景。

ガルフ：「えーと、取り敢えず今日も冒険者の店を片端から当たってみるか」(見ない振り）

伯爵：「……ふむ、諸外国への通達も行っておきますか。流石に合同派遣には時間が有りませぬが、冒険者たちには伝わるでしょう」（同じく見ない振り）

ガルフ：「助かります、伯爵。ではこちらは足で稼ぐとしましょう」（よっこらせ、と臨戦態勢で出発）

部下：「ルキスラは……まだ動けないでしょうな。先だっての派兵の痛手が大きすぎる上、奪還したブルームへの殖民が

難航しているようです」(背景）

ＧＭ：ルキスラもですが、大陸北部の主だった国家はみんなそうですな。ノベルズで結構ボロボロですし……ダーレスブルクにしても、最盛時に比べればかなり出せる数は少ないですし。

この件について補足。

リプレイwithBRAVE２巻の記述より、ザルツ連合軍は蛮族の拠点を陥落間際まで追い詰めた所で撤退しており、

その過程で有力な蛮族を数名討ち、また人類側の街を奪還することにも成功しているため、遠征そのものは実質的には成功しているようです。

但し、打撃を与えたとはいえルキスラ随一の飛空船が使用不能になるなど、人類側の受けた損害も決して小さくは

無かったようですが。

ガルフ：ふ、だが知力は低いぜ！　ドゥルマイユ補正頼りで判定（ころころ）２７．

ＧＭ：……普通に期待値は出るんですよなぁ……ｗ

ガルフ：期待値、と。まずまずの結果

ＧＭ：あ、これで達成値１５０超えたか……となると、そろそろかな。うむ、次あたり期待で。

ユウ：えーと、次はロックオンかエヴァか……

ガルフ：最大値５００だともう少し人手が欲しいところですなぁ……イル・ティーディアが上限来たらこっちに貰いますか

ロックオン：そーだねー……イル・ティーディアが上限きたら、フェルをダーレスブルグに、ロックオンとメルガをフェアガに振り分けやう。

Ｄａｙ-４　イル＝ティーディア（ロックオン、フェルディナンド、メルガノート）

ＧＭ：＠イル・ティーディア。ここはもう、隠し要素は出てますんで、順当に数を増やしますかｗ

ロックオン：ではこちら。フェルはそのまま、ロックオンはメルガが代行

ＧＭ：うい、ではメルガが２４で……（ころころ）３３、

ロックオン：ガチムチ共和国になりつつある…ｗ

ＧＭ：……グレンダールの神殿が急増される勢い……ｗ　フェルは基礎値１４ですな。そっちでどぞ。

ロックオン：（ころころ）２２。うむ、期待値以上……お、コレで上限かな？

ＧＭ：あ、コンプリートですねｗ

ロックオン：ではですね。ル＝ロウド様からありがたいお言葉が

ＧＭ：うむ？

ル＝ロウド「やあ。がんばっているみたいだね。

　いる＝てぃーでぃあ　は　もう　せいちょうの　げんかい　だよ」（ＤＱＭ風）

ＧＭ：……配合しろとｗ！？

ル＝ロウド「てわけだから、此処はこのくらいにして他所で人集め引き続きがんばるといいんじゃないかな」

ＧＭ：うう、可愛い我が魔神軍が削られておる……

フェル：「……集められるだけの戦力は集まった、ってところか……」

ロックオン：「だな。てこたぁ……次は、コレか」(ごそ、と懐から巾着袋開き→ふむ)

弟子はプレジデントマンと共にフェアリーガーデンに助力を請いに行くべし

　聖騎士のおにーさんは、ダーレスブルグで募兵の手伝いとかアリじゃないかな

　ｂｙユウ(巾着袋の中の紙片)

ＧＭ：……具体的だｗ

ロックオン：「……あの妄言ＣＣＯ、ヒトを便利に使いやがって」

ＧＭ：ああ、この時点で達成値が最大になったんで、「兵力」って書いてある２００が人類側に加算されますので。

ロックオン：ﾋｬｯﾊｰ

ガルフ：あれ、ということは各勢力デフォの兵力は最大値にならないと加算されない？

エヴァーグリーンとかフェアリーガーデンも。

ＧＭ：記載のデフォ兵力はこの戦略フェイズ終了時点、もしくはその場所の達成値満了で加算が入るので、フェイズ中は

達成値が満たない場合加算はされません。

どういう意味が有るかと言うと、要は兵数の合計が一定を超えると起こるイベントも有る、ので、とゆー

ガルフ：ふむ、なるほろ。

ＧＭ：ダーレスブルクとﾐｽﾄｷｬｯｿｰはそういう意味で、確実に兵力が加算される場所でもある。

ロックオン：緻密に作りこまれてますなあ……

ＧＭ：ノートがね、うん。４枚半（死）

ガルフ：作り込み過ぎだｗ

ロックオン：期待に応えるべくがんばりませうｗ

ＧＭ：即死イベントも有りますからな、ごく一部ｗ

と言うわけで、何か物騒なＧＭの呟きを聞き流しつつ気炎を上げてみるＰＣであった。

閑話１３　　サンドリーヌ様の贈り物

　「……お久しぶりです。執事殿」

　「おや、時間通りですな。さすがはギレット殿」

　翼と角を生やした異形の人族に相対するは、背から翼を生やした執事服の好々爺。

　かつて、「明かりの灯る館」において、サンドリーヌに仕えていた老執事である。

　「奥方様と執事殿の計らいとはいえ……よもや、魔神との戦争に参加することとなるとは」

　「ほっほっほ。彼らには、御館様達の離脱を手引きしていただいた恩がありますからな。この辺りでご恩返しをしておくのも

悪くはありますまい」

　かつて、ユウたちの手引きでミストキャッスルを脱出したラミア、サンドリーヌ。

　異形の人族……ギレットは、サンドリーヌと共にミストキャッスルを脱出した人族の奴隷である。

　その背に煌くは、１２本のディフェンダー。

　敵の弱点を見抜く眼力と、別々の属性を付与された剣――彼が霧の街を生き抜いた証。

　――その能力を持ってすれば、魔神戦争においても……あらゆる魔神を斬り伏せる、戦場の鬼神となることだろう。

　その腕を見込んで、執事が呼び寄せ……此処に至る。

　「確かに、奥方様達の幸せな生活……今更、魔神ども風情に壊させるわけにもいくまい」

　「そうでしょうとも。では……久々に、ガルフ殿やユウさんに、ご挨拶に参りましょうか」

Ｄａｙ-４　エヴァーグリーン（エヴァ）

ＧＭ：さて、ではエヴァーグリーン……

アーリィ：「ふぁいあー！！」（儀式維持中）

エヴァ：「頑張ってるなぁ……さて、俺も仕事仕事っと。」

ではサクっと判定を（ころころ）２２、と。

ＧＭ：ここも上限値高いですからなぁ……まあ、加算されてもうすぐ１５０ってところですな。

閑話１４　　対話篇２

　「…………だからって、何であの蛮族とお父様が仲よさそうなのよ……ッ！」

　エンキ＝フォルストの実娘、ディーナ＝フォルスト（１４）は物影から恨めしげにその光景を見ていた。

　ナイトメアの父に対して父娘を超えて異性としての愛情を抱く少女である……が。

　その恋路は振って湧いたロウルセンスヴァインによって危機を迎えていた（主観）。

――傍から見ると危機どころかそもそも浮いた光景ですらないように思えるが。

恋する乙女はライヴァル（仮）の気配に過敏なのである。アレルギー並みに。

　「このままじゃ、《レベレイション》でお父様にプロポーズする私の遠大な計画が……！」

「……あー、その件なんだけどね」

　不意にちょこちょこ、と寄って来た黄衣の少女にディーナがいぶかしげな視線を向けた瞬間。

　世界が静止し、色褪せる。

　「え……なに、これ」

　「ワーディングだか狩場展開だかアレナ展開だか結界だか……まあ、呼び方は置いておいてだね。ちょっとボクとキミの空間と時間だけを切り取らせてもらったよん」

　「幻術？　……さては貴女も蛮族！？」

　「……うん、少しは神の話を聞こうね、いかんともしがたいファザコンな一信徒」

　ころころと喜怒哀楽に変わっていた黄衣の少女の表情が、不意に消え失せる。

　其れは人間味を全く感じさせない、神託の如き超常の絶対零度。

　「な、何故其れを…………まさか。　まさか、ル＝ロウド様？」

　「そうよ、そぉのまさかよ！」

　一瞬で無表情は崩壊していた。それにしてもこの神、ドヤ顔でノリノリである。

　「……さておき、話を戻してだね。この前の神託に何か誤解が生じてるみたいだから、御父君の勧誘にかこつけて直接来たんだけど」

　「ご、誤解？」

　「うん。分かってると思うけど、ル＝ロウドは禁忌を破ることを奨励しないよ。教義上、禁忌に囚われる余地は少ないってだけ。ル＝ロウドに改宗すれば、父娘……まあ、特殊な関係が是認されるってわけじゃあないんだよ」

　別に止めようとも思わないけどね、と呟くその極低音の声は、星々の間に吹く風であった。

　ル＝ロウドの信仰は教義からしてフリーダムかつ寛容なことで有名であるが、あくまで「教義上、禁忌による拘束があまり無い」のであって、「信仰しているから禁忌を破ってもいい」とか「禁忌を破ることを推奨している」わけではない。

　むしろ。欲望のままに禁忌を破ることを推奨しているのはラーリス神であろう。汝の為したい汝を信じろ。

　「そ、それは……」

　「カミサマ逃げ場にするのは、まあ全然ウェルカムとゆーかむしろボクら神格の本来の機能だからしょうがないけど。教義の曲解、ダメ、ゼッタイ。不満があるなら、経験点払い直して他所様に改宗しようね。来る者は拒まないし、そこまでして去るなら追わないから」

　がくり、と項垂れるディーナの肩を、ル＝ロウドはぽむぽむ、と叩く。

　「本尊って身だと迂闊なことは言えないんだけどね。禁忌を破るなら、自分の意思に基づく選択として破るんだね。

自分の恋慕まで、信仰のせいにしちゃったら、人生つまらないでしょ？」

　風来神ル＝ロウド。その神性は……奨励せず、束縛せず。

　徹頭徹尾、信徒の意思に任せるのが、その教義。

　ある種、全ての神格の中で一番信徒を信頼した教義ではあるが、その分。

　全ての神格の中で最も信徒を突き放した教義でもあるのだ。

　――なお、ディーナの恋心が成就したのかは……また、別の機会に譲るとしよう。

と言うわけで、現在の各ポイントの達成値を確認してみる。

達成値　 　　      合計　　1R       2R        3R        4R

ダーレスブルグ             166      47        64        28        27

エヴァーグリーン           127      21        26        58        22

イル・ティーディア           150                  51        50        55

ミストキャッスル 111      24        30        27        30

ロックオン：そしてフェアリーガーデンはまだ０、と。

ＧＭ：すでに合計が５００超えたか……

ロックオン：あ、待てよ？　ここでロックオンとメルガはユウの支援に行くのもアリか。メルガが代行すれば補正はいるし

ＧＭ：つ「力押し加算」

エヴァ：そういや、エヴァーグリーンの他勢力への兵力ボーナスはどのタイミングですかね？

　１回毎なのか、戦略フェイズ終了時なのか。

ＧＭ：ああ、終了時に最終的な数値が増加します。

エヴァ：ふみ、りょかい。（背後でエクセルに経過を記録中）

ロックオン：んー……(唸り中)

ＧＭ：ジハドの補正やミスキャの蛮族による削減効果も最終加算なので、今はひたすら積み上げるだけでおｋですがｗ

ロックオン：ミスキャにロックオン・メルガをまわしてみますか。

ＧＭ：を、三人来ますか。

ロックオン：メルガの固定値なら、フェアガはラス３Ｒあれば十分と踏みました。

ＧＭ：……と言うより、気付きません？

　実は、フェアリーテイマー技能持ってる人メルガだけですよね。

ロックオン：……あ

ＧＭ：よりによってこのｶﾞﾁﾑﾁが妖精使い。美しくない（死

エヴァ：そうなんですよねぇ……なので放置でもいいかなとか思ってたり。

ロックオン：余力があれば、かな。隠しありそうだし

ＧＭ：ﾝﾌﾌﾌﾌﾌﾊﾊﾊﾊﾊ

と言うわけで、イル＝ティーディアの判定が一段落したので、再配置。

ＰＣの所在は以下のように。

ミストキャッスル　：ユウ・ロックオン・メルガ

ダーレスブルグ　　：ガルフ・フェル

イル＝ティーディア：済

エヴァーグリーン　：エヴァ

フェアリーガーデン：無し

ＧＭ：さて、ではミストキャッスル。援軍が増えました。

メルガノート：「よお、着々と増えてんな」

ユウ：「お、どもども。街宣活動はじゅんちょーですよー」

メルガノート：「うし、そんじゃ力づくの方は俺らでやるか」（ぺきぽき）

ロックオン：「援護は任せてもらうか」(抜刀)

ユウ：「あー、特に弟子。あんま暴れすぎないよーにね？」

ＧＭ：れっつ蛮族狩り。暴力言語専門家降臨（ﾏﾃ）

エヴァ：鬼や……ｗ

ユウ：あ、そいえば。まだ魔神振ってないような(異動前

ＧＭ：おっと、危ういｗ　しかも５Ｒ目なので、イベント挟むの忘れてました。

Ｄａｙ-５　Ｐｒｏｇｒａｍｅｄ　Ｉｖｅｎｔ

ザバール：「（ぼぇぇぇぇ）おーい、聞こえる？」

ユウ：「をよ？」

ザバール：「こちら前線基地、ザバールの天幕出張所……良くない知らせだよ」

ＧＭ：ＰＣ全員に同時通信だと思いましょう。

ザバール：「魔神王の結界が綻びてるね。御大、そろそろ寝がえりに飽きたみたいで」

ユウ：「あちゃぁ。あちらさんも動きましたか……」

エヴァ：「そりゃあ座して待っていてくれるはずもねえが……」

ザバール：「で、だね。もう一つよろしくないお知らせが有ってね。魔神王の書の解読を進めてるんだけど、魔神王の能力に

関する項目が一つ読みとけたんだよね」

ユウ：「をや、それはいい知らせ……じゃないんですよね、やっぱ(汗)」

ザバール：「絶望感が深まるだけって感じだよ、これは。何この邪神ﾓﾄﾞｷ」

《魔法拡大/スケール》

→魔法の規模を１段階上昇させる。

ＭＰ消費及び所要時間を１０倍とし、単体への魔法は場面規模へ、場面規模の魔法は国家規模へ拡大される。

＊数値効果上は同じものとするが、演出的にのみ使用。

ガルフ：「……魔神王って呼称も伊達じゃねえってことか……」

ユウ：「あっはっは……嘘だと言ってよバニー」

ザバール：「誰がバニーか（どげし）」

ユウ：「(ぎゃうん)」

ザバール：「ともかく。結界はあと一週間ばかりで効果が落ちると予測されている。どんなに頑張っても２週間で破れ始める

から、心しておいてよね」

ＧＭ：具体的には５日目（なう）、１０日目、１５日目のイベントがそれ関連ですが……今回はイベント効果として、魔神のダイスを二回振るのです。そぉい！

ＧＭ(ダイス機能)：2D6 = (6+6) = 12　　←Ｗａｒｎｉｎｇ！！

ＧＭ(ダイス機能)：2D6 = (2+1) = 3

ここ一番でしっかり大惨事を招いてみるＧＭダイスであった。

言うと招くが言わなくても勝手に混沌がやってくる、それが虚穂ｸｫﾘﾃｨ。

ＧＭ：……おや、出た（死）

エヴァ：……ちょまｗ！？

ＧＭ：さあ、行動を諦めて打ち消すんだッ！！

エヴァ：ぐぅ、致し方ない……第五ラウンドは強制終了かッ……

ＧＭ：結界の補強でもう一回寝て貰いました、と。……ちぇｗ

ユウ：「をうち。これはいけない」

メルガノート：「ふぅ、危うく世界が滅ぶ気がしたぜ」

ＧＭ：出目３はまだなにも無し、と。……うむ、いい具合に冷汗かかせたかｗ

ロックオン：「もう一回が来たら……今度は耐え切れない、か」

メルガノート：「……つか、ヤバいなこの中身。改めて近づくと良く解る」

ロックオン：「だが、殺るしかねぇんだよな……俺達が生き抜くためにも」

ＧＭ：……む、もしやこれでＧＭが６ゾロ振り続ければ、完　封　も夢じゃない？（ｵｲ

ロックオン：いやいやいやｗ

エヴァ：完封してどうするｗ

ロックオン：言うと招きますからｗ

ＧＭ：……（ＧＭ祈願中）

エヴァ：けどこっちも既に２回６ゾロ振ってるからなぁ……無いとは言い切れないｗ

ロックオン：いあいあ　はすたあ　はすたあ……

ダイス様の脅威をまざまざと焼きつけつつ、Ｄａｙ-６の開始となりますが……その前に。

閑話１５　　百億の絶望と、千億の希望

　ユウたちの帰還から５日目。魔神の大攻勢により、イル＝ティーディア周辺は大混乱に陥っていた。

　――未だイル＝ティーディアにたどり着いた冒険者はそう多くなく。

　指揮系統も判然としない中で、多くの者が傷つき、倒れていった。

　そして……無防備となってしまった宿場町に魔神たちが迫る。

　コラプト・ドッペルゲンガー率いる、総勢１００体以上の大部隊。

「さあ絶望せよ人族ども！　そして魔神王の威光に平伏すのだ！」

　だが。絶望がある所に、また希望も存する。

　「……俺が、最後の希望だ」

　“Shot-gun strike！”

散弾が閃き、瞬く間に前衛のスポーン部隊とアザービースト部隊……計３０体以上が薙ぎ払われる。

　「……なん、だと……？」

　コラプト・ドッペルゲンガーの視線の先。

　悠然と魔神部隊に向けて歩みを進めるは、ただ一人のナイトメア。

　分厚いコートをはためかせ、二挺拳銃のみを手にした……生粋のガンナー。

　「ええい、何をしている！　包囲陣形からの一斉射で仕留めろ！」

　コラプト・ドッペルゲンガーの号令一下。

　魔神が、アンデッドが、魔動機械が。

一斉に、たった一人の脆弱なナイトメアに向けて砲撃を始める。

　しかし――７０もの魔法・火閃のことごとくはかすりもせず、ナイトメアの歩みを止めることは出来ない。

　部隊を率いるコラプト・ドッぺルゲンガーの驚愕に追い討ちをかけるように、掃射は続く。

　“Ballet storm！”

　電子音声と共に、二挺拳銃から放たれた魔力を帯びた弾丸が精密に戦場を蹂躙する。

　二射目で魔動機械とアンデッドが。

　三・四射目でラグアドログ等の上位魔神が。

　――初めからそうであったかの如くマナに還されていく。

　「何たる強さ……ッ！　だが、これで弾切れ！　補充前に接近戦で仕留めてくれる！」

　コラプト・ドッペルゲンガーが爪を閃かせ、地を蹴ると同時。

　「――いつから、弾が切れたら終わりだと錯覚していた？」

　“Repeat action Set！　ChoYiNE！”

　ナイトメアが撃ちつくした銃を棄て、コートの下から新しい二挺拳銃を引き抜くと同時。

　その姿がマギスフィアによってトレースされ……

　「な……ッ！？」

　「「さあ、ショウタイムだ」」

　“Twin genocide strike！　Saikooooo！”

　暴力的なまでの火力が、閃光と共に魔神を引き裂き、そのかりそめの身体を無に還す。

　百億の絶望を与えるものが居るならば、千億の希望をその銃弾に込める。

　人は彼を、畏敬を込めて呼ぶのだ――“千の射手”、サウザンドと！

Ｄａｙ-６　Ｄａｅｍｏｎ‘ｓ　Ｔｕｒｎ

ＧＭ：では、６Ｒ目……唸れＧＭダイス！！（ころころ）出目８、ち、普通に増えただけかｗ

ロックオン：ふぅ…(汗)

ＧＭ：（ころころ）魔神+３０、と。大したこと無かった。

そうそう大惨事ばっかり起こされると、シナリオとかＰＬの精神とかが大変ですしね。

Ｄａｙ-６　ミストキャッスル（ユウ、ロックオン、メルガノート）

ＧＭ：では、改めてミストキャッスルとかへ。

ユウ：「まさに"這い出るランド英雄譚"……」

ＧＭ：盗賊騎士ﾏﾀﾞｰｗ

ユウ：「気を取り直して。あたしは街宣活動にいそしむんでプレジさんと弟子は人集めシクヨロ(ﾋﾞｯ)」

メルガノート：「おう、人狩りだな？」

ユウ：「略してマンハンです」

ロックオン「略すなよ！？」

メルガノート：「（武器をサイスに変えて）　戦（や）れる子はいねーがー」

ユウ：では振りますか（ころころ……出目１１で達成値３１）

エヴァ：ユウの出目がさっきから凄いｗ

ＧＭ：そっち凄いなｗ　と言うわけで、プレジがロックオン代行で（ころころ）４２、と。

ユウ：何か憑いてるなあｗ　これでえーと……蛮族様７３、人族１５御案内、と

ＧＭ：……蛮族ばっかり集まるのは、ｶﾞﾁﾑﾁ補正か、やっぱり……ｗ

うちの仕様です。

ロックオン：「しかし、やっぱり真っ当に神官してなかったのか……」(ネルと話して)

ユウ：「じゃかましいバカ弟子め」

メルガノート：「……ル＝ロウドだぞ？」（ぽむ）

ロックオン：「ル＝ロウドだからな」(納得)

ＧＭ：身も蓋も無いｗ

身も蓋も無いがただの真理である。異論も無い。

閑話１６　　　狂犬、出撃

　――血染めの壁

その日の壁は赤茶けた痕跡の上に、見慣れない濁った二色の血を新たに厚塗りされていた。

 　最近とみに増加しているはぐれ魔神と蛮族の小競り合い……或いは殺し合いに、２名の人族が突如乱入し、自分たち以外の全てを蹂躙し始めたためである。

　「ぎゃーっはっはっは！　こいつぁ命乞いってやつか？　聞けねぇよなぁそんなのよぉ！　　逃げる奴は皆殺しだ！

　逃げない奴らは敬意を表して皆殺しだ！　ひゃっはぁぁぁぁ！」

　片や……真語、操霊、妖精、神聖――全系統の魔法を自在に使いこなし、単独で一軍を灰燼に帰せしめる魔法の天才。

　「……全く、ルゥは相変わらず血の気が多い……っと。頭はきちんと握り潰しておかないとね。無駄口を利かれたらたまったもんじゃない」

　片や、拳のみで魔神も蛮族も平等に叩き伏せる、インファイトの天才。

　魔術狂犬、ルゥ＝ガルゥ。

　翠緑の拳舞、ディルフラウ＝スカイラーク

　その蛮族以上に好戦的かつ凶暴な性格と、世紀末も真っ青の非人道な所業から、公式には人族の組織の助力を受けられてはいないが。

 　ただ単純かつ凶悪なまでの戦闘能力により、蛮族に睨まれ人族に疎まれながらも――着実に、霧の街で一廉の地位を築きつつあった。

  　「力こそ全て」「強者こそ正義」というその態度こそ、最もプリミティブなイグニスの教えであり、蛮族のルールであるが故に。

　程なくして……壁から魔神も蛮族も絶え、静寂に包まれる。

　魔神と蛮族の代わりに、静寂を踏み拉いて筋肉質の男が訪れるまでは

 「おぉ、派手にやってんなぁ……噂以上で大いに結構」

「あ？　あンだてめェ」

「あぁ、なに。名乗るのもアレだが、通りすがりの……」

　筋肉質の男は、仮面を被り、宣言する。

「魔　　王　　だ」

目には目を、歯には歯を、言葉には言葉を、暴力には暴力を以て語るべし。

その日、血染めの壁は建造以来の破壊的ＯＨＡＮＡＳＨＩ-ＡＩの激突に晒されることとなった。

数十分後。

　魔王ゼロガノートにより、新たな戦力が確保されることとなったことは、此処に記すまでもないだろう。

Ｄａｙ-６　ダーレスブルク（ガルフ、フェルディナンド）

ＧＭ：さて、では一番まともと噂のダーレスブルク（何

フェル：「……凄いな。やはり先進国は装備からして違う」(目を輝かせ)

　（フェルがユウのPLにジャックインされました）

ガルフ：こっちもせこせことドサ回りを続けております。

「まあここは最前線だからな。必要があればこその発展だ」

姫将軍：「ザイアの加護は我らにありぃぃぃ！！」

バルクマン：「お待ちくだされ、姫様ぁぁぁ！？」

フェル：「……凄いな。さすが最前線だ(ＳＡＮ値ギリギリ的な意味で)」（くーるだうん）

ＧＭ：うむ、しかしフェルとガルフを揃えてしまいましたね？

ロックオン：しかもジハドなう……ｗ

ガルフ：……む、この二人にどんな共通点が……あ、ティダン信徒。

ロックオン：コンボ発生とな。

ティダン：「ふむ、そろそろ私の出番のようだな」

ＧＭ：……と、声が聞こえたりする信徒ｓ。

ロックオン：あ、先生。どうせなら

ティダン様「ここからは……私のターンだ」

ＧＭ：イル・ティーディアかダーレスブルクで二人揃えると、「ティダン神の託宣」とゆーイベントが起きまして。

ガルフ：……る＝ろーどがミスキャで託宣くれないのは黄色だからかｗ

ロックオン：のんのん。あいつは神託電波垂れ流してるから

(神託の価値が)　安い！　安さが爆発しすぎてる！

ＧＭ：……神託なのか電波なのかはっきりしとけ、痔ゃ神……ｗ

さておき、効果としてはですね。ダーレスブルク南北を中心に大陸全域のティダン神殿近辺で託宣が発生しまして。

以後、人族の戦力増加に関わる判定全てに+２補正が入ります。

常時、かつ判定者全員。民兵が急に増えたりもしますが、それは背景の話。

ダーレスブルク　特殊補正２

条件：ガルフ、フェルディナンドが判定者として配置される

補正効果：「ティダンの託宣」発生。ＰＣが行う各拠点での戦力判定を以後常に+２する。

このイベントはイル＝ティーディアでも発生させる事が出来る。

ガルフ：おぉ、戦力増加に関わる、ということはエヴァーグリーンも含めてですか

ＧＭ：ええ、まあセッション中の、ユウに限ってはミストキャッスルでも、とゆーことに。他のＰＣはミスキャだと意味が無い

ロックオン：なるほど。

ＧＭ：……何せほら、ミスキャでティダンの神託受けて来る人って、数が微妙そうですし。基本、蛮族の街だし。

ロックオン：神殿は廃墟ｗ

ガルフ：挙句アンデッドや魔神が住み着く始末……

ロックオン：(ふと)　成仏(仮称)したあのゴーストとか、迷い出てきたら面白いですな。

ＧＭ：どーでしょ、あの人…というかピラトトさんって確か知識神の信徒ですしｗ

ロックオン：無念。

ガルフ：さて、では新たな補正も入って固定値２２で判定ー

ガルフ(ダイス機能)：2D6+22 = (6+4)+22 = 32

ガルフ：うし、神の加護がｗ

ＧＭ：フェルは１４+２+５で……をう、実は同じくらいかｗ

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+21 = (4+6)+21 = 31

ＧＭ：……神様マヂでここに居るｗ

ガルフ：ティダンの庇護下にあって我らは無敵となった！

ロックオン：加護来てるわぁ……ｗ

相も変わらず、ティダン神の加護は手厚い上に揺るぎないようです。

閑話１７　　とある宿屋の再生案件

　「ぉら、貸した金返せやぁっ！」

　「今日という今日はにがさねぇぞ！　この店全部差押えじゃぁ！」

「待ちな、俺らも貸してるんだ……抜け駆けは容赦しねぇぞ！」

　「男は解体して女は沈めんかい！」

　――宿屋「命懸の拳舞亭」

　かつて【殴乱舞踏】の異名を誇った冒険者、エー・ディンの作った冒険者の宿は……

　現在進行形で絶賛経営の危機に瀕していた。

　宿のカウンター下で震える青年が、かつて【殴乱舞踏】として蛮族や魔物を殴り倒していた冒険者と同一人物であるなど……誰が信じられよう。

　「ど、どうしてこうなった……」

　「え、えっと。も、もうすぐ寒くなるかなーって、毛皮のコートをちょっとローンで」

　「今回もお前のせいかマナフールゥゥゥゥゥ！？」

　脇で震えるナイトメアの少女……マナフール＝バジリッタ。

貴族の娘として何不自由ない生活を送ってきた彼女は、従来の生活レベルの高さと、生来のトラブルメーカー体質も相俟って、「命懸の拳舞亭」の経営を盛大に圧迫していた。

借金取り達の罵声は熾烈を極めたが――不意に、外の喧騒が止む。

おそるおそるカウンター越しに外を覗いたエー・ディンの視界に映るは、一人のタビット。

　「あんたは……？」

　「やあ、僕はザバール」

　「ザバール……あの、ザバール商会の？」

　「うん。キミの噂は聞いているよ、【殴乱舞踏】エー･ディン。

僕と契約して、魔神戦争に参加してほしいんだ。

生き残った暁には、キミの借金は全部帳消しになるだろう」

　今ここに、全ての借金を棒引きにするための……ラクシア史上稀に見る一発逆転劇が、始まる。

ＧＭ：さて、では続々とマヂで人が集まりつつ……その頃エヴァーグリーンでは。

Ｄａｙ-６　エヴァーグリーン（エヴァ）

エヴァ：ではエヴァーグリーンにて雑用開始ー。

エオニス：「（トトロやってる神様が）」

エヴァ(ダイス機能)：2D6+19 = (1+1)+19 = 21

エヴァ：変転で(即断)

ユウ：をを！？

ＧＭ：６ゾロになるか……ｗ

エヴァ：ピンチはチャンス！　《運命変転》アリガトウ。

ＧＭ：そして達成値６２となｗ

ユウ：３１が２倍……一気に溜めましたな。

エヴァ：まあエヴァーグリーンだと直接人員は増えませんがなー。お金は着々と。

ＧＭ：うむ、後が楽になる支援物資。縁の下大事。

と言うわけで、かなり好調にＤａｙ６終了しつつ。

閑話１８　　憧れの人

　悪事千里を走る、好事門を出でずと言うが……時には真逆のことも起きる。

　それを、ガイ＝モーソリアムと“海風”のトホテルは実感していた。

　「近くで修行していたんですが、ユウ様が声をかけていらっしゃるというので居ても立っても居られず……」

　ガイの眼前で不詳の娘を褒めちぎり続けるル＝ロウド神官。この近くで修行していたエルフの女性でミリア＝スフィルナと言うそうだが……一体何処をどうすれば、あの不肖の娘をここまで褒めちぎることができるのか。

　「最早これは……一種の技術だねぇ、ガイ」

　「洗練……いや、洗脳されてすら居る、か」

　なお、ロウルセンスヴァインとザバールは共に開始数分で腹筋を破壊され、早々に離脱していた。

　「……ですから、ゼロ仮面は強壮で素晴らしい信仰のシンボルだと、わたしは思うのです！」

　「……すまないトホテル。こういうときにどういう顔をしたらいいのか分からないのだが」

　「笑えばいいんじゃないかな」

イル＝ティーディア近郊　風の旅団出張所。

　その日も筋トレと笑いが絶えることのない愉快な場であった。

Ｄａｙ-７　Ｄａｅｍｏｎ‘ｓ　Ｔｕｒｎ

ＧＭ：さて、７ラウンド目。魔神どんどんこーい。

ＧＭ(ダイス機能)：2D6 = (1+5) = 6

ＧＭ：来たーーーっ！！魔神キターッ！！

エヴァ：６は確か……

ＧＭ：うん、襲撃イベントｗ　お待たせしましたッ！！

ユウ：ひぃぃぃ！？　ど、何処だ……何処に来る！？

ＧＭ：えーと、ダイス様にお伺い立てますが、こんな感じです。

１：ダーレスブルク

２・３：イル・ティーディア

４：ミスキャ

５：エヴァーグリーン

６：フェアリーガーデン

ＧＭ：ですね。

エヴァ：フェアリーガーデンに突っ込んでテュポーン相手にあぼんですね分かります

ＧＭ：ところがどっこい、人が居ない所は、自動的に敗北扱いで２回魔神イベントダイスを振ることになるのです。

ユウ：お、おにょれ……　４来い、４来いッ！

ＧＭ：さて、では誰が降りますｗ？

ガルフ：……では敢えてこちらが。太陽神の御下に！

ガルフ(ダイス機能)：1D6 = 1 = 1

ガルフ：……ホントにこっち来ちゃったよｗ

ユウ：太陽神は仰せになった。汝に試練あれ。

ＧＭ：む、しかしダーレスブルクにはガルフとフェルが居るか。

ユウ：ミスキャだったらプレジとユウでフクロだったのに……

ガルフ：こっちだと二人でギリ勝てるかどうか……

ＧＭ：では、さらに登場エネミーの強さを決める１Ｄどうぞｗ

ガルフ：……最弱が出てくれることを祈ってｗ

ガルフ(ダイス機能)：1D6 = 5 = 5

神は、言っている。

試練故手抜き無し、と。

ユウ：ムリじゃね！？

ガルフ：うひぃ！？

ＧＭ：えーと、出目５はレベル帯が１４〜だから、まあこのくらいか。

ユウ：ちょ　っと　まて……これは２人だと死にそうなフラグ……ｗ

ガルフ：しかも二人とも前のめり構成……

ＧＭ：うむ、魔神ドレッドバールが沸きました(笑顔)

さらっと出しているが、しっかり上位魔神の登場です。

レベルは１４、ワニの鼻先から人型の部位が生えているという、全長１０ｍに身長が５ｍほどの大型３部位魔神。

リプレイＵＳＡでは名前が出ただけで「出てきたら街が滅ぶわ」とのこと。

氷雪のブレス、強化魔力撃による打撃、神聖魔法、テイルスイングによる薙ぎ払い、ＨＰ再生など、ガチンコの勝負では多芸かつかなりの強さを誇ります。また姿が示すように水中行動が得意で、万が一にも対策なしで水中での戦いとなった場合、かなり厳しい戦闘を強いられるでしょう。

ＧＭ：街をかけずり回っていると、水路からざばーんと巨大なワニと言うかワニ人というか、そんなバケモノが。

ガルフ：っていうか。セージ居ない（死）

ユウ：つ　バアルのようなもの

ガルフ：まあ何とかなるでしょう。ええ、死にそうですが

ＧＭ：……バァルに倣って蝿の王でも出しますｗ？

ユウ：魔王ヤメテ！？　さて、こっちはどうしましょうかね。

ＧＭ：ああ、フェルを使ってみてください、結構強いですよ（データ送り）

ガルフ：神官戦士２名か……回復は足りる。カースレベリオンもあるよ！

ＧＭ：……それは魔神としてはかなりヤだなｗ

ガルフ：ところでＧＭ。こっち、ダイナストはまだ持っていないという扱いですかね？

ＧＭ：ああ、まだ貰うイベント起こしてませんでしたからな。もう少し判定進むと手に入る予定です。

ガルフ：うぃ、りょかい。

と言うわけで、突如町中に出現した上位魔神を迎撃する２名。

ティダンの威光は、上位魔神を撃ち払うことが出来るのか……？

ＧＭ：こっちの先制は２１ですな。部位数は３でござい。

フェル：「……つまりこういうことか。今日は貴公と俺で、"二人で一人の神官戦士"ということだな」

ガルフ：「……お前、何か乗り移ってないか？　毒されすぎだ」

フェル：「……言動は気にするな」

気にしろ。正気に戻れ、一行の良識担当。

魔神：「我らが王に盾突く愚かな人間どもが……！！」

ＧＭ：……あ、誰か魔神語解る人。

ガルフ：Non！

フェル：ユウが居ればわかりました(マジ)

魔神：「しぎゃろす（何か申しておるようです）」

ガルフ：「交易共通語を話せっ！」

魔神：「しゃぎゃー（りろんはしってる！　はつおんできない！）」

傍から見ると壮絶に間抜けな光景であるが、いたしかたなし。

ＧＭ：と言うわけで、コミュニケーション力が圧倒的に不足した戦闘でございます。スカウト、先制どうぞｗ

ガルフ：先制は１４。期待値振れば先行可能（ころころ……出目５）

フェル：ぬぅ……

ＧＭ：ﾝﾌﾌﾌﾌﾌﾊﾊﾊﾊ

ガルフ：……先生。戦闘での変転は戦略フェイズの１回に含まれるのでせうか。

ＧＭ：含む、とします。魔法その他の消費を無視してる分、そのリソースは管理厳しめで。

ガルフ：では先行は譲りますか。1ラウンド耐え凌げばなんとかなる……フェルはファスト無いですしな。

フェル：だな。あと……《ジハド》はさすがに効力外ですよな。

ＧＭ：流石にｗ　本来は戦争始まってからの発動ですからね。

フェル：了解。まあ、１４Ｌ一体なら、３部位とはいえ何とかなるか？

ＧＭ：ふっふっふ、13Ｌのラーリス神聖魔法舐めちゃいけませんよｗ？　距離5ｍ、上半身は魔法詠唱……《コールデーモン》。

ガルフ：え“

ＧＭ：フォルゴーンをそちらの目の前に召喚します。

魔神：「（俺のターン！　ドロー、モンスターカード！）」

フェル：ＧＹＡＡＡ！？

ガルフ：うげ、増えた！？　しかも足止め喰らった！？

ＧＭ：このラウンドは動きませんけどねｗ　ＭＰ２０消費、と。

フェル：……てことは、こっちはフォル落とした上じゃないと動けない、か……

ＧＭ：で、前半身は……ブレス吐くのも良いが、まずはずりずり３ｍ移動して後退。後ろ半身も射程外なので行動終了。

ガルフ：「ち、厄介だな……」

フェル：「(ふしゅるるるる)」　　←ジハドの後遺症(何)で何かのスイッチが入ったらしい

フォルゴン：「（ども、お邪魔してます）」

ガルフ：「……フェル。単独でどの程度耐えられる？」←《影走り》で特攻可

フェル：「別に、倒してしまってもかまわんのだろう？」

ＧＭ：まあ、実際結構スペック高いですけどね、フェル。

ガルフ：「いいだろう、ここは任せた。死ぬなよ……！」

こちらはドレッドバールに接近します。このまま遠距離で召喚されつつ攻められたらジリ貧だ。

ＧＭ：ち、寄って来たか……ｗ

フェル：ふむ、そのまま薙ぎ払いをぶち込むと。

ガルフ：補助動作で【ビートルスキン】【メディテーション】【キャッツアイ】【デーモンフィンガー】【マッスルベアー】【ジャイアントアーム】を使用。更に《ポーションマスター》でラス１のアンチマジックポーションも。

……折角金入ったんだから補充しておけば良かったッ！！

ＧＭ：ひぃぃぃ、欠片入り連れてくれば良かったか、これｗ

ガルフ：そして《バトルマスター》《魔力撃》《薙ぎ払い》で攻撃。ドレッドバールって攻撃不可とか持ってませんか？

（一応敵データは見ないようにしている）

ＧＭ：いえ、こいつは全部位が的です。割と巨大な物体のくせにｗ

ガルフ：よし、では【クリティカルレイ】をＳランクで使用して攻撃。

命中はデフォルトの１７に錬技で＋３、薙ぎ払いで−２されて１８。……むぅ、当たるかな？

ＧＭ：こっちの回避は低いのですよ、と言うかそっちが高すぎるとも言うがｗ

ドレッドバール：「（おのれ、体長は有るのに背の高さが足りないッ！！）」

ガルフ：（ころころ）２３、ちょっと危ないかも？

ＧＭ：……む、出目が狂乱すれば何とか？

ところがどっこい、回避達成値は２２、１７、２２に留まって全部位命中。

一部位くらい避けてくれればよかった物を、とＧＭ歯噛みしつつ。

ガルフ：（安堵）

ＧＭ：あ、ダメだこりゃｗ　頑張れ高位魔神、あと３体フォルゴーン呼ぶまではｗ

フェル：そんなに呼ばれたら死ぬわｗｗｗｗ

ガルフ：物量作戦マジ自重ｗ　ともかくダメージは……デフォが２１，魔力撃で＋１０、連技で＋４、カースレベリオンで＋３。

固定値で３８スタートで、出目を＋４。

ＧＭ：いきなり尻尾切れそうな気がしたｗ

ガルフ：（ころころ……出目３）あ、ひでえｗ

ＧＭ：（せーふせーふ）

ガルフ：４７点物理ダメージ。期待値でクリティカルするはずが……Sランクはもうあと１枚しか残ってないというのに！？

ＧＭ：こっちは３１、３２、３３と通して……うん、まだ大丈夫。でもそれ出目３のダメージじゃないと思うんだ。

フェル：さて、じゃあ続いて《ジハド》後遺症で「バーサークなう」なこっちか……

フォルゴン：「（おやっさん。この人目が血走って怖いんですけど）」

フェル：「(すぅ)……その首、置いていけェェェェッ！」

足元で《フォース・エクスプロージョン》起爆、爆風に乗って切りかかる伝統的爆裂剣を《マルチアクション》で。

ＧＭ：……エクスプロージョン、ガルフは巻き込まないよねｗ？

フェル：……あ。　　(確認中)　半径６ｍなのでせーふせーふ。

ガルフ：ｗ

ＧＭ：ワニさんが逃げて無かったら危なかった……ｗ

フェル：というわけで暴走フェルのエクスプロージョンから（ころころ）２２で。

ＧＭ：ふっ、抵抗１８の魔神様に効くと思いますかｗ　(三部位抵抗→全部成功)

ガルフ：軒並み出目まで高ぇｗ！？

ＳＥ：魔神ﾚｼﾞｽﾄ！

フェル：うぬれ（ころころ）19点を半減で。

ＧＭ：ちょっと削れた、と。まだ大丈夫。

フェル：えーと、フォルはデータ見れるんでしたよな。部位は……

ガルフ：というか幾ら攻撃タイプとは言え、むしろ攻撃タイプだからこそフォルゴーン相手に補助魔法無しで挑むというのは……

ＧＭ：まあ、一応こいつら１３と１４Ｌの魔神ですからなぁｗ

フェル：即効性の有るのが《ブレス》くらいしか補助魔法ありませんからなあ……《バトルソング》とか？

ＧＭ：《フォース》で弱点（魔法ダメージ+２）突いて集中砲火したほうが早そうですけどなｗ

フェル：(なるほど)あ、ビーム使えますな。ティダンなら。

ガルフ：因みに歌いながら戦うのは不可らしいですよ？　公式によると。

ＧＭ：ああ、ＦＡＱ出てましたな。攻撃しようとすると解除されるようで。

フェル：暴歌ロイドの夢は絶たれたか……ｗ　では、気を取り直して胴体に剣戟。

フェル(ダイス機能)：2D6+16 = (1+2)+16 = 19

フェル：これはひどい

ＧＭ：回避は１５あるのです（ふははは）ひっくり返しますｗ？

フェル：……やめときましょう。無理は禁物。

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+15 = (2+1)+15 = 18

だがしかし、カオスダイスは敵も味方もＧＭにも容赦しないのである。

ＧＭ：……オヤ？

フェル：慢心注意(にこー)

ＧＭ：ら、ラーリス。ラーリス神は何処だ！？

ガルフ：あなたの後ろで微笑んでますヨ？ｗ

ＧＭ：おにょれ、ラーリス様が見てるだったか……この不遇、《サモンインセクト》で八つ当たりしてくれるｗ

ガルフ：……自爆エクスで強制解除（ぽそ）

フェル：無差別デイブレイク(ぽそ)

ＧＭ：ちょっとは自爆技に躊躇しましょうやｗ！？

ガンダムW（TVアニメ版）張りの自爆率を誇りそうで空恐ろしいプレイヤー達であった。

ガルフ：ストナーサンシャインがゲッター炉心融解に……ｗ

ＧＭ：ムサシぃ……ｗ

フェル：（ころころ）ともかく、当たって２４点物理を胴体にですな。

ＧＭ：うむ、ちょっとは通ってる。では、魔神の楽しい逆襲のお時間です。

ガルフ：さて、能力分からなかったから《メディテーション》かけておいたけど効力発揮するかどうかｗ

ＧＭ：精神属性の魔法が有れば有効なんですがなー……まずはワニさんが《魔法拡大/数》で《サモンインセクト》二倍ｗ

ガルフ：げう！？　《魔力撃》したから抵抗は下がってるっちゅーねん！？

ＧＭ：（ころころ）ﾑｼﾑｼＱ−！！（古）　と言うわけでお二人とも、２６に抵抗を。

ガルフ：６ゾロのみー！？（ころころ）うわ、駄目だ。

フェル：むぅ、こっちも無理。

ＧＭ：ふっふっふ、手番終了時に自動ダメージなのです。

ガルフ：２６じゃ解除しようとしても無駄だな……アンチマジックポーションが功を奏すか

ＧＭ：そして、前半身がガルフを二連打で掻き毟ります。（ころころ）出目１０と８で２６、２４。絶好調である（死

ガルフ：（ころころ）げ、一発目ピンゾロ、二発目失敗……死んだ！？

ＧＭ：さあ、ファンブル表のお時間です(ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ)

ガルフ：むぅ、ここで死んでは元も子もない。ここは一発目を変転で！

ＧＭ：む、避けられたか。では一発のみヒットで（ころころ）２８点物理でごりっと。

ガルフ：防護点は１１あるので１７点通し……じゃない、レベリオンで１４通し。

ＧＭ：さらに、尻尾が追撃するのです（命中&回避→ヒット）２３点物理、と。うむ、好調なり。

ガルフ：１４軽減して９通し。まだまだ。

ＧＭ：そして、手番終了と同時に全部位が１０点再生する。

ガルフ：それが痛い……(汗)

フェル：うげ……

ＧＭ：さらに、手番終了でインセクト効果を差し上げます。ダメージは自前で、魔力１７でどぞ。

フェル：（ころころ）20点ですな。痛た……

ガルフ：（ころころ）こっちは１８点を３軽減で１５点。

ＧＭ：そして、さらにフォルゴーンがお待ちしております。

フェル：「くっ……」

ＧＭ：フォルゴーン、《マルチアクション》で神拳＋頭突きから行きますかね。フェルを叩き潰してくれよう……

と言うわけで、ラーリス頭突き（ごっど☆ふぃすと）。

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+16 = (1+1)+16 = 18

ＧＭ：……おや、出なかった。むしろ変なものでも出たか（死）

フェル：盾とか聖印でがっきと受け止めまして。

「さっきから何を言っているのかさっぱりわからん！」(振り払い)

ＧＭ：しかし、本命の頭突きを受けよ。物理攻撃！

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+15 = (2+1)+15 = 18

ＧＭ：……アレー？

フェル(ダイス機能)：2D6+15 = (3+2)+15 = 20　(しっかり回避)

ガルフ：……ティダンの威光輝くこの地にあって、魔神がその力を振るうこと叶わぬと知れ！（いい気になってみる）

フェル：「交易共通語を喋れ！　喋れと言っている！」(頭突きも剣で受け流し)

ＧＭ：うぬれｗ　ならば喰らえ、フォルゴーン乱舞。爪爪蹴りで三連打行きます（ごろごろごろ）……

軒並み微妙な出目なんですが。ﾅｾﾞﾀﾞ。

フェル：（ごろごろごろ）こっちは快調で１発のみ食らいまして。

ＧＭ：一発爪が通っただけか……（ころころ）１８点ほど。

フェル：8点だけ通りまして、損傷微々たるもの。

「喋れないのなら……死ね！」(ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ、と目だけ光ってるバーサーク状態で)

ガルフ：どっちが魔神だか……ｗ

フォルゴン：「（やばい、こいつ宗教キメてやがる！？）」

フェル：つ　「宗教は阿片である」

……今こそフェルはあれを被るべきですな。ゼロ仮面。

ＧＭ：……ロックオンは遥か遠く……ｗ

多分と言うか確実に帰ってこれないアレな地平に逝ってしまうので、やめてあげて。

ＧＭ：さて、ではターンをめぐりまして。そちらの手番ですな。

フェル：どぞー＞がるふ

ガルフ：では《バトルマスター》《マルチアクション》《薙ぎ払い》で。【ジャイアントアーム】【デーモンフィンガー】も再度使用、

更に【リカバリィ】《ポーションマスター（ヒーリングポーション）》で自己回復。

ＧＭ：殴っても自己再生される……ｗ

フェル：フェルはエンハンサー持ってないからなあ……

ガルフ：エンハンサーが８なのでリカバリィで８。レンジャー９に知力２で１１＋α、治癒適性で＋１、と。併せて２０＋α回復

（ころころ）２５点回復、と。

ＧＭ：サモンインセクトが抵抗抜いてるのに、ダメージが残せねぇとか……ｗ

ドレッドバール：「（どっちが魔神だ、おい）」

フェル：片や絶倫王、片や狂化聖騎士……ｗ

魔と戦うためには、人も人を捨てねばならないッ……

ＧＭ：……正確には、何か人として大事なものとかを。

ガルフ：んで、グレンダールの怒りの効果でMP８点消費、《ヒート・ウェポン》を使用。

んで《マルチアクション》で《カウンター・マジック》を自分に。

ＧＭ：む、補助魔法を使うとは

ガルフ：攻撃一辺倒というわけにも行きませんしなあ……次はどんな魔法が来るか怖いですしｗ

ＧＭ：……（目逸らし）

ガルフ：で、命中は先ほどと同じく１８で……おっと危ない、【クリティカルレイ】。今度はAランクで（ころころ…出目１１）

ＧＭ：……げ！？

ガルフ：これはさすがに避けられまいｗ

この攻撃、ドレッドバールは全部位避けられないどころか……

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+16 = (4+4)+16 = 24

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+14 = (1+1)+14 = 16

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+15 = (3+3)+15 = 21

ＧＭ：……おやぁ（汗）

ガルフ：よっしゃ、コア部位にファンブル来た！

フェル：(ヒャッハー！)

ＧＭ：（ファンブル効果振り）良かった、ガルフが欠片積んで無くて（安堵）

ガルフ：剣の欠片の数加算か（ぷすん）　では、クリティカルレイで出目＋２して……

ガルフ(ダイス機能)：2D6 = (6+6) = 12　Ｃｒｉｔｉｃａｌ　Ｈｉｔ！！

フェル：ををを！？

ＧＭ：（ぶーっ）

ガルフ：……レイ使うまでもなくクリティカルｗ（ころころ）さらに出目１０、廻らないけど十分すぎるｗ

ＧＭ：加護が武器から溢れてるぞティダン神ｗ

ガルフ：出目だけで２８……固定値が３０なので５８点炎属性物理ダメージどぞ。

観戦者：ティダーンズの相乗効果ＤＡ（ぇ）

ガルフ：光の戦士たちですなｗ

ＧＭ：４２、４４、４３通して、と。あ、もう尻尾切断されそう……ｗ

ガルフ：回復された分を差し引き６０ばかし与えた計算ですかな。

ＧＭ：うむ、尻尾はもうそろそろすっぱり逝きますｗ

ガルフ：だが次で自己回復されるという……いっそフェルがストナーサンシャインで(ry

ＧＭ：……再生能力を上回る打撃で削り倒される未来図しか見えない……　で、フェルですが。

フェル：(わくわく)ストナー行く？　行っちゃう？

ガルフ：まあ、ここは順当に《キュア・ハート》で回復しつつ下半身をちくちくですかな。自分が死にたいのでなければｗ

フェル：流石にまだ死にたくないかな、うん。キュアハートしつつ、胴体をちくっとやっておきましょう

ＧＭ：３１，３２，３３に４２，４３，４４だから……累積が６３，６５，６７か……うん、あと１５もいらんか。

しかして、ﾌｫﾙｺﾞｰﾝはまだ元気なのです。かむかむ。

フェル：（ころころ）ハートで２１回復、でもって《マルチアクション》で斬撃一発（ころころ）２４で。

ＧＭ：ふっふっふ、さっきはぼこられた上に回避されまくったが、次を覚えているが良い（既に遠吠え）

フェル：当たってから負け惜しんでください、出目安定しないんですからｗ

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+15 = (5+6)+15 = 26　←そしてこの出目である。

ＧＭ：……ラーリスは我にあり（がっつ）

フェル：これはいかんともしがたい……ｗ

ガルフ：毎度のことながらｗ

フェル：「くっ……貴様ぁッ！」

ガルフ：「熱くなるな、フェル！」

フォルゴン：「（アツくなれヨ！）」

フェル：……うらむなら《ジハド》をかけた大司祭を恨んでくれ……

ＧＭ：そっちかいｗ！？

普通、ジハド掛かったからって狂戦士的な後遺症は残らないと思うのです。

……個人の特質だとすると、一体彼はその心中に何を飼っているのか。

ＧＭ：さて、では楽しいマヂンタイム。

観戦者：ﾏﾁﾞｰﾝ、ｺﾞｰ！

ＧＭ：ワニさんは何か命が残り少ないので、「知能：高い」の本領を発揮しようかと。

ドレッドバール：「（むぅ、仕方あるまいッ！！　ラーリス信者が最終奥義……）」

観戦者：いんせくつ？

ガルフ：もう蟲地獄は喰らったけど……コアーシブでも使うんですかね？

ドレッドバール：「……ばいちゃ」（《エスケープ》三倍拡大）

観戦者：おま？！

ガルフ：「……んなぁっ！？」

フェル：「なん……だと……」

フォルゴン：「ちょま」

《エスケープ》。

言わずと知れた、緊急脱出用の魔法である。

ガルフ：「……魔神って、自分の命を惜しむような連中だったのか……」（拍子抜け）

フォルゴン：「……俺どうやって帰れば良いんだよ、大佐ぁ！？」

ＧＭ：ああ、ちゃんと治癒魔法も使うし、考えて行動はしますからな。下手すると、水路に毒流したりもしますし。

フェル：「……ともあれ……これで、2対１か」

フォルゴン：「……（汗）」

ＳＥ：今日の三分クッキングは、魔山羊のスライス焼きです

フォルゴン：「わ、私もばいちゃしてよろしい？」←一応《エスケープ》できる

フェル：……切った　張った　殺った　でよさげですな。

ガルフ：「祠の場所は分からんが、流石にこの近隣にはあるまい。後でバルクマンに言って探させはするが……」

観戦者：魔神語で降服勧告……なぜ幸福韓国ってでたし（ぇ

ＧＭ：ハッピーコリア……ｗ

フェル：半島まで逃げる気か……ｗ

「魔神……改めて、恐ろしい敵だ……」

ドレッドバール：「ふっ、今日の所は見逃してやろう、人族どもめ！」←どっかの祠

ガルフ：「っつうか俺のポーションとカード代はどうしてくれるんだちくしょう……戦利品めぇ」

フェル：あ、ちなみにフォルが逃げてた場合、きっとこうなった。

ドレッドバール「このロォスペックが！(全力で八つ当たり)」

フォルゴーン「(おやめください閣下！？)」

それ何て魔トリンティス。

フォルゴン：「（あんな上司に召喚されたのが運のつきで御覧のあり様だよ！）」

ＧＭ：魔神、恐るべき敵で有った……（消耗品的意味で）

ガルフ：５２００G消費してますよ俺、この戦闘でｗ

ＧＭ：フォルゴーンの分だけはぎ取っておくと良いかとｗ

フェル：「……パーティ財産から優先的に補充……されるといいな」

ガルフ：では《トレジャーハント》で＋１されるこっちが（ころころころ）むぅ、「なし」が２つ……３０００Ｇにしかならないか。

ＧＭ：……これは新しいな、経済攻撃する魔神……ｗ

ガルフ：ブラグザ神官じゃあるまいしｗ

ＧＭ：さしあたり撃退はされたか……魔神将で総力戦させた後に波状攻撃と《エスケープ》で逃げまくると、消耗戦イケるか？

ガルフ：怖いっちゅーねんｗ！？

フェル：懐具合が死ぬわｗ

ＧＭ：うむ、面白そうだけどまだ実装はしないでおきますｗ

フェル：「ともあれ、消耗品以外の損耗が軽微で済んだのは僥倖だ……募兵を急ごう」

ＧＭ：撤退なり敗走なりしてくれれば、魔神大チャンスだったものを……ｗ

　では、第七ラウンド行きますか。サクサク判定しましょう。

フェル→ユウ：というわけでフェルをお返しします。

フェル：「……（はっ）お、俺は一体何を……」

ガルフ：ではそのままダーレスブルグ組の判定で。消耗品の補充はこのタイミングで行ってもいいでしょうか

ＧＭ：おｋですよ。買い物その他は背景でやってもらって大丈夫です。

Ｄａｙ-７　ダーレスブルク（ガルフ、フェルディナンド）

ガルフ：うむ、出目もいい。出目９の３１．

ＧＭ：（ころころ……出目３）フェルはこっちに戻ってきたら出目が……ｗ

ガルフ：あとは買い物が……デクスタリティポーション３、アンチマジックポーション３、巧みの指輪２、魔香水５、

マテリアルカード（金）A２とS３で２６４００Ｇ消費で。

ＧＭ：金額派手だなぁ……ｗ　早くフェアリーガーデン制圧（何）しないと、経済的に難儀。

と、ここで人類側の達成値合計が５００を超えたため、ちょっと良いイベントが。

ザバール：「良いニュースだよ」（がらっ）

ガルフ：「どこにでもドア！？」

ザバール：「惜しい、何処でもゲートデーモンだ」

観戦者：一瞬みすときゃっそー二人旅がむくつけき男どもで開催されたかとおもったｗ

ＧＭ：……もっと悪いですｗ

ザバール：「集まった志願兵が結構な数になったから、周辺各国も黙ってられなくなったようでね。

細々とだけど、正規の軍からも兵力を出してくれるらしいよ」

ＧＭ：以後、ラウンド末に２Ｄ×５ずつですが兵力（人）が増加することになります。

ガルフ：「そりゃ助かる。正規軍から兵を出すならそれに見合った後援も受けられるだろうしな」

ＧＭ：まあ、実のところ魔神戦争でも有った事態なんですがね。国の組織に属して無い大きな戦力が育ってるのって、脅威なのですよ。

詰まる所、この各国からの派兵は、膨れ上がっている対魔神戦力への偵察と牽制って意味合いが強い、と言うことで。実際内実を鑑みると、そこらの大国の首都でも数日で灰燼と化すような兵力ではありますし。

ＧＭ：まあ、さしあたっては人員増加を喜ぶのが良いかと。特にデメリットも無いですしね。

ユウ：(ぬるほど)

閑話１９　　その銃に、撃てぬものなし

　ハッシュ孤児院。

　“撃てぬモノ無き”との異名を有する冒険者ハッシュ＝ワイルドカードにより設立された孤児院であり……ヴァルクレア遠征により大量に生じてしまった戦災孤児の受け皿ともなっている。

　「……はぁ」

　孤児達が寝静まった夜。

台所でほぼ空になった酒瓶を傾けて溜め息をつくちょっと草臥れた風貌のタビットこそ……一流の冒険者として名を馳せた射手にしてこの孤児院の院長、ハッシュ＝ワイルドカードその人であった。

その向かいで夜酒を開ける人間の女性――ハッシュの不在中に孤児院を切り盛りする副院長、サクラ（１６歳）である。

　「どうしたの？　ため息なんかついちゃって」

　「あぁ。なに……例の魔神のやつな。昔の仲間から来いとか言われちまってさ。参っちまうよな。孤児院の仕事も有るってのに」

　乾いた笑いで目を逸らすハッシュを見据え、サクラは言う。

　「でも、行きたいんでしょ」

　「……」

　「いいよ。行ってきなよハッシュ。ここで不景気してるより、その方がよっぽど格好いいし」

　言葉に詰まるハッシュに、サクラは続ける。

　「それに、最近ぶっちゃけ赤字で運営資金やばいから、ここらでがっつり臨時収入入れてくれないと」

「…………そうだ、な。金のためだ。仕方ないよな」

――サクラは知っている。

彼が自室の壁に掛けた愛銃の手入れを欠かさないことも。

時折冒険仲間達からの手紙を何度も読み返していることも。

そして。誰かが背中を押さねば、ずっとこの孤児院の為に諸々を諦めてしまうということも。

いい女と言うものは、気付かれないように背を押してやるだけでいいのだ。

良い漢は、それだけで前を向くことが出来る。

「じゃあ、一丁撃ち落としてきてやるぜ」

もとよりその気だったか。席を立ったハッシュに、にこりと笑ってサクラが問いかける。

　「お帰りは？」

「夕飯までには」

「お風呂は？」

「先に入っていてくれ」

「挨拶は？」

「愛しているぜ、まいはにー」

サクラは笑って、机越しにハッシュ愛用の背嚢を放る。

「よろしい。行ってらっしゃい」

サクラの右脇を通り過ぎるとき、ハッシュは無言で右腕を掲げ、サクラも右腕を挙げ、ハイタッチで応じる。

数年前この孤児院が出来たばかりの時、いつも玄関で冒険に出るタビットを見送っていた一人の孤児と同じように。

魔弾の射手、黎明に出撃す。

Ｄａｙ-７　ミストキャッスル（ユウ、ロックオン、メルガノート）

ＧＭ：さて、そんなわけで次はﾐｽﾄｷｬｯｿｰ……ここはアジテーターユウと蛮力オヤジですかなｗ

ユウ：「むぅ、あっちのおにーさん達のほうでは魔神が出て大変だったみたいだねぇ……」

メルガノート：「上位魔神だったらしいからな。まあ、撃退したらしいが」

ユウ：「まあ、あっちはあっちで何とかしたみたいだし。こっちはこっちでやれることやりましょーか」

メルガノート：「うし、今日はコレで行くか（巨大ハンマー）」

ＧＭ：（ころころ）ユウと合わせて蛮族６４と人族１４か……こっち出目悪いのは、ハンマーのせいと言うことにしておこうｗ

ロックオン：ｗ

Ｄａｙ-７　エヴァーグリーン（エヴァ）

ロックオン：で、ラストがエヴァ

ＧＭ：エヴァーグリーンもそろそろ２００が見えて来たか。

エヴァ：「ちゃきちゃき運ぶよー」（ころころ……出目９で２８）

ＧＭ：こっちは普通に絶好調か……ｗ

エヴァ：コンスタントにいい出目が出てくれる……ｗ

ＳＥ：どんどんはこぶよ！　すっごいはこぶよ！

閑話２０　　特別顧問、動く

エヴァーグリーンの緑癒施療院の地下には、遺跡から発掘された特殊技術を駆使した、広大な植物栽培・研究施設が存在する。

日々魔法的な薬草の研究や精製が行われているが……諸々の事情から、ミューゼ＝フォルティエ・緑癒施療院院長は、

地下施設全般を統括しているローナ＝エアハート・研究班特別顧問に対し、直接の指示を行うことができない。

正確に言えば、指示しても聞き入れてもらえる保証も無い上に肉体的・精神的安全の保障も皆無なので、関わらないことにしている。

　ゆえに。

　その日の朝。

いつも通り出勤してきたミューゼがルーンフォークを従え、無数の魔法具で武装した旅装束のローナとばったり出会った時、危うく心停止してキルヒア様の面前を通り過ぎようとしたとしても、それは彼の過失とは言いがたいのであった。

　「め、珍しいですね。地上でお会いするのは４ヶ月ぶりでしたか」

　「そうなのよね。用がなければ上がってこないし」

　「そうですか……今回は、一体どういったご用件で」

　後日、ミューゼ曰く。

普段は金髪のあどけないナイトメアの少女にしか見えないローナが、その瞬間は羅刹に見えたという。

「ちょっと、姻戚の坊がへまやっちゃったみたいだから、後始末の手伝いとお仕置きにね？」

数分後。

アルメニカ家は、予期せぬ来訪者に大騒ぎになることとなる。

ローナ＝エアハート。本名をローナリース＝ヴェル＝アルメニカ。

ラファーガの４代前の当主の娘である。

ロックオン：ミスキャはそろそろ300見えましたかね(ふみ)

ＧＭ：ええ、あと一回有ればほぼ確実かと。今２５０ちょっと前くらいですし。

ロックオン：うぃうぃ。

ガルフ：達成値は……今こんな具合ですね。

ダーレスブルグ  284

エヴァーグリーン           217

イル・ティーディア           150 （Complete！）

ミストキャッスル 248

フェアリーガーデン         0

実はこれ、結構なハイペースで達成値を稼いでおります。

しかし、今だ魔神の軍勢は圧倒的……果たして、間に合うのだろうか？

Ｄａｙ-８　Ｄａｅｍｏｎ‘ｓ　Ｔｕｒｎ

ＧＭ：さて、では魔神……来い来いアークデーモンッ……！！（ころころ……出目４）スポーン増えただけでした（ちぇ）

ガルフ：＋２０……まあ穏当な方ですな。

ＧＭ：うぬれ、もう一回６を振るべきだったと思うんですよｗ

ロックオン：狩っと削っと美味しいスポーンですね

ＧＭ：増量パックでお送りしますｗ

ガルフ：蛮族と信者で減って、魔神勢力は今２４５０か……

ロックオン：圧倒的だなあ……（汗）　あ、そいえば。

ＧＭ：うむ

ロックオン：さっき発動した人類側の自動増加、１Ｄずついきますか。

ガルフ：ですな。

ＧＭ：うむ、誰か振っておいてください。ＧＭ振ると色々アレですし。

ロックオン：（二人でころころ）出目８で４０ＵＰ。

ＧＭ：４０増加、と。流石、馬鹿になりませんな。

Ｄａｙ-８　ダーレスブルク（ガルフ、フェルディナンド）

ロックオン：ではダーレス組どぞ

ＧＭ：さて、では恐らく主力であろうダーレスブルク。裏では姫将軍がフル装備でメイス振りまわしてますが。

フェル：「最前線だな。(正気度が)」

バルクマン：「クライマックスさ（俺の疲労が）」

ガルフ：「因みに、発注しておいた俺のダイナストっていつ届くんだ？」

ＧＭ：うむ、達成値合計３００のイベントなので、多分今回で間違いなく。ピンゾロ振れば違いますが（死

ガルフ：既に変転は使っているからなぁ……

ロックオン：フェルも居るから大丈夫さ

ＧＭ：ここは、言うと招く所ですね？（うはははは）

ガルフ：ええい、去れ混沌！神の威光は遮ることあたわず！　南無三！

ガルフ(ダイス機能)：2D6+22 = (1+2)+22 = 25

ロックオン：せーふ！？

ガルフ：あぶねぇーーーー！？

ＧＭ：（せーふせーふ）

ダイス目には人騒がせな天使と悪魔が住み着いてると思うのです、毎度毎度。

ちなみに、直後に振ったフェルディナンドの判定は……

ＧＭ(ダイス機能)：2D6+21 = (6+5)+21 = 32

ＧＭ：……天秤？

ロックオン： 嫌なバランスのとり方だ……ｗ

混沌はあるよ、ここにあるよ。

観戦者：そーいえば、余談……ガルフー、同僚かつプリースト的に上の人だよー

ガルフ：明らかにちげぇ!?

観戦者：ＨＡＨＡＨＡ、ティダン的に立派な信徒だよぅ？プリースト１４ｗ

ロックオン：(とすとす)その人を「立派」にしちゃうと、ユウもル＝ロウド的には立派な信徒らしいぞ(ぽそ)　　プリ１４。

レベルと人格と信仰と妄言度は互いに無関係である。うん、きっとそう。

高レベルプリーストに変な人が多いのは、きっとただの偶然。

バルクマン：「（連絡）……む、分かった。ガルフ＝オード、貴公に届け者だ」

ＧＭ：さて、達成値３００おめでとう。執務室の外に、大理石の廊下にひび入れて巨大な物体が梱包されて置いてありますが。

フェル：「……これが、アレか」

ガルフ：「……廊下にひびってなぁ……置く場所選べ全く」（がさがさ

ＧＭ：巨斧ダイナストが鎮座してますがｗ

バルクマン：「ダーレスブルクと交渉のあるタビットの商人が、うちの宝物庫から引き渡すように交渉してた物だが……

扱えるのか、これは」

ガルフ：「これが"冥王"ダイナスト……」（違）

観戦者：落王ダイナストカバル（ぼそ）

ＧＭ：仮面付けて魔改造受けなきゃ持てない斧ですかｗ　というか、ダイナストなら覇王じゃないんですかねｗ

ガルフ：……あ、冥王はフィブ公かｗ

ロックオン：え、ダイナストって超☆古代種のアレじゃなくて？

ＧＭ：つ「すたーだすとれいん」「パーパと呼びなさい」「ハッピーバースデイ」

ロックオン：……これだけで通じる辺り業が深いですよね（しみじみ）

今更であった。

なお、この武器入手はダーレスブルクの特殊補正であると同時に、エヴァーグリーンでも同様のイベントが併設されている。

ダーレスブルク　特殊補正２

条件：判定値３００以上時、ガルフが判定者として存在している

補正効果：「ダイナスト」を獲得する。なお、この特殊補正は戦略フェイズの終了時、達成値が不足している場合でも特例として発生する。

エヴァーグリーン　特殊補正１

条件：エヴァが判定者として存在している

補正効果：「最上大業物ヴシドゥ・ブレード」を獲得する。なお、この特殊補正は戦略フェイズの終了時、達成値が不足している場合でも特例として発生する。

ガルフ：「流石に素の状態では持つのがやっとだな。辛うじて振るえないことはないが……止まっている的くらいだろう、当てられるのは」

バルクマン：「……置き場所にすら困りそうな武器……いや兵器だな。とりあえず、庭に小屋を作っておくか（汗）」

ガルフ：「だが、大気中のマナさえ取り込めば……」（ずごごごご）

ＧＭ：振るなよ、絶対振るなよｗ？

ＳＥ：ドーピングコンソメガルフだ……

観戦者：おっと風が（ドゴォ

ガルフ：「奮ッ！」（試しに一振り）

ＳＥ：真空破

フェル：「おい、ガルフ。この書類ｈ（ちゅどーん）」

観戦者：ＦＦ竜騎士戦法つかえばいーじゃない。っジャンプ連発

ロックオン：超重武器持って飛べと申すかｗ

フェル：「……ま、魔神の襲撃か……（ぐふ）」

ガルフ：「……なるほど、化物だなこれは。当ててもないのに衝撃だけでこれか」

バルクマン：「……と言うか、良いのかあっちは」

フェル：「(指で血文字　　　はんにんは　がるｆ)」

ガルフ：「これくらいでどうにかなるほどヤワじゃない。取り敢えず、俺専用に微調整しておくか」

　入手即、名誉点５０で専用化ー。

ＧＭ：まあ、元々専用品として手に入るんですけどね。……しかしこの武器の調製ってのは、つまりカウンターウェイト付けたりするんですかねｗ

ガルフ：でしょうなぁ……あとはグリップの調整？

ＧＭ：滑り止めに幻獣の皮を……ｗ

ロックオン：……フォルゴーンの毛皮でよくね？

ＧＭ：まがまがしい物体に……ｗ

ロックオン：そして税関でストップされると

ＧＭ：……検疫で引っ掛かりそうですけどね、デーモンレザー……ｗ

ガルフ：各出目の数字が３〜１２上昇。バケモノ斧にも程がある……ｗ

ＧＭ：怖い、斧怖い……しかし、襲撃がイベントの前で良かった。

コレで二回ド突かれたら、ワニがサンドバッグならぬハンドバッグにされてた……ｗ

ガルフ：ついでに１００Gで魔法の発動体化。多分マスコットを石突に付けたんでしょう（何）

遂に斧使いの最終兵器、ＳＳ級超重斧ダイナスト降臨。

必要筋力４０で威力９０、重装絶倫王ガルフの破壊力はもはや留まるところを知らず。

閑話２１　　像の担い手

　イル＝ティーディア北方。

　人里はなれた洞窟に石像と共に暮らす彫刻家のドワーフが一人。

《ペトロクラウド》と《キュア・ストーン》により、一時的にリアルな生物の石像を作り。それを参考にしながら彫刻を作成する、という異端の手法であるが。

　それゆえに、完成した彫刻の秘める狂的な魅力に惹かれる者も多い。

　後世に彫刻家として名を残すこととなる彼の名は、バルバル＝クラウダー。

　「相変わらず、石との対話に励んでいるようじゃあないか、バルバル」

　「……ラファーガか。老けたな」

　イル＝ティーディア近郊の操霊魔術師としては……双璧を成すであろう両者。

　共通の師匠を持つ兄弟弟子として、面識がある。

　「……例の戦争か」

　「芸術家まで動員する、というのは些か典雅に欠けるというのは分かっているが……こちらもなりふり構って居られん状況でね」

　「……いや、丁度いい。そろそろ、普通のモデルは作り尽くしたところだ」

　それに――と、異端の彫刻家は続ける。

　「魔神ならば、石化させようと文句を言う者は居るまい？」

　「……至極最もだ。焼こうが石化させようが、賞賛されることはあっても、非難されることはあるまい」

　「次はもっと早く呼べ。面白い題材を何匹か逃してしまったかもしれない」

　理解できない抗議をしながら身支度をする兄弟子を前に、ラファーガはため息を一つ。

　しかし、その異端ゆえの力量がラファーガを遥かに凌駕することも……ラファーガは理解していた。

　「……全く、恐ろしいものだ。高位魔法の実践をこれほど日常的に行っている魔術師など……大陸に何名居るか」

　それは、魔術師の新たな可能性を示すものであったが……それがラクシアに受け入れられるには、まだ数世代を要するだろう、とラファーガは嘆息する。

　「……其れを見届けることが出来ないのは、残念だねえ」

　石像達は、その日まで洞窟に無言で佇むのだろう。

　芸術とは、おそらくそういうものである。

Ｄａｙ-８　ミストキャッスル（ユウ、ロックオン、メルガノート）

ＧＭ：さて、ではﾐｽﾄｷｬｯｿｰ行ってみましょうか（沈痛）

ユウ：うぃ

メルガノート：「今日はガイスターで行くか」（すらっと）

ユウ：「まじんおー。まじんおーの討伐はいかがですか？　煌く汗を魔神討伐で流しましょうー」(街宣)

（ころころ……２７）む、加護が堕ちてきてる

ＧＭ：（ころころ……３９）さて、この時が来てしまったか。達成値合計３００。

ユウ：来ましたね……

ヤーハカゼッシュ：「随分と派手にやっているではないか、ユウ＝モーソリアム」

ユウ：「……をよ……地道ー、にやっているのですが」(街宣なう)

ヤーハカゼッシュ：「（向こうを指差すと暴れてるプレジ）」

ユウ：「(アレシラナイヒト)」

ヤーハカゼッシュ：「（嘘コケ）聞けば、そろそろ現地でも上位魔神の跋扈が確認されたとか」

ユウ：あ、此処で伝聞ということでアレの識別していいでしょうか。ワニ。

ＧＭ：あ、どぞ。目標値は２１/２３です。

ユウ：（ころころ……２３）むぅ、正体は分かったが微妙に弱点は抜けな……あ、ブレス�Uも入ってるから２３ぴったしか。

ＧＭ：まあ、ドレッドバールですな。結構強いワニさん。実は炎に弱かった（まぢ）

ガルフ：知らなければどうしようもない……ｗ

ＧＭ：つ「知は力」

ユウ：「ドレッドバールが暴れていったみたいですね。幸い、たいしたことは出来ずに引いたみたいです。

ほかにも、プトゥート閣下がラグアドログと交戦したそうですし」

ヤーハカゼッシュ：「面白い、実に面白い……　退屈な世の中だが、こういう事件が有るからこそ面白い……　　　　だ　が」

ＧＭ：……魔眼がぎろ、と。

ユウ：「……はい？」

「姉上様をそんな物騒極まりない土地に置き去りとは、

このヤーハカゼッシュ　断じて　許せんッ　(ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ）」

ガルフ：つ「じゃあ自分で護衛すればいいじゃない」（悪魔のささやき）

ユウ：「……(あたしの中で閣下の株は紙くずになったよ。アルル)」

ヤーハカゼッシュ：「と言うわけで。　さっさとゲートを開け」

ガルフ：あ、ホントに行くんですカｗ！？

ユウ：「あいさー。閣下一名様、御案内〜」

ＧＭ：えーと、良く見るとですね。閣下、赤い魔剣に艶消し黒のミスリルハーフプレートに、各種装飾品でフル装備固めております。ヤーハカゼッシュ・パワード状態。

ガルフ：魔王陛下のことだから「ひみつ♪」とか期待させておいて実はペナルティ来るかも、とか思ってたのに……

ＧＭ：……いや、一応判定のペナが無いわけじゃないのですよね。戦略フェイズ中は特に問題はないのですが。

ガルフ：戦略フェイズ中は……ってことは、その後で何か有るわけですか。

ＧＭ：あります。さておき戦略フェイズ中のヤハさんの効果ですが、「蛮族の最終兵力+２０％」で、１０Ｌ以下の魔神の強襲が

自動的に停止します。

ミストキャッスル

効果３：達成値３００、指揮官ヤーハカゼッシュ参戦。

蛮族の最終兵力+２０％、またミストキャッスルへのＬ１０以下の魔神の襲撃を無効化する。　←Ｎｅｗ！

ヤーハカゼッシュ：「姉上様、今参りますぞ！！」（フェードアウト）

「……」

「……アレが、この街の支配者……翠将か？」

「うん」

「終わってんな。色んな意味で」

「不敬だよ、馬鹿弟子。聞かなかったことにしたげるけど」

ＧＭ：……強いんですよｗ？

ユウ：ツヨイカラコソデスヨ

ＧＭ：ちなみに。

ドレイクバロン：「翠将様は何処におわす！？」

ユウ：「えっと、このゲートの先に、嬉々として」

ドレイクバロン：「拝謁に参上したら、玉座にこんな書き置きが……！！」

「バジリスク５００年

（姉）不在の内をくらぶれば　

　　　　　　　　　　　夢幻のごとくなり　　　　やーはかぜっしゅ」

ユウ：「……あたしの中で閣下の株は上場廃止されたよ」

＊もはや株価とかそういうレベルじゃない

ＧＭ：「２，３カ月で戻るので適当にやっておくこと。下剋上推奨　ヤハ」とｗ

ユウ：「時に男爵閣下」

ドレイクバロン：「何だ」

ユウ：「閣下もどうですか、魔神討伐」

ドレイクバロン：「（無言で指差す翡翠の塔）仕事」

ユウ：「……(敬礼)」

ドレイクバロン：「（疲れた背中で塔に帰って行く男爵で有った）」

ユウ：「あ、そだ。お仕事ついでに一つ伝言を頼まれていただけると」

ドレイクバロン：「手短に頼む」

ユウ：「博士に「面白い素材が揃ってる場所に興味ありませんか」と」

ドレイクバロン：「博士……　　ああ、博士ならザバールから色々物騒な資材を買い受けて、部屋に籠ってるよ」

ＧＭ：ヤギの頭とか。竜の双頭とか。

ユウ：「……言わなくてもそのうち来そうですね……ありがとーございます(ぺこ)」

ガルフ：……どこから仕入れたかは聞かぬが花かｗ

ＧＭ：……その辺（冒険者ｓ）から、と言うことにしておきましょうｗ

大惨事にも程ってモノが有るミストキャッスルであった。

どうしてこうなった？　……我々だからさ。

閑話２２　　抵抗組織の憂鬱

娼婦街――アリアドネの自室。

　此処で、主人族側の抵抗組織《スエラの炎》《月夜蜂》の会合が行われていた。

　「ま、あたしは今回は勧誘者……というよりは、ウルスラさんの護衛で来てるんですけど」

　難しい顔で睨みあうウルスラとアリアドネを尻目に、気楽な立場のユウが切り出す。

　「一応、御二人とも大体の現状は飲み込めてるってことでいいんですよね？」

　「ああ、大体はな」

　「一応、こちらの網にもざっとこんな情報が引っかかってるわね」

　アリアドネが示した報告書には……３つの情報が記されていた。

　・ザバール商会、大々的に魔神戦争を後援。

　・風の旅団、中核戦力“汗の騎士団”を投入。

　・豪将プトゥート率いる先遣隊、及び翠将ヤーハカゼッシュ率いる蛮族本隊、戦場へ突入

　「今なら……その気になれば、この街の勢力図を塗り替えられる……けれど」

　一時的に塗り替えたとしても、意味はない。

　魔神が勝ってしまった場合、街の覇権など何の意味もない。

　ヤーハカゼッシュらが勝って還ってきた場合、元の木阿弥どころか現状が悪化する。

　それは、この場の全員が理解していた。

　アリアドネはため息をつく。前回のアルルフェンバインの一件といい、全くの不慮の事態が続き過ぎる為か、狡猾極まりない彼女の水面下での謀略の数々も、一時停止を余儀なくされていた。

　「むしろ、この街の英雄、支配者級が乗り出した以上……私達も誰かしら送り込んでお茶を濁しておくのが得策、か」

　「そう言うと思ったよ。こちらで提案したい人員が居る。うちとそちらの共同派遣、という体裁をとれば……角も立つまい」

　一方のウルスラも、渋面。戦闘系のメンバーの多い《風の旅団》や《月夜蜂》と異なり、《スエラの炎》は良く言えば少数精鋭。悪く言えば慢性的に戦力不足である。

 　――本来、一兵たりとも出したくはないのだ。

　「うちで面倒を見ているギリアム……そして、所属は風の旅団とはいえ、実質的にはそちらの世話になっているフィア、

及びあんたの養女のエリア＝ヴァンガード。これだけ出向かせれば、共同派遣の体面は整う」

　「ギリアムさんと話したら脱出を認めてもらえるなら……という条件付で承諾するみたいですね……その辺はゼスちゃん辺りに直談判すればあっさりイケそーですけど」

　話し合う、というよりは……さながら承認を求める風の二人に、アリアドネは肩をすくめる。

　「……仕方ないわね。あなた達には借りもあることだし、今回はその話に乗ってあげようかしら」

　そろそろあの子達も巣立ちの季節だしね、という呟きは、ウルスラとユウに届くことはなかった。

　かくして。（本人達の意思を度外視して）魔神戦争に送られることとなった三名。

　装備を整えたエルフの男、ギリアム。ナイトメアの女性、エリア。そして、ラルヴァの少女、フィア。

　ユウに連れられてゲートへ向かいながら、ギリアムは言った。

　「……本当に、この街から出られるのか？　あまりにもあっさりと……」

　「あいさー。もうゼスちゃんの了解は取り付けてあるよん。ちなみに、ダーレスブルグ側にも話はついてるんでご安心をー」

　「もう、そこまで話を進めているとは……」

　「それだけ得がたい戦力ってことだよ……あとまあ、上の方で色々考えがあったみたいだけど」

　肩をすくめるユウに、フィアが眉をひそめる。

　「……私は、エリアをそんな危険な場所に向かわせることは反対ですが……」

　「わたしはフィアといっしょならどこでも大丈夫だよ？」

　能天気なエリアの返答に、ユウもうなずく。

　「まあ、妹さん思いの気持ちは分からないでもないけど。

　　エリアさんはこの街を変えたくて、風の旅団に入ったり色々してたんでしょ？

　　……じゃあ、社会勉強ってことでその可能性は見ておこうよ。

　　一つの目的のために結集した人族・蛮族連合軍っていう、さ」

　「……」

それは。

　「この街を変える」という目的を抱いて《風の旅団》に入団した"刃風の"フィアには、人族と蛮族の協力という受け入れ難い……あるいは信じ難い奇跡を目の当たりに出来る機会というのは……危険と引き換えてでも耐え難い誘惑であった

　半蛮族、ラルヴァという存在として生まれたエリア。

　穢れ持ち、ナイトメアと言う存在として生まれたフィア。

　自分たちの先に有るべき未来の姿が、垣間見えるかもしれない。

　様々な思惑を飲み込んでゲートが開く。

　――その先にあるのは、理想か、死か。

　少女達の旅路は、続く

Ｄａｙ-８　エヴァーグリーン（エヴァ）

ＧＭ：さて、ではエヴァーグリーン……ここはもう、ひたすらに（ｒｙ　しか無いのがなんとも。効果は大きいんですが。

エヴァ：「なんつうか地道な仕事ってヤツをやってると自分の本職が分からなくなるな……」

エオニス：「そこはほら、明日への一歩ってことで」

エヴァ：次辺りからは別の所行ってもいいかもしれぬ（ころころ）２７、と。

ヒュー「(テンペストオクタドゥーム……コンディションは良好、か。いよいよこいつを動かすときが来たか……)」

ＧＭ：永久に死蔵しとけマッドゴーストｗ

ユウ：童子のように目を輝かせておりますｗ

エヴァ：「暴走したらどう責任取るんだこのアホ死霊」

ＧＭ：つ「敵陣で暴走させればいいですね？」

ヒュー：「敵陣で暴走する分には何の問題もない」（ｷﾘｯ）

エオニス：「（どげし）子供のような目で破滅的なこと語ってないで、普通のドゥームの整備手伝ってください」

ヒュー「普通のドゥームには興味ありません。この中にウォードゥーム、エアロドゥーム、クィンドゥーム、テンペストオクタドゥームが居たら私のところに来なさい、以上」

ＳＥ：ヴん（起動音）

エヴァ：「えい（ブレーカーOFF）」

ＳＥ：ぶしゅぅ

ヒュー「……悪かったよ」(そそくさと整備に)

ＧＭ：下手するとドゥームじゃ無くて、魔法文明期謹製のゴーレムが埋まってるﾀﾞﾝｼﾞｮﾝで有った……ミスリルゴーレムとか沸いたらヤですね。

ユウ：それこそ責任問題……ｗ

無用にして未曾有の危機は、未然に防がれたのだった……

閑話２３　　人、それをグルメと呼ぶ。

　人が多くなれば、必然、彼らを顧客とするサービス業が発展する。

　幾多の世界の都市が歩んできた、「人類」という知的生命体の業に基づく

　イル＝ティーディアも、その例に漏れず、冒険者相手の様々な店舗が雨後のタケノコのように出店されつつあった。

　ティダン神殿長、アランディール＝オルセイスト（６２歳、人間）は、そんな泡沫の如く現れた店舗のうちの一つ……

『癒し系妖精喫茶　アステリアム』に足を運んでいた。

　「視察……ですか？」

　接客に現れたのは、シーフィアと名乗る、店長代行の女性。

　「ああ。アイスコーヒーを１つ頼む」

　「ミルクと砂糖はどうなさいますか？」

　「ブラックで」

　アステリア神殿の一角に開業した飲食店だが、若い男性を中心に狂的なリピーターが増えていることで有名なためである。

　「まさか、とは思うが……な」

　――違法薬物等、何らかの魔神側の工作が行われている可能性。

　“第一の剣”に属する古代神アステリアの神殿の一角で営まれている以上、ありえないとは信じたいが……先日のザイア神殿の一件を考えると、ありえないと考えるのは早計に過ぎる。

　「コーヒーお持ちしましたー」

　「ありがとう」

　見る限り普通のコーヒーであるが……しかし。

　神殿長の視覚は、嗅覚は。これがただのコーヒーではないと訴えていた。

　――透度が全く違う。このコーヒーに比べれば、普通のコーヒーなど泥水にも劣る。

　――香りが違う。豆から炒って挽いて造った……それも、一つ一つの工程が無駄なく丁寧に行われていてこその、香り。

　となれば、味も。

　「………………美味い」

　神殿長は、自らの疑念を心底から恥じ、至高の一杯を堪能した。

　「一番のほめ言葉です」

　「……もしよければ、どのような職人芸を用いたのか聞かせてもらえるかな？」

　「ああ、炒る時は《ティンダー》と《ヒートメタル》できちんと火力を確保しておりまして。

　　挽くのは《ウィンドカッター》を照準甘めに使って風味を逃がさないようにやってますよ。

　　水は、《ピュリフィケーション》で不純物取り除いた後、容器に《ヒートメタル》かけて湧かしてます」

　「なるほど。精製過程に妖精魔法を用いていたのか……」

　「あと、疲れてそうな方には滋養の隠し味に《ヒールウォーター》を混ぜたりとか」

　その、あまりにも奔放な発想に、神殿長は舌を巻く。

　魔法は戦闘や冒険に用いるもの、という先入観があり、しかも、戦時中ということもあって、心が荒んでいたが。

　人を笑顔にするためだけに使われる魔法があっても、よいのではないか。

　――むしろ、そのような才能こそ、最前線の冒険者達に求められるのではないか？

　「大変結構。今後も頑張ってくれ……また、足を運ばせてもらってもよいかな？」

　「ええ、勿論です！」

　　かくして。

　『癒し系妖精喫茶　アステリアム』に、また一人新たな常連客が名を連ねたのだった。

　その後、シーフィアは《ミサイル・プロテクション》等の戦闘系魔法にも秀でていることが明らかとなり、戦場で戦う冒険者達を補助する役回りとなっていくのだが……それはまた、別の話。

ガルフ：これで８Rも終了……そろそろ戦略フェイズも大詰めに入りますな。

ＧＭ：何処で切り上げるかは、実はＰＣ次第だったりします。５の倍数ラウンドで大きめの固定イベント起きるんで、その辺目安にどぞ。

ユウ：うし、そろそろフェアガにメルガを乗り込ませるか。

ＧＭ：その前にラウンド末の自動増加をよろしく。

ユウ：あ、了解です（１Ｄ……４)

ガルフ：（１Ｄ……１）む、控えめ。

ユウ：２５増加、と。

ＧＭ：+２５で……あ、概算値１０００超えた（いべんとふらぐ）

ザバール：「（がらっ）良いニュースと悪いニュースだ！」

ユウ：「悪いニュースからどぞ」

ザバール：「魔神の側が本格的に兵力を増やし始めた。どうも、向こうも空気が読めるらしい」

ＧＭ：いわゆる、決戦ムードだそうです。

ユウ：「む。つまりアレですね　（こほん→声真似)『我々魔トリンティス帝国はこれより総攻撃に入る！』　という感じで？」

厄災デストラクションか玉砕クラッシャーの用意でも出来たんですか、それは。

ガルフ：SE:人（蛮）族と魔神、生き残るのがどちらか一方なら、俺は！

ザバール：「（エネボル）具体的には、城砦が４つ増えた」

ガルフ：……魔神将きたわぁｗ

ＧＭ：いえ、これはメルマザールって魔神の幻影物質化です。

メルマザールはバルバロステイルに掲載されている魔神で、分類上こそ下位魔神ながらモンスターレベルは１２、

真語魔法と神聖魔法を１０Ｌで使いこなし、幻惑や連続攻撃にも長ける強力なモンスターです。

しかしこの魔神の最大の特徴は、実体の有る幻覚（……幻覚？）によって城砦や迷宮を構築し、その内部で自由に転移できるという割とトンデモ無い能力にあります。

……よもや、某７つの月の大地でシャストアとかハーディリータにでも入信してたんですかね？

ＧＭ：これにより、魔神の戦力増加頻度がかなり上がります。イベント表の数値増加が倍になると思ってください（まぢ）

ユウ：うわぁ……（汗）

ガルフ：「……で、いいニュースの方は？」

ザバール：「ああ、良い話のほうだけど。ルーフェリアのバトエルデン大司教他、あの辺の地域の最高司祭クラスが協力を申し出てくれた」

ガルフ：「ほう！　それは助かるな」

ザバール：「戦力そのものより、コールゴッド前提で参加してくれているようでね。例の決戦時に援護してくれるそうだ」

ユウ：「お、てことは……アレですね！　幼女神降臨！」(わぁい)

ザバール：「（えねるぎーじゃべりん）」

ユウ：「(あうち」

ガルフ：１５L以下は強制排除か……逆に言うと残るのはソレ以上の精兵……ｗ

ザバール：「まあ、そう言うわけでそろそろ折り返しってとこだね。よくよく気を付けて」（謎のゲートでするする）

ＧＭ：……と言うわけで、決戦時にコールゴッド的なモノの支援が入ります。データ的な処理はその時に。

Ｄａｙ-９　Ｄａｅｍｏｎ‘ｓ　Ｔｕｒｎ

ＧＭ：で、９ラウンド目……ここでセーブしときますかね、魔神ブースト入ってますが。

ユウ：うぃす。

ＧＭ：では、デーモンダイスだけ振っときましょう。

ＧＭ(ダイス機能)：2D6 = (1+5) = 6

ＧＭ：（どんどこどこどこ）魔　神　襲　撃　ッ！！ヒャッハー！！

ガルフ：ちょまｗ

ＧＭ：何処に来るか振ってみてくださいｗ

ガルフ：では今度はどちらどぞｗ＞ユウさん

ユウ：ではでは（ころ……４）あ、こっち来た。

ガルフ：プレジデントマン、君に決めた！

ユウ：……振った奴の所に来るっていうジンクスでもあるのか……ｗ

メルガノート：「（きゅぴーん）出番だな」

ナギ「(ひょこ)　ええ。ここからは……私達のターンね」

ＧＭ：……とりあえず、何が来るかだけ振ってもらっていいですかね。

ユウ：（ころ……出目４）あ、これは一瞬で終わるなｗ

ＧＭ：えーと、レベル換算で、と　　……うむ、ラグアさんですね。乙でした。

ミストキャッスルを襲撃したラグアドログさんは、待ちかまえていたプレジデントマンによって割と木端微塵に粉砕されてしまったそうです。南無。

ネル：「やったあ！　今日は魔神ハンバーグだぁ！　　　　　　　食えるか！？」

メルガノート：「（こんがり）　煮ても焼いても、って奴だな」

ナギ：「全くね。それじゃ、私もそろそろ向こうに行こうかしら」(ふぅ)

ＧＭ：……一応、戦闘やります？　なんか、２Ｒ持ちそうにないのが明白なんですが。

ユウ：切った　殴った　殺ッたでｗ

ＧＭ：おにょれ、ふがいないぞ魔神……ｗ

ガルフ：プレジ相手じゃしょうがない……ｗ

ユウ：そしてナギがゲートの向こうに去った後

「そういえばプレジさん。あのきれいなエルフのおねーさんとはお知り合いで？」

「ああ、あれか。ガイの旦那の細君だ」

ユウ：「……ん？　(かちかちかち)……おとーさん、いつの間に再婚したんですか(汗)」

メルガノート：「……８秒４４か、微妙に遅いな」

ロックオン「つか、微妙に似てなかったか？(胸とか)」

メルガノート：「そりゃ、それの実母なんだからしょうがないだろう」

ユウ：「(ち　ち　ち)　　　　　　実母ォ！？」

メルガノート：「（こくこく）　あれ、ガルフから聞いてないのか」

ユウ：「ちょ　ま　ナンマンダブナンマンダブいあいあはすたあはすたあ」

メルガノート：「落ち着け（ゴールデンローズさっくし）」

クリティカル値９のＳＳウォーハンマーが炸裂！

絶妙な力加減によって、ユウの頭に上った血が（外傷による大出血で）抜けた！

ユウ：「…………ふぅ(賢者タイム)」

メルガノート：「石化して埋まってたのを発掘して蘇生させただけだ、驚くことじゃない」

ユウ：「……夫婦揃って石化してたんですか。アノヒトタチ」

メルガノート：「ミストキャッスルじゃよくあることだ」

ユウ：「……むぅ、そうと知ってれば一言くらい挨拶したんですけれど……まあ、また会うこともあるでしょうし」

メルガノート：「それが魔神戦役で分かたれた親子の、今生の別れで有った……」（ぽそ）

ロックオン「いつまでも、あると思うな親と加護」（ぽそ）

メルガノート：「まあ、殺しても死にそうにない上に死んだらあの黄色いのの足元で再会しそうな親子だが」

ユウ：「……まあ、縁が有ったらってことで。

しかし……うーん。実感湧かないものですね(ぽりぽり)」

Ｄａｙ-９　ミストキャッスル（ユウ、ロックオン、メルガノート）

ユウ：では、ミスキャの判定振っちゃいますか

ＧＭ：フォルゴーン(故)が目の幅涙してるのを背景にどうぞｗ

ユウ：（ころころ……達成値２７）プレジが４２だから、蛮族69　人13ですな。

ＧＭ：着々と伸びてますなｗ　さて、次はダーレスブルク……ＰＣの置き換えはさっきのままで？

ガルフ：……あ、人族の人数ってその都度計算？　こちら、総計で計算してたのでズレがあるやも。

ＧＭ：あ、ミストキャッスルの人族は毎度加算してますな。達成値併設状態なので

ユウ：ユウの処理が特殊ですからな。

ガルフ：ふむ、ではその辺ちょっと調節しておきますか。

ユウ：「その他」と同列扱いでよさげな気もしますが

ＧＭ：まあ、内容は風の旅団とかなので、ＳＡＮ値的意味で人類とは「その他」の可能性は否めませんが（ｵｲ

Ｄａｙ-９　ダーレスブルク（ガルフ、フェルディナンド）

ＧＭ：では、さくさくとダーレスブルク行ってみますか。１０Ｒ目までは多分事件も無いので。

ガルフ：うぃ、ではちゃきちゃき判定を（ころころ……出目８で３０）

ＧＭ：（ころころ……出目１１で３１）ここはホント絶好調だなｗ

ユウ：ティダンうめぇｗ

ガルフ：これで４００突破か……

ＧＭ：(カウンター見て)おや、何か人族の数がめでたいことにｗ

ガルフ：あ、７７７ｗ

というわけで。サプライズお祝いが降臨。

そんなアホなことをやらかしますのは勿論この御方

ル＝ロウド：「ぱんぱかぱーん。俺、降臨」

ユウ：「お帰りくださいませ、ご主人様」

ガルフ：「帰れ、有り物置いてから」

ロックオン：「書面でおｋ」

ル＝ロウド：「特にボーナスも補正も無いのがミソだよね！　畜生、もっと敬意を！！」（だっ）

ＧＭ：出ただけ、とも云う。奴が去った後には、「祝！７７７」とゆー横断幕だけが残されていた……

ロックオン：せ、切ない……ｗ

ガルフ：……ガルフはそろそろミスキャに行っても良さそうかな。ユウと揃うとイベントあるかもしれないし

ＧＭ：まあ、後はフェルだけでも何とかなりそうですしな。

ロックオン：だね。ロックオンはちとフェアガに出張させるか。

ガルフ：というか、メルガをフェアリーガーデンに連れていかなくても良かったので？

ロックオン：……このラウンドでそうしたかったんだが……魔神来ちゃったじゃん？　予定が狂いました(死

ＧＭ：(ﾝﾌﾌﾌﾌﾌﾊﾊﾊﾊ)

ガルフ：ああ……でもロックオン行かせても技能無いから意味が無いのでは

ロックオン：メルガを同行させる感じになるよね。多分。

あとはまあ、ラザフォさんに代行してもらうのもアリっちゃアリだけど。

ＧＭ：まあ、とりあえずエヴァーグリーン行ってみますかね。ここはあと二回くらいか、フルまで。

閑話２４　　神の兵

　「で、キミも行っちゃう訳だ」

７７７を祝いに行き無残に追い返された大神は、自らの忠実な従僕を前に、深いため息をつく。

運命操作による優良遺伝子の選別により強化。

世代を重ねた交配により、更に強化。

生まれた個体に神の試練を与えることで更に超強化。

かつて、大神ル＝ロウドの忠実な従僕、来るべき時に備えて造り出された神々の切り札たる最強兵器、“神の兵”……その候補者として、精錬された人間が居た。

屠った蛮族は数知れず。数々の功績を挙げたが、その名誉は全てル＝ロウドに捧げられたため、彼には名前すら残っていない。

その体躯は、身長２ｍを遥かに超える巨体。

その頭部を覆うは、世界最初の……そして、傷だらけのゼロ仮面。

故に、人は彼をこう呼ぶ。“皆殺しの”……或いは。“始原のゼロ”、と。

「確かにボクは自由を尊ぶからね。キミが自由意志で決めてしまったことに口出しは出来ないし、強制なんて出来よう筈もない。でも……本当にボクをそこまで困らせる気かい？」

主たる神の問いを、“始原のゼロ”は「問われるまでもない」と一蹴する。

「私と同じく、己が仮面に誇りを託した者が戦っているのだ。私が導かずして、誰が行くというのか」

「なるほど……またしてもユウ＝モーソリアム、か……つくづくイレギュラーだよね、あの娘もさ」

ル＝ロウドは残念そうに首を振る。

しかし。

その表情にどこか晴れやかなものが宿っていることは……隠し切れていないのであった。

Ｄａｙ-９　エヴァーグリーン（エヴァ）

エヴァ：「……ﾊｯ！？　今俺、日々働くことに充足感を感じてしまっていた……（わなわな）」

ヒュー「ちくしょー、夢も希望もロマンもありゃしねぇ……(ドゥーム整備なう)」

エオニス：「勤勉は有徳ですよ、市民」

ＧＭ：ＺＡＰＺＡＰされないようにネｗ

エヴァ：「折角最上大業物手に入れたのに試し切りも出来やしない……」

　（ころころ）+２５、と。此処はブレないな。

ＧＭ：いっそ辻斬りとかどうでしょうｗ

エヴァ：たまに湧くスポーンでも斬って満足しておきますｗ

ＧＭ：巻き藁を切るように……ｗ　

　さて。ではラウンド末の人類増加分を振ってもらいましょう。

ロックオン：（ころころ）こっち３とガルフ２で、出目５．２５増加、と。

ＧＭ：地味ですが馬鹿にならない、くらいで設定しましたが、一応そんな感じで機能してるようで良き哉ｗ

Ｄａｙ-１０　Ｐｒｏｇｒａｍｅｄ　Ｉｖｅｎｔ

ＧＭ：さて、１０Ｒ目になってしまいました(ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ)

ザバール：「（がらっ）大変だ！！結界がそろそろ限界だ、とかそんなチャチな話じゃ断じてねぇ……もっと恐ろしい物の（ｒｙ」

ガルフ：「落ち着け（にんじん）」

ザバール：「（しゃくしゃくしゃく）　おかわり　　　ではなくてね！？」

ユウ：「落ち着きましょう(さらににんじん)」

ザバール：「（しゃくしゃくしゃく）魔神将クラス４体の出現を確認したよ。結界直接通り抜けて、これ見よがしに」

ロックオン：「遂にお出でなすったか……」

ガルフ：「魔神将の登場それ自体は予期していたが、４体か……(汗)」

ザバール：「で、それだけじゃなくてね。各国首脳の私室に、血文字の通達が有った」

ＧＭ：あれです、ダイの大冒険の番外編で過去のハドラーがやった、鏡に血文字を送りつける奴。

ロックオン：「悪趣味な……」

ザバール：「各国の王なり首脳クラスの私室に、何の痕跡も無しにこんなものを残してくってのが、何とも脅威的だねぇ……」

ＧＭ：内容は、まあ端的に訳すと「ちょっくら覚悟しとけよ人類」てことなんですが。

最後に一筆で「魔神王」とゆー単語が有ったんで、中々素敵にﾊﾟﾆｯｸ引き起こしてます。

何が問題かとゆーと、情報統制が間に合わなかった（あるいは魔神の方で策動した）せいで、魔神の側に擦り寄るような

連中も出たようで。

ガルフ：「要は「お前らをいつでも殺しに行けるぞ」って言われたモンだろうしなぁ……」

ＧＭ：魔法って偉大ですからなぁ……ｗ

なお、ふとＧＭの脳裏に「私魔神王、今あなたの後ろに居るの」とか何処ぞの都市伝説っぽく接近してくる魔神王の図が浮かんだのは余談である。

ガルフ：「しかし、魔神相手に交渉する気なのか、ソイツら？　アホじゃね？」

ザバール：「……なまじ、魔神は知能が高いからねぇ……本質的に理解されないとはいえ、言葉が通じたらそんな希望も持ちたくなるんじゃないかな？」

ユウ：「世の中には信じられないむのーがいるものなのですよ」

ＧＭ：数値効果としては、以後魔神サイドは常に２回ダイスを振ります。

で、両方の効果が適用される、真のヘルタイムとなるわけです。

ガルフ：……これはさっさと切り上げて直接対決に持ち込んだほうがいいかｗ

ＧＭ：実はＤａｙ-１５になると狂気の３回振り+ブーストですからなｗ

ガルフ：仮に今切り上げたとして……ジハドと翠将効果込みで総兵力１７６０余りですか。

ＧＭ：かなり良い線ってとこですな。これ、決戦でどのくらい戦力差を埋めれるか……最終決戦にも影響するので。

ユウ：うひぃ……

ＧＭ：なんせ、ラスボス。今の想定だと、毎ラウンド上位魔神級のエネミーが沸くので。

ユウ：……これはひどいｗ

ガルフ：まあ１０R目のイベントが起きた以上、１５Rまでは大きく事態は動かないので。

１３Rで終わらせて１４Rの頭でカチ込みますかね？

ユウ：おっけい＞14R

ＧＭ：……いっそ２０Ｒまで待って総力戦（ぽそ）

ガルフ：そこまで行くと魔神王が完全覚醒して世界終了しそうでｗ

魔神王：「出番ﾏﾀﾞｰ」

ちなみに、実はガルフの想定はほぼ正解。

２０Ｒ終了時点で特殊イベントが発生し、魔神の軍勢がその勢力を激増させます（数値で言うと+５０％）。

さらに魔神王が限定的にとはいえ受肉し、その能力の一部を復活させたり。

世界滅亡のカウントダウンがフルアクセルで進行するのは、間違いありません。

ＧＭ：では、１０Ｒ目の魔神ダイスだけ振って、一旦切りますか。……あ、そっちで振ります？

ガルフ：ですね。

ユウ：うぃーす。

ＧＭ：さあ、６ゾロを二回出すんだ！

ガルフ：いやいやいやｗ　では１回ずつ振ってみますか。……できるだけ影響が少ないものを祈ってｗ

ユウ：(ころころ……出目７)せーふ。

ガルフ：（ころころ……出目７）まだマシなヤツですな。

ＧＭ：２Ｄ×１０増えるのが二回だけか……おにょれｗ

ユウ：では２Dずつ（ころころ）出目７

ガルフ：（ころころ）こっちは８ですな。と言うことは……

ＧＭ：合計で１５０増えた、と。

ユウ：１５０UPかぁ……

ガルフ：それでも１５０増えてしまった……怖いな、これ。

ユウ：なぁに、ここからだ

ＧＭ：ここから魔神の大攻勢が始まるのですよ（ふはははは）

と言う所で、この日はセーブ＆カット。

次回、いよいよ大攻勢か……？

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